初投稿になります。よろしくです。

　タイトルは「泣き虫ガンス」て意味です。
鹵獲したガンスに認識帯を書き入れるついでにイタズラ書きして遊ぶ傭兵軍のおじさんたちをジオラマにしてみました。

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　手前の二人は、Ma.k.フィギュアセットを改造して使用。
腰掛けているコネリー軍曹（俺命名）は、座ったままガンスを見上げているので、首だけでなく上体を傾けないと不自然なポージングになってしまうため、頭とブーツ以外はエポキシパテで大々的に改造。なんか自分でスクラッチビルドするのとあまり手間が変わらないような…（汗）
　立っている方は、ほぼキットのままですが、コネリー軍曹がカットしたフランスパンを頬張っているので、地味に片頬が膨らんでます(笑）。

　ガンスに乗っかってる赤塚不二夫系なおっさんは、エポパテで初の全身フルスクラッチしました。踏み台とか使わずに直接ガンスに乗っているってのがやりたかったんですよ〜。靴底の模様までちゃんと作ったのに、最後の最後で泥まみれでわからなくなりました(泣）。

　ジオラマベースは、おっさんたちの服装から秋をイメージして製作。
暑い夏が過ぎ、蒼蒼とした草木も徐々に枯れ始め葉を落す。そして雨上がりの湿った大地では、代わりにコケやキノコが勢力を増し始めるーそんなイメージです。
　ほぼ平坦なベースなので、ぬかるんでいる所、割と乾いている所など変化を付けて見る人が退屈しないよう心がけてます。
　写真だと分かりにくいんですが、水たまりには波紋が出来ています。
ガンスがこぼした涙がたまって水たまりになった…てな「見立て」のつもりだったんですが、ちと分かりにくかったッスね。

　SFとはいえ、ミリタリーなカラーリングだと全体的にくすんだ感じになりがちなので、所々に鮮やかな色を置いてやることも意識してます。
今回は、全体的にグリーン・グレーな感じなので、落ち葉やキノコ、リンゴなどで赤味を加えてやっています。
もちろん主役(というか大きな脇役？）のガンスの涙目マーキングも派手になり過ぎず、でも目を引くようにってことで、何度か彩度を調整し直しました。あと「ペンキ塗り立て」感がでるようにツヤも他の部分とは変えてます。

　ちなみにこのジオラマは、tamagawameeting#4に出品したので実際にご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
　あのmeetingの後、他の参加者さんの作品をみて、うちのガンスがのっぺりし過ぎだなと感じたので、エナメルで全体にチッピングを加えてみてます。