No.569315

第2次SRW IS・Z~IS学園篇~Mission 0.5

番犬屋さん

今回は駆け足です。反省はしている、後悔はしていない。
サブタイ:少年の力

2013-04-24 01:09:04 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2111   閲覧ユーザー数:1994

Side一夏

 

俺はその場でフリーズしてしまった千冬姉を千冬姉とそっくりな顔をした二人の女性と共に居間へと運んだ。

 

そして…

 

秋さんとマドカさんが千冬姉のクローンであること、一夏を誘拐した組織にいた事、一夏が失踪したことで組織が崩壊した後、千冬姉にそのことを話した上で妹として引き取ってもらったことなどを聞いた上で、俺は家族として受け入れることを伝えた。

 

千「では、一夏。今日までの2年間何処に居た?そして何をしていた?」

 

一「やっぱりそう言うと思ったよ…。ダッシュ、説明よろしくな」

 

ダ<了解です、マイスター。では、私をテーブルの上に置いてください>

 

俺はネックレスをテーブルの上においた

すると、ネックレスからホログラフの一人の少女が現れた

その少女を一言で表すなら『白』長く腰まで伸びた髪、活発な雰囲気を持たせている顔、そして袴羽織。その全てが白だった。

 

一「へぇ、ダッシュってそういう姿だったんだ」

 

ダ『そうです、マイスター』

 

そして、ダッシュは千冬姉たちに俺の身に起きたことを映像(戦闘記録)を交えながら話した。

その話を聞いた千冬姉たちは始めはありえないという顔をしていたものの、話が進んでいくうちに真剣な顔になった。

 

千「本当に、これが一夏が経験してきたことなのか…?」

 

秋「多元世界…」

 

マ「平行世界線上の同一人物…」

 

ダ『これらは全て事実であり、マイスターが経験したことです』

 

一「んで、気付いたら河川敷にいた。ご丁寧なことに向こうで使っていた俺の荷物も一緒にな」

 

千「そうか…。それで一夏、もうひとつ聞きたいことがある。このアクセサリーはまさか…」

 

一「うん、ISだよ。それも俺の相棒のな」

 

千「ふむ、そうか…。では明日IS学園に来い」

 

一「IS学園?」

 

秋「読んで字のごとくIS操縦者を育成する学校だ」

 

マ「因みに、千冬姉さんも秋姉さんも束さんもIS学園で教師をしてるよ」

 

一「え!あの極度の人付き合いの悪さの束さんが教師!?」

 

千「そういえば、お前は知らなかったな。お前がいなくなった後、そのショックで人付き合いの悪さがなくなって普通になったんだ」

 

一「なるほど…。それでさ…俺、学校どうするの?高校で学ぶことはだいたい終わってるけど…」

 

千「いや、普通に中学校に戻っていいだろう。休学になっているから特に問題は無い筈だ」

 

一「はぁ…弾たちに絶対殴られるだろうな……あ、2年間のことについてどう説明しよう…」

 

マ「どうして?」

 

一「向こうの事を言ったところで信じられるわけ無いだろ。だから、それなりのシナリオがないと」

 

マ「それだと、う~んどういうのがいいんだろうなぁ?」

 

秋「…例えば、傭兵として戦場にいた、とかはどうだろう」

 

マ「どうして?」

 

秋「一夏のその傷を見れば、戦場にいたって考えるのがが最も妥当だろ」

 

一「まぁ、あながち間違ってはいないからそれで行くか」

 

千「話はまとまったな。では、明日は休日だからゆっくり行くとしよう」

 

一「ああ」

 

秋「ええ」

 

マ「そうだね」

 

そして翌日、IS学園にて束さんと再会。

 

まぁ泣かれましたよ、そりゃ盛大にね。

 

その後それまでの事やISが使えることなどを話したり、千冬姉と日本代表の座を争ったという山田先生や生徒会長の更識楯無さんその妹の簪さん、更識家の従者の布仏姉妹とも会った。

 

そして…

 

束<いっくん調子はどう?>

 

一「大丈夫です。どうやら一次移行も終えてるようです」

 

千<では一夏、カタパルトに着いてくれ>

 

一「ああ」

 

そう言うと俺はカタパルトに着く。俺が何処にいるかって?IS用のアリーナで時間は夜だ。まぁ俺がISに慣れるための訓練ってところ。因みに装着してるのはブラスタダッシュ。すると、管制室からの放送で

 

摩<ブラスタダッシュ発進準備完了。タイミングを織斑くんに譲渡>

 

一「了解。織斑一夏、ブラスタダッシュ、行きます!」

 

そして俺とブラスタダッシュはアリーナへと飛び出した。

 

一方、管制室には織斑三姉妹を始めとして更識、布仏姉妹、山田真耶、篠ノ之束がいた

 

一<こちら一夏、所定の位置に着きました>

 

摩「では、自立式のドローンを50機射出します。因みに攻撃してきますので注意して下さい」

 

その直後、ドローンが射出され戦闘が始まった。

 

そして一分後…

 

摩「ドローン全機撃破。お疲れ様でした、格納庫に戻って下さい」

 

千「束、観測結果は?」

 

束「適正値S+2、BTの適正はS+3って所。BT適正以外はちーちゃんと殆ど変わらない」

 

マ「え、それって」

 

秋「アレをつけてる一夏は千冬さんよりも強いってことか?」

 

束「いいや、あくまでも適正値。実際の強さは本人の強さに比例するからね。でも、いっくんの動きからしてちーちゃんと殆どおんなじかな?いや、わずかにちーちゃんが上回ってる位だね」

 

千「では、あのISはどうだ?」

 

束「事実上の第5世代機ってところかな?この機体を作った人は相当凄いよ」

 

千「どのくらいすごいんだ?」

 

束「装甲からして別次元だもん。だって金属よりも硬いから並大抵の攻撃では壊れないっていう段階で私には無理」

 

千「では、他の部分はどう見る?」

 

束「特筆すべきは動力源。世界で唯一の永久機関だからね」

 

千「永久機関だと!」

 

摩耶「もしかして、あの粒子に関係が?」

 

束「おそらくはあの粒子を永遠に作り続けることができるよ。この『GNドライヴ』っていうのは」

 

一「でも、こいつのGNドライヴは出所不明なんですよ」

 

千「ん?一夏、もう戻ってきたのか。それに今のどういうことだ?」

 

一「そのまんま。うちのラボに気づいた時にはあった。それ以外はさっぱり」

 

その後、色々と話し。以下のことが決まった。

 

・許可ない限り本人の意志でダッシュを使うことはできない。

・ダッシュを隠すために千冬の専用機になる予定だった白式を一夏の専用機にすること。

etc…

 

そして白式の訓練などをしながら月日は経ち、1月の上旬。

 

俺が世界ではじめてISの起動に成功した男となる。

 

そして、俺の親友である五反田弾もISを使えることが判明。

 

色々とあり4月、俺達はIS学園の入学式に向かっていった

 

※ここで緊急ニュース!

 

番犬屋「皆さんはじめまして筆者の番犬屋です」

 

一夏「どうも一夏です」

 

番「次回はその他のキャラ紹介を予定していますが…みなさんはお気づきですよね?そう!本編開始までの話数が大幅に余ってしまいました(今回かなり駆け足だったので)」

 

一「この作品を読んでくれてるみんな、本当にゴメンな。筆者さん、あんたも」

 

番「本当にすいません」

 

一「というわけで急遽Mission0.7,8,9で、俺がなんで傷を負ったかや、多元世界への転移直後、またIS世界への転移前についての話になる」

 

番「そして、皆さんにはMission1以降に始める予定のスパロボラジオIS・Zでのお便りコーナーの番組(ふつおた以外)を募集します」

 

一「募集先はこの下にあるコメント欄だ」

 

番「皆さんのご応募」

 

一・番「よろしくお願いします」

 

番「では、EDテーマを聞きながらお別れしましょう。第2次SRW IS・Z EDテーマはJAM ProjectでGOINGに決定しました。それでは、どうぞ!」


 
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