No.557886

魔法少女リリカルなのは 幸せを望む転生者

はらっぱさん

学校

2013-03-22 15:15:55 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5052   閲覧ユーザー数:4836

夕也「じゃあ、いってきま~~す。」

 

セイバー「お気をつけて。」

 

リニス「いってらっしゃい、夕也。」

 

セイバーとリニスにいってきますを言って俺は学校に行く。

 

蒐集をしているといっても学校には通わないとね。

 

学校について蒐集行為を夜中までしていたので早速寝る。

 

そこに

 

???「おはよう。」

 

聞き覚えのある声がした。

 

そこには先日俺達に襲撃されたなのは達がいた。

 

なのは「おはよう、夕也君!」

 

なのはが俺に挨拶をしてくる。

 

夕也「ああ、おはよう・・・」

 

そう言って、俺は再び机に突っ伏す。

 

アリサ「ちょっと、私たちが折角挨拶してやってんのに何で寝るのよっ!!」

 

夕也「昨日、夜遅くまで勉強してたから眠いんだよ。少しだけでいいから寝かせてくれ。」

 

アリサ「ちょっと!!「アリサちゃん、寝かせてあげようよ。」すずか・・・」

 

すずか「眠いんだよね、でもちゃんと睡眠は取らないといけないよ?」

 

夕也「あぁ。ごめん、HRになったら起こしてくれ。」

 

なのは「うん、わかった。」

 

遥「・・・・・・・」

 

他の皆は俺に話しかけてくるのに遥だけはずっと無言だった。

 

最近、遥の様子が変なのだ。

 

何だか、思いつめているような感じなのだ。

 

いったい、どうしたというのだろう?

 

遥SIDE

 

私は今日も夕也と話す気にはなれなかった。

 

それは先日に襲撃されたときのマグスという奴のBJが夕也のBJに似ていた。

 

いや、似すぎていた。BJの色や髪の色少し増えた鎧以外の部分が同じなのだ。

 

私は信じたくなかった。夕也が

 

 

 

私たちに武器を向けたという事実を。

 

 

 

だから、私は確かめたかった。夕也がマグスなのかを・・・

 

SIDE OUT

 

遥「(夕也?ちょっといい?)」

 

夕也「?(何だ?)」

 

遥「(放課後に屋上で待ってるから絶対に来て・・・)」

 

夕也「(?わかった。放課後だな?)」

 

このとき、俺は知らなかった。

 

遥の質問の内容と遥の心情を・・・

 

~放課後~

 

俺は屋上に来ていた。

 

遥は、もう来ていた。

 

夕也「で?何で俺を呼んだの?」

 

遥「確かめたいの。」

 

夕也「?何を?」

 

遥「夕也、正直に話して。夕也はヴォルケンリッターと一緒になって蒐集をしているの?」

 

ッ!?何で遥は俺にこんな質問をしたんだ?

 

夕也「・・・・・言っている意味がわからない。」

 

遥「とぼけないでっ!!夕也なんでしょ!?だから、あの時躊躇った!!」

 

夕也「ッ!?」

 

まさか、躊躇った事に気づいていた?

 

遥「ねぇ、何で相談してくれなかったの?私は大体の事情は知ってる。管理局にも通報はしないから話して?ね?」

 

夕也「・・・・・話すことは無い。」

 

遥「待って!!夕也!!!」

 

遥は俺に手を伸ばす。

 

でも、俺はその手を取ることは無かった。

 

夕也「・・・・・・頼むから!!俺の覚悟を揺さぶらないでくれ!!!」

 

遥「ッ!!!!???」

 

俺はそう言って、屋上を後にした。

 

遥SIDE

 

遥「・・・・どうして、話してくれないの?夕也・・・・・」

 

そして、私はその日

 

転生して、初めて涙を流した。

 

遥「っうわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

そして、この時私は涙を流して気づいた。

 

私は前園夕也の事が好き(・・)だという事に・・・

 

あとがき

 

はい、今回、夕也が完全に決別しましたね。

 

そして、遥が自身の気持ちに気づきました。

 

でも、この程度であきらめるほど遥は弱くはありません。

 

次回はアニメでの二回目の市街地での戦闘はさせず、前々回でひどく壊されたレイジングハート、そして強化を願ったバルディッシュとスプリング。

 

それらをもって遥達が夕也達と再び戦います。戦う場所はシグナムとフェイトが戦った砂漠地帯にしようかな?と思っています。

 

では!次回に!


 
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