No.553036

超次元の外れ者・リメイク(10)

ヒノさん

良ければどうぞ。

2013-03-09 16:30:51 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:416   閲覧ユーザー数:407

「学校へ」

インターセンター・3番街・市立央共学園

10歳

 

義父(とう)さんの葬式が行われたあの日から一週間後、僕は3番街にある央共学園に入る事になった。

いかに様々な種族が共に暮らせている街とはいえ、根本的な種族の価値観や常識は違いすぎる。

そんな訳で、各種族によっての学校とかがある。

ただしこの学校は例外で、様々な種族が通う学校だ。

出来始めたのはつい最近、なお且つ人間の学校は空きが無いので、僕はここに通う事になった。

僕の(一応の)保護者になった源さんは、種族間の衝突が激しいここよりも、せめて人間の学校に入れさせたかったらしいが、僕は正直どうでも良かった。

今日は初めて通うという事で、挨拶する事になった。

ユウザ

担徒(にないと)有佐(ゆうざ)です・・・・・・」

「よろしく」と付け足し、ぺこりとお辞儀をしてから、空いてる一番隅の席に座った。

 

ヒソヒソ・・・・・・・・

 

何だか声が聞こえる……机に座っている生徒の声だ。人間の生徒が珍しいのだろう・・・・

 

放課後・校舎裏

 

放課後、生徒の一人に呼ばれて校舎裏に来た・・・・・

来た後でぼーっと立っていると、数人の生徒に取り囲まれた。

一人の生徒(ゴーレム)がこっちに近づいた。

不良(ゴーレム)

「よう、新入生。人間なのにここに飛ばされるなんて、災難だよなぁ~」

・・・飛ばされたんじゃなくて、自分からここに入ったんだが。

不良(ゴーレム)

「ここじゃ危ないよ?ハッキリ言って人間が生きて来れる所じゃないよ?」

これが学校名物のスカウトって奴か・・・・・

不良(ゴーレム)

「それでだ、お前も仲間に入れてやるよ。」

余計な御世話だ…ほっといて欲しい・・・・・

不良(ゴーレム)

「な~に、お前は俺達が言った物を買って来れば良いだけだから。それだけでお前は安全なんだぜ。安いもんだろ?」

成程、パシリになれと、子分になれと言う事ですか・・・・・

ユウザ

「別に・・・必要ないから・・・じゃ・・・・」

もうどうでもいい…何だか誰とも関わりたくない・・・・

僕はそのまま通り過ぎようとした時・・・・・

 

ドゴッ!

 

ユウザ

「グッ!・・・・!」

突如、ゴーレムの生徒に腹パンされた。その瞬間、僕はどうでも良くなり、スイッチが入った

 

【モードチェンジ・凶モード】

 

生徒(ゴーレム)

「・・・・スカシてんじゃねーよ。解ってんだろ。お前に選択権なんてねーんだ・・・」

 

ドシュッ!

 

不良(ゴーレム)

「あ・・・・あ・・・・・・」

 

ドシャアッ・・・・・

 

やり返すように、僕は生徒(ゴーレム)のコアを手刀で突き刺した。刺された生徒は力なくうつ伏せに倒れた。ドクドクと何かが漏れ出している・・・・

不良(鳥人)

「・・・・・・・・・・」

全員、唖然としていた。この状況に、この場所に・・・・・

ユウザ(凶)

「・・・・・・・・・・保健室・・・・・」

不良(狼)

「・・・・・・ハッ!!・・・・・テ・・・テメエエエエエエエエエッ!!!」

僕の一言に我に返った後、一斉に襲いかかって来た。

不良が木刀やら金属バットやら改造モデルガンやらと、武器を持っていた為、僕も投剣を構えて迎えうった・・・・・

インターセンター・1番街・元ワーカー宅

ユウザ

「ただいまー・・・・」

襲いかかって来た不良を返り討ちにして帰って来た我が家には、誰もいない。

義父さんは死んだ・・・・・女神によって・・・・大国によって・・・・・

それで心が欠けたなら、女神を殺せば・・・・僕の心は埋まるのだろうか・・・・

憎いとか、恨めしいとか、許せないとか、かたき討ちとか、普通ならそう言う理由で殺すとかいうのだろう・・・・

けど僕は違う・・・・そもそもそう思うどころじゃない。そこまでのモノじゃない。

心が埋まると思うから・・・それだけだ。かたき討ちの後は何が残るのか・・・・

本当に虚しさだけなのか、何も無いのだろうか・・・・

今は良く分からない。ただ今は・・・・・それを生きる目的にしている。

ユウザ

「・・・・・・・ギルドに行こう」

そうだ、討伐クエストを受けよう。まだDランクなのだから、目的には、まだ届いてないから・・・・・


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択