No.548989

司馬日記 支援の一

くらげさん

作者様に許可頂けたので、持っている妄想力をぶち込みました。

2013-02-26 19:57:36 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:15513   閲覧ユーザー数:9165

司馬日記の作者様に琳得の支援SSを送った所

『GO』

とのお返事頂けたので、加筆しまくって投稿する事にしました。

司馬日記!hujisai様の司馬日記を何卒宜しくお願いします!!

「ぶっはっ!!」

「………のう華琳殿、飲み過ぎではないか?」

「飲まなきゃやってらんないのよ!! あれ明命、瓶に酒が残ってるわよ」

「無茶言わないで欲しいのです………」

 

座った眼で浴びるように酒を飲む華琳と、呆れたように付き合う桔梗、絡まれる明命という珍しい三人組。

 

「“すとれす”とやらかのぅ……」

「あーもうめんどくさい!!覇王ってホントめんどくさい!!雪蓮が憎い!!」

「………私はどういう反応をすれば」

「一刀は仕事でしかこっちに寄り付かないし!一刀と二人きりになろうとすると絶対嗅ぎつけてくるし!一刀は寄り付かないし!!」

 

その後も一刀が寄り付かないとう単語を間に一回挟みつつ、日頃の不満をぶちまける華琳。

桔梗と明命は(´・ω・`)ドーシヨな顔で杯を傾けていたが、ちょっと!!聞いてる?!と話を振られては聞かざるをえない。

 

「ちょっと明命!!」

「は、はい?!」

「思春とか蓮華とか、あと冥琳とか!! どうやって一刀誘ってるのか教えなさいよ!!」

「そんな事言われても………」

 

ドン!と拳を机に叩きつけ、酒を揺らして吼える華琳だったが、明命としてもおいそれと話せる無いようでは無かった。

冥琳や蓮華ならまぁ、叱られる程度で済むかもしれないが、問題はヤツである。

テレ隠しで一刀にマウントとってタコ殴りする様な女である、チクったのがバレたらと思うと、あぁ恐ろしい。

 

「愛紗や焔耶でよければお伝えしようか?」

 

困ってしまった明命を見かねて、桔梗が杯に酒を注ぎながら会話に混ざるが、華琳は下から見上げる様にして桔梗の胸を睨みつける。いやなんで胸?とか聞かない。八つ当たりだから。

 

「蜀はいいわよ!!どいつもこいつもここぞって所で簡単にデレるんだから!!

私が知りたいのは!あの全身凶器みたいな思春とか、お堅いイメージしかない冥琳なのよ!!蓮華なんてオマケよ!!」

「ボロクソにも程がある………」「蓮華様………(´;ω;`)ブワッ」

「んぐっんぐっんぐっ!!!………ぶっはっ!!! それで、どうなのよ?!」

「と言われましても………思春さんは、その………もう口以外全身デレですから………」

「はあ?!」ほぉ」

「暴力を振るわないかどうか、一度だけ物陰から見張っていたのですが、正直ドン引きだったのです」

 

この場から逃れたい一心で同僚を売った明命の前に、酒瓶が三つほどドン!!と置かれる。

 

「うぇ?!」

「口が湿らんと、言葉も続かんじゃろ?」

「明命。今日は、死ぬには良い日よ?」

「死ぬのに良い日なんて、死ぬまでない!!」

抵抗虚しく捕縛され、望んでもいないお代わりを無慈悲に摂取させられ続け、明命が出来上がった。

 

「うぃー………なんろおはらしれひは?」

「思春が口以外全身デレだってトコからよ!」

「詳しく。カラミの部分を念入りに頼むぞ」

「りょーかいひまひた!!」

 

ビシッ!と敬礼すると、あれはーとユラユラしながら明命が語る。

 

「えーとぉ………あの日は確かぁ………」

 

酔っ払って聞き取りづらかったので、華琳様が翻訳して下さいました。華琳様マジ偉大。

 

「『新妻の私を放って随分遅かったな。どうせ女の尻でも追っかけ回していたんだろう』という語り口から入られたので、おそらくそう言うしちゅえ~しょんだったのだと思われます!

そう言いながら思春さんは自然に一刀様の背中に腕を回して抱きつくと、唇を甘噛みするようにして何度も口付けされていました!

一刀様はビックリなさって話を聞こうと肩に手を当てられ、何とか引き離そうとされたのですが、

『そんなに触りたいか、このスケベ♪』と頭の悪い発言をされた思春さんはその腕をほとんど無理矢理ご自分のお尻と胸に這わせられました!

ここら辺りで一刀様も『あ、今日も話を聞く気はないんだ』と判断されたのだと思います。

『ごめん、遅くなって』と自然に局部から手を離した一刀様が抱きしめ返すと、思春様は眼を釣り上げて背中を抓り挙げられました!

目付きが出会った頃の思春さんに戻ってましたので、かなり本気で怒ってたんだと思います!怒った理由は知りたくもありませんが!!

一刀様は『いだっ!?』と声を挙げられ、抗議しようとなさったのですが思春さんは先手を打って舌で舌をにゅっちゅにゅっちゅと!!

もう息をさせないぐらいに激しく思春さんがにゅっちゅにゅっちゅと!!そしてさらに思春さんがにゅっちゅにゅっちゅと!!!

一刀様のお口を蹂躙した思春さんは何やらボソボソと耳打ちされて、一刀様の目が死んだ様に一瞬沈んだ所からみて、多分いつものアレを強請ったのだと思われます!!」

 

ひでぇ。所々マジでひでぇ。

しかし、出来上がっている華琳と桔梗は思春への明命の評価なんて気にしない。お酒ってこわいわー。

「話の腰を折って悪いんだけど、いつものアレってなに?」

「思春さんは『一刀様に責め滅ぼされた国の兵で、敬愛する王の命を守る代償に一刀様の物にされてしまった』というのがお気に入りです!」

「業が深すぎるわよ………」「星に比べりゃ可愛いもんじゃろ」

「冗談になってないわよそれ。一つ間違ってればありえた未来じゃないの」

「『だからこそ萌えて来る物があるんだ』と思春さんはシラフで!!」

「もういいわ………続き話して。あと星の件に関して後でくわしく」

「はい!と言いましても、まぁ大体そんな感じで一刀様に意地悪く「待て、端折るな」

 

やべぇ、この覇王マジだ。

 

「あ、あの、華琳様。流石に全部を語るのは恥ずかしいのですが」

「紫苑や祭殿とどれだけ飲んでもこんな会話にはならんぞ………」

「無礼講よ、無礼講。ほら、口に出して言ってみなさい明命」

「無礼講ですね!解りました!!」「解るな! まぁ、いいか。良く考えたらワシには害は無いし」

 

あっさり桔梗に見捨てられ、ゴッキュゴッキュと燃料を追加した明命が更に思春を語る。

が、その前に罠を仕掛ける酔っ払い。

 

「明命、無礼講なんだからもう普段の思春から語りなさい」「恐ろしく長くなると思うが」

「無礼講よ無礼講」

「畏まりました無礼講!!(>Д<)ゝ”

思春さんは大きく分けて三つの段階で甘えます!!まず第一段階では隠密なのに一刀様に認識して戴ける様に視界現れます。

当然一刀様は思春さんに声を掛けるのですが、そこで『女となると目敏いヤツだ。死ね』などと仰ります!

口ではそう言ってますが、一刀様の前にススーッと擦り寄ると、服をキュッと!こう可愛らしくキュッと握ると、頬っぺたを胸にスリスリしてます!!

その間に『お前の匂いが鼻に付いてしょうがない』などと言いながらくんかくんかと!!それはもう恥知らずなぐらい思い切りくんかー!と!

一刀様のお手にも『女の尻を撫でるしか使い道の無い手など落としてしまえ』などと難癖を付けながらもご自分の手を合わせて、指と指をガッシリと組み合わせて手の甲を指で愛撫して!!

クイクイッと服を引いて、顎を上げて口づけも強請るのが思春さんなのですが、ぶっちゃけ口に出した方がまだ恥ずかしくない行為だと思うのです!!」

「異議なし!!なによそのデレっぷり!!ちょっとやらせなさいよ!!」

「華琳殿、やった所で二番煎じじゃぞ」

「憎い!!自分の発想の無さが憎い!!」

 

段々とコツを掴んできた明命。華琳のシャウトが止まったぐらいで、せっつかれる前にまた語りだした。

 

「そして思春さんは第二段階に入るのです!!

口づけを散々楽しんだ後で『このドスケベ……また私を嬲って、今日こそ自分の女にするつもりだろう』と言い出すんですけど、あれだけおねだりしておいて正直意味が解りません!!

最初の頃は一刀様も『いや俺は純粋に思春が好きで』と、ちゃんと一刀様のお気持ちを伝えてらしたのですが、毎回思春さんに脚を踏まれて言い直しさせられてもう諦めておいでです!

第二段階ではただでさえ露骨だった身体でのおねだりが更に露骨になります、正直痴女です!!

一刀様の片手をお尻に無理矢理持っていくと、もう片方の手をとって指をこれみよがしに舐めだします!!

しかも出てくる言葉が『毎回この様な事を命令して………』なのですが、思春さんは何処で何を受信されてるのか解りませんでした!!

多分一刀様は泣きたい気分だと思うのですが、どう断っても納得される思春さんではないので、死んだ眼で口汚く思春さんを罵っておいでです!!」

「御館様も事の最中に意地悪くされるのはお好きじゃが、度を越えておるのぅ」

「一刀様はお優しいですから!」

「………私、そんなの一刀から自発的にされた事ないわよ?」

「そりゃ華琳殿じゃからの」「それは華琳さんですから!」

「ごめん、ちょっとだけ席外すわ。帰ってきたら続きを話して」

「どちらへ?」

「桔梗、貴女は明命の傍にいてあげて。私は外で泣く」

「「(´;ω;`)」」

 

帰ってきた華琳様は、なんだか少し穏やかでした。ばい明命。

「さぁ行くわよ無礼講!!」

「畏まりました無礼講(>Д<)ゝ”」

「それは何の挨拶なのやら無礼講」

「第三段階は様々な状況があるのですが、基本的には思春さんが体の自由を一刀様に奪わせて

『この、卑怯者めぇ……』と睨みつけるのが常なのですが、脚で一刀様をがっしりと捕まえて離しません!!

偶に両腕が自由な時は一刀様の首にしがみつき、何かを言う暇も惜しんで一刀様の唇を蹂躙してます!!」

「三と二の間に一体何があったのかしら」

「それは永遠の謎じゃな、運営的に」

 

おお、メタいメタい。

 

「私が監視していた日は両腕を後ろで縛らせて、一刀様が棒読みで『くくくー、いいかげん おれのものになれー』と仰ったのを皮切りに

『私は身も心も蓮華様に捧げている!誰がお前なんぞに!』だの

『この様な方法でしか女を抱けない癖に!』だの、お尻を振りながらノリノリで言ってました!!

思春さんが自前で揃えられた器具も一頻り使って、最後は『思春は一刀様の女です!』と宣言させられて御満悦でした!

ただ一刀様が眠られた後、お体にちゅっちゅちゅっちゅとしながら『不覚…口枷を使うのを忘れていた……』と真顔で

「もう止めて!!これ以上思春を傷つけないで!!」「聞いたのは華琳殿だと思うが…」

 

いくら華琳と桔梗が止めても「ぶれいこー(>Д<)ゝ”」と明命の暴露は続き、これ以上聞くと明日から思春を見ると泣いてしまうと判断した華琳と桔梗は明命の言葉を聞き流す事にした。

「そう言えばさっき星が何とかって言ってなかったかしら?」

「あー………言ったが、愛紗ぐらいに落ち着かんか? 聞けば地獄を知る事になるぞ」

「地獄ならとうに見た」(キリッ

「オススメせんがなぁ………まぁ、良いか。よく考えたらワシに損は無いし」

 

杯を傾けながら、桔梗はさて。と天井を見ながらネタを思い出す。

 

「適度なボカシは必要よ?」

「わかっとる。 星な、アレでも蜀では一番御館様に尽くしたがる質でな」

「嘘だって言いたいけど、言わないでおくわ」

「普段がアレだからの……」

「それで、どうなるのよ、極限状態では」

「凪と愛紗と紫苑と亞莎を足して割らない程度に尽くす」

「待って、想像出来ない」

「しかもお淑やかに」

「想像出来ない」

「まぁワシも全部は知らんが、と言うより御館様が口から零されたのを聞き拾った程度じゃが」

「どんな感じなのかしら? というか、ソレは一刀的に“有り”だったの?」

「『ギャップ萌出来ないぐらい違和感酷かった』と仰られておったから、やりすぎの類だとは思うが」

「やっぱりやりすぎなのは良くないのかしら………」

 

急にテンションダウンして悩み出す華琳だった。瓶から酒を直飲みしていなければ、憂鬱な美人なのになー。

 

「お悩みかな?」

「例の薬で、稟からしちゅえ~しょんを譲って貰ったまではいいんだけど、ね」

「良ければお聞かせ願いたいのだが」

「『同級生で幼馴染の生徒会長な私』」

「うーむ………一つお聞かせ願いたいのだが、華琳殿自身はどう愛されたいので?」

「こう………ちょっと強引にっていうか、ダメって言いながらも流されちゃうっていうか」

「あー、成程。華雄が普段からそんな感じじゃの」

「華雄の話はしないで。 何なのよアレ、あんなのご褒美でしかないじゃないの、なんで華雄になのよ」

「話を戻すとしよう。 それなら御館様に素行不良の幼馴染の役をやってもらえばよかろ?」

「それじゃあ目新しさが無いじゃない!!何時もと変わらないじゃない!!」

「難しいのぉ………」

 

腕を組んで考える桔梗の胸を睨みつけながら、華琳は何十杯目かの酒を煽る。

 

「一周回ってこう……桃香様みたいな感じにするのはどうじゃ?」

「やり過ぎると一刀引いちゃうじゃない………良い塩梅が見つからないのよ」

「纏めるとこうか。普段と同じでは目新しさが無く、思いつく物は華琳殿が考える限りやり過ぎの部類に入る、と」

「訂正の必要が無いぐらい的確だわ……」

「………気を悪くしないで頂きたいのだが」

「相談してるのはこっちだもの」

「祭り上げられた、というのはどうじゃ?」

「?」

「その、生徒会長か? 名前から察するに何かの役職だろうから、華琳殿自身やる気は無かったが、参加してみたら思いがけず受かってしまった」

「構わん、続けろ」

「本来華琳殿は天真爛漫―――とまではいかずとも、まぁ数え役萬☆姉妹の天和の様な、まぁ女の子女の子しておる、という設定」

「続けて、どうぞ」

「しかし冷徹な雰囲気が受けてしまって、仕方なく普段はその様な仮面を被っているが―――という設定」

「………桔梗、何時でも魏にいらっしゃい。私の相談役の地位を開けて待ってるわ」

(星のを丸ごと盗んだとは言えん。思春と対して変わらんなどもっと言えん………)

「それで?! どれぐらい可愛くすれば一刀は引かないかしら?」

「御館様も罪なお人よのぉ………」

 

「それでですね!!思春さんは最近は両足を高く上げて両腕ごと縛られる格好がお好みで!!

でもその格好だと一刀様に抱きつけないからどうした物かと真剣な顔で!!

あとですね!!犬の尻尾を模したお菊ちゃんを買われたんですが、やはり最初は一刀様にしていただきたいと考えている様で!!」

 

思春………無茶しやがって………

反省点。

そのいち 全く華琳様の悩みを解決していない。

そのに  司馬日記なのにちゅーたつさんが出てこない。

そのさん 色んな意味でやりすぎた。

 

そのいちは作者様に頑張っていただくとして、問題はそのになんです。

当方の一刀くんとちゅーたつさんが絡むとちゅーたつさんが首輪付きになってしまう事実。

当方の司馬日記支援作の八割はそんなので埋まってます(´・ω・`)ドーシテコーナルノ?

 

こんな作品ですが、司馬日記の宣伝になると信じて………

くらげの司馬日記支援作にご期待しないで下さい。

 

あ、当方の作品ですが、なにかの「うきうき☆一刀姉弟温泉ツアー移動編」になります。

頑張って書きます。こっちも期待しないで下さい。

最後になりましたが、快くGOサイン下さったhujisai様、本当にありがとうございます。

こんなのばっか送っててすいません、ホントに。


 
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