No.541254

魔法少女リリカルなのは 退屈嫌いの転生者の介入録

8話 銀髪の心情

2013-02-07 21:58:50 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:13686   閲覧ユーザー数:13132

初めましてになるのかな?

 

佐藤 鈴木だ

 

どっちが苗字?佐藤だよ

 

僕の名前を間違えるなど下郎の分際でいい度胸だね

 

僕は寛容だから許してやろう

 

はっきり言おう僕は転生者だ

 

リリカルなのはの世界に行けると知った時は歓喜したね

 

どうせなら主要人物(女性のみ)を自分の妻にしたいと思うのは当然だろう?

 

だから僕は見た目を十分イケメンだった前世より更にイケメンに

 

能力にはニコポとナデポ

 

そして王の財宝(ゲートオブバビロン)

 

見事な踏み台転生者の完成だって?

 

舐めないでくれ、あんな自称オリ主などに僕がなるとでも?

 

はっきり言おう僕は才能に満ち溢れている

 

それに新たに生まれた家は大企業の会長ときた

 

これで僕に惚れないわけがないではないか!

 

現にそこらの女子なんて僕がちょっと笑顔を振りまいただけでまだ幼稚園にすら入っていないような幼女でも、新婚女性でも簡単に寄ってくる

 

あぁ、モテすぎる自分が怖くなるよ

 

原作キャラはどうなのかって?

 

なのはのジュエルシード集めは手伝ったしプレシアとアリシアも助けた

 

A's編にあたる時期ではヴォルケンリッターの蒐集を手伝いもした

 

最後の対闇の書戦だって活躍したんだ

 

これだけ尽くして惚れていないわけがない

 

が一つ心残りだったのがリインフォースだ

 

どうやって助けようか…まぁ助ける事は確定していたのだからその後僕に惚れたリインフォースをどうしようかという事を考えていたら

 

0時から9時(午後)まで寝てしまった

 

ホントにリインフォースを僕の妻にし損ねた時はショックだったよ

 

けれどゴミがリインフォースを助けたらしく今もリインフォースは生きている

 

まぁ助けてフラグを立てられなかったのは残念だが生きているなら惚れさせるのは容易い

 

ん?ゴミって誰だって?

 

僕の妻に近寄る邪魔な蠅とも言うね

 

そのゴミは僕の妻であるなのは達のクラスに転校してきた

 

そしてあろう事か僕の妻達に手を出している

 

更には僕があまりにイケメンだから嫉妬して僕に暴力を振るった

 

なんというクズだろうか

 

皆そいつに話しかけられても嫌そうな顔を表に出さないのだから恐らく脅されているのだろう

 

はぁ、あんな価値のない人間はさっさと消してしまおう

 

けれどそう簡単に消すわけにはいかない

 

どうせなら僕無しでは生きていけない程骨抜きにするために使わせてもらおうじゃないか

 

クククッ、その時が来るのが非常に楽しみだ

 

 

 

 

 

 

「おい、佐藤の奴また変な顔してるぜ?」

 

「よくあんなのが女子にモテるよな?」

 

「でも最近は隣のクラスのアクセルロッドくんの方が人気になってきてるらしいよ?」

 

「そうそう、私もアクセルロッドくん狙ってるし♪」

 

「いいよね、アクセルロッドくん。ほんの些細な事にも気が利くのがまた良いよね」

 

「アクセルロッドかぁ、あいつなら納得できるわ」

 

「俺なんてこの前サッカー部で練習してた時さあいつにボールが当たっちまったんだけど、あいつ怒るどころか俺のフォームの悪い所指摘してくれたんだぜ?おかげで今までとは段違いに活躍できるようになった」

 

「それ、俺もだわ。俺の場合野球の投球だけど」

 

「どんだけ役に立ってなかったんだよお前ら……」

 

 

どんどん人気を奪われていくのに気づかないのであった


 
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