No.535907

魏伝アフター 短篇集

なべ~さん

魏伝アフターの短篇集を書きたいと思っているので
導入編をまずひとつ。

2013-01-25 15:01:49 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:2061   閲覧ユーザー数:1895

 
 

恋姫無双短篇集 導入編

 

 

 

これから魏のアフターの一刀が帰還したという設定で短編をマイペースにですが書いて行きたいな、

と思っています。

その導入編みたいなものです。

 

 

やっぱり華琳様には幸せになってもらいたいな~って思うんですよね。

もちろん霞とか他の魏の女の子たちもです。

そういうことを感じて書き始めました。

 

更新のペースは早かったり遅かったり。

アイデアが頭に浮かんだら書いていくという形です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

名前は北郷一刀。

 

 

 

普通の高校生として平凡な毎日を送っていたわけなんだけど、

 

ある日目が覚めたら森の中、しかも賊に襲われる。

 

それでも助けてもらったりして結局は曹操、

こちらの風習の真名でいうと華琳に保護されて

天の御遣いとして

保護してもらえることとなったんだ。

 

 

 

そこから紆余曲折あり天下統一、そして役目を終えた俺は

世界、

つまり"外史"からはじき出されて元の世界に戻ったんだ。

 

それでも諦めきれなくて、あの世界に戻るためのきっかけを探しているうちに

貂蝉や卑弥呼を名乗る男…と言っていいのかな

オカマにしておこう、

まあそいつらが手助けしてくれて俺は華琳たちの元へといくことができた。

 

そしてみんなに泣かれたり殴られたりと、歓迎を受けて俺はみんなの元へ戻ることができた。

 

 

 

 

 

ふるさとには戻れなくなったけど、大切なものがここにあるから後悔はしていない。

 

俺はここで生きて、そして死んでいく。

 

そして未来の人たちにちょっとばかしイタズラをしてやるような気持ちで

この日記を書いていきたいと思う。

 

この日記は漢文で書いているんだけどそのとなりに日本語の訳が書いてある。

 

これからずっと後になって歴史学者たちがこの日記を見たらどんな反応をするんだろう。

 

想像するだけで楽しくなってくる。

だって日本の、それも現代語を使いこなす人間が

 

魏の重鎮たちと逢引したりすることが書いてあるんだから。

 

もちろん詳細な描写はみんなのためにぼかすけどね。

 

だって華琳たちとの思い出は俺達だけの秘密にしておきたいから。

 

 

そんな感じで色々な理由からこの日記を書き始めるわけだけど、

 

この日記の名前をどうしようか……

 

 

 

そうだなあ……

 

 

 

『北郷紀』なんてどうかな。

なんとなくかっこよく見えるしこれにしよう。

 

 

中身はただの惚気になるのかもしれないけど、そこはみんなへの愛情故ってことで。

 

 

 

 

さて、日記一日目はこれくらいにしておこうかな。

 

そろそろ春蘭が来る頃だからね。

 

 

未来の倭国の人 

 

北郷一刀

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ー――ーーーーーーーーーーーーーーー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふう…

 こんなもんか。」

 

 

よし、日記初日は完了。

 

 

 

「三日坊主にならないようにしないとな。

 

そろそろ春蘭がくるこ「北郷ーーーーーー!!!!」

 

 

……だと思ったよ。」

 

 

 

 

「む? どうしたのだ。北郷。」

 

 

 

 

いつもどおり吹き飛んだドアのことは気にしてないし……

 

あとで華琳に言って直してもらうように頼もう。

 

 

 

 

「なんでもないよ。それじゃ行こうか。

今日は華琳と秋蘭と俺たちでお茶を飲むんだろ?」

 

 

 

 

 

「そうだ!!わかっているなら早くしろ!」

 

 

 

 

「!?ちょ、ちょっと待てって!

そんなに慌てなくても行くから!」

 

 

 

 

 

「お前が遅いのが悪いんだ!! 急げ急げーーー!!」

 

 

 

 

春蘭が俺の腕を引っ張って走りだすんだけど相変わらずの馬鹿力だな……

 

 

よくこの乱世を俺は生きてこれたな、ってつくづく思うよ。

 

 

 

 

 

「華琳様!!北郷を連れて来ました!!」

 

 

 

 

「あらおかえり春蘭。ご苦労だったわね。

一刀もおはよう。あなたが寝坊するのが悪いのよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい!!こんな仕事私には簡単なことです!!」

 

 

 

 

「ははは… おはよう、華琳。秋蘭も。」

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、おはよう。もう用意はできている。座ってくれ。」

 

 

 

 

 

秋蘭がそう言ってくれるので席に座る。

 

城の庭にて催されたお茶会には一番初めのメンバーだ。

 

華琳、春蘭、秋蘭、そして俺。

華琳に褒められて喜ぶ春蘭、

それを見て優雅に微笑む華琳、そんな二人を嬉しそうに見ている秋蘭。

 

 

そんな思い出深い場面にいることができる自分。

 

 

 

 

 

「感無量ってこういうことを言うのかな……」

 

 

 

 

 

 

「何のこと?」

 

 

「ん? ああ、いや帰ってきてこれて良かったなって。」

 

 

「……そう。 当然ね。ならああいうことが二度とないようにしなさい。」 

 

 

「うん。頑張るよ。」

 

 

 

 

もう二度と華琳にあんな表情はさせない。

 

 

 

この世界でみんなと…ずっと一緒に………

 

 

 

 

 

 

 

 

導入、書き終わりました。

 

 

 

これから書いていく短編ですが

アイデアが浮かんだら書いて、投稿していきます。

 

こんなシチュエーションで書いてほしい、華琳様との拠点が良い、◯◯との拠点が良い、とかありましたらコメントの方に書いてください。

長編も書きたいな、と思っているので、

その練習としても短編を多く書きたいと考えています。

 

 

 

 

それでは、失礼致します。

 

 

 

 
 

 
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