No.529540

リリカルなのは~~転生後の人生~~第15話

Lancasterさん

温泉街編完結です。
やっと半分くらいまで来ましたかね?

2013-01-08 21:47:56 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1885   閲覧ユーザー数:1802

リンドウside

 

はい、ただいまアルフさんと戦闘中です。といってもアルフの攻撃を俺が避けてるだけなんだけどね。

 

「あんたやる気あるのかい!?」

 

「バリバリだよ」

 

「嘘つくんじゃないよ!」

 

とりあえずなのはとフェイトの戦いが終わるまではひきつけとかないと…まぁ、なのはが負けるだろうけど…

 

いや…でも戦闘不能にしてここから観戦でもいいか…

 

「よし、俺も少し本気だすか」

 

「やっと来るかい…」

 

今度は人間の姿になった…さっきの方がやりやすかったけどな…仕方ない。

 

「あんたとやるにはこっちの姿のほうがよさそうだからね」

 

「行くか…」

 

その言葉と同時に瞬動を使い後ろに回り込む。

 

「な!?」

 

これにはさすがに驚きをかくせないようだ。

 

そのまま裏拳を放つがぎりぎりで防がれる。

「まだだぜ」

 

そこからすばやくしゃがみ足払いをかけ体制を崩したところで上に蹴り上げた。

 

「くっ!」

 

そこから再び瞬動を使い上に先回りする。

 

「そう来ると思ったよ!」

 

「な!」

 

アルフは飛ばされた勢いを利用してカウンターを放ってくるがなんとか止めた。

 

「魔法の射手・収束・雷の101矢…雷華崩拳!」

 

「がはっ!」

 

そのままアルフは墜落していった…て、やべ、力入れすぎた!

 

「ぐっ…まだ…終わってないよ…」

 

なんとか立ち上がったがすでにフラフラの状態である。

 

「とりあえず休んどけって」

 

「そうは…いかないよ…あんたを、フェイトの所に行かせるわけには…いかないんだ」

 

どうやらアルフも考えていることは同じのようだった。

 

「それなら心配ない…俺はあいつらの戦いが終わるまではここに居るつもりだからな」

 

「「な!」」

 

こんどはアルフとユーノの声が重なった。

 

「まさか、あの白い子がフェイトに勝てると思ってるのかい!?」

 

「いや、無理だろ」

 

「だったらなおさら助けに行かないと!」

 

今度はユーノが声をかけてくる。

 

「それじゃあいつの為にならんだろ」

 

「なのはの…ため?」

 

「何かあるたびに俺がいちいち助けに行ってたんじゃあいつが強くならないだろ…それに」

 

「それに?」

 

「勝って得る物より負けて得る物の方が多い」

 

俺は格闘技の特訓では負けっぱなしだからな…(人形相手)

 

「「・・・・・・・」」

 

それを最後に二人は黙り込んだ。

 

※ここからはなのはとフェイトの戦闘ですが視点はリンドウでいきます。

 

「どうやらあと少しで決着がつきそうだな…」

 

現在なのはとフェイトは距離をとって動かずにいる。

 

『thunder smasher』

 

先に動いたのはフェイトだった。デバイスから砲撃を放つ。

 

『devine buster』

 

なのはも負けじと砲撃を放ち応戦する。そこからなのはが魔力を上げて競り勝ったがフェイトの動きについていけていなかった。

 

「なのは、強い」

 

「「けど、まだ甘い」」

 

上から急接近してくるフェイトに気づきはしたが対応できず鎌の刃を首に突き付けられフェイトの勝ちとなった。

 

『pull out』

 

そしてレイジングハートからジュエルシードが弾きだされた。

 

そのジュエルシードを取ってフェイトとアルフは帰っていった。

 

「やっぱ…ちゃんと話をしたいならあいつに勝つしかないな」

 

「勝つ…」

 

そこからなのはは少し考え、思い立ったように俺に向きなおった。

 

「リンドウ君…」

 

「私に…戦い方を教えてほしいの」

 

「戦い方?」

 

「今のままじゃ、フェイトちゃんには勝てないから…だから、強くなってフェイトちゃんに認めてもらってちゃんと話をしたい」

 

認める…か、なのはらしいな。

 

「まぁ、できる範囲ででいいならやってやるよ」

 

「ありがとう!」

 

そして暫くして今日なのはの訓練をすることになっている。

 

「なぁブラッド?」

 

『なんでしょう?』

 

「俺、なんか変わった?」

 

『そうですね…私はマスターの昔をしりませんがであった頃からは変わってますね』

 

「そうか…」

 

自分でも最近なんか元居た世界の頃とはなんか変わった気がする。でも何が変わったんだろうか

 

「俺の何が変わった?」

 

『そうですね…言葉にするのは難しいですが強いていうなら生きがいを見つけたといった感じですかね』

 

「生きがい…」

 

それはそうかもな…前の世界ではなかった刺激がこの世界にはあるんだから。でも、それだけじゃない気がする…

 

「まぁ、考えても仕方ないか…今後も思った通りに行動していこう」

 

『そうですね』

 

そうすれば、きっと答えが見つかる気がする。

 

ピンポーン

 

そんな時家のチャイムが鳴った。

 

『なのはさんが来たようですね』

 

「そうだな」

 

玄関に行くと待っていたのは案の定なのはだった。ちなみにユーノもいる。

 

「じゃあ始めるか」

 

「え?ここでやるの?」

 

「まぁ、似たようなものだ…そこに立ってな」

 

中に招き入れダイオラマ球の前に立たせる。

 

「これなに?」

 

「特訓の場所だよ」

 

「え?」

 

そういった瞬間なのははダイオラマ球の中に転送された。俺も行きますか。

 

「面白いくらいパニクってんな」

 

中に入るとどうしていいかわからずかなりあたふたしていたなのはがいた。

 

「あ!リンドウ君、ここどこ?」

 

「あの水晶の中」

 

「え?……えーーー!」

 

「別に信じなくてもいいぞ…よし、それじゃあ始めるか」

 

「あ、はい」

 

「いきなりなんだけど、私に足りないものって何かな?」

 

「そりゃぁ、いろいろあるけど…とりあえず今は手数をふやさないとな」

 

「手数?」

 

「そうだ、今お前が使えるのは実質砲撃だけだろ?」

 

「うん」

 

「だからそれ以外にも何か覚えなとフェイトには勝てんだろ…そこでまずは」

 

「まずは?」

 

「こういうのからやっていくか」

 

そう言って俺は周囲に魔力弾を発生させる。

 

「シュート」

 

そしてそれを放ち、、着弾すると爆発した。

 

「今のは1発だけだがなれるとこんなこともできる」

 

今度は複数個発生させそれをコントロールし、1か所に着弾させる。

 

「実際フェイトも似たようなことやってたしな」

 

「やってみる…レイジングハート!」

 

それを練習すること1時間

 

「あとは個人で練習しながら底上げしていくしかないな」

 

「分かった」

 

「よし、とりあえずは今覚えたことを使っての模擬戦と行ってみるか」

 

「模擬戦?」

 

「今度はあれを闘いながらやるんだよ…さっきまでと違って集中してられる時間がほとんどないから難易度はあがるが、これができないと実戦じゃ使えないからな」

 

「うん!」

 

そうして模擬戦をすること30分…

 

「ちょっと…つかれたの…」

 

なのはは結構疲れていた。

 

初めての事をやってさらにそれを模擬戦で使ってたからな…疲労もたまるだろうな。

 

「今日はここまでな」

 

「え?」

 

「無茶して根詰めてもろくなことはないからな…今日は帰ってからの自主練も禁止な」

 

「はーい、わかったの」

 

「なのはが無茶しないように見張っといてくれよ」

 

「分かった」

 

俺はユーノに小声で頼みユーノも承諾してくれた。

 

「なんで時間がほとんどすすんでないの!?」

 

外にでたなのはの第一声がこれである。

 

「外とは時間の流れが違うからな」

 

「違うってどのくらい?」

 

今度はユーノが聞いてくる。

 

「ここでの1時間が中での1日だ」

 

「・・・・・・・」

 

「もうリンドウには驚かなくなってきたよ」

 

それはいい傾向だ…ちなみに俺が創ったダイオラマ球は原作と違っていつでも好きな時に出られるようにしてある。

 

 

 

技の説明をしたいと思います。

 

雷華崩拳・・・・魔法の射手を手に装填して殴る技

原作 ネギま

 

こんなものですかね?

 

 

 

 

 

 

 

さてさて今回の15話どうだったでしょうか?

やっと半分くらいまで来た気がします。これからも更新していくんでよろしくお願いします。

 

 

ご意見ご感想もお待ちしています。


 
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