No.508844

超次元ゲイムネプテューヌmk2 OG Re:master 第四話

ME-GAさん

四話です。
ふと思い返したらV挫折してる!

2012-11-16 17:21:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1128   閲覧ユーザー数:1036

「あンの小僧……!」

ネズミをあしらった装飾のなされた黒地のコートに身を包む少女はそう毒づいた。

怒りにまかせて右手に握っていた鉄パイプで近くの自販機を殴りつける。

ピー、と電子音を発して自販機からガタガタと幾つもの缶ジュースが転がり出ていた。

それを一つ引っ掴み、プルトップを開ける。プシュッと空気の抜ける音と共に、ふわっと香る果実の甘酸っぱい香りも、今では少女の気を逆撫でた。

「もう少しで信者を増やせるところだったってのに邪魔しやがって!」

二、三口で全てを飲み干してぽいと適当に空缶を投げ捨てる。

が、そうしていても虚しいと悟ったのか神妙に黙り込んで足下に転がっているディスクに視線を移した。

「にしても、あんな奴らをディスクに閉じ込めてどうする気だ……?」

丁寧に少女はディスクをつまみ上げて物珍しいような目付きで見ている。

「マジック様もあんな奴らを追いかけ回して何がしたいんだろうなぁ……?」

しかし、そんなことを独りごちていても答えが返ってくるわけもなく少女の声は風に乗って掻き消された。

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

「ハッ……ハッ……!!」

キラは紅蓮の空の下を疾駆していた。

脇にはネプギアを抱えて、段々と乱れていく呼吸の中でキラはそれでも走り続けていた。

彼の上空ではギャアギャアと鳥型のモンスター達が下卑た声で鳴きながら二人を追跡していた。

背後からも、同じような鳴き声を発しながら一回り大きなトカゲの姿のモンスターが素早い動きで追いかけてきていた。

「ッ――!」

ゴクリ、と喉を鳴らして唾を飲む。

何度も石段に足を引っかけて転びそうになるのも何とか耐えてまた一歩、素早く足を前に出す。

進まなければ殺される。

今はもう、その思いしかキラの中には存在していなかった。

もう、自分でもどこに向かっているのかなんて認識できない。ただ、背後から迫る死の予言から目を背けるように走っているだけ。

しかし、モンスターもバカではなかったらしい。キラが曲がり角を進んだところで先回りをしていたのかにやにやと笑っているような表情をして二人に向かって飛びかかる。

「クソ!」

やむを得ない、という表情をしてネプギアを抱えたまま腰の刀に手を掛ける。

ザン――、と刀の軌跡が走り、飛びかかってきた三匹のモンスターはキラの遥か背後に堕ち、ブブッと姿がぶれてから消える。

それを尻目に刀を鞘から抜いたまま、再び街中を疾走する。

「せめて空の追っ手だけでも何とかできれば――!」

キラは思わずそう毒づいた。

先程から上空でけたたましく鳴き喚くモンスター達は時折、爆弾のように地面に落下した途端に爆発するモノを放り投げている。

これで幾つの逃げ道が塞がれたかと歯噛みして忌々しそうに上空を見上げた。

バコッ、とキラの右サイドの地面が爆発する。

飛び散る破片から顔を護りながらその一帯を抜ける。

「ッ!」

どうやら大きめの広場に出てしまったらしい。

見回す限り、そこにはトカゲ型のモンスター、鳥型のモンスターがざっと見回しただけでも100体ほどが集結していた。

「ハハッ……これは何の冗談だ……?」

キラは半笑いでそう小さく呟いた。

こちらはすでに疲弊している上に一般人であるネプギアを保護している。加えてあちらは恐らく数は無制限、倒しても次から次へと湧き出てくる。

「こりゃ……勝ち目なんかねぇ……」

ズルッとキラの足から力が抜ける。どうやら限界らしく、息も切れ切れに地面に膝を突いてしまった。

いや、最初から勝ち目など無い。これは最初から決められた謂わば出来レースだ。そんなものに今更、『絶望』なんてしようがない。

「なあ、ネプギア……」

「なぁに……?」

ネプギアは掠れた声でキラの呼びかけに答える。

キラは、憔悴しきったような表情で目の前に広がるモンスターの群れに向き直る。

「見ろよ、このモンスターの群れ」

「あ……」

ネプギアもその先に視線を向けて声を漏らす。

「もう、終わっちまうんだ」

「……」

今までに聞けなかった彼の絶望にまみれた声にネプギアも終わりを悟った。

キラはそっとネプギアの手に己の手を重ねる。

「ゴメンな……お前のこと、守れなかった……」

「ッ――!」

ネプギアは心臓を掴まれるような思いでキラの横顔を見た。

こんな絶望の最中で、それでも彼は自分のことを思っている。

自分の身に起こる絶望に何もかも投げだそうとしているのではない、最後まで自分を守ってくれている、その心さえも――。

「キラ……」

「ゴメン……俺、俺――!」

悔しそうに、キラはきゅっと口を紡ぐ。

目前のモンスターは既に待ちきれないと言う風に二人に飛びかかっている。

キラは終わりを覚悟した。

思わず目を背ける。己の死、からも――。

 

 

 

 

『ギャァァアアアッ!!』

『グゲッ!!』

『ガァァアアッ!!』

モンスターの悲鳴が幾つも響く。

ザン、と武器を振るう音が聞こえるが、それを認識するまでに多少の時間を要した。

「ッ――!」

恐る恐るキラは瞳を開く。

目の前にはモンスターの死骸が倒れていた。

いつものように倒した後、消えるのでなくその身体からベチャベチャと異様なほどの紅い液体を撒き散らして紅血の海を作っていた。

「ふぇ……?」

ネプギアもまるで意外そうに呆けた表情でその現状に甘んじていた。

「な、ん――」

声が出せない――。

キラは上手く働かない思考でそんなことを思った。もう、目の前に起こった現状すらも理解できない――それほどに奇怪で、異様な光景だった。

そして、もっと目を疑ったのがネプギアの目の前に一つの白い剣が地面に突き刺さっていたことだ。

神秘的なオーラを放つ白剣からネプギアは目を離せなくなっていた。

「ッ!」

しかし、キラは再び眼前に迫るモンスター群にそれは阻まれた。

(マズイ――ッ!)

キラはロクに力の籠もらない右手で刀を握り、群れに向かう。

だが、彼の脇をかすめる影は――

 

 

何者をも魅了する、

美しきロングの桃髪、

剣を携えて向かうその姿は、

 

――戦乙女。

 

 

瞬く間に、目の前に群がっていたモンスター達の姿は吹き飛び次々と消失していく。

「ッ――!」

地上だけでない、空の敵も次々と視認できぬうちに撃ち落とされて――世界は、たった二人だけの空間に成り上がっていた。

夕日をバックに、ネプギアはキラに視線を向ける。

「君、は――?」

途切れ途切れでキラは、ネプギアに問い掛けた。

「ゴメンね、キラ……」

物悲しそうに、ネプギアは微笑を浮かべてそう言葉を発した。

彼女はそう謝っている、けれどそれはいったい何に対しての謝罪なのか、キラは分からない。

 

 

 

 

 

 

「私、普通じゃないんだ――」

 

 ☆ ☆ ☆

 

「ふむ……」

マジックは顎に手をやり、まるで今までの現状をリアルタイムで見ていたかのように納得したように首肯する。

ネプギアの強さこそ、マジックにとって恐れるともとれるものであったが、それだけではない。ネプギアだけでなく、キラからも何か異質なものを感じるのである。

「む、考え事をしている内に全滅か……」

マジックは顔を上げて現状を見る。フンと鼻を鳴らし、見下したように視線を送る。

「まあ、この程度なら何の驚異にもなるまい。もう少し泳がせておいても構わんか」

そっとその場を立ち去ろうとしたが、マジックは妙な違和感に駆られてその動きを止める。

「む……」

まるで誰かに見られているような不快感か。ざっと周囲を見回してみるが、その元は見つけられない。

気のせいではないとマジックは疑問感を抱きながら少しばかり上昇し、街中の様子を探る。

「いない……」

しかし、いくら見てもこの中にはキラとネプギアの二人以外、姿を捉えることは出来ない。

もうこの街には居ないのか、そんなことを考えながらキラとネプギアの二人に視線を移す。

そして、ニヤリと笑みを浮かべた。

(何者かは分からんが……目的がアイツならば……)

 

 

「普通じゃ、ないって――?」

キラは眉をしかめてそう問い掛ける。

彼女の言うことが理解できない、いったい何に置いて普通ではないのか。

「うん――」

物憂げな表情を浮かべて、ネプギアはただそれだけを答えた。

それは夕日の所為なのか、何も分からない。しかし、キラの位置からは彼女の真の表情は読み取れない。

いつの間にか息が荒ぐ。何故、どうして――?

心中でそんな問いかけを何度も繰り返す。しかし、所詮答えなんて返ってくるはずもなくその疑問はキラの心に巣食っているだけだ。

「私――」

ネプギアは言葉を紡ぐ。

けれど――

 

バカッ!

石段が爆ぜる。

「ッ――!?」

突然の出来事に防ぐことも出来ずにその紅く燃えたぎる炎を見つめていた。

どこからの炎なのか、キラもネプギアも炎の出所を探る。

目的の『者』はすぐに見つかった。

頭上に重力に逆らうように浮遊している女性。その右手には巨大な鎌が握られ、対する左手には夕日に負けない紅蓮の炎が揺らめいていた。

最早、認識の範疇を越える出来事にキラは絶句する。

しかし、対する女性としてはぴくりとも表情を動かすことなくもう一度、左手の炎をちらつかせた。

その炎を掲げると同時に彼女の頭上に赤黒い火球が浮かび上がる。

「――マジック・ザ・ハード!?」

ネプギアは驚嘆の声を上げて女性を見る。

その言葉に女性、マジックはにやりと嘲笑を浮かべてネプギアに視線を向ける。

「フン、ようやく思い出したか。だが、もう遅い」

スッと左手を降ろし、それと同時に火球が地面に向かって来る。

「ッ!」

キラは動かない足にムチを打って無理矢理動かす。

ギリギリのところで大地を蹴って大きく飛び退き、直後に地面が爆発を起こす。

ゴロゴロと地面を転がりながらキラは手を地面に突いて上体を起こす。

「ネプッ――」

瞬間、キラは視線を移してネプギアの姿を探す。

爆煙の中、跳躍してネプギアはマジックに向かい、剣を突き立てる。

バキン、と剣と鎌のぶつかる金属音が街中に響き渡り、衝撃波を生み出す。

「く、ぅうう……!」

「その程度か……」

つまらなそうにマジックは吐息し、鎌を強く振るう。

「ッキャ!」

「ネプギア!!」

身体を動かして弾き飛ばされたネプギアを地面に落ちる前にキャッチする。

「ってぇ……!」

「キラ!? 大丈夫……?」

心配そうにその表情を覗き込むネプギア。

無理したような声を上げてキラは「大丈夫……」と答える。

「放っておいても得なことなどあるまい。ここで葬って――」

マジックは鎌を頭上に掲げると、それに呼応するように周囲からどす黒いオーラのようなモノが鎌の切っ先に収束していき、巨大な刃を作り上げる。

「――!」

マジックはその鎌からガードするように黒い霧状の防御壁を展開させた。

ガツン、と鈍い音と共にマジックの身体がふらりと揺らぐ。

防いだとはいえダメージがあったのか、少し表情を歪めて周囲を見渡す。

「新手……? ジャッジの言っていた者か?」

ブツブツと独り言を漏らしてマジックは眉をしかめる。

鎌に風を纏わせてマジックはその場所に斬撃波を飛ばす。

爆音と共に街の一角が崩れ落ち、濛々と煙を上げているが一向に何者かが姿を現す気配は見られない。

「……逃げたか」

マジックは珍しく表情を険しくさせてジロリとキラとネプギアの二人を睨む。

「さあ、次こそがトドメだ」

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

すっかり紅蓮の陽は落ち、辺りは闇と静寂だけが支配していた。だが

その中で、とある一角だけは違った。

「ッ~~、クソ! ジッとしてんのは性にあわネェな……」

ガツン!と足下の小石を蹴り上げて少女は呟き、やりにくそうに後頭部を掻く。

「つーか、マジック様もアタシにここを見張ってろって言ったキリ、ディスクの中に行っちまったし……どうすりゃいんだよ」

足下に転がしてあったディスクを再度確認するようにつまみ上げる。

 

宵闇の中、駆ける影が一つ――

 

「ハァ……腹減ったなぁ。少しくらい飯食いに行ってもいいかなぁ……」

とは言うものの決心のつかない風にウロチョロと辺りを動き回ってあれこれと呟いている。

 

迷い無く、ただ目指す場所が始めから分かっているというように――

 

「それともモンスター使って飯でも取りに行かせた方が早いか?」

少女は思い出したように懐から一枚のディスクを取り出してどうしようかと目の前に掲げて唸っている。

 

大きく跳躍、武器を袖口から構えて振りかぶる――!

 

「んなっ!?」

少女は頭上から一対の武器を構える少女の姿を視認して慌ててその場を飛び退いた。

「っぶねぇな、コンチクショー! どこ中だテメェ!」

しかし、そんな彼女の問いに答えることなく、対する少女はふわりとコートを揺らして武器を握り直す。

「いけ好かネェ態度だなぁ、チビのクセに……」

「……チビ?」

少女はすらりと伸びる茶髪を靡かせてそう呟いた。

「ああ、そーだよ。自分の身長見やがれ」

少女はバカにしたような笑いを含みながら少女を指す。

対する少女は腰に手をやってむくれたような声を発する。

「失礼ね。これでも去年から2cmは伸びたんだけど」

「たった2cmかよ……成長期にしては随分と遅くネェか?」

「成長期……?」

少女はピクリと眉を動かす。

その声音が先程よりも違うことに少女ははたと気付く。

(何だ……?)

思わず身の毛がよだつのではないかと言うほどに凄まじい気を放つ眼前の少女。

刹那、2mほど先にいたと思われた少女の顔が目の前にあった。

「ッ――!」

バキッ!と嫌な音を立てて頬に拳が叩き込まれる。

慌てて体勢を立て直し、武器である鉄パイプを構えるが対する少女の蹴りでそれは宙に浮く。

「っだ!」

少女は右手の武器を叩き込み、地面に少女を叩き付ける。

「ッ! な、何モンだぁ、テメェ……!!」

青いコートを羽織った少女は黒の少女の胸を足で押さえつけて低い声音で告げた。

「ガキじゃない……」

「ッ……」

その言葉には酷く、憎悪のような、禍々しい何かが感じ取れ、思わずそんな圧迫感に恐怖する。

背筋に冷たいモノが走るのが感じられた。

 

 

「私はもう立派なオトナよ、オトナ!!」

 

 

「……はい?」

予想外の答えに少女は眉をしかめる。

「アンタよりはオトナだってーの。意味分かんないの?」

「ぐぇ! わ、分かります分かります!!」

グリグリと足を押されて少女は慌てて言葉を紡ぐ。

「それより、アンタここで何してるの?」

「おいおい、相手に聞く前にまず自分から物を言うのがオトナの礼儀ってヤツだろ?」

少女の勝ち誇ったような言葉に、茶髪の少女はむくれた表情をより一層不機嫌にさせてゆっくりと口を開いた。

「私は――」

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

キラは思わず目を瞑った。

トドメ――それじゃ終わりを意味する。

ネプギアも、必至にキラの服にしがみつき、恐怖に耐えるようにその瞳を噤んでいる。

「これで――」

マジックの持つ鎌から斬撃波が飛ぶ。

「ッ!!」

しかし、それは大きく二人の左右に反れて地面を大きく抉った。

「何……?」

予想外のコースにマジックは目を見張る。

そして空間全体が揺れていることに気付くのにそう時間は掛からなかった。

「チィ! リンダの奴め、しくじったな!」

マジックは忌々しそうに天に向かってそう叫んだ。

空と思われていた紅蓮はガラガラと崩壊し、地面に消えていく。

まるで世界の終焉を表しているかのようなそんな恐ろしげな光景だった。

マジックは一度、二人を一瞥する。

「フン、捨て置くのは癪だが……今はこうするしかあるまい。次はない、覚えておけ!」

それだけを言い残し、闇の中に消えていく。

「ッ……!」

死ぬ――。直感的に、キラはそう感じた。

段々と立つことの出来るスペースも限られてきている。じわじわと迫り来る恐怖をキラは愕然とした表情で見届けていた。

「キラ……」

「ネプギア……助かったみたいだが、結局は意味のないことだったみたいだな」

このまま、死ぬんだ――。キラは心中でそう思った。

(ハァ……散々な人生だったな……。まだ『あの人』にも会えてないのに……)

キラはそっと心の中で毒づいた。

しかし、そんな彼の手をネプギアがきゅっと握る。

「怖くないよ……」

「え?」

突然、発せられた言葉にキラは問い返す。

「私は、キラと一緒なら死ぬのも怖くないよ……。キラは、怖いかも……だけど」

ぎゅっとより一層強くキラの手を握る。

その手から、ゆっくりと暖かいものが流れてくるように思えた。

 

 

コワクナイ――

 

 

『私が居るから、コワクナイ――』

 

 

 

「ッ!」

キラも、ネプギアの手を握り直す。

「俺も……俺も怖くないよ」

ネプギアの全身を包むように、優しく抱き寄せる。

小さく、柔らかくて、暖かい――。そんなことしか思いつかなかった。

それでも、キラはもう恐怖なぞは感じていなかった。

 

その途端、視界が一気にクリアになり、段々と白く濁っていく。

「え……?」

「これは……」

白い靄のようなモノが視界にまとわりつく。

けれど、キラもネプギアもそれを鬱陶しいとは思わなかった。

次の瞬間、身体にとてつもない重力が掛かる。

「っうわ!」

「っきゃぁ!!」

身体のバランスが崩れる。

まるで落ちたような――。

キラは背中に鈍痛を感じた。そして直後に腹部に強烈なダメージを受ける。

「っぐは!」

背よりも寧ろ腹部のダメージが精神的に辛い。

痛みに歪んだ表情からゆっくりと瞼を開ける。

そこには満月をバックにこちらの見下ろす茶髪の少女の姿があった。

「よかった、無事みたいね」

不思議と怖い、とは思えないモノだった。

勝ち気な笑顔を浮かべて少女は月光の反射する青いコートをたなびかせている。

「アナタは……?」

「ん、まさか一日にこう短時間で二回も自己紹介することになるなんて」

呆れたように少女は額に手をやる。

 

 

「私はアイエフ。プラネテューヌ政府の諜報部員よ」

 

 

少女、アイエフは自信満々に答える。

それから――そして、と言葉を紡ぐ。

 

 

 

 

 

 

「ネプギアの友人でもあるわ」

 


 
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