No.505929

真・恋姫†無双~2人目の天の御使い~ 第11話 英次と于吉

ネロっちさん

ちょっとグダグダになりました

2012-11-09 00:40:19 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1051   閲覧ユーザー数:976

于吉「おや?」

 于吉は何かに気がついたように俺をジロジロ見る

英次「ん?何だ?」

于吉「私が渡した服はどうしたのですか?」

英次「あー・・・あれは捨てられた」

于吉「捨てられたのですか?」

英次「あぁ一刀にな、ちょっとした手違いだったんだ」

 俺は怒られると思い

英次「すまない」

 全力で頭を下げた。すると于吉は少し笑いながら

于吉「いえいえ、そこまで気にすることないですよ」

英次「そ、そうか」

于吉「そうなると、前のように守るものがないですね・・」

于吉は顎に手を当ててしばらく考え込む

 

于吉「そういえば能力のほうはどうですか?」

英次「そうだな、一応使えるし、それなりに理解しているつもりだ。それより、もっといい能力くれ」

于吉「・・・・無理です。私の力ではこれ以上の能力は与えられません」

英次「そうなのか、まぁ仕方ないな。」

于吉「でも・・・その能力の強化は出来ます」

英次「それを早く言えよ」

于吉「ただし、ものすごい痛みがあります。それでもやりますか?」

英次「遠慮する!」

于吉「即答ですか、まぁあなたがそれでいいのなら」

 痛みとか嫌だし、それに今のままでも何とかなるだろ。

 

英次「んで?用事って何だ?」

于吉「その事なんですが、まずは嫌な事からですが、あなたの幼馴染・・真琴さんがこの世界に来ます」

英次「ん?何だって?」

于吉「真琴さんがこの外史に来ます」

英次「はぁ?何でだよ?」

于吉「これは外史によって呼ばれたのです」

英次「外史が?」

于吉「そうです。私の力ではどうすることも出来ずにすいません」

 于吉が頭を下げる

英次「いやいや、頭を上げてくれ。でも外史が人を呼ぶなんて事あるんだ」

于吉「ええ、ただ他人の外史に呼ばれるなんて事は今までなかったんですが、私たちがそこに飛ばす事はあっても」

英次「そうか・・」

 俺は空を見上げて

英次「真琴・・」

 とつぶやいた

英次「って事は俺の時にみたいに外史と正史の狭間の所に1回行くのか?」

于吉「そうです。これから私は真琴さんを迎えに行きます」

英次「なら俺が居る所に連れてくるとか出来ないのか?」

于吉「何とかしてみます」

英次「あぁ頼む」

 真琴がこの世界にか、あいつ大丈夫かな?変な所で正義感強いからな

于吉「そしてもう1つ」

英次「何だよ。まだ悪いニュースでもあるのか?」

于吉「いえこれを」

 于吉が空間から刀を呼び寄せた

英次「何だ今の?刀が現れたぞ」

于吉「気にしないでください。これをどうぞ」

 俺は刀を受け取り

そして刀を抜いてみる

英次「白い鞘に白い刃・・」

 まるで雪で作ったかのような白い刀・・白い日本刀だ

于吉「これは英次君にプレゼントです。使いやすいはずです。私があなた専用に作った刀ですから」

英次「あぁありがとう」

 素直にうれしい。だけど、俺に人を斬れるんだろうか

于吉「私はそろそろ行きますが・・・1つだけ・・・」

英次「ん?」

于吉「大切な人を守る為には人を斬らなければならない時があります。それがこの世界なのです」

それだけを言い残すと、于吉はその場から消えていた

 

俺はその場に立ち尽くしていた。

英次「大切な人を守る為に人を斬るか」

 確かにその通りなんだと思う。それがこの世界・・三国志なんだと

俺が守りたい人・・・その人の為には・・・

~一方その頃真琴は~

真琴「あれ?ここ何処だろう?・・てか真っ暗じゃん」

 ここは外史と正史の狭間。とは言っても真琴はその事を知らない

于吉「ようこそ真琴さん」

真琴「うひゃ!?だ、誰?」

于吉「初めまして于吉と言います」

真琴(あれ?イケメンだ・・でも英次ほどじゃないけど)

于吉「さて、真琴さんあなたには色々と説明をしないと・・」

 

 

~説明中~

 

真琴「なるほど、夢なんだこれ。うんうんそうだよ。だってこれ何て漫画ってなるし」

于吉「残念ながら夢ではないのですが」

真琴「う~む。まぁ英次もその世界に居るなら私は行くよ!英次って私が世話しないと駄目だし」

于吉「まぁ行くなら理由などは気にしませんが」

真琴「それじゃ英次の所までよろしく!」

于吉「残念ですが、真琴さんあなたには強くなっていただきます」

真琴「はい?強く」

于吉「そうです。そして英次君の手助けをお願いします」

真琴「オッケー。英次の助けになるなら強くなるよ」

 

 こうして英次大好き真琴は英次の為于吉との壮絶な特訓を行うのであった

だが、どうして英次は強くなれなかったのか?

それは・・・この世界、この外史が恋姫の世界だからある


 
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