No.497842

IS 世界を守る者 EP53 暴・走・演・劇

ギアルさん

今回は生徒会主催の演劇です。

なお、カオス注意です!

2012-10-19 17:06:14 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1987   閲覧ユーザー数:1788

IS学園、体育館。

 

体育館では生徒会主催の演劇が始まろうとしていた。

 

なお、この劇は生徒会長更識楯無及び妹の更識簪が考えたオリジナル物である。

 

体育館はこの劇を見ようとする人で満員だった。

 

一方、舞台裏ではジンヤは楯無から渡されたブレザーの制服を着ていた。

 

「なかなか着心地は良いな…」

 

そこに本音の姉である虚がジンヤに話し掛けた。

 

「そろそろ時間です。なお、この劇ではアドリブが重要ですよ」

 

「了解、では行きますか…」

 

そして、開幕した。

 

なお、虚はナレーションを担当している。

 

『ここは平和なとある王国です。ある日、王子様は王様に呼ばれました』

 

体育館の舞台の上にはブレザーの制服を着たジンヤが出た。

 

「父さんに母さん、一体何だよ…」

 

そこに頭に王冠をしたこと王様一夏と赤いチャイナ服を着た王妃こと鈴が来た。

 

「ジンヤ、大切な話が有る…」

 

「アタシが一夏と結婚したのもアンタと同じぐらいだし…お見合いしたらどうかしら」

 

「お見合い?めんどくさいな…」

 

「まあ、それより…入ってくれ」

 

一夏がそう言うと、赤いドレス姿の箒、青いドレス姿のセシリア、オレンジ色のドレス姿のシャル、黒いドレス姿のラウラ、水色のドレス姿の楯無、氷に思える白いドレス姿の簪が入ってきた。

 

『そこに6人のお姫様が入ってきました』

 

虚はそう言うと、続けて言った。

 

『彼女達は火、海、砂漠、夜、水、氷の国のお姫様で王子様にお見合いしに来ました』

 

「わ、私は…火の国から来た箒だ…ジンヤ!私はお前と結婚して私とお前の子供の顔が見たいんだ!!(バ、バカ!私のバカ!恥ずかしいことを///)」

 

「お待ちなさい、ジンヤさん!わたくし、海の国のセシリア・オルコットと結婚してください!」

 

「えっと…砂漠の国から来たシャルロットです。僕と結婚しよ♪」

 

「ジンヤ!この夜の国から来た私…ラウラと結婚しろ!これは決定事項だ!異論は認めん!!」

 

「私は水の国から来た楯無お姉さんだよ♪結婚したらお姉さんがイロイロとしてあげるよ♪」

 

「ジンヤ君…私はお姉ちゃんみたいに秀でている所は無いけどジンヤ君の事を愛する気持ちは誰にも負けない…ジンヤ君、大好きだよ」

 

それぞれ6人がジンヤに対してプロポーズをするが…

 

「………」

 

『お姫様達が王子様にプロポーズするが王子様はいつの間にか人形と入れ替わっていました』

 

虚のナレーション通りにジンヤはいつの間にかジンヤ人形と入れ替わっていた。

 

「逃げた!」

 

「追い掛けますわよ!」

 

この場に居た全員がジンヤを追い掛けた。

 

そして、全員が居なくなるとジンヤ人形の後ろからチャックが開いた。

 

そこからジンヤ人形からジンヤが出てきた。

 

「よし、みんな行ったな…」

 

そう言うと、ジンヤはこの場から逃げた。

 

そして、しばらく歩いていると誰かに呼び止められた。

 

「そこの止まれ!」

 

「え…」

 

その呼び止めたのはおまわりさんことレオンだった。

 

「やはり、お前だったか!」

 

「お前だったかってどう言うことですか!」

 

「これを見ろ!」

 

レオンが取り出したのは何とジンヤの指名手配書だった。

 

「はぁ!?何時の間に…」

 

「大人しく、逮捕されろ!」

 

「待ちな、ソイツはこの賞金稼ぎのオレが頂く」

 

そう言って現れたのはラウだった。

 

「兄さん!」

 

「すまないが人違いだ」

 

『彼は賞金稼ぎのラウ。賞金首からはリボルバー・ラウと恐れられています』

 

虚のナレーションの後にラウはコルトS.A.A.を回しながら取り出した。

 

「コイツは世界で最も高貴な銃、シングル・アクション・アーミーだ」

 

そう言って、コルトS.A.A.のリロードをすると、もう一丁取り出した。

 

「一丁で6発、二丁で12発だ。これを生き延びた奴は居ない…」

 

「なら、試してみるか?」

 

レオンがそう言うと、両手にマシンピストルことステアーTMPを二丁持った。

 

そして、レオンはステアーTMPでラウに向かって撃つがラウはレオンの懐に潜り込んだ。

 

至近距離でコルトS.A.A.を撃つがレオンにギリギリで回避された。

 

更に至近距離で銃撃するがギリギリで回避されていく。

 

まさしく、ラウとレオンはガンカタで戦っていた。

 

なお、その隙にジンヤは逃げていた。

 

そして、舞台が暗くなった。

 

少しして、ジンヤはブレザーの制服の上から砂漠の民が着るようなコートを身に纏っていた。

 

そこに虚がナレーションを入れた。

 

『王子様は逃げている最中に自分は誰なのかと思い、旅へ出ました。そして旅を続けてとある森に入りました』

 

歩いていると、前から木こりことクリスが現れた。

 

「クリスさん…?どうも」

 

「いきなりですまないが俺の斧を探しているんだが知らないか?」

 

『王子様は仕方無しに木こりの斧を探す事になりました。歩いていると、湖に通りかかりました』

 

すると、湖から女神の姿をしたジルが現れた。

 

「ジルさん…?」

 

「貴方が落としたのはこの金の斧ですか?それともこの銀の斧ですか?」

 

ジルはジンヤに金の斧と銀の斧を見せて言った。

 

「違います、そんな物を落とした覚えは有りません」

 

「そうですか…では3日前に落ちたこの普通の斧ですか?」

 

ジルがジンヤに見せたのはChrisの名前が入った斧だった。

 

「ああ、それは木こりの人が探していましたよ」

 

「そうですか…それでは私が直接返しておきますね」

 

そう言うと、ジルはクリスの方に向かい、ジンヤは旅を続けた。

 

『旅を続ける王子様、その前に現れたのは…』

 

『………』

 

ジンヤの目の前に現れたのは悪質宇宙人・メフィラス星人だった。

 

なお、何故かテーブルに座っていた。

 

『かけたまえ…』

 

「あ、どうも…」

 

ジンヤが椅子に座ると、メフィラス星人が何処からかセシリア作のサンドイッチを出した。

 

『食べたまえ…』

 

「どうも…」

 

ジンヤがサンドイッチを食べていると、メフィラス星人は凄い音を食べながらラッキョウを食べていた。

 

『君は何故、旅をするのだ?』

 

「あぁ、それは…」

 

ジンヤはメフィラス星人に自分が旅をする理由を言ったが…

 

『なるほど…ただそれは君が逃げているだけじゃないか?結婚するのも王位を継ぐのも』

 

「ッ!」

 

それを聞いたジンヤは言葉を失った。

 

『君は一度、それから逃げず立ち向かうべきだ…』

 

そう言うと、メフィラス星人は去っていった。

 

『こうして、王子様は国に帰ると、王位を継ぎ立派な王様になりました。なお、王子様が誰と結婚したのかは秘密です…』

 

虚がそう言うと、幕が降り始めた。

 

そして、ものすごい拍手音が聞こえた…

 

 


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