No.489752

リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ

白の牙さん

神のミスにより死んでしまった俺は新たな命を貰い「白い魔王」がいる世界『リリカルなのは』に転生することとなった。ケセラセラ、なるようになるさ。これはTINAMIDえ書いていた『リリカルなのはの世界に転生・・・まぁ、なるようになるさ』の改変版です。主人公やほかの転生者の名前は同じですが時期が違います。ハーメルンにも投稿しています

2012-09-29 04:45:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4663   閲覧ユーザー数:4501

 

 

 

 「ここは・・・どこだ?」

 青年は目を覚ますと、星がたくさんある場所にいた

 「・・・・まるでプラネタリウム、いやそれ以上だな」

 青年は周りにある星を見てそう思ったが、なぜ自分がこんなところにいるのか不思議に思った

 「確か俺は車に引かれそうになった女の子を助けて・・・・・そうだ、俺は死んだんだったな・・・じゃあ、ここは天国か?」

 「天国ではありませんが、それに近い場所ですね」

青年が後ろを振り返ると金髪の美少女がいた

 

 「(きれいだ)」

 

 青年がその女性を見て最初に思ったことはそれだった

 

 「き、きれいだなんて、そんな///」

 

 女性は顔を赤くした

 

 「(な、なんで俺の思ったこと解ったんだ!?)」

 

 「なんで、解ったのかって顔をしていますね、如月一真さん?」

 

 「どうして、俺の名前を!?」

 「私の名前はアテナ。貴方たちの言葉で言うと女神ですね」

 

 アテナは笑顔でそういった

 

 「つまり、俺の死はあなたの部下によるミスだったってことか?」

 「はい。あなたは確かに重傷を負いましたが手術により、一命を取り留めるはずだったのです。しかし、私たちのミスにより貴方は死んでしまった。本当に申し訳ありませんでした」

  アテナは一真に頭を下げた

 「ミスってのは誰でも侵すもの・・気にしないっていえば嘘になるが・・寧ろ神様がミスすることに驚きだ」

 一真は苦笑いで言った

 「それで、俺はこれからどうなるんだ?閻魔様の所もしくは天国にでも行くのか?」

 

 一真が尋ねると

 「いえ、貴方にはお詫びとして新しい命で生きてもらいます。ですが、貴方が元居た世界ではなく違う世界になりますが」

 「違う世界・・・・か」

 「はい。そして、貴方の行く世界は〈リリカルなのは〉の世界です」

 

 「・・・・あの『白い魔王』がいる世界か」

 

 一真は頬をひきつかせた

 

 「違う世界に変えるってことは・・」

 

 「できません」

 

 「・・・因みにどうやって決まったんですか?」

 

 一真が聞くと

 

 「これです」

 

 アテナがそういうと、巨大なダーツ台が現れた

 

 「ダーツで決まったのか」

 

 「はい。それをこれを」

 

 そういい、アテナはダーツの矢を一真に渡した

 

 「今からルーレットを回しますから、それを投げてください」

 

 「いや、何で?」

 

 「それは後でわかりますよ」

 

 一真はアテナに言われた通り、ダーツの矢を回っているルーレット台に向かって投げた。そして、ルーレット台が止まると、一真の投げた矢は『特典数・・無制限』と書かれたいる欄に刺さっていた

 

 「おぉぉぉ~~~、刺さる確率が1000分の一の所に刺さるなんて、すごい強運の持ち主ですね」

 

 「あの~~、今のに一体何の意味が?」

 

 一真が聞くと

 

 「今のはですね、あなたへ授ける特典数を決める儀式みたいのものです」

 

 「特典?」

 

 「はい、私たちのミスで亡くなってしまった人たちへのせめてものお詫びに臨む能力、力を叶えてあげるんです」

 

 「そうなんですか。因みに、他の人たちは何を頼んだんですか?」

 

 一真が聞くと

 

 「え~~と、最近ですと、Fateのアーチャーの能力、無限の魔力、ニコデポポですね」

 

 「はぁ」

 

 「それで、あなたはどんな力を望みますか?」

 

 アテナが聞いてくると

 

 「・・・じゃあ、ネギまの魔法、闇の魔法。それに耐えられる精神。俺が見ていたアニメの技術(機械)の知識。修行ができるようにダイオラマ球が欲しいですね」

 

 「無限の魔力や、女性にもてる力はいらないんですか?」

 

 「・・・・いりません」

 

 「そうですか。ではこれがあなたのデバイスです」

 

 アテナはネックレスを一真に渡した

 

 「そのデバイスはあなたの望む形状になるようにしています。どんなのにするかはあなたが決めてください」

 

 「はい」

 

 「それでは、新しい人生を楽しんでくださいね」

 

 アテナがそういうと、一真は意識を失った

 


 
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