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IS 最速最高の元槍使い 28話~32話ぐらい

IS 最速最高の元槍使い 28話~32話ぐらい

2012-09-10 02:04:25 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1914   閲覧ユーザー数:1759

Side主人公

 

なんだよ、アイツは

フルフェイスでボディも完全に覆ってるし、何よりもさっきのグランドを覆ってる遮断シールドを突破した時のビームの威力だな

ありゃ、ブルー・ティアーズのスターライトMkⅢより威力が上だな

 

(エク)

 

(なんだ?)

 

(あの未確認ISから生体があるか確認してくれ)

 

(なぜだ?

 私が言うのもあれだが、ISは無人じゃ動かない)

 

(無人じゃなくとも遠隔で操作かも知れないし、何か細工がしてあるかも知れないからな

 それにもしあれを作ったのが篠ノ之 束だったとしたら?)

 

(・・・わかった

 調べてみよう)

 

(ありがとう

 エク)

 

(かまわない)

 

さて、これで後は結果待ちか

 

「もしもし!?

 織斑くんきいてます!?

 鳳さんも!

 聞いてますー!」

 

「本人たちがやると言っているのだから、やらせてみてもいいだろう」

 

「お、織斑先生!何をのんきな事を言ってるんですか!?」

 

「落ち着け

 コーヒーでも飲め

 糖分が足りないからイライラするんだ」

 

先生それは砂糖じゃなくて、塩です

 

「・・・あの、先生

 それ塩ですけど・・・」

 

「・・・」

 

いま塩の入ってるスプーンを戻しても少し遅いです

何杯か塩が入ってますから

 

「なぜ、塩があるんだ」

 

「さ、さぁ・・・?でもあの、大きく『塩』って書いてありますけど・・・」

 

「・・・・・・」

 

「あっ!やっぱり弟さんの事が心配なんですね!?

 だからそんなミスを」

 

山田先生それはソルトコーヒーフラグです!

 

「・・・」

 

いやだな~この沈黙

ほんと嫌な沈黙だな~

 

「あ、あのですねっ」

 

「山田先生、コーヒーをどうぞ」

 

「へ?あ、あの、それ塩が入ってるやつじゃ・・・」

 

「どうぞ」

 

山田先生しっかり骨だけは拾います!

 

「い、いただきます・・・」

 

「熱いので一気に飲むといい」

 

あなたは鬼ですか

・・・むしろ閻魔大王ですか

 

「槍

 何か失礼な事を考えてないか?」

 

「イエナニモ」

 

「そうか

 今夜覚えていろ(ボソッ」

 

ゾクゾクッ

何か背筋に這いずるものがあったんですけど

 

「先生!わたくしにIS使用許可を!

 すぐに出撃できますわ」

 

多分無理だろうな

なにせ

 

「そうしたいところだが、これを見ろ」

 

「遮断シールドがレベル4に設定・・・?

 しかも全ての扉がロックされて

 あのISの仕業ですの!?」

 

多分天災のせいだし、これくらい朝飯前か

ちゃっちゃと解除して助けに行かないと、やり過ぎるって事はないと思うけど

 

「そのようだ

 これでは避難する事も救助に向かう事もできないな」

 

「で、でしたら!

 緊急事態として政府に助勢を」

 

政府がどこまでできるかね

 

「やっている

 現在も三年生の精鋭がシステムクラックを実行中だ

 遮断シールドを解除できればすぐに部隊に突入させる」

 

三年生の精鋭でもクラック出来るのか?

打診してみるか

 

「先生俺にクラックさせてみません?」

 

いい方間違えた

 

「やってみろ」

 

さて腕を見せて見ますか

 

Side主人公

 

クソッ!

任せて見ませんかって言ったものの、どうにもこうにも天災のハッキングプログラムは固すぎる

 

「槍!

 まだか!?」

 

「今やってるから静かにしてろって」

 

任せろって言ってからまだ2分くらいしかたってないんだからもう少し待てっての!

・・・おお!穴みっけってこんなとこに穴があるなんて単なる誘いにしか見えないんだけど

しゃーない、出たとこ勝負

 

「・・・」

 

「どうだ」

 

「・・・・・・」

 

「槍!」

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・どうなんだ!」

 

「槍さん!

 どうなんですの!?」

 

「あぁ!もう!!

 少し静かにしてろ!!

 あと少しだっ!!」

 

あと少しなんだ!

・・・よし、

 

「出来た」

 

「じゃ助けに「ってまたハッキング掛けてきやがった!!」槍!?」

 

「だぁー!もう次から次に潰してもきりがない!!

 先生アリーナ外でのIS使用許可ください!!

 ついでに、突入許可も!!」

 

クソッ次から次にきやがって、天災になんて勝てるかって

頭で勝てないなら、力でねって

 

「わ、わたくしにも突入の許可を」

 

「・・・」

 

「織斑先生!!」

 

「さっきも、言ったが、

 三年生の精鋭がシステムクラックを実行中だ

 遮断シールドを解除できればすぐに部隊に突入させる」

 

「それじゃ遅いかもしんないから、突入させろって言ってるんだ!」

 

「・・・はぁ、槍

 2人を無事に連れて戻ってこれるか?」

 

「何を当たり前な事を」

 

「あぁ、もちろんお前もだ」

 

「それこそ当たり前」

 

「ならISの使用許可を出す」

 

「ならわたくしも!」

 

「オルコット

 お前は突入部隊には入れない」

 

「な、なぜですの!!」

 

「お前のISの装備は一対多向きだ

 多対一ではむしろ邪魔になる」

 

「そんなことありませんわ!

 このわたくしが邪魔だなどと」

 

「では連携訓練はしたか?

 その時のお前の役割は?

 ビットをどういう風に使う?

 味方の構成は?

 敵はどのレベルを想定してある?

 連続稼働時間・・・」

 

「わ、わかりました!

 もう結構です!!」

 

「ふん。

 わかればいい」

 

わぉ言葉のみで叩き潰しやがった

 

「槍、いつ突入できる?」

 

「今から行きますよ」

 

「ああ、気をつけてな」

 

さて、いっちょやってきますか!!

 

Side主人公

 

ただ今、アリーナのちょうど真上にいます

さて、どうやってアリーナのシールドを抜くか

一応ブルーティアーズのスターライトmkⅢを借りてきたけどどうも撃ち抜けそうもないんだ

・・・今この瞬間だけでも、改造するか

出来るのか?

出来る出来ないじゃないやるんだ!!ってか、改造よりエクに直結させて出力上げるでいいか

 

「エク」

 

(なんだ?)

 

「スターライトmkⅢに直結させて出力上げる事できるか?」

 

(出来るぞ

 手の甲からケーブルを出して武器につなげろ)

 

「上からだな

 あぁそれとアリーナのフル装備のやつは無人機か?」

 

(ああ、色々調べたが生体反応はなかった)

 

「そうか

 なら、全力全壊で行っても問題ないな」

 

(それは、そうだが)

 

「じゃ、まずはアリーナのシールドをぶっ潰しますか」

 

(直結させたか?)

 

「おうさ」

 

(でわ、行こうか)

 

「カウント始めるか!」

 

(3)

 

「2」

 

(1)

 

「(0!)」

 

バシューーーーーーーーーン

 

「よっしゃ

 助けに行くぞ!」

 

(手伝ってやる)

 

「はいはい

 ほんじゃよろしく頼むよ!!」

 

Sideout

 

Side一夏

時は少し戻って

 

くそ、なんなんだよ

あいつは、いきなりきやがって、

 

「離しなさいよ!」

 

「暴れるなって、殴るな!」

 

って憂さ晴らしのようにビーム撃ちやがって、しかもブルー・ティアーズより威力が上じゃないか

 

「鈴!俺たちだけでやってみないか?」

 

「どうしたのよ、いきなり」

 

「いっつも槍にまかせっきりだからこんな時くらいは俺がやらないと」

 

「わかったわよ

 じゃ、援護してあげるからしっかり決めなさいよ」

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

なんてさっき意気込んだのに全く当たらないな

 

「しっかり当てなさいよ一夏!」

 

「やってるよ!」

 

「くそっ、鈴後エネルギーはどれだけ残ってる?」

 

「後180ってところね」

 

「俺たちが勝てる確率ってどれくらいあると思う」

 

「確率は0じゃないけど一桁あるかないかね」

 

違和感があるな

なんだろうこの違和感は

 

「なぁ鈴?」

 

「なによ」

 

「あいつの動きって何かに似てないか?」

 

「何かって何よ」

 

「なんかってどう言ったらいいんだろ?

 某自動車メーカーが出したロボットみたいな」

 

「そんなのいたっけ?」

 

なん・・・だと!?

 

「機会じみてないか?」

 

「ISは機械よ」

 

「いやそーじゃなくて、あれってホントに人が乗ってるのか?」

 

「何言ってるのよ!

 ISは人が乗ってなきゃ

 でも、おかしいわね、さっきからアレあたしが話してる時は攻撃してこないわね」

 

「ううん。でも無人機なんてあり得ない。

 ISは人が乗らないと絶対に動かない。

 そういうものだもの」

 

「仮に、仮に無人機だとしてだ」

 

「なに?無人機なら勝てるの?」

 

「無人機なら全力で攻撃しても大丈夫だしな」

 

零落白夜は威力が強すぎて人が相手なら全力が出せないからな

 

「全力もなにも一回も当ててないじゃない」

 

「次は当てる」

 

「言い切ったわね。

 じゃあそんなこと絶対にあり得ないけど、アレが無人機だと仮定して攻めましょうか。

 一夏」

 

「ん?」

 

「どうしたらいい?」

 

「俺が合図したらアイツに向かって衝撃砲を撃ってくれ」

 

「当たらないわよ」

 

「当たらなくもていいんだ」

 

「じゃあ早速」

 

こいつで決める!

 

「一夏ぁ!!」

 

「男ならそのぐらいの敵に勝てなくてなんとする!」

 

キィーーーーーン

 

敵ISが箒に興味が向いたのか、箒の方に矛先を向けやがった

間に合わないか?

いや、間に合わせる!!

 

「鈴今だ!」

 

「わ、わかったわよ」

 

「ちょっと何してんのよ!どきなさいよ」

 

「いいから撃て!」

 

「もうどうなっても知らないわよ!」

 

鈴が衝撃砲の準備をするが、様子がおかしい

 

「どうした鈴!?」

 

「こんなときに、動かないなんてどういう事よ!!」

 

クソ!

 

「箒!逃げろ!!」

 

バシューーーーーーーーーン

 

ビームを放とうとした時

上からの一閃が敵を貫いた

 

「助けに来たぞ」

 

Side主人公

 

ふぅ、しっかりとぶち抜けたな

・・・なぜか箒さんがあんなところに?

もしかしてこの無人機さんは生身の人間をあんな高火力ビームで撃とうとしたのか?

 

ちょっと奥さん危なくってよ

 

・・・・・・なんか電波飛んできたけど、まいっか

 

「箒~そこは危ないから逃げときなよ~」

 

届け!この想い!!

なんて言ってる暇ないかな?

 

(ロックオンされているぞ)

 

暇はなかったようだな

 

「一夏!鈴!下がっとけ

 後は俺がやる」

 

「ちょ!?どういう事よ!!」

 

「どうしてだよ!!」

 

「ふたっともシールドエネルギーの残量あんまりないだろ?」

 

「俺はまだやれる!」

 

「一夏君や、怪我で済めばいいけど怪我ですまない可能性だってあるんだ」

 

「・・・」

 

「だから今回は戦い方を見て学んどきなさいって」

 

「・・・わかった」

 

不服そうだね~

まぁこれで一人目攻略

あと一人

 

「・・・」

 

引く気ないって顔してるし!

 

「鈴さんや下がってくれまいか?」

 

「いやよ」

 

「なんでさ!?」

 

「あたしまだはまだやれるわよ!」

 

「下がってくれたらアイスを奢ってあげよう」

 

「・・・まだ足りないわね」

 

なん・・・だと!

 

「な、ならば買い物に付き合ってあげようじゃないか!!」

 

「乗ったわ」

 

キターーーーーーーーー

 

ふぅやっと鈴が下がってくれたな

この間によく攻撃が来なかったな

 

(槍)

 

(なんだ?エク)

 

(敵を見てみろ)

 

「わぁお」

 

なんでアンテナなんてしてるのさ!!

※アンテナとは小学校や体育でやる正式名称「首倒立」である

 

(エク)

 

(なんだ?)

 

(アレって撃ち抜いて大丈夫だよな?)

 

(撃ち抜くより突き刺したらどうだ?)

 

(やだ)

 

(やだってお前は子供か)

 

(だってなんか移りそうだもん)

 

(・・・じゃ撃つ抜けばいいじゃないか)

 

(キタコレ!!)

 

「爆ぜろー!!」

 

バヒューーーーーーン

 

コンッ

 

あのふざけ無人機避けやがった

コメツキムシ見たいに首元をピンッってやって避けやがった

 

「絶対潰す

 いくぞ、ゲイ・ボルグ」

 

容赦なく貫いてやる!

 

(エク最初から全力全開でいくぞ!!)

 

(はいはい)

 

無人機か残った腕で攻撃しようとしてるが

 

「遅いんだよ!!」

 

このまま刺し貫く!

 

ズビンッ(刺した音)

 

ブーーーーン(起動停止した音)

 

ズシュ(抜いた音)

 

起動停止したな

はぁ、一応上半身と下半身分けとくか

 

ザックリ(引き裂いた音)

 

さーて帰りますかね

 

ピクッ

 

(あとでしっかりメンテしてやるからな)

 

(セクハラだな)

 

(なんでさ!!)

 

ブーーーン

 

(槍、無人機が再起動したぞ!!)

 

(!?!?)

 

(エネルギーの集束を感知

 くるぞ!)

 

「届けぇぇぇぇ!!」

 

ゲイ・ボルグを無人機に投げた瞬間俺は光に飲み込まれた

 

Side主人公

 

意識が覚醒していく

ぼんやりしている意識がはっきりしていく中で、口元に違和感を感じた

 

「・・・」

 

もはや何も言うまい

 

「んっ・・・」

 

この人は、また

 

「今回は無茶をしたな」

 

「無茶って言うほどのものじゃないですよ

 ただ、俺の油断がこの結果を招いただけです」

 

「全身に軽い打撲と所々に軽い火傷だ

 数日は地獄を見るだろうな」

 

「まぁ、油断した結果がこれならお釣りがきますよ」

 

「意中の相手に死なれたら寝覚めが悪いからな」

 

「俺はそう簡単に死にませんて

 でも・・・心配をかけてすみませんでした」

 

「ふっ、そう思うなら今度から無茶はしないでほしいな」

 

「極力努力はしますよ」

 

「はぁ~」

 

「どうしたんです?」

 

「いや、ここは心配させないためにもしないと言うところだろうが」

 

「嘘はつけませんから」

 

「そこがいいところなんだが・・・まぁ私は仕事がまだあるから、もう少し休んだら部屋に帰ってもいいそうだ」

 

「わかりました」

 

心配掛けちまったな

あんなに柔らかいって言うか優しい笑顔出来たんだな

一瞬ドキッとした

さて、もう少し休むか

 

「あー、ゴホンゴホン!」

 

わざとらしいって言うかわざとか

この咳の主は、箒だろうな

 

「よう箒」

 

「う、うむ」

 

「どうした?」

 

「体は大丈夫か?」

 

「軽い打撲に火傷だけらしい」

 

「そうか」

 

「箒」

 

「なんだ?」

 

「あれは無茶しすぎだぞ」

 

「あ、あれはだな、その」

 

「命は一つしかないんだ今後無茶はするなよ」

 

「それを言うなら槍だって、あんな無茶をしたじゃないか!?」

 

「いや、あれは油断した結果だから」

 

「それでも、勝ったものの・・・あのような事は先生方に任せておけばいいのだ!」

 

「いや、出来るならやるしかないでしょ

 もしかして、心配してくれたか?」

 

「そ、それはだな

 ・・・ぃか」

 

「ん?」

 

「・・・るいか」

 

「??」

 

「心配して悪いかといっているんだ!!」

 

「いや、悪くないけど」

 

「それと戦っている姿は、か、かか、か・・・」

 

かか?

かかぁ天下か?

戦ってる姿がかかぁ天下ってどういう意味だよ

考えてる俺が意味がわからんなwww

 

「かっこよかったぞ」

 

「んん!?

 ありがとう」

 

「で、でわな」

 

「おう

 じゃ~な」

 

箒を見え送った後、俺は睡魔に襲われた

 

「お休みなさ~い」


 
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