「本当にやるのかい?」
マスクをした医者らしき人が、手術台に寝ている二人の少年少女に言った。
メスを持ってニタニタと笑う姿は、いかにもマッドサイエンティストだ。
「「はい。」」
二人は声をそろえていった。
「「かまいません。」」
とてもちょっとやそっとじゃ変えられない意志を持った顔をしていた。
その医者らしき人は笑った。
「今からやる手術は、声を全く違ったものに変えてしまうんだ。
その結果、とてもいい声が出るようになる。
お前たちの希望どおりになるんだ。
そう。
歌手になりたいのだろう?
今のままじゃ無理だ。
この手術を受けてお前たちは生まれ変わるんだ。」
そして手術が始まった。
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
>>http://www.tinami.com/view/46994 の続きです。
相変わらず五分小説です。
前を書いてみたくなったので書きました。
取り合えず、読んでやってください。