No.464378

現代†恋姫(お留守番編)

ryuさん

久しぶりです
忙しいのとかで更新がゆっくりですね
少し書き方を変えてみました
批判はしないでください

2012-08-03 19:14:01 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:3683   閲覧ユーザー数:2974

星視点

ある日のこと

鈴々「お~い!星!」

星「ん?」

愛紗「おはよう!」

鈴々「おはようなのだ!」

星「おお!愛紗に鈴々か」

この二人が一緒にいるのに違和感はない・・・だが

星「?一刀はどうした?また痴話げんかでもしたか?」

愛紗「違う!!・・・が生徒会長として学園の姉妹校を訪問しに行ってる」

星「ふ~む・・・泣くなよ?」

鈴々「あ!鈴々も言ったのだ」

愛紗「誰が泣くか!!高々数日会わないぐらいで!・・・むしろ重荷が下りた」

星「そうかそうか(おもしろそうだ 観察してみるか)」

1日目

至って何時も通りだ

何時も通り生真面目に授業を受け、風紀を取り締まり、部活に励んでいる

愛紗「星!仕合中に考え事とは余裕だな」

星「お前の筋は直線的だからな 避けやすい」

愛紗「そう言うお前のは捻くれすぎだがな」

星「頭脳派だと言って欲しいものだな」

 

その後は桃香や鈴々4人でラーメンを食べに行って

三人「・・・・・・・・・」

鈴々「いっただきま~すなのだ!」

愛紗「あ、あの 私達が頼んでのは普通盛りのはずでは」

桃香「これはどう見ても大盛りだよ!?」

星「うむ!メンマ大盛りと言ったらこんなに入れてくれたことは感謝するが」

店主「うちじゃこれが普通だよ ほら!大盛りは」

大盛りを頼んだ鈴々を見ると

三人「・・・・・・ポリバケツ?」

もう、すでにラーメン皿でなくバケツだった

しょうがなく食べた

やはり鈴々の行きつけに行くものじゃないな

2日目

今日の愛紗は昨日に比べるとボーっとしている

授業はちゃんと受けているが休み時間は空を眺めたり携帯を確認している

明らかに寂しがっている

星「2日目でこの有様とは先が思いやられるな愛紗よ」

愛紗「なっ!?こ、これは・・・そう、一刀の奴が寂しがって連絡をよこして、それで早めに返さないと寂しがるだろうと思ってだな?わ、私は別に寂しくないのだぞ?」

星「で、愛しの彼からの連絡はあったのか?」

愛紗「ああ・・・まぁ それなりには」

星「あいつのことだ 割と現地妻でも作ってるんじゃないか?」

愛紗「!!ふ・・・ふふフフ ソンナコトハナイサ ワタシハシンジテルカラナ ダガ、マンガイチソウナラドウシテクレヨウカ」

火に油を注いだ気がするがやりたかったのだから仕方ない

3日目

今日の愛紗は様子がおかしい

いつもなら絶対しないであろう授業の失敗やうっかりが多い

要するに上の空だ

明日が休みなので私、愛紗、桃香、鈴々、朱里、雛里の6人でナイトガールズトークをすることになった

最初は鈴々

鈴々「このラーメン屋は安くて量も多いのだ それで、こっちの店は少し高いけど量がすごいのだ(以下略)」(所要時間30分)

次は桃香

桃香「可愛い服を買うならここ 大人っぽい服ならこっちの方がいいね それでやっぱり勝負服はここが1番だよ(以下略)」(所要時間1時間)

3番目は朱里、雛里

朱里「この2人のカプだとこっちが攻めでこっちが受けが定石です」

雛里「でも、逆の場合はこういう風に持って行けばおもしろいです(以下略)」(所要時間合わせて2時間)

4番目は私だ

星「メンマは凄く奥が深いのだぞ まずどのような麻竹を使うかによっても違う(以下略)」(所要時間3時間)

最後は愛紗

愛紗「一刀は怖い話が駄目なんだ 昔なんか自分で話しといて『怖い』って泣きつくからしょうがなく添い寝してやったこともあるんだ(以下略)」(所要時間3時間)

4日目

今日も愛紗を観察しようと鈴々と一緒に部屋まで行ったが

・・・ベットで寝ていた

今は午前10時だ

鈴々「愛紗~起きるのだ!」

愛紗「うるさい・・・寝かせろ」

普段なら絶対言わない台詞だ

どうにか起こしたが髪も梳かさず、着替えも着崩してTVを見ながらぼぉ~っとしているだけだった

唯一まともに動いたのが一刀から電話が来た時だけだった

5日目

今日、愛紗は休んだ

その連絡も「だるい 休む」と何とも短い文だった

放課後観察しに行った

華琳「愛紗が休むなんて珍しいこともあるものね」

春蘭「まったく軟弱な」

秋蘭「そう言ってやるな」

何故か華琳、春蘭、秋蘭の3人がついてきた

華琳「ふふふ・・・一刀のいない心の隙間を狙えばきっと」

まぁ、そういう理由なんだろう

部屋に入ると

愛紗「ふふ・・・この頃の一刀は可愛かったな 今は格好いいが」

昨日と同じ格好で今日は思い出のホームビデオ(?)を見ていた

華琳「ねぇ愛紗、こんな物より私と」(ベシッ)

愛紗は振り向きもせずのばされた手を払った

春蘭「貴様!華淋様に何て事を」

春蘭が掴みかかるが

シュッ ドンッ

見事に投げられた

案の定というか隙間どころか心が一刀で埋まってしまっているようだ

華琳「・・・これは無理ね 今は諦めましょう おとなしくこれを見てることにするわ」

秋蘭「それが賢明だと私も思います 少なくても姉者が起きるまでは帰りづらいですし」

と、言う訳でビデオを見ていると

華琳「ねぇ?星」

星「ん?」

華琳「この映像を見ていると今と逆で一刀が愛紗に付いているように見えるのだけど?」

星「ああ、この頃は一刀は愛紗の舎弟みたいなものだったからな」

華琳「それがどうして今の状態に?」

星「それは一刀が何故か妙に“長”とか“代表”とか付く立場になってそれを愛紗が補助してる内にそれぞれの適正だったのだろう ああなった」

華琳「へぇ~」

6日目

今日も愛紗は今日も休んだ

桃香「愛紗ちゃん、大丈夫かな?ここの所休んでるけど」

今日は桃香と一緒に部屋に行くと

愛紗「・・・・・・・・・・」(ぼぉ~)

何もしていなかった

髪はボサボサ 服も着替えてない その上目の焦点が合っていない

所謂、廃人状態だった

桃香「愛紗ちゃん!?どうしたの!?見る影がないよ!?」

愛紗「・・・・・・・・・・」(ぼぉ~)

桃香が話しかけるが

星「・・・・・・そうだ!これを使ってみることにしよう」

桃香「星ちゃん、それは?」

星「ん?北郷一刀生着替え写真」

桃香「何で持ってるの?」

星「前にとあるルートで手に入れた」

愛紗に見せると

ガシッ

愛紗「・・・よこせ!」

星「わ、分かった」

渡さないと腕が折れそうだった

桃香「やっぱり愛紗ちゃん、寂しいんだよ」

星「これはすでにそんな可愛い物じゃ―――」

ピロロロロ

その時、愛紗の携帯が鳴った

愛紗「一刀!」

一刀『愛紗?元気か?』

愛紗「ああ・・・元気だ」

一刀『明日の飛行機で帰るからさ 出迎えに来てくれない?』

愛紗「当っ・・・何でそんなことを」

一刀『早く愛紗の顔が見たいんだよ な?』

愛紗「しょうがないな」

一刀『あ、後ここ何日も我慢してたから・・・』

愛紗「//////分かった」

どうやら一刀が戻ってくるようだ

だが、それ以上に驚くのは愛紗がその電話後

愛紗「あ、星に桃香!来ていたのか」

復活したことだ

愛紗「すまないがこれから忙しいから今日は帰ってくれないか?」

星「あ、ああ」

桃香「うん」

部屋を出た後

桃香「やっぱり愛紗ちゃんには一刀くんが必要なんだね」

星「特殊な意味でな」

7日目

久しぶりに愛紗が学園に来た

身だしなみもしっかりとしている

一刀が戻ってくるのが待ち遠しいのだろう そわそわして落ち着かない

夕方

愛紗「まだか・・・まだか・・・」

星「落ち着け!」

桃香「そうだよ!もうすぐだから ね?落ち着こう」

鈴々「愛紗、子供みたいなのだ」

愛紗「何とでも」

星「来たぞ」

愛紗「何!?」

一刀「愛紗!それにみんなも」

愛紗「一刀・・・本物・・・だよな?」

一刀「うん!正真正銘本物の北郷一刀だよ・・・・・・ただいま」

愛紗「///~~~」

感極まったんだろう

愛紗が一刀にキスをした

桃香「うわぁ」

星「まったく」

鈴々「大胆なのだ」

それもディープで

ここは空港だぞ?

結論

愛紗は一刀が居ないとポンコツになる

一刀に愛紗が必要かもしれないがそれ以上に愛紗に一刀が必要のようだ

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
12
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択