No.459862

超次元ゲイムネプテューヌmk2BURST

レオさん

今回はリンドウさんの名言をシンヤが使います。
そして、アイツが出てきます…。

第三話 アラガミ(前編)

2012-07-26 19:19:38 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:816   閲覧ユーザー数:803

シンヤ達は通信機の故障を直すためのパーツを取りにダークネス60に向かっている。

 

「あ、そうだ、ダークネス60に着く前に言って置く事がある」

 

「言っておく事?」

 

「そうだ。しっかり覚えて置けよ。

命令は三つ、死ぬな、死にそうになったら逃げろ、そんで、隠れろ。

運が良ければ不意を付いてぶっ殺せ。

そして生きることから逃げるな。この五つだ」

 

「最初の四つは解るけど最後の『生きることから逃げるな』って何よ?」

 

「生きることを諦めるなって事だ」

 

「えっと、多分、解りました」

 

「要するに生き延びろって事だ。生きていれば万事どうにでもなるからな。

おっと、あれじゃないか?」

 

そう言ったシンヤの目の前に錆付いた建物があった。

 

「そうみたいね。じゃ、行くわよ」

 

そう言って工場に入っていった。

 

 

 

 

 

「えいっ!」と、コンパが注射器の様な物から弾を発射しモンスターの注意を引き

 

「はぁっ!」モンスターの注意がコンパに向いている間にモンスターの死角に入り込み

カタールで攻撃して隙を作り

 

「そこっ!」その隙にネプギアが手に持ったレーザーソードで斬り付けモンスターを

倒した。

 

ダークネス60でM‐3と言うモンスターを探しているがまだ見つからずその代わりに

工場内を徘徊していたモンスター達が襲ってきたが、全てネプギア達が撃退している。

 

ちなみにシンヤは見ているだけである。理由はアイエフが

 

「これはネプギアのリハビリも兼ねてるから、邪魔したアンタは見ているだけね」

 

と、言われたからである。

 

それで大人しくネプギア達の戦闘を見ていたのだが

 

(いい連携だ。もしゴッドイーターになったら、良いゴッドイーターになるだろう)

 

なんて考えていた。

 

「それにしても何処に居るんだ?」

 

そろそろ工場の奥に着く頃だというのに一行にM‐3は現れなかった。

 

「多分この辺だと思うけど…あっ、あれよ」

 

と、アイエフが指差した先には三対に分かれた鉄の羽を持ち、青い突起が出た鉄の輪を

被ったモンスターが居た。

 

「あいつを倒してパーツを手に入れれば良いんだよな?」

 

「そうよ。さっさと終わらせましょ――――」

 

と、言い終える前にM‐3の横から白い何かがM‐3を貫き、爆散した。

 

「「「「!!!」」」」

 

いきなりの事態に全員が武器を構える。

 

すると、白い何かが飛んできた方から何かが出てきた。

 

体長は二メートル位だろう。

 

雪のように白い体を持ち、トカゲの様な長い尻尾を持ち

 

血の様に赤い目を光らし、鬼のような形相をした異形が出てきた。

 

それはシンヤの世界を食い荒らす神々の一体であった。

 

その名前をシンヤは知っている。

 

「オウガテイル……」

 

 

荒ぶる神々は、この世界さえ食い荒らそうとしていた。

 

シンヤは人々を、この世界を守るための戦いが始まったのであった。

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択