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魔法少女リリカルと恋姫な物語 ~少年の数奇な運命~ 第21話 旅館探索、そしてお約束

レアさん

まいど!こんばんはです。お風呂あがりの投稿です。え?お風呂が遅い?そこは気にしないでwてことで今日の更新いってみよー!

2012-07-21 01:27:47 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1234   閲覧ユーザー数:1162

裕樹side

 

 アリサに誘われ、みんなで旅館を探索することになった。神那は別にやることがあると言っていたから一緒には来ていない。一体何する気なんだ?

 

「探索してみたはいいけど、特に目の引くものはないわね」

「そうだね~、自分の家のものに慣れてるからかな?」

「ゴメン、それはお前ら二人だけだと言わせてくれ」

 

 コクコクとなのはとフェイトは首を縦に振った。普通の家には鳥の剥製とか置いてませんからね!?探索中、アリサとすずかの発言に驚きながらも、色々見て回ることができた。すると、旅館には付き物のゲームセンターがあった。付き物とは言ったが、最近はこういうのはなかなか見ないから新鮮といえば新鮮だ。

 

「あら、ゲームセンターなんてあるのね。ちょっと見ていきましょう」

「そうだな、普段こういうところはめったに行かないからな」

「裕樹君はアリサちゃんの事を除くと、意外と真面目だよね」

「ああ、それは否定しない」

「ちょっと!?少しは否定しなさいよ!」

「何を否定しろというのだね?」

「そこでかっこつけると私が言ったことが無駄になっちゃうよ」

 

 ちょっとム○カ見たいな口調で言ってみたが、まさかすずかに駄目だしされるとは思わなかった。

 

「どうしたのフェイトちゃん?」

「あの人・・・銃を撃つゲームをやってるみたいだけど、全然ミスがないんだ・・・」

 

 む?会話に参加しないと思ったら、そんな人がいたのか。・・・なんだあれ?人が少ないとはいえ、2Pのほうまで使用しての二丁プレイ。しかも恐ろしく無駄がなく、早い。

 

「おいおい、なんだあのプレイ・・・。いくらなんでも怖すぎだろ・・・」

「そうよね・・・あ、クリアしたみたい」

 

 嘘だろ?仮に俺たちが探索を始めたくらいからプレイしていたとしても早すぎないか?その人は終わったら、もう用はないみたいな感じで銃型のコントローラーをゲームの台に戻してその場を立ち去った。

 

『かっこいい・・・』

「なのは・・・」

「フェイトちゃん・・・」

「うっとりするのもいいが、神那のことも気にしてやれよ・・・。にしても遅いな」

「こっちもうろうろしてたから探してるのかもね」

「そっか、それじゃ少しここで待ってみるか」

 

 携帯に電話すりゃよかったんだが、生憎とみんな荷物と一緒に部屋に置いてきてしまったらしい。携帯の意味ないじゃん・・・。そんなことを考えていると、神那が曲がり角を曲がってやってきた。何とか合流できてよかったな。

 

side out

 

 上手くいったな。それにしても誰も気づかないなんてね。しかもなのはちゃんとフェイトからは、カッコイイとか聞こえたけど気のせいだよね?けどそろそろ合流しないと、心配するね。ここは偶然を装って・・・。

 

「あ、やっと見つけた」

「スマン、結構うろうろしてたからな。そっちの用事とやらは終わったのか?」

「うん。・・・二人はどうしたの?」

「さっきここでガンシューティングしてた人を見てから、ああなったのよ」

「はぁ・・・。そんなにすごかったの?」

「すごいなんてものじゃなかったよ。わたしも好きな人がいなかっ・・・なんでもないからね!」

「そこでなぜ俺に言う?」

 

 ふむ。どうやらすずかちゃんもそうなのか。徐々にではあるけど、ハーレムを築いてるね~。ふとアリサを見てみると・・・。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 怖いよ!?なにさあの目!なに人の友達口説いてんのよ!みたいなのと浮気は許さないって言ったわよね?みたいなものが入り混じった顔をしていて怖すぎるよ!アレだったら人を呪い殺せそうだね!

 

「っ!なんだ今の殺気は!?」

「?わたしは何も感じなかったけど?」

 

 ・・・え、アリサって普通の人間だよね?結構近い距離にいる裕樹とすずかの内、裕樹にだけ殺気を送るってどんだけだよ・・・。

 

「アリサ、あまr「だまっててくれる・・・?」・・・ハイ」

 

 ムリ!!今のアリサに逆らうのは死を意味するよ!

 

「ん?どうしたアリs「ゴメンみんなあたしと裕樹は先に部屋に戻っておくわ」・・・神那助けて」

「ゴメン、それは無理♪」

 

 気づくのがちょっと遅かったね。無事に帰ってくることだけを願っているよ。さて次はこっちかな。

 

「まあ、あっちはほっとくとして、フェイト、なのはちゃん。そろそろ戻ってきて」

「・・・ごめんなさい神那」

「え、何で謝られたの!?」

「私もゴメンなの神那くん」

「だから、謝られる理由が思いつかないんだって!」

 

 なんなのさ二人とも!僕に一体なにをしたっていうのさ!?

 

「なんかいけないことした気になっちゃって・・・」

「そうなの・・・」

「いけないことってなにさ・・・」

「よくわかんないけど、そんな気になっちゃったの」

 

 僕もよくわかんないよ。すずかちゃんも笑ってないで何か言ってあげてよ・・・。

 

「おや、ここにいたのかい。部屋に行ってもいなかったから探したよ」

「あ、アルフ。私たちを探してたの?」

「そうだよ。士郎さんが夕食までの間にちょっとしたゲームをやろうって言い出したんだ。それにフェイトたちも混ぜてやろうってことになってね」

「そうだったんだ。お父さんたちを待たせても悪いから行こうよ」

「うん」

 

 士郎さんがやりたいゲームってなんだろう?インドア的なものじゃないことは確かだろう。なのはちゃんの話じゃ、少年サッカーの監督をやってるって話だしね。

 

「ところでアリサと裕樹だっけ?あの二人はどこだい?」

「あ~、さっき部屋に戻ったよ」

「そっかそっか。ここからだとちょうど部屋の前を通るから、拾っていこうかね」

 

 そうして、僕らは士郎さんたちの部屋に向かった。途中、アルフが言ってた様に裕樹たちを拾っていった。だいぶぐったりしてるけどまあ大丈夫だろう。


 
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