No.455087

ハイスクールD×D~HSSを持つ転生者~ 第17話

あっくんさん

神様の悪戯で、死んでしまった俺―――神矢クリスはハイスクールD×Dの世界に転生した。原作の主人公、兵藤一誠らに会っていろんな事に巻き込まれる。

2012-07-18 12:57:03 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5445   閲覧ユーザー数:5218

翌日。俺達オカルト研究部は運動場にいた。何故かって?

    それは―――

   「よく来たなぁ! 今から逃げてもいいんだぜ?」

    元士郎に会長さんとほかの眷属がいた。

   「正直…だるいから、今でもやめたいけどな」

    夜中だから元気っちゃ元気だが…

    本当は筋肉痛は治まっていない。全身ではないが、肩や太もも

    が痛い。けど痛みは弱まっているし、少し激しい運動しても

    大丈夫かな。

 

    そんな事よりも、一番気になっている事を部長に聞いた。

   「運動場に穴が開いた場合は、どうするんですか?」

   「それは…あなたとサジが一生懸命埋めるのよ」

   「…さいですか」 

    …やっぱりな。部長は何故か俺をいじめる。どうでもいいけど

   「どうした。早くやろうぜ」

    元士郎が急かす。まぁ、待てって。

   「一誠。あいつを死なない程度になぶってくるぜ」

   「…アーシア。『聖母の微笑み(トワイライト・ヒーリング)』の準備をしてくれ」

   「え…? あっはい。わかりました」

    俺は元士郎の前へ歩いていく。

    元士郎も俺に向かって歩き出した

   

   「フェニックスを倒した実力を見せてくれ!」

   「はぁ…言ってしまった事は仕方が無い。死なない程度に痛みつけてやる」

    俺はコインをポケットから取り出した。

   「こいつが下に落ちたらスタートだ」

   「わかった」

    チンとコインを指ではじいた。コインはゆっくりとあがっていき…

    そして、ゆっくりと落ちてゆく。

    また、チンと音がなった瞬間…!

    俺は一瞬でカナの武装へチェンジ。『不可視の銃弾(インヴィジビレ)』を放つ。

    ビスッ!

「ぐはぁ!」

匙は腹に弾丸が直撃した。これは先制攻撃にはもってこいの技だ。

    私は、匙が仰け反っている間に距離を取り、4連撃(ファンショット)の『不可視の銃弾(インヴィジビレ)』

    を撃つ。

    ビスビスビスビスッッ!!!

   「ぐうぅぅぅ!!!」

    匙は両肩、両太ももに被弾した。

    

   「はぁ…弱すぎるわ。もっと強いと思っていたけど」

   「まだ…俺は…負けてはいない!」

    匙は神器を発動させて黒い線を私に飛ばした。

   「…?」

    黒い線は私の体に巻きついた。すると

   「うっ…!?」

    魔力が…奪われている? 

   「これは…『黒い龍脈(アブソーブション・ライン)』と言ってなこの黒い線に

    巻きつかれたものは力を吸い取られる」

    これは…やりにくい神器だわ。でも…

   「やりにくいだけであって、勝てないわけではないわ」

    私はシャーロックの武装にチェンジ。超能力(ステルス)の力で

    匙の足元を凍らす。

   「な、なんだこれは!?」

   「自分の事を教える馬鹿はいるかい?」

    今度は霧で周りを見えにくくした。俺にはよく見えるけどな。   

   「何だ? 今度は霧が立ち込めてきた!」

    俺は紫電化。スクラマ・サクスでフェイシングの要領で突く。

    パァン!

    これは音速の壁を越えて発砲音に似た音が出る。

   「…! うおっ!」

    一瞬反応が遅れたが、匙は紙一重に避けた。

   「かわす事は、推理(・・)していたよ」

    俺は紫電の力を両手のひらに集め

   「双雷掌!」

    匙の肺に双打掌をうった。

   「かはぁ…」

    肺から空気が抜け、一瞬呼吸が止まったような感じになり倒れた。

    きちんと、気絶していた。

   

   「アーシア。匙を回復させてやって」

   「はい。わかりました」

    アーシアは匙の横に来てから、回復させている。

   「どうでしたか? サジの実力は」

    会長さんが聞いてきた。う~ん。サジの実力ねぇ

   「神器はやっかいでしたが、そこまで強くなかったです」

   「そうですか…ありがとうございます。神矢くん」

   「いえいえ。どういたしまして」

    会長さんはサジのところへ向かった。

   「…クリスはドンドン強くなっていくな。くそ…おれだって」

    一誠がブツブツ独り言していた。聞こえるけどな。

   「部長。自分は先に帰らせてもらいます。まだ、筋肉痛が治っていないので」

   「わかったわ。今日はゆっくり休んで頂戴」

    俺は、筋肉痛を癒す為に真っ直ぐ家に帰った。

 

 


 
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