No.454755

真・恋姫†無双 魏の三剣人 (第七章)

カイさん

どうも皆さんカイです。
夏の暑さに負けそうですが、何とか生きてます・・・さて今回は三羽鳥と、更に新キャラを登場させます

2012-07-17 19:34:38 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:7929   閲覧ユーザー数:5879

ここ修練場では、一刀と季衣が模擬戦をしていた

 

 

季衣「ぜえ・・・ぜえ・・・」

 

一刀「大丈夫か?」

 

季衣「な、何とか」

 

一刀「ほら、水だ」

 

季衣「あ、ありがとうございます」

 

一刀「・・・孟徳が討伐に出て、もう二日か」

 

季衣「あのー一刀様」

 

一刀「何だ?」

 

季衣「どうして華琳様の真名を呼ばないんですか?」

 

一刀「・・・秘密だ」

 

季衣「ええー!?何でですか!?」

 

一刀「孟徳と俺の約束だからな」

 

季衣「ぶーぶー」

 

一刀「そう怒るな、いつか教えてやる」

 

季衣「本当ですか?一刀様詐欺師なんて呼ばれてるし」

 

一刀「せめて死神の方にしてくれ」

 

兵「夏候恩将軍!」

 

一刀「何だ?」

 

兵「先程、曹操様がお戻りになられました」

 

一刀「そうか、判ったもう下がっていいぞ」

 

兵「はっ!」

 

一刀「季衣、孟徳達に会いに行くぞ」

 

季衣「はーい♪」

 

一刀は、季衣と一緒に王座の間に向かった

王座の間

一刀「孟徳」

 

華琳「あら一刀、早かったわね」

 

一刀「仕事は早めに終らせてたからな、季衣の鍛錬をしてたんだよ」

 

季衣「そしたら華琳様が帰って来たって聞いて」

 

春蘭「うむ、ちゃんと鍛錬していたか」

 

秋蘭「良い心がけだな」

 

一刀「春姉、秋姉お帰り」

 

春蘭・秋蘭「「ただいま」」

 

一刀「で、どうだった保留だった桂花の評価わ?」

 

華琳「問題無しよ、合格だわ」

 

一刀「そうか、良かったな桂花」

 

桂花「当然結果よ、あんたに心配される事じゃないわ」

 

一刀「おや、これは失敬」

 

軽く頭を下げた時、一刀は離れた所に居る三人に気が付く

 

 

一刀「あれ、また新しい子達を連れて来たのか?」

 

華琳「ええ、紹介するは楽進、李典、于禁。今日から私の部下になる子達よ」

 

一刀「真名は?」

 

華琳「預けたわよ」

 

一刀「そうか、おい季衣お前も自己紹介しろ」

 

季衣「はーい♪僕は許緒だよ、真名は季衣よろしくね!」

 

楽進・李典・于禁「「「よろしくお願いします」」」

 

一刀「おれは夏候恩、真名は一刀だ」

 

楽進・李典・于禁「「「夏候恩て、死神!?」」」

 

一刀「ああ、それは俺の事だ」

 

一刀の名を聞いた三人は、それぞれ色んな表情をしていた

 

 

一刀「うん?」

 

楽進(キラキラキラ!)

 

約一名目を輝かせていた

一刀「えーと?」

 

楽進「あ、あの!!」

 

一刀「な、何!?」

 

楽進「夏候恩将軍!!自分を弟子にしてください!!」

 

一刀「ええっ!?」

 

一刀以外「「「ッ!?」」」

 

楽進「私は夏候恩将軍の様な優れた氣の使い手になりたいんです!!」

 

一刀「ちょ、ちょっと待ていきなりそんな事言われても!?」

 

于禁「あの~夏候恩将軍、凪ちゃんは本気なんです、弟子にして欲しいの」

 

一刀「君は?」

 

于禁「于禁って言うの、真名は沙和なの~」

 

李典「うちは李典です、真名は真桜や」

 

一刀「じゃあ、この子が楽進?」

 

楽進「はい!!真名は凪です!!」

 

ポン!

 

一刀「落ち着け」

 

凪「あっ!す、すいません////」

 

一刀は凪の頭に手を置いて、撫でる

 

 

一刀「ふむ、弟子にするかどうかはさて置き」

 

凪「さて置かれた!?」

 

一刀「孟徳・・・話がある」

 

華琳「何かしら?」

 

一刀「実は、例の件である商人から情報を手に入れた」

 

華琳「聞きましょう」

 

一刀「此処数日前の話だ、黄色い布を巻いた男とある商人が密会をしていると言う話を聞いた」

 

華琳「賊の男と商人が密会?」

 

一刀「かすかに聞えたのは、食料・隠れ家・身代わり・売買・・・この四つだ」

 

桂花「食料・隠れ家・身代わり・売買?」

 

秋蘭「最初の食料は兵糧の事だろう、隠れ家は拠点だろうな・・・売買・身代わりとはどう言う事だ?」

 

一刀「それは判らない、でも何かしら裏で誰かが奴らを支援している、これはまず確実だ」

 

華琳「そうね、問題は誰が支援者と言う話ね」

 

一刀「それも今は置いとこう、情報が少なすぎる」

 

春蘭「うむ、難しい話は置いてくに限る」

 

一刀「春姉は置いて行かれる方じゃないの?」

 

春蘭「どういう意味だ一刀!!」

 

一刀「所で孟徳」

 

春蘭「聞けー!!」

 

一刀「この三人なんだけど、警備隊の隊長になって貰うのはどうよ?」

 

凪・沙和・真桜「「「えっ!?」」」

 

華琳「警備隊の隊長?」

 

一刀「そうだ、俺や秋姉がいつも回ってるけど、丁度良いだろう」

 

華琳「ふむ・・・良いわね、凪・真桜・沙和貴方達を警備隊の隊長に任命するは、確りやりなさい」

 

凪・真桜・沙和「「「はい!」」」

 

兵「申し上げます!」

 

一段落着いた所で、一人の兵が入ってくる

秋蘭「何事だ?」

 

兵「たった今志願したいと言って来た者が居まして」

 

春蘭「志願?何処の牛の骨とも判らん奴追い返せ!」

 

一刀「春姉・・・牛じゃなくて、馬だよ、だし汁でも飲みたいのか?」

 

春蘭「んな訳有るか!!////」

 

兵「あ、いえ曹操様にではなく、恩将軍に仕えたいと」

 

全員「「「・・・え?」」」

 

一刀「孟徳じゃなくて、俺に?」

 

兵「はい」

 

一刀「そいつの名は?」

 

兵「それが、翼と刹那と、言えば判ると」

 

一刀「はあ!?」

 

全員「「「???」」」

 

一刀「本当にそう言ったのか!!聞き間違えじゃないだろうなあ!?」

 

兵「ま!?間違えありません!?」

 

一刀「・・・マジか」

 

華琳「一刀、誰なのその二人?」

 

一刀「ああ、そいつらは・・・」

???「まだかな♪早く会いたいな~」

 

???「刹那、少し静かにしてなさい」

 

???「判ってるけど、翼だって嬉しいくせに」

 

???「否定はしないわ」

 

刹那と言われた15歳位の少女は子供らしさを残した雰囲気

 

翼と言われた同じく15歳位の落ち着いた雰囲気の少女の二人が門の前で待っていた

一刀「名を、王異と司馬懿・・・俺の」

一刀「弟子だ」

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