No.452659

真・恋姫無双~科学無双  董EX2話

今日は仕事なのでPC使えます。

それでは今日も投稿しまーす。

2012-07-14 12:54:05 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2262   閲覧ユーザー数:2048

この作品は真・恋姫無双の二次創作です。

 

 

原作とかけ離れるかも知れませんが

 

 

大目に見てください。

 

 

霞「おーい陸っち」

 

(ん?霞か、またさぼって酒飲んでやがるな )

 

「なんだ?なんか用か」

 

霞「一緒に飲まへんか?」

 

「昼間っから飲む気にはならないな」

 

霞「ん~陸っちはつれないな~」

 

「だいたいさぼってたら詠になに言われるかわからんぞ」

 

霞「サボりちゃう、今日はうち非番やねん」

 

「そうか、ならいいんだが、というか俺は休みではないぞ」

 

霞「バレなければええやん」

 

少し悩んだが霞に付き合うことに決めた。

 

「んじゃ、少しだけなら付き合うか」

 

霞「そうそう少しならかまへんやろ、そやなここだと目立ってまうからちょこっとうちの秘密の場所まで行こか、ちぃと門の所で待っといてや」

 

そういうと霞は馬を連れてくるから待てと言いその場を離れた。

 

霞「ほんじゃ行くで、うちの後ろに乗りぃ」

 

「いや、馬は苦手でな、それに俺にはこれがある」

 

陸は、折り畳みの電動アシスト自転車を車から出した。

 

霞「なんやの、それ」

 

「ああ、これは自転車というやつだな、ここに乗って、このペダルというものを漕げば前に進む」

 

霞「じてんしゃか、天の国には色んな物があるんやね」

 

「あ、それと霞、早く走るなよ、所詮人力なんで速度はあんまりでないぞ」

 

陸はペダルに足をかけるとすぐに漕ぎ出した。

 

「だいたいこの速さで頼む」

 

霞「わかったわ、これくらいでええやろ?」

 

霞は馬をゆっくり走らせた。

 

しばらく走っていると麦畑が見えてきた。

 

霞「あれがウチの秘密の場所や、ええ眺めやろ」

 

「そうだな」

 

そこで二人は黄金色の麦畑を見ながら酒を飲み始めた。

 

「これが霞がいつも飲んでる酒か?ちょっと俺にはきついな」

 

陸がそういうと霞は

 

霞「そうなん?上等な酒なはずなんやけどなぁ~ウチにはちょうどええけど」

 

「では、俺の口に合わないだけか」

 

霞「陸っちがそう言うならそうかもな、天の国の酒はちがうんか?」

 

「ああ、違うな」

 

霞「そうや陸っち天の酒つくってや」

 

「そう簡単に言うなよ、出来るわけ……ん?」

 

霞「どしたん?」

 

陸は、あたりを見渡すとこの麦があればできると言った。

 

(なぜかこの世界にはホップがあるしなぁ。原産地はヨーロッパのはずなのに………)

 

霞「麦を使うんか?」

 

「そうだ、ビールと麦焼酎という酒だな」

 

霞「でもな~この麦が無くなると景色悪うなるしなぁ~」

 

霞は酒と景色を天秤にかけ悩んでいる。

 

「そんなに要らん、ちょっとだけあれば後は複製する」

 

霞はその言葉を聞いて安心したようだ。

 

霞「いやぁ~そのびーるっちゅーの楽しみやなぁ」

 

「ただし、詠が許可がなければつくらんぞ」

 

霞「ちょっ!なんでそこに賈駆っちが出てくんねん」

 

「当たり前だろう、俺がつくった酒が原因で霞が仕事をあんまりしくなったら誰が怒られると思ってるんだ」

 

霞「そんな殺生な~」

 

陸は杯を霞に返す。

 

「じゃあそろそろ俺は戻るぞ」

 

陸はそういうと麦を少しだけ引っこ抜き自転車に跨がって、元来た道を走り出した。

 

霞「待ってぇな、ウチも戻るわ、賈駆っち説得せなあかんし」

 

城に戻り、霞は三日ほどかけて詠を説得した。しばらく詠は機嫌が悪かった。

 

「どんな方法で説得したんだか………」

 

霞「それは秘密やで~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまたしばらくすると今度は一転して機嫌がいい詠が見かけられる様になった、どうやら霞が真面目に仕事をしてるそうだ。ちゃんと仕事をすると紙に判を押してもらえ、食堂でそれを見せるとビールが飲めるらしい。

 

それを聞いて、陸は子供のスタンプカードかよと思った。

 


 
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