No.450721

B★RIS――ブラック★ロックインフィニット・ストラトス――転生して一夏の兄になった一人の男の娘の物語

さん

後どれだけ移転作業すればいいのだろう?
最新話書きてぇ・・・・

2012-07-10 22:22:30 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4060   閲覧ユーザー数:3886

第四話 ISと幼馴染

 

どうも、織斑千夏です。今授業を受けています。

此処でISについて知らない人のために説明しておきますね。(いないと思いますが)

 

まず、ISとは『インフィニット・ストラトス』の略、頭文字をとって『IS』ですね。分かりやすい。

えっと、日本で開発されたマルチフォームスーツで、10年前に開発されたよ。

当初は宇宙空間での行動を想定されていたんだけど、今は知らない。なんとか条約で軍事利用も禁止されたから今は競技に使ってるんだって。ちなみに開発者は・・・誰だっけ?

ちなみにISは普通女性にしか使えない。何故男である僕と一夏が使えるのかは誰も分からない。

 

はい。ISの説明終了。同時に授業も終了した。あ~眠い。

・・・うわ!?廊下にすごい数の人が集まってる!何これ怖い。

 

「あの二人よ。世界でISを使える男性って。」

 

「入試の時にISを動かしちゃったんだってねぇ。」

 

「世界的な大ニュースだったよね!」

 

「やっぱり入ってきたんだ。IS学園に。」

 

あー・・・。何ですか、僕らは珍獣か何かですか?違うのなら自分の教室にお帰りください。

 

「千夏兄・・・この状態を何とかしてくれぇ・・・。」

 

「僕に言われても無理だよ・・・。でもこの珍獣状態は何とかして欲しいなぁ・・・。」

 

とは口で言ってもどうにもならないのが現実である。ん?誰かこっちに歩いてきた。

あ、箒だ。

 

「ちょっといいか?」

 

「え?」「ゑ?」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ところ変わって此処は屋上。

箒と一夏と僕の3人しか居ません。

 

「何の用だよ。」

 

「箒、久しぶり。」

 

「うん・・・。6年経っても千夏は何も変わっていないな。」

 

「・・・一応僕もちゃんと成長してるんだけど?成長して無いように見えるなら眼科にいってらっしゃい。」

 

「ハハッ。冗談だ、許してくれ。」

 

といって箒は笑いながら僕の頭を撫でてくる。うー・・・頭撫でられるの苦手なんだけど・・・。

というか僕身長全然伸びないな~。今150cmくらいかな?中学生の平均以下の身長だよ・・・。

 

この3人で居ると僕はいつも子ども扱いされる。なんでだろ?やっぱ背が低いから?いやでも昔(9年くらい前)は身長一緒くらいだったしなぁ・・・

 

 

「おい。俺を話から外すなよ。6年振りにあったんだ。何か話があるんだろ?」

 

一夏が機嫌悪いみたいに見えますが決してそうではありません。作者の書き方が悪いからそう見えるだけです。作者あとで潰す・・・。

 

「・・・・。」

 

「ハァ・・・。」

 

箒が何か言おうとしてるけど中々いえない。それに呆れる一夏。

 

「そういえば。」

 

一夏がいきなり話し出す。

 

「な、なんだ・・・?」

 

「去年、剣道の全国大会、優勝したってな。おめでとう。」

 

「何でそんなこと知ってるんだ?」

 

「ゑ?新聞に書いてあったよ?」

 

「千夏はともかく、何で新聞なんか見てるんだ?」

 

・・・箒、さすがの一夏も新聞くらいは見るよ?

 

「あー後。久しぶり、6年ぶりだけど、箒ってすぐに分かったぞ。」

 

笑顔でそういう一夏。 そういうところに箒は惹かれたんだろうな~。

 

「ホラ、6年前と髪型一緒だし。」

 

「よく覚えているものだな。」

 

「いや普通忘れないよ。幼馴染なんだから。」

 

キーンコーン 

あ、チャイム鳴った。もう戻らなきゃ。

 

「?」

 

今人影が見えたような・・・。全く、盗み聞きなんて趣味が悪いなぁ・・・。

 

「俺達も戻ろうぜ。」

 

「そうだね。箒、先行ってるよ。」

 

「・・・分かっている。」

 

その後箒が一夏の背中を思いつめるように見ていたのは言うまでも無い。

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「ではここまでで質問のある人、居ますか?」

 

「・・・?」

 

気のせいか一夏がすっごい量の汗かいてる。えっと・・・原作知識も15年経つと忘れがちなんだよね・・・。

あ、そうだ、一夏が参考書を電話帳と間違えて捨てたんだっけ。重要って書いてあったのに。

え、僕?千冬姉ちゃんに教えてって頼んだら教えてくれたよ?鼻血出てたけど。

 

ちなみにこのとき千夏は涙目+上目使いという本来なら女性の最終兵器を使っていたのだ。

そのため千冬は断るに断れなくて教えていた。

 

「せ、先生・・・。」

 

「はい!織斑一夏君!」

 

「ほとんど全部分かりません・・・。」

 

やっぱりね・・・。

 

「え・・・。全部、ですか?他に、ここまでで分からない人、居ますか?」

 

「・・・・・・・。」

 

僕含め全員が黙ったまま。つまりこれは一夏を除く全員が理解している。ということだ。

 

「織斑。」

 

「「はい?」」

 

織斑だったらこのクラスに2人いるからね。あ、3人か。先生忘れてた。

 

「あぁ、弟のほうだ。入学前に渡した参考書は読んだか?」

 

「えー・・・あ、あの分厚い奴ですか?」

 

「そうだ。必読と書いてあっただろ?」

 

「いや・・・その・・・」

 

「それなら寝ぼけた一夏が古い電話帳と間違えて捨ててました。」

 

{ゴン!}

 

な・・・出席簿で叩いた!?しかも一夏が少し吹っ飛んだ!?どうなってるのこれ!?

 

「千夏、余計なことは考えるな。織斑、後で再発行してやるから、一週間以内に覚えろ。いいな?」

 

「いや、一週間であの分厚さはちょっt「やれといっている」・・・はい。」

 

織斑先生威圧感半端ないよ・・・。怖かった。今僕涙目になってないかな?

 

「では授業を続けます。テキストの・・・」

 

 

 

このとき、一人の少女が二人を見つめるような睨むような目で見ていた。


 
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