No.449360

【獣機特警K-9】持つ者と持たざる者【交流】

古淵工機さん

…おもに胸囲的な意味で。

◆出演
ヴァイス警視(http://www.tinami.com/view/389550 )
アイヴィー総監(http://www.tinami.com/view/401918 )

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2012-07-08 21:23:17 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:931   閲覧ユーザー数:867

ファンガルド・プラネットポリス本部。

このビルの中にある捜査部の部長、シーナ・ヴァイス警視は頭を抱えて唸っていた。

 

「どうしたんですかヴァイスさん?」

と、半狼形ハーフファンガーの女性警官、ライカ・セタガヤが声をかける。

「…悩んでんのよ。見ればわかるでしょ」

「ああ。またノワールに出し抜かれたんですか?」

その問いに、ヴァイスは半ばかったるそうに答える。

「それもあるんだけど違うわ…別の悩みよ」

「じゃあ、トリッカーズですか?それともゴクセイカイ?」

「あたしが悩んでるのはそんな事じゃないのよ…もっと別の…」

と、そんなヴァイスの言葉を聞いたライカはポンと手を叩き、大きな声で言った。

 

「ああ!ひょっとして胸がないことをもごごっ…」

「お~~~ま~~~え~~~~!!それは思っても言うな~~~っ!!」

「ぐえぇぇ、ぐっ、ぐるじ…っ…」

決まったー!ヴァイス警視のキャメルクラッチだーっ!!

「ぜぇはぁぜぇはぁ…まぁ当たり、だけど…」

「ぐ、ぐるじかった…で、何でそんなに悩んでるんですか?」

ヴァイスは息を吐いて答える。

「アンタのいう通りよ。辺りを見回せば右も左もデカい胸した女ばっかり…これじゃまるであたしが子供みたいじゃない」

「だ、大丈夫ですってば、そんな悩まなくても」

「そうそう、巨乳なんちゅうもんはそのうちダラーンって垂れるだけでっせ?」

と、横からフォローを入れるのはネコ形ファンガーのミウ・カワグチとイヌ形ファンガーのテムナ・ツルハシだ。

 

「…確かにテラナーやファンガー、ハーフファンガーはそうかも知れないからまだ諦めがつくわね」

「せやったら気にせんでもええやないですか」

というテムナの言葉にヴァイスは答える。

「あのね、それだけで片がつくならこんな悩んでないわよ!…ライカ、この星にはどんな種族が住んでるか言ってみなさい!」

「ええっと、テラナー、ファンガー、ハーフファンガー、それにロボット…はっ!?『ロボット』!!」

「そうよ、ロボットよ!あればっかりは外見的に老けることはないしスタイルも変わりようがないのよ。もうズルイったら」

「うんうん、ロボット相手じゃ仕方ないですね。諦めてぐえぇぇっ、うぐ…」

「ライカ~~~っ!!貴様ってヤツは~~~~~~~~っ!!!」

これまた決まったー!ヴァイス警視のスピニング・トー・ホールドだーっ!!!

数十分後。

「…でも、ヴァイスさんが気にかけてる巨乳のロボットって誰なんですか?本庁(ここ)だけでもかなりいますけど」

と、ミウが声をかける。

「そりゃ胸が大きいだけならいろんなロボットがいるわ…だけどその中でも特に胸が大きくて形が美しい人…っていえばアンタらも知ってるでしょ?」

「ええと、本庁勤務の人たちの中で一番大きいのって確か…」

「…胸の大きさトップ3…3位がフュア・フランバージュ、2位がルル・パサディナ、1位がアイヴィー・ヒルトン…ハッ!?」

ライカ、ミウ、テムナの三人はその名前を思い出すや否や、一斉に言葉を失った。

「1位ってもしかしてアイヴィー総監…!?」

「…わかったでしょ。ただ胸がでかいだけならまだしも、あたしなんかよりずっとずっと階級が上なのよ。あんなのに真正面から向かったところで…返り討ちされて柿崎状態になるだけよ」

「じゃあヴァイスさんが悩んでたのって…」

「…どうあがいても勝てるわけないからに決まってるじゃない…。ま、あんたらに話したおかげで多少は気が軽くなったわ。さ、仕事仕事!」

悩める刑事、シーナ・ヴァイス。

仕事のときは犯罪者どもに出し抜かれ、そうじゃない時でもいろいろなことに頭を抱えている。

彼女自身が抱いている、容姿へのコンプレックスもその一つ。

だけど彼女は挫けない。この世に悪がある限り。そして…

 

………この世に胸のでっけぇ女、特にロボットがいる限り。

その頃、白虎楼(パイフーロウ)を訪れていたアイヴィーはというと…。

「へ…へっくしっ!!!」

「おやおや、風邪でもひいたのかい?」

と、この店の店主である(フー) 凛鈴(リンリン)が心配そうに声をかける。

「まさか、ロボットの私が風邪なんか引かないわよ。…きっと誰かがウワサしてるんだわw」

「ま、そんなトコだろうねぇ…で、アンタは相変わらずよく食うね」

見ると、アイヴィーは軽く5人前はあろうかという炒飯を平らげてしまっていた。

やはりこのロボット、タダ者ではない…。

 


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