No.433463

IS~深緑の狙撃姫~「私はあなたの存在を・・許さない・・!」

十河さん

アクエリアス登場。

また考えてもらいました!

それとLRサイクロンジョーカーエクストリーム当たった!

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2012-06-06 17:49:29 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2119   閲覧ユーザー数:2034

亡国企業が乱入してきたため、キャノンボールファストは中止になった。

そして保健室には一夏、ロックオンがゼシカに会いに来ていた。

 

「あ、一夏くん!会いたかったよ~!」

 

と、ゼシカは一夏に抱きつこうとするが一夏はゼシカの頭を押さえる。

 

「あ~、俺とお前って会ったことあったか?」

「え?忘れたの?ほら。」

 

ゼシカはキョトンとして抱きつこうとするのをやめ、手で髪をキレイにまとめる。

それを見た一夏は何かを思い出し、ポンと手を叩く。

 

「ああ~、小学校の時にいたな~。いや、初めて会ってすぐに転校したから忘れてた。」

「でもあのときの一夏くんかっこよかったよ。私を守ってくれたじゃん。」

 

ゼシカはその褐色の肌を気味悪がられいじめにあっていた。

一夏はそれを見過ごせずゼシカを守った。

しかしすぐに転校してしまったから忘れるのも無理はない。

今はスタイルも良く、箒には及ばないがセシリア以上にあり、美少女と呼ぶに相応しい容姿をしている。

 

「で、どうする?亡国企業に戻るなら拘束させてもらうけど?」

「いや!せっかく一夏くんに会えたんだもん!サイレント・ゼフィルスも返すし、ここにいさせて!」

「わかったわ、でもここにいられるかはイギリス政府次第ね。」

 

ゼシカはサイレント・ゼフィルスをイギリスに返却、現イギリス最強のISの持ち主のセシリアとアイルランドが間に入って説得。

懸命な説得の末、ゼシカは監視付きの二週間の徴罰房行きとアイルランドで引き取られる事になった。

 

二週間後の金曜日

 

ゼシカは変わらず監視付きだが普通に過ごしている。

さらに人懐っこさも相まってすぐに友達ができた。

ゼシカも本音をさらけ出したので一夏は仮面ライダー部の話を持ち掛け、ゼシカも仮面ライダー部に入部。

 

(ふふ、一夏くんは変わってないね。普段は冷めてるけど、誰かを守りたいっていう熱い気持ちは本物だもん・・。ロックオンが好きになるのもわかるな。)

 

ゼシカは一夏がロックオンと付き合っていることを知るが一夏くんを振り向かせる!とやる気を見せている。

一夏の誕生日を明日に控え、乙女たちは夜の食堂で会話をしていた。

現在食堂には一夏を除いた仮面ライダー部と少人数の女子しかいない。

 

「さて、明日は一夏の誕生日ね。」

「何を送るか・・。」

 

箒と瓜二つの青髪のウェーブ掛かった女子がそれを聞いていた。

 

(明日は織斑くんの誕生日なんですね。なら月曜日にささやかなプレゼントを送りましょう。織斑くんにはストラトスさんという素敵な彼女さんがいますから・・。)

 

その女子はロックオンに対して憧れに近いものを持っていた。

狙撃技術はもちろん、サバーニャに搭載されている多くのビットを操る空間認識能力の高さ・・。

クールでスタイルも良く、セシリアや鈴といった専用機持ちとの交遊関係を広く持っている。

そしてアイルランドの男女平等の政策にも大いなる興味を示していた。

 

「すまないな、少し遅れた。」

「いいよ、箒。」

 

そこへ箒が会話に加わる。

その女子は箒が現れた途端に怒りの表情を浮かべる。

 

(篠ノ乃箒・・!あなたは・・!あなただけは・・!あなたが織斑くんのファースト幼馴染みだなんて認めない・・!私はあなたの存在を・・許さない・・!)

 

箒に対して憎悪を燃やす女子の手にはアクエリアスのスイッチが握られていた・・。

翌日・織斑家

 

ここで一夏の誕生パーティが開かれていた。

弾や蘭も呼び、千冬もこの日の仕事を早めに切り上げ、仮面ライダー部全員集合になった。

ロックオンがジュースが入ったカップを持ち、乾杯の音頭をとる。

 

「一夏、誕生日おめでとう!乾杯!」

「乾杯!」

 

しばらく料理を食べたり、ゲームをしたりして時間を過ごすがジュースが足りなくなり、箒とロックオンが買い出しに向かう。

 

「えっと、コーラとオレンジジュースと・・スプライトとウーロン茶でいいか。」

「あとはお菓子でいいかな。・・箒、半分持つわ。」

 

コンビニで色々購入した後、帰ろうとするがそこへアクエリアスが現れる。

 

「・・!ゾディアーツ!」

「篠ノ乃箒・・!貴様だけは・・!許さない!」

「っ!」

 

アクエリアスは水のカッターを放つが箒は辛うじてそれを避け、ロックオンはアクエリアスに気づかれないように反対の角に逃げ込み、ドライバーを装着。

 

「私が何をした!」

「ふざけるな!死ね!」

 

アクエリアスは箒に水の弾丸を放つがアクエリアスと箒の間にメテオが降臨、弾丸を全て弾く。

 

「早く逃げなさい。」

「すまない!」

「貴様・・!邪魔をするな!」

「そうはいかないわ。・・お前の運命はあたしが決める・・!」

 

メテオは指で銃の形を作ってアクエリアスにバンと撃った後、アクエリアスに立ち向かう。

アクエリアスはムチを取り出してメテオに攻撃。

 

「うっく!その星座は水瓶座の使徒か。なら、これでどう?」

 

メテオはそれを食らうもギャラクシーを起動。

 

(マーズ・レディ?)

 

認証部に指を置く。

 

(OK!・マーズ!)

 

メテオの右手に火星のエネルギー拳が具現化。

 

「これが火星の力よ・・!ホアタァ!」

「きゃあ!」

 

メテオはアクエリアスに一瞬で詰めより、マーズブレイカーを叩き込む。

 

「ふ、やはり脆いわね。」

「やるな・・!だが!」

 

それによりアクエリアスの胸が黒くこげるも肩の水瓶から出た水が黒く焦げた胸を修復。

 

「うそ!?自己修復した・・!?」

「お前では私を倒すことはできない。そして篠ノ乃箒、覚えておけ!周囲の努力を否定して篠ノ乃束の妹という肩書きと織斑一夏の隣で戦いたいというくだらない理由で最新鋭の専用機を手に入れた貴様を・・私は決して許さない!」

 

アクエリアスは体を液状化させてその場を後にする。

姿が見えなくなったところでメテオはレバーを操作して変身を解く。

 

「スイッチャーは箒を憎んでる女か。それにしても、あの自己修復能力は厄介ね・・。」

 

変身を解いたロックオンは呟いた。

ロックオンは隠れている箒と合流、織斑家に帰る。

織斑家

 

ロックオンと箒はアクエリアスに遭遇したことを話した。

 

「アクエリアス・・水瓶座の使徒か・・。」

「話を聞く限り、水を操る力を持っているみたいだね。」

「そうね、あとは映司さんが変身するオーズの青のコンボ・・シャウタコンボのように体を液状化していなくなったわ。」

 

話を聞いたティアナがアクエリアスを解析、水瓶に貯まっている水や大気の水分を利用して攻撃するものと予測。

水を用いた多彩な攻撃、先輩ライダーの火野映司が変身する仮面ライダーオーズ・シャウタコンボの様に体を液状化すること、さらに自己修復を備えた強敵であることがわかった。

 

「どうして箒が狙われたのかな?私は少ししか一緒に過ごしていないけど、何も悪いことはしてないと思うよ。」

 

ゼシカの疑問に箒はビクッと体を震わせ、ロックオンがゼシカの疑問に答える。

 

「ゼシカ、箒の専用機を知ってるでしょ?」

「うん、紅椿だっけ。」

「紅椿の世代は?」

「確か第四世代だよね?それがどうしたの?」

 

ゼシカの疑問に箒と千冬は顔を落とした。

ロックオンは一息ついてから箒が狙われる訳を話す。

 

「・・作ったのは日本や世界の企業じゃないの。作ったのは、ISの産みの親・篠ノ乃束・・。」

「え・・?」

「紅椿のコアはノーナンバーなの。篠ノ乃束は一夏や箒、織斑先生にしか見向きもしない人格破綻者。恐らくだけど、臨海学校前に箒は電話でそれを望んだ・・。」

「アクエリアスの言う通り、私は一夏の隣で戦う事しか考えていなかった・・。皮肉だが私は紅椿によって生かされている・・。」

 

閃羅が来たときの暴走で紅椿を解析された。

結果、ノーナンバーと第四世代ISということが発覚。

本来なら規約違反で銃殺ものだが、どこも到達していない第四世代と篠ノ乃束自らが作ったということでデータ提出を条件に紅椿を持つことを許された。

 

「・・そっか。話は変わるけどスイッチを使った人のことだけど、ある程度は絞れない?」

「どういうこと?」

 

ゼシカは箒が狙われる訳を理解した。

ゼシカの絞れるという発言に簪が聞き返す。

 

「だってさ、臨海学校で紅椿をお披露目したわけでしょ?それを見て箒を憎むようになった生徒に絞れると思うんだけどどうかな?」

「なるほどな、とすると一年の誰かになるな。」

「でしょ?だから一夏くん付き合って☆」

「友達ならな。俺にはロックオンがいる。」

「ちぇっ。」

 

このようにゼシカは毎日アピールしている。

月曜日

 

一時間目の授業が終わり、体を伸ばしていると本音が一夏を呼ぶ。

 

「おりむ~、お客さんだよ~。」

「客?誰だ?」

 

入り口に向かうとそこにいたのはアクエリアスのスイッチャーだった。

一夏たちやアクエリアスのスイッチャーはお互いの正体を知らない。

 

「あの、私は三組の蒼海瑠璃と言います。この前食堂でストラトスさんたちが織斑くんの誕生日の話をしていたのを耳に挟みまして・・。」

 

一夏の誕生日と聞きクラスの女子が一斉に騒ぎ出す。

あちこちから「遅れた!」とか「くぅ、知らなかった!」といった声が上がる。

 

「遅れましたけど、お誕生日おめでとうございます。つまらないものですがどうぞ。」

「わざわざすまないな。」

 

瑠璃から受け取ったのは袋入りのクッキーだった。

 

「手作りだろ?手間かけたな。」

「いえ、ただ織斑くんはお料理がかなりお上手だと聞いたのでお口に合うか・・。」

「いや、貰えるだけで嬉しいよ。ありがとう。」

「喜んでもらえて何よりです。では失礼しますね。」

 

瑠璃は一組を後にする。

一夏は席に戻って袋を開けてみると香ばしい匂いが一夏の鼻をくすぐる。

一つを口に運ぶとサクッと軽い食感とバターの風味が見事にマッチしていた。

 

「ふむ、うまいな。」→一夏

「本当ね。甘すぎずちょうどいいわ。」→ロックオン

「コーヒーが欲しくなっちゃうね。」→シャル

「確かにな。この味はコーヒーに最高に合う。」→マドカ

 

他にもチョコチップが練り込まれていたり、ドライチェリーが飾られていたものもあったがいずれも美味しくいただいた。

蒼海瑠璃(あおうみ るり)

 

見る角度などによって色彩が変わる(濃い青~薄い水色)青系の髪、瞳の色が紫、髪型がウェーブ掛かったロングという部分を除けば、姿形は箒と瓜二つの少女。

 

性格は誰よりも努力家でリーダーシップ力が高く、毎日IS学園の花に水やりをするなど、おとなしくも優しく、嫁にしたい生徒では一番上にいる。

 

しかし、努力などをせずに第四世代のISを手に入れた箒には激しい憎悪を抱いており、そんな時にスイッチを手に入れた。

アクエリアス

 

原作と同じだが体を液状化したり、水をカッターにして飛ばしたりできる。

 

しかしこれは力の一部でしかない。

 

またまた海と氷河を統べる蒼き帝王さんに考えてもらいました!

 

アクエリアスに狙われた箒は一体どうなるのか・・。

 

感想待ってます!

 


 
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