No.432224 真剣で半身に恋しなさい!オープニング朱雀さん 2012-06-03 19:03:50 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:2815 閲覧ユーザー数:2695 |
2009年5月
名所「決闘の地」は観光客でごったかえしていた
少女「ねーばり強く、いきてゆくーんだ♪」
多くの観光客の視線が集まる中
少女は体をほぐしている
少女「いちにちいっしょく、なっトウ!トウッ!」
おとん「どう、燕ちゃんキてる?」
燕「準備オッケーよん、おとん」
おとん「相手は早く闘いたくてたまらないみたいだよ」
ゲイル「ハッハー!カモーン!」
おとん「カラカル・ゲイル...表世界の全米格闘王者だけど..平蜘蛛は使わないでね、燕ちゃん。」
燕「あいあい、やってみますか」と燕と呼ばれた少女は軽やかなスッテプで前に出た
燕「おまたせ、じゃあ決闘はじめよっか」
鯉「それでは、九鬼家従者部隊序列42番、桐山鯉。この対決を見届けさせていただきます松永様」
おとん「ああっ、しっかり見てしっかり報告してくれ」と燕を応援しながら言った
周りの観客の歓声が辺りを包む
ゲイル「ゲーイツ!ワタシの勝率は?」
ゲイツ「99.9999%だよ、兄さん」
カラカル兄弟は、弟が相手を分析した後に兄が闘いを挑むというスタイルで無敗を続けていた
ゲイツ「でも妙なんだ。松永といえば、武器が有名だろ?」
ゲイル「YES。槍とか薙刀とかが相手だと思いましたが」
ゲイツ「彼女は、素手なんだよね。あまりに華奢じゃないか」
ゲイル「HEY、ツバーメ。ワタシは素手ですが、遠慮なくウェポンを使っていいんですよ」
燕「お気遣いどうもです。でも私は素手でいいんで」
ゲイツ「さらに、着ている服。それで戦えるのか?」
燕「ふふ、今度転入するところの、制服なんですけどね。女子高生が戦うって感じが強いほど...」
おとん「観客の反応がいいからね!ザッツエンターテインメント」と燕のおとんは燕の写真を撮りまくっていた
ゲイル「兄さん、90%以上の確率で、舐められてるよ」
ゲイツ「OH.....ファァァァァァーッッッッック!!」と激昂したゲイルは燕に向かって突進した
燕は冷静に
燕「よろしくお願いしまーす」言っていた
そう言った後にはゲイルはもう近くまで来ていた
ゲイルが大振りで殴ってきたのを最小限の動きで躱して、その隙に燕はゲイルの顎に蹴りを入れていた。
綺麗に決まったのだろう、脳が揺れて軽い脳震盪が起きゲイルは地面に崩れ落ちる。
「馬...鹿、な...ジーザス」
と言った後気絶した
燕「いやぁ強いね、手加減できなかったよ~」
鯉「(11、といったところか...)」
ゲイツ「!手加減...収集してきたデータと、実際の戦闘力とでは違いがあったのか」とゲイルの治療に行きながら言った
鯉「松永燕様...貴女の勝利です。おめでとうございます」
周囲の観客から大きな歓声がドッ沸き上がった
観客1「いよっ、サムライガール!」
燕「どもども」
観客2「全米王者のゲイルを倒すなんて!お見事ブシドー!」
松永「おひねりなども受け付けておりま~~す」
観客3「決闘なんてええモンみたわ!松永の名...覚えたで!」
松永「いいぞ、いいぞ。我が家名、再び高まってきたぞ」
燕「次はいよいよあそこかぁ。ん~~、学校生活面白そう」
松永「本来、僕たちはまだ行かない予定だったんだけどね...好機をもらったんだ。なら行こう、神奈川へ...川神へ!!」と言って川神市へと向かった
ーーーその頃、川神市
女の子「.........」
男「おっ、はー。君がタクヨちゃん?」
女の子「(コクリ)」
男「メッチャ可愛いじゃん。合格間違いナシでしょ。俺が客になりたいくらいだよ、リアルで」
男「川神学園の学生って激レアだから、お小遣いスゲー稼げちゃうよ。リアルでさ。さ、こっちこっち」
女の子「(コクコク)」と男の後を追って行った
その頃
少し離れている場所では
京「モロが男と接触。移動開始。大和好き、付き合って」
大和「さすが弓使い、目がよくて助かるよ。そしてお友達で」
京「男のはるか後方にも男。周囲を確認中。二重尾行だね」と大和に言った
そして
大和は仲間の一人であるまゆっちに電話をかけた
大和「もしもし、まゆっち。モロはそっちの信号にくるよ」
由紀江「確認しました。追跡に移ります」
松風「気配を消すのはお任せだぜ」と追跡に向かった
大和「釣れたぞ。わざわざ露出の大きい夏服を選んだ甲斐があった」
巨人「...あのまま真っ直ぐいくと、本町のほうに出るな」
大和「ガクト、本町の交差点に先回りしてくれ。そこで、まゆっちと尾行を交代してくれ」とガクトに言った
岳人「おうよ!モロの貞操のためだ、頑張るか」
浩介「尾行リレー...上手くできてるな。素人騙すには充分だ」
百代「めんどくさい真似するなー。捕まえて締め上げてしまえばいいんじゃないか?」
大和「姉さん、相手は携帯でこまめに連絡を取り合ってるんだ」
百代「連絡が途切れたらアクシデントと思われるか。ふーむ」
巨人「一網打尽にしないといけないからな、逃げられても困る」と言った時だった
岳人から通信が来た
岳人「目標モロと車に乗っちまったぜ。ナンバーを伝えるぞ」と番号を仲間に伝えたのだった
京「二重尾行していた男も、その車に乗りこんだよ」
浩介「追跡者がいないと判断してくれたかな...キャップ頼む」と言った瞬間
待ってましたかのように直ぐにバイクに乗った
風間「俺の疾風号<バイク>で追い越せばいいだな?」
この男は馬鹿なのか理解していなかった
浩介「尾行だっつうに!途中で俺たちの車と変わるから。ヒゲ先生、楽しくしてる分車の運転よろしく。俺達も追跡」
巨人「おう。依頼人として、協力させてもらうぜ。」といって追跡に向かうのだった
途中で翔一のバイクと追跡を交代する
百代「大和。あの車、親不孝通りにはいるみたいだな」
大和「そうみたいだね、姉さん。全員に通達、親不孝通りに集まってくれ」
巨人「それにしても売春組織とは、最近のガキはませてるぜ」
大和「川神学園の学生を商品にしようとは図々しい」
クリス「はじめから警察に通報するという手はどうなんだ?」
大和「もちろん仕上げは警察におねがいするけどさ」
浩介「その前に黒幕達を数発殴って、お仕置きしねぇとな」と言って車の後を追っていったのだった
俺達は、親不孝道りに集結した
百代「あのオーナー募集って書いてあるボロビルが売春斡旋所の本部みたいだな。皆入っていったぞ」
岳人「根城に廃ビルを利用するって考えはみんな同じなのか」
百代「入口にごっついのが立っているから、関係者以外はあいつに追い払われるんだろ」
浩介「アジトがビルか…配置パターンBでよろしく」
翔一「モロからワン切り連絡来たぜ!」
大和「敵はそろってるみたいだな。武力制圧。指揮はキャップ」
翔一「よし。俺とモモ先輩とクリスは、正面から行くぞ」
クリス「悪の組織に踏み込みか。正義の血が騒ぐぞ」と正面に向かって行ったのだった
姉さんがステップ踏みつつガードマンに近づく
百代「楽しくなってきたな。こーんにちはっ」
ガードマン「…?なんだお前らは帰れ。ここは入れないぞ」
百代「女が女を買ってもいいじゃないか」
ガードマン「!貴様何所でそれを…こっちへ来い!」と言った瞬間
ッゴキ
ガードマンの首の骨を百代が外した
ガードマン「うごぐぼはっ!」といって気絶した
百代「なぁに、死にはしないさ。そのまま悶えてろ」
翔一「よし、突入だ!行くぜオラーーーーーーーーー!」とキャップたちは中に踏み込んだ
男「っ、なんだ!?警察…じゃねぇな、リアルで」
翔一「てめぇらの悪事はお見通し。証拠と身柄よこしやがれ」
百代「ほう、なかなか数がいるな。20人といったところか」
姉さんがそう言うって事は喧嘩強いのは20人であとは雑魚って事か。
男「…ざけんな!川神の群狼と言われた俺達、なめんなよ」
男たちは、その一言を皮切りに猛りながら襲ってくる
クリスが前に出た
クリス「ここは自分が退治してくれよう」
クリスは、舞うように蹴りを放っていた
クリス「悪事を働く暇があれば、鍛錬を重ねるんだな」と言った
男「何だこいつら…やべぇ、逃げろ!」
裏口になだれ込む男達の前に岳人がいた
岳人「残念だが、ここは通行止めだぜ!」
岳人は男の足をつかみ、豪快に振り回した
組織の人間達は、窓からも逃げ出した
一子「おっとー!一人も逃がさないわよ!」
一子が、逃げる敵を捕まえていた
京「んー。こそこそ逃げようとも駄目。」
更に京が屋上から逃げようとしている敵を狙撃していく
放たれた矢は服を破り壁に突き刺さり、敵の動きを止める
そこに一子が追撃していった
男「て、てめぇら動くな!リアルで!」
最後に残った男一人がビルから出てきた
卓代「うわ、ちょっと放してよ!!」
…モロに拳銃をあて、人質にしながら
男「俺は、絶対生き延びるぞ…」
由紀江「あの、それ銃刀法違反…ですよ?」
男「お前だって刀持ってるじゃねぇか!ってか、それ以上ちかづくんじゃねぇ!」
松風「まゆっちのは…合法なんだぜ、ヤンキークン?」
男の拳銃が二つに割れて地面に落ちた。服も、キャベツの如く微塵切りになっていた
男「あ…あぁ、な、なんなんだよお前たちは!?」
クリス「名乗るほどのものでもないな」
一子「えーここは名乗って決めないと」
翔一「俺の愉快な仲間達だ!」
百代「いやいやいや、俺と、だろ。お前のじゃないから」と百代がツッコミした
そして
岳人はモロに近付きこう言った
岳人「モロ、怪我はないか、大丈夫か?」
卓代「うん、大丈夫。なんか、いつもより優しいね…」
京「素晴らしい友情だっ!!!」
百代「京、お前ボーイズラブ的なところで喜んでるだろ」
男「…特にやたら強い女達、なんなんだよお前達!」とビビりながら言った
そして
自己紹介をした
一子「元気一番・努力大好き・川神一子!」
京「大和の正妻・あまり他人に話す口なし…椎名京」
クリス「騎士道精神最高!クリスティアーネ・フリードリヒ」
由紀江「け、剣を使います。後輩の黛由紀江ですっ」
百代「三年の川神百代だ。武器は美少女らしく拳のみ」
女性陣「五人揃って!侍<サムライ>戦隊!!」と言った時だった
岳人が余計な事を言った
岳人「川神レディース!!」
バカだろ…岳人そんなこと言ったらボコられるぞ。
百代「横槍を入れるなコラァー!いつまでたっても名乗れないだろ」
松風「誰がレディースだっつーの!」
岳人「うぐわっ、じょ、冗談だっつの、殴るなお前達」とボコボコにされたのだった
男「武士の血を引く武士娘…川神で悪さするもんじゃねぇな」
翔一「全員ひっくるめて、風間ファミリーだ。覚えておきな!」
男「くそっ、金儲けしたかった…ぜ…ぐふっ」
岳人「なぁ、売春のサンプル写真とか落ちてないのかな」と岳人は言ったが
卓代「ごくり…って、だ、駄目だよガクト!」と此処にも変態が居た
浩介「じゃあ俺達は、縛ってから警察に通報しますね」
巨人「…おう」
そう言うと巨人はビルの奥に姿を消したのだった
そして
風間ファミリーは帰ろうとした時だった
プルルル~~~
プルルル~~~
誰かの携帯が鳴っていた
その携帯の持ち主は
大和だった
大和「ん?この電話は?(彼女達からか。何かあったのか。)」と思いながら電話に出た
大和「はい、もしもし。」と言った
相手は女性だった
女性「大和、例の薬”ユートピア”を売っている会社を見つけました。」と言った
大和「分かった。今夜、川神学園に一度集合しそこのビルに入り忠告にしに行くぞ。」
女性「はい!」と言って電話を切った
切ったあとだった
京「ねえ、大和。先の電話誰だったの?」と聞いてきた
大和「ああ、(まずいな、学長から正体を明かすなと言われているからな。こうなったら!)俺の友人だよ。」と言った
京「へえ、友人なんだ。流石大和、顔が広いね。で、内容は?」と言った
大和「それ程でもないよ。内容は、○○店で久々に飲み会に行かないかと言われたから行くんだ。」と言った
京「飲み会?へえ、飲み会が大和は好きなんだ。」と言った
大和「まあな。」と言って島津寮へと帰っていった
そして
皆が眠りに着く頃
大和は目を覚まし黒い服装を着て仮面を付けて川神学園に瞬間移動したのだった
川神学園に着くと
女性が居た
名前は
林冲
史進
楊志
源義経
武蔵坊弁慶
葉桜清楚(覚醒後の姿)
橘天江
だった
大和「皆、ご苦労様。さあ、ユートピアを売っている会社に行こう。」と言って
その会社に瞬間移動したのだった
会社
部下A「オイオイ、聞いたか?最近、俺達の仲間が何者かに消されていく噂を。」
部下B「ああ。噂だと、一度目は忠告で2度目は粛清されるんだってな。ユートピアという薬を売っていたら。」といった瞬間だった
部屋の中に
黒い服装を着けた者達が一瞬で表した
社長「な!な、何なんだ貴様達は!」と言った
仮面の男「俺達は貴様達を忠告しに来た。1度しか言わないからよく聞け。ユートピアを売るのは止めろ。」と言った
だが
社長「っは!?誰が止めるか!金儲け出来るのだからな!」と言った
部下達も言った
仮面の男「分かった。では、粛清を始める。」と言って仮面の男の仲間がそれぞれ武器を取って攻撃してきた
そして
次々と容赦無く殺していった
仮面の男は社長を殺した
仮面の男「よし!粛清終了。全員、帰るぞ。」と言った
仮面の男や仲間が瞬間移動した瞬間
その会社は跡形もなく消えていった
遺体と共に
仮面を着けた男や仲間は川神学園に到着した
仮面の男「皆、ご苦労様。」と言って仮面を外した
葉桜(覚醒)「悪意を働いた者には粛清されるのは当たり前だ。」
義経「ううん、私達は当然した事をしままでだよ、大和君。」
弁慶「そうそう、まあ、本気出すまでもなかったけどね。」と言った時だった
史進「大和君~、頑張ったから頭を撫で撫でして!」と大和に寄り添った
大和(戦闘時の姿)「全く、史進は甘えん坊だな。」と言いながら頭を撫で回した
それを見た皆は
「「「「「「私も撫で撫でしてくれ!!」」」」」」」と言った
大和「はいはい、撫で撫でするから慌てないで。」と言いながら抱き締めながら撫で撫でしたのだった。
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