No.420218

リリカルなのは物語を守る者と壊す者

二百式さん

久々に更新します

中々時間が取れなかったですが頑張って更新していきますので

よろしくです

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2012-05-08 16:56:26 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:758   閲覧ユーザー数:751

第5話 「転校」

 

 

海斗SIDE

 

 

 タナトス側の転生者との戦闘から1ヶ月半が経った。

 

 もうじき原作開始だ。俺はなのは達が通っている聖祥大附属小に転校って形で入学した、タナトス側がまだ動く気はないって言っていたが、出来ることからやっていけばいいだろ。

 

 

 「はい、じゃあ先生が入ってっていったら入ってきてね」

 

 

 俺の担任になる先生が言ってくる。

 

 

 

 「はい、判りました」

 

 

 俺の返事に満足したのか、笑顔で教室に入っていく先生。

 

 

 「皆さん、おはようございます、今日からこのクラスに新しいお友達が入ってきますよ」

 

 

 教室から湧き上がる声、まぁこの時期に転校だからなしかたないだろ。

 

 

 「センセー転校生は女の子ですか?」

 

 

 

 一人の男子が男か女か聞いている、まぁ気になるところだろうな。

 

 

 「残念、男の子よ。でも、みんな仲良くしてね。それじゃあ入ってきて」

 

 

 先生が入って来いと言って来た。んじゃ行きますか。

 

 俺は教室に入り先生の横に並ぶ。

 

 

 「じゃあ自己紹介してくれるかな」

 

 

 「はい、今度からこの学校に通うことになりました音無海斗です。よろしく」

 

 

 当たり障りの無い挨拶をする。俺はどんな子がいるのか教室を見回す

 

 

 (お、なのは発見。てことは・・・・・いたいたアリサとすずかとも同じクラスか。

 とりあえずこの後に来る質問攻めに応えるとしますか)

 

 

 

 

 「はい、じゃあ音無君の席は・・・後ろの窓側に座ってね」

 

 

 「はい」

 

 

 

 俺は言われた席に着く。おっと隣にも挨拶しとくか。

 

 

 「これからよろしく、音無海斗だ。」

 

 

 うん、当たり障り無いな

 

 

 「ふぇ!?あの、えとえと、よ・・よろしくね」

 

 

 って俺の隣なのはかい!!まぁいいや。

 

 

 

 「じゃあ今日の一時間目は音無君に質問の時間にしましょう。みんな聞きたいことを聞いてね」

 

 

 先生の一言で今日の授業が変わった。それでいいのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今思う、子供って元気だなぁ

 

 

 さっきから凄げぇ質問攻め。せめて順番に聞いてくれ。

 

 

 

 「はいはい、そんな一編に聞かないの、順番に効けばいいでしょ」

 

 

 そう言って皆を落ち着けるアリサ。うーんやっぱリーダーシップあるわぁ

 

 

 そのおかげで順番に聞いてくれるようになったから楽になった。

 

 質問もお輪伝今は休み時間になったが。

 

 

 「ふぅ、疲れたなぁ。」

 

 質問攻めから開放されて休んでいたら。

 

 

 「アンタ、大変ね、」

 

 

 「もう、アリサちゃん、でも、この時期だと珍しいから仕方ないんじゃないかな?」

 

 

 「アリサちゃん、すずかちゃん」

 

 

 俺の席にやってきたのはアリサとすずかだ。もうなのはと友達なのかな?

 

 

 「君はさっきの・・・えーと助かったよ。ありがとう」

 

 アリサに礼を言う。

 

 

 「別にいいわ」

 

 

 「アリサちゃん、素直じゃないなぁ」

 

 

 

 「本当なの」

 

 

 「なのは! すずか!」

 

 

 顔真っ赤にして怒こっとる、仲いいなぁこいつら。

 

 

 「まぁなんにせよさっきは助かった。改めて音無海斗だ、よろしくな」

 

 

 「アリサ・バニングスよ。アリサでいいわ、まぁよろしくするかはアンタしだいね」

 

 

 「もぅアリサちゃん。私は月村すずか、よろしくね」

 

 

 「えと、高町なのはです。よろしく」

 

 

 三人が自己紹介してくれる。

 

 

 「じゃあよろしくな」

 

 

 

 二時間目は普通の授業だった。そして時間は飛んでただいま放課後。

 

 

 「さて、帰るか」

 

 

 俺は帰る支度をする。するとそこに

 

 

 「ねぇアンタって歩いて帰るの?」

 

 

 声の元に顔を向けるとそこにはアリサ、すずか、なのはが居た。

 

 

 

 「あぁ、一応歩きだけど、どうした?」

 

 

 「なら途中まで一緒に帰らない?」

 

 すずかが一緒に帰ろうと提案してきた。まぁ予定はないからいいが。

 

 

 「あぁ、いいよ。んじゃ帰ろうぜ」

 

 

 そして俺達は一緒に帰ってる、帰ってる途中にも色々話を聞かされた。

 

 途中の公園を通ると・・・・・

 

 

 「あっ、ちょっと待ってて」

 

 

 なのはが公園に中に入って行く。どうしたんだろ。

 

 

 「なのはちゃん、どうしたのかなぁ」

 

 

 「さぁ、あら?男の子に手を振ってるわ」

 

 

 「あの子、誰なんだろう」

 

 

 「なのはの友達じゃない?」

 

 

 「なら俺達も行ってみようぜ」

 

 俺は公園の中に入っていく。

 

 

 「ちょっ、待ちなさい」

 

 

 

 そして、あいつと会うとは今の俺は思ってもなかった。

 

 

 

 

海斗SIDE  END

 

 

 

 

 

 

 

一哉SIDE

 

 

 

 原作開始までやることが無かった俺は暇つぶしにあの公園で本を読んでいる

 

 いまさら学校に行く気も起きん、面倒だ。

 

 

 今日もいつものベンチで本を読んでいたらあっという間に夕方になっていた。

 

 

 「時間が過ぎるのは早いものだな。そろそろ帰るか」

 

 

 本を閉じて帰ろうとした時。

 

 

 「一哉くーん」

 

 聞き覚えのある声がして振り向いてみたら、なのはが手を振りながらこっちに走ってくる。

 

 

 「なのはか・・・」

 

 走ってくるのはいいが・・・・・あいつ運動神経ないからな、こける気がする。

 

 

 

 「にゃ!?」

 

 

 

 見事に俺の目の前でこけた。ここはとりあえず・・・・・・・・・・

 

 

 「見事なヘッドスライディングだな」

 

 俺は予想通りの事が起きた為呆れながら言う。

 

 

 

 「うぅ~恥ずかしい//・・」

 

 

 「で・・いきなり走ってきてどうした?まぁ俺はお前のヘッドスライディングが見れて面白かったがな。まさかそれを見せるために来たのか?」

 

 

 「ち・・違うよ!!。ただ帰ってるときに一哉君がいたから・・・・その・・・あの・・」

 

 立ち上がって服に付いた砂を払いながら言って来るなのは

 

 

 「はぁ、そんなことでわざわざ来るとはな。お前も律儀だな」

 

 

 呆れながらなのはに言う。

 

 

 「俺は今から帰る所だったが・・・お前も・・・・同じか」

 

 

 「え?それって」

 

 なのはが首を傾げて聞いてくるので指を指して。

 

 

 「あれはお前の連れじゃないのか?物凄い勢いでこっちに来ているが、」

 

 そう言ってやると

 

 

 「なのはーーーー!」

 

 

 「にゃあああああ!?」

 

 

 驚くなのは、コロコロ表情が変わる奴だ。

 

 

 「アンタ、なのはに何してんのよ!!」

 

 

 金髪の女が俺に敵意を出しながら聞いてくる。

 

 

 「何をしたと言ってもな・・・こいつが走ってきて勝手にこけたとしか言いようがない」

 

 

 「・・・・・そうなの?なのは?」

 

 

 

 金髪はなのはに聞く。

 

 

 「えーと・・・うん」

 

 

 「はぁ~びっくりさせないでよ、なのはが走ったと思ったら転んでるからコイツに何かされたかと思ったわよ」

 

 

 「ふぇ1あ・・・あのアリサちゃん、一哉君は私の友達・・・なの」

 

 

 「あら・・そうなの・・・アンタ・・・名前は?」

 

 

 

 金髪が俺に向かって言ってくる。

 

 

 「失礼だが名前はまず自分から言うのが常識じゃないのか?まぁいい・・榊一哉だ」

 

 

 「榊・・・・一哉ねぇ。あたしはアリサ・バニングスよ。よろしく」

 

 アリサ・・・か

 

 

 「あぁ」

 

 

 「それで、アンタ此処で何してたの?」

 

 

 

 「俺はただ此処で本を読んでいただけだ。そろそろ帰ろうと思っていたらこいつが来て、後は分かるか?」

 

 

 「あぁ~なるほどね」

 

 

 どうやら事情が分かったようだ。さて、帰ろうとした時。

 

 

 「アリサちゃん。なのはちゃん」

 

 

 

 「アリサ・・・どうし・・・・」

 

 

 エレナ側の転生者・・・・・やはりこいつは・・・

 

 

 

 「カイ・・・・」

 

 

 俺はそいつの名前を呟く

 

 

 「!?お前は!!」

 

 向こうが驚いた表情で俺を見る。

 

 

 「やはりお前か・・・・久しぶりとでも言っておくか?カイ」

 

 

 「一哉・・・・・」

 

 

 やはり俺の事を覚えていたようだ・・・

 

 

 「あら海斗、アンタこいつと知り合いなの?」

 

 

 アリサがカイに聞いている。

 

 

 「そうなの?海斗君」

 

 なのはも海斗に聞いている。

 

 

 

 「えーと・・・なんて言うか・・・まぁ連れだ」

 

 

 悩んだ感じで答えるカイ・・・

 

 

 「そうなんだぁあっ、紹介するね一哉君、すずかちゃんだよ」

 

 

 「あの・・・・月村すずかです。よろしくね」

 

 

 「榊一哉だ・・・よろしく」

 

 すずかとも自己紹介を終えた。そろそろ帰るとするか

 

 

 

 「自己紹介も終わったことだし、俺は帰るぞ」

 

 そう言って公園を出ようとする。

 

 

 「まて一哉!!」

 

 カイが俺を呼び止めてくる。

 

 

 「お前に聞きたいことがある。もう少し話さないか?」

 

 

 「確かに・・お前と話したいことがあるが・・・・この後用があるのでな、明日のこの時間に此処で待ってる。お互い聞きたいこともあるだろうからな」

 

 

 俺はカイに提案する。

 

 

 

 「・・・・わかった。明日な」

 

 

 そう言って帰っていくカイ。

 

 

 「海斗!?待ちなさい!!あぁもう。じゃあね一哉」

 

 

 

 「また明日ね、一哉君」

 

 

 「また一緒に遊んでね一哉君バイバイ~」

 

 

 三人もカイを追っかけて帰っていく。なのははこっちに手を振りながらだが

 

 

 「あぁ、またな」

 

 

 俺は四人と反対の出口に向かった

 

 

 

 

一哉SIDE  END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タナトスSIDE

 

 

 

 

 「ふーん、向こうの転生者と遭遇したんだぁ。まぁまだ準備終わってないから好き勝手やってくれてもいいんだけど」

 

 

 とある空間から世界を見ていたタナトスは呟く

。 

 

 

 「さてさて、準備を進めなきゃかなぁ。だけどどうしても時間がかかるなぁ。まっそれまでの退屈しのぎに君がどう動くのか見せてもらうよ。一哉君、くっくっくっ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 楽しそうに呟くとタナトスの体が透けていき何もなくなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリカルなのは・・・・・・始まる・・・

 

 

 

 

 

 

 


 
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