No.417893

真・恋姫†無双 魏の三剣人 (第零章)

カイさん

皆さんどうも、カイです。
早速始まります!魏の三剣人!!

2012-05-04 00:34:37 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:7913   閲覧ユーザー数:6247

始まるよ・・・新たな外史の物語が・・・

一刀「うん・・・此処は・・・俺は一体・・・」

 

???「ぐふふふふ、やっと起きたのね♪ご主人様♪」

 

一刀「えっ・・・」

 

???「早速だけど・・・あら如何したのボーとしちゃって?」

 

一刀が目を覚ますと、見た事の無い筋肉ダルマが立っていた

 

 

一刀「わああああ!?誰だお前!?」

 

???「私?私はねえ貂蝉よん♪」

 

一刀「・・・は?」

 

貂蝉「人の名前聞いといてその反応は何?まあ良いわ」

 

一刀「ちょッ!?ちょっと待て!?貂蝉って!?あの貂蝉か?」

 

貂蝉「そう言う事そう言う事♪」

 

一刀「悪夢だ・・・」

 

貂蝉「ちょっと悪夢って何よ!!悪夢って!!」

 

一刀「で、その変態が何の用だ?」

 

貂蝉「あーん酷い、でもめげないわよ!!」

 

一刀「めげろよ」

 

漫才は良いから進めろ#(作者感想)

 

 

一刀「いや進めろって」

 

貂蝉「誰と話してるの?まあ良いわ、取り合えず下見てくれる?」

 

一刀「下?」

 

一刀が、言われたとうりに下を見ると

一刀「ッ!?・・・浮いてる?」

 

貂蝉「性格には、死んでいると言うべきね」

 

一刀「・・・死んでる?」

 

貂蝉「あれを見なさい」

 

貂蝉が指を指した方を見ると、血塗れの自分が居た

 

 

一刀「・・・俺?」

 

貂蝉「忘れたのかしら?貴方妹を庇って」

 

一刀「!?・・・そうだ・・・俺は一奈(かずな)を庇って・・・」

 

一刀は、自分が死んだ理由を思い出した

それは数時間前

 

 

一奈「お兄ちゃん早く!」

 

一刀「そんなに走ると転ぶぞ一奈?」

 

一刀は、二つ下で妹の一奈と一緒に買い物に出かけていた

 

 

一奈「それにしても凄いよね、お兄ちゃん♪たった十七歳で北郷流の技全部覚えちゃうんだから」

 

一刀「まぐれだよ」

 

一奈「えーそうかな?だってお爺ちゃんに勝ったんでしょ?」

 

一刀「ああ、剣術・氣功術そして知恵、この三つを完全に受け継いだからな」

 

一奈「やっぱりお兄ちゃんは凄いや!私の自慢だよ♪」

 

一刀「一奈こそ、医学学校の進学決まったんだろう?凄いじゃないか」

 

一奈「えへへ♪」

 

二人は、家への帰り道を歩いていた

一奈「此処の信号長いんだよね」

 

一刀「仕方ないさ、まあ急ぎの用事も無いんだし」

 

一奈「そうだね、あっ!青に替わった」

 

一奈は、直ぐに走り出す

一奈「お兄ちゃん早く!」

 

一刀「まったく・・・うん?」

 

一刀が右側を見ると、車が突っ込んできていた

一奈の前に

一刀(眠ってる!?居眠り運転かよ!?)「一奈!?」

 

一奈「え?」

 

一奈が気が付いた時には、突き飛ばされていた

ドン!!!!

一刀「それで俺は、そうだ一奈は!?」

 

貂蝉「妹ちゃんは大丈夫だったは、ご主人様が庇ったからねぇ」

 

一刀「そうか・・・なあ、貂蝉て、言ったか?」

 

貂蝉「・・・その目は、自分がこの先どうなるのかって目をしてるわね」

 

一刀「ああ」

 

貂蝉「選ぶ道は、三つ・・・未来に行くか・現世に残るか・過去に行くか」

 

一刀「未来?現世?過去?」

 

貂蝉「簡単に言えば生まれ変わる、転生と言うべきかしら?」

 

一刀「転生?・・・俺が?」

 

貂蝉は説明を始めた

 

 

貂蝉「未来に行くと言うのは、新たな命として生まれ変わる事よ、判り易く言えば、天国と言う事かしら」

 

一刀「天国?未来に行く事がか?」

 

貂蝉「そう言うこと、ただそれが十年先か、それとも百年先かは、判らないわ」

 

一刀「随分と大雑把な天国だな、二つ目の現世は?」

 

貂蝉「これは、簡単に言えば守護霊になるの」

 

一刀「守護霊て、あの守護霊か?」

 

貂蝉「そう言う事よ、現世に残り自分の大切な人達を見守り、時には色んな災いから守る事、それが現世を選ぶという事よ」

 

一刀「そうか・・・最後の過去は?」

 

貂蝉「最後が、一番肝心よ・・・過去とは、文字どうり過去の人間になるという事、この過去を選ぶと、今の記憶なども一緒についてくるわ」

 

一刀「現世の記憶が?・・・もしかして力も?」

 

貂蝉「物分りが早くて助かるは、でもねこの過去だけは一回しか選べないの」

 

一刀「一回しか選べない?」

 

貂蝉「そりゃそうでしょう、一度過去に言った魂が何回も過去に行ける訳無いでしょう、これはある意味では地獄と言う事になるわ」

 

一刀「えっ?地獄?」

 

貂蝉「何?まさか下引っこ抜く閻魔大王様が居るとでも思ったの?んなもん居るわけ無いでしょう」

 

一刀「うーん」

 

一刀は、腕を組み考え始める

貂蝉「随分冷静ね、死んだ人間が此処まで冷静だなんて」

 

一刀「騒いでも仕方が無い、所でお前は何だ、死神か?それとも怨霊か?悪霊か?」

 

貂蝉「酷い!!こんな絶世の美女に向かって悪霊なんて!!」

 

一刀「いじけるな、気持ち悪い」

 

一刀は、体育座りをしてのの字を書いている、貂蝉に呆れた声を掛ける

 

 

一刀「決まった、過去に行く」

 

貂蝉「理由を聞こうかしら?」

 

一刀「まず、未来なんて物に興味は無い、現世を選んだとしても、一奈の泣きそうな顔を見るのは嫌だ・・・だったら力と記憶を持っていける過去を選ぶ」

 

貂蝉「本当にいいのね、これが最後の確認よ?」

 

一刀「ああ」

 

貂蝉「わかったは・・・では、ご主人様を過去へ」

 

貂蝉が手を翳すと、光に包まれた

Next Story 「始まり、そして出会い」


 
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