No.416513

これはゾンビですか?+ロボット刑事

BLACKさん

今回の作品は作者が好きな作品と作者が最近動画で見た作品を合わせてみたら面白いのではないかと書いたものです。(ただし例によってぐだついていたりです)
尚元作品は「これはゾンビですか?」(ラノベ、アニメ、漫画)と「ロボット刑事」(特撮、漫画)言う作品で、さらに互いの年代がかなり違うことをご了承ください。

2012-04-30 22:38:37 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1325   閲覧ユーザー数:1313

 

 

これはゾンビですか?+ロボット刑事

 

 

 

歩「ミストルティンキーーーーーーーック!!」

メガロ「それキックじゃねええええええ!!」

 

いつものように夜の墓地で魔装少女となってメガロを倒す相川歩。

そしてそれに付き添う、本来の魔装少女ハルナ。

 

ハルナ「よし! これでまたハルナちゃんの単位取得に近づいたな!」

歩「まったく……」

 

歩は魔装少女の格好を解き、いつもの状態に戻る。

 

ハルナ「とにかく、アユム、飯だ! 飯だ!」

歩「そうだな、ユーとセラも待たせちまってるしな」

 

二人は家に帰ろうとする。

その帰り道……、二人は奇妙な音を聞く。

 

ハルナ「なんだ?」

歩「銃声!?」

 

その音はとても小さかったが、二人には何故か聞こえた。

二人は気になってその音が聞こえた家に入る。

するとそこには血まみれになって倒れている家主を見つけた。

 

歩「な……」

ハルナ「なんじゃこりゃあああああああ!!」

 

すぐに警察に連絡が行った。

 

セラ「まったく、面倒事に巻き込まれていますね」

ユー『早くご飯』

歩「いや、もう少し事情聴取があるみたいだから、ピザでも頼んでおいてくれないか?」

 

セラフィム(愛称セラ)とユークリウッド(愛称ユー)が聞きつけてやって来ていた。

 

警察官A「しかし、これどう考えても人間技じゃないよな?」

警察官B「ああ、けどいったいどうやればこんな風な死に方出来るんだよ」

 

警察官達の話声が聞こえてくる。

 

ハルナ「人間技じゃない……、きっとメガロの仕業だな!」

歩「おいおい、いきなりメガロの仕業だと決めつけるのは…」

???「いえ、その線、間違ってないと思いますよ」

 

歩達の所に一人の男、いや、一体のロボットがやって来た。

そのロボットは黄色いハンチング帽に赤いブレザーを着ていた。

 

歩「……うわぁっ! ロボット!?」

K「初めまして、僕の名前はK、見ての通りロボットです」

セラ「K?」

ユー「『ロボット刑事』」

ハルナ「じゃあロボケイだな」

K「ははは」

 

Kは笑う。

 

歩「それでK……さんでいいのか?」

K「お好きにどうぞ」

歩「それじゃあK、それでさっき言ったことは本当か?」

K「さっき言ったこと?」

歩「さっき、ハルナが滅茶苦茶なことを言った時に『その線は間違ってない』って…」

K「ああ、あれですか。僕は本当にそう思ってますよ」

 

Kの発言に歩は声も出なかった。

 

K「死体を見てみたのだけど、あれはどう考えても人間では不可能。

君が言ってた、メガロと言うのは分からないけど…」

 

Kがハルナに近づく。

 

K「僕はロボットの仕業だと思ってるんだ」

セラ「ロボットですか?」

K「そう、けどなかなか信じてもらえないのが現状なんだよ」

ハルナ「ロボケイがロボットなのにか?」

K「そう」

 

Kの目が黄色から青色に変わる。

 

ハルナ「そんなに落ち込むなって、あたしは信じてやるよ! ロボケイ」

K「君…」

ハルナ「あたしはハルナちゃんだ!」

K「ありがとう、ハルナちゃん」

 

Kの目の色が元の黄色に戻る。

 

ユー「『私も信じる』」

セラ「ヘルサイズ殿が信じるのなら私も信じましょう」

歩「(まあメガロよりは信憑性はあるかもな)俺も信じるぜ」

K「君達…、ありがとう」

警察官D「おい、K。さっさと戻るぞ」

K「あ、すみません、すぐに……。あ、いけない、君達、事情聴取を受けてもらわないと…」

 

その後、歩とハルナは簡単な事情聴取を受けて、家に帰った。

 

 

とある場所。

 

???「よくやってくれたな」

 

暗い場所で帽子にコートを着た何者かが黒い影に向かって話す。

 

黒い影「これが俺とお前の契約の一つだ。

俺は契約者との契約は守る。だが……」

???「契約金を払わなければ俺が殺されるだったな。安心しろ、契約金はこの通り…」

 

謎の者は契約金の入ったケースを取り出そうとする。

 

黒い影「支払いは全ての仕事が終わってからで結構。

残る仕事はあと一つ………」

 

黒い影がある写真を見る。

その写真には歩、ハルナ、ユー、セラが写っていた。

 

???「しくじるなよ」

黒い影「見くびってもらっては……困るな」

 

写真は黒い影により燃やされる。

そして黒い影は姿を消すのだった。

 

 

それから次の日の夜になった。

歩の家ではいつもの4人に加え、歩の同級生であり、セラと同じ吸血忍者のメイル・シュトローム(学校などでは吉田友紀(よしだゆき)と言う名前を名乗っているが、友紀を(トモノリ)と呼べるので大半の人からトモノリと呼ばれている)も来ていた。

 

トモノリ「寿司まだかよ~」

ハルナ「腹減ったーーーー!」

 

トモノリとハルナはお腹がすいて駄々をこねはじめる。

 

歩「お前ら、もう少し待てないのか?」

ハルナ「待てない! 待てない!」

ユー「『空腹は最高のスパイス』」

 

そうは言い(メモに書き)つつも、ユーの腹もなっていた。

そんな時であった。

 

寿司屋「すみませーん、寿司屋で~す」

歩「やっと来たようだな、はーい」

 

歩が玄関に出て、寿司を受け取ろうとする。

 

歩「あ、いけね、お金、お金」

寿司屋「お金は……」

 

寿司屋は姿を変えた。

 

寿司屋「貴様の命だーーーーー!!」

歩「!!!」

 

寿司屋はなんとロボットの姿となった。

そのロボットは鎌のような形をしたものだった。

その時であった。

 

K「とおっ!」

 

Kが乱入し、鎌ロボットの腕を止める。

 

歩「K!?」

ハルナ「なんだ、どうした?」

 

ハルナ達が騒ぎを聞いて玄関の方に行く。

 

トモノリ「なんだあのロボット?」

ハルナ「あ、ロボケイじゃないか。けどもう一人はなんだ?」

K「やはり、目撃者を抹殺に来たか……」

カーマ「貴様……」

 

カーマ(鎌ロボットの名前)は止められている腕を振りほどき、逃走する。

 

K「待て!」

 

Kもその後を追う。

 

歩「俺達も追うぞ!」

ハルナ「えー、追うのかよ」

歩「命を狙われて助けられたんだぞ! Kのこともあるし、追うぞ!」

ハルナ「しゃーなしだな」

 

皆、Kの後を追っていった。

 

 

Kとカーマは墓地の方へと移動していた。

Kとカーマは対峙する。

Kはハンチング帽を投げ捨て、ブレザーに手をかける。

 

K「ゴーーーーーーーーーー!!!」

 

掛け声とともにブレザーを投げ捨てる。それと同時にKの目の色が赤色へと変わる。

 

K「いくぞ!」

カーマ「こい!」

 

Kとカーマの戦いが始まる。

 

K「とおっ!」

カーマ「きえゃ!」

 

カーマは鎌で出来た鋭い鎌の手で切ろうとする。

対するKはパンチでその鎌の手をいなす。

鎌の手は名前が刻まれていない墓石を簡単に切り裂く。

 

K「あれをまともにくらうわけにはいかない」

カーマ「きしえゃ!」

 

カーマは次に両手をこすり合わせて、音を出す。

しかし音自体には特にこれといったものはない。

だが、こすり合わせるのと同時に小さい鎌鼬が飛んで行き、Kを襲う!

Kはそれをギリギリのところで察知して避ける。

Kの後ろにあった墓石は破壊される。

 

K「これはまさか……」

 

カーマが出した音は走っていた歩達にも聞こえていた。

 

歩「今の音…」

セラ「ええ、急いだ方がいいかもしれませんね」

 

Kとカーマの戦いはKの優勢であった。

 

K「!!」

 

Kは自分の右胸部分を開く。

そこから機関銃のようなものが出てき、そこから弾を発射させる。

それはロボットを破壊するものであった。

しかしそれは突然コートを羽織ったものに阻まれた。

 

K「何?」

???「まったく、貴様をつけてみれば失敗してるだけではないか」

カーマ「契約者に助けられるとは面目ない」

K「お前は一体……」

 

コートを羽織ったものはコートを脱ぎ捨てる。

そこから現れたのはサメの怪物だった。

 

K「なんだ、あれは?」

シャークメガロ「俺の目的を達成するには貴様を倒すしか……」

歩「400%!!」

 

歩が割り込んでシャークメガロを殴り飛ばす!

 

シャークメガロ「くぅ…」

ハルナ「大丈夫かよ、ロボケイ」

 

ハルナ達がKの所に駆け寄る。

 

K「大丈夫だ、しかし君、その腕は……」

 

Kが指摘する歩の腕。かなりボロボロであった。

 

K「先ほどのパワー、君は人間じゃないのか?」

歩「俺こう見えても……」

ハルナ「アユム!」

 

ハルナがミストルティンを投げ渡す。

 

歩「まあこの状況だ、仕方ねえ」

 

歩は目を閉じ、呪文を唱える。

 

歩「ノモブヨ、ヲシ、ハシタワ、ドケダ、グンミーチャ、デーリブラ」

 

歩の格好は変化し、少女の格好となった。(もっとも歩自身は男のまま)

 

K「あれは…」

ハルナ「あれが魔装少女だ!」

K「魔装少女? 彼は男なのにか? それだったら魔装少年と言うべき……」

歩「それは言わないでーーーーー!!」

シャークメガロ「貴様ら……」

カーマ「ふざけるな!」

 

カーマが鎌鼬を起こし、歩達に襲い掛かろうとする。

 

セラ「燕返し!」

 

セラが得意技である燕返しで鎌鼬を防ぐ。

 

カーマ「何?」

セラ「その程度、なんてことはありません」

トモノリ「さすがセラフィムだぜ!」

セラ「あなたは何しについていたんですか?」

 

セラがツッコミを入れた。

 

ハルナ「アユム、いっちまえ!!」

歩「おう!」

 

歩が高くジャンプする。

 

歩「ミストルティンキーーーーック!!」

 

キックと思われたが、実際は足よりもミストルティンが前に出ているためにミストルティンでぶった切る技となっている。

 

シャークメガロ「それキックじゃねええええええ!!」

 

シャークメガロはぶった切られて倒された。

 

カーマ「おのれ……でゃああ!」

 

カーマが鎌鼬を起こそうと両手を合わせようとする。

しかしその前に……。

 

K「!!」

カーマ「ぐあああああ!!」

 

Kの右胸にあるロボット破壊銃により倒された。

 

K「危ないところだった……」

 

Kが歩の所に近づく。

 

K「助けてくれてありがとう、歩君」

歩「いえ、俺は別に……」

K「しかしさっきのはキックではなく、ミストルティンアタックと言うべきでは…」

ハルナ「そんな細かいことは気にしない!」

ユー「『いつもこうだから気にしない』」

K「でも間違ってることは間違ってるって言わないと……」

セラ「ここまで言われると、気にしないでもらいたいですね」

トモノリ「そうそう」

K「そこまで言うなら……」

歩「さてと……」

 

歩がミストルティンを上げて、呪文を唱え、元の戻る。

 

歩「これで……」

K「元の姿に戻った? そのチェーンソーは一体…」

歩「記憶が消えてない?」

K「記憶が消える? もしかして今の呪文は記憶消去のものなのかい?」

歩「ハルナ、これって…」

ハルナ「あたしに聞くな!」

ユー「『恐らく、相手がロボットだから』」

 

どうやら人工知能持ちのロボットには記憶消去魔法は効かないようであった。

 

歩「あの~、俺達のことは内緒でお願いしたいのですが……」

K「分かった。それじゃあ……」

 

Kはそのまま帰っていった。

 

ハルナ「それじゃあ、あたし達も帰るか!」

トモノリ「もうおなかペコペコだぜ」

セラ「同感ですね」

 

そして歩達も家に帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

作者「作者おまけだぜ、まあ本当は言わないつもりだったが、言いたいことができたからいう」

ハルナ「なんだなんだ? ハルナちゃんに愛の告白か?」

作者「告白なのは確かだが、謝りの告白だ」

ハルナ「なんだ?」

作者「この間、なぜか撮れなかったせいで第4話が撮れませんでした! ごめんなさい!」

ハルナ「撮れなかったって……、何日か前に木曜日の深夜アニメが撮れてないっていうのは…」

作者「『これはゾンビですか?』も入ってたんだよ」

ハルナ「むっきーーーーー!」

作者「俺だってショックだよ! 何とか第4話の一部一部は動画でみたからどんな内容だったかは何とか分かったけどショックは隠せない。だがいつまでもショックは引きずっていられないから切り替えた」

ハルナ「どうやって?」

作者「いつまでもネガティブになってられないから適当に考えただけだ。それに俺は途中の1話が見れなかっただけでそのアニメの視聴をやめるやつじゃないということだ。視聴は継続だ」

ハルナ「ハルナちゃんの活躍を見ろよな!」

作者「まずシリアスが最後の方にはあるが、日常の話ばかりでほとんど戦闘してないな。しかも噂ではTV放送は全10話と短いではないか」

ハルナ「しゃーなしだ!」

作者「どこがしゃーなしかは知らんが、10話となるとこちらもあれをするのに苦労するな」

ハルナ「あれって?」

作者「そこまで言う義理はない。まあ次回からまた『そらのおとしもの』の方に戻るか。

そういえばイラストでだがコラボしてたな。

何か普通にネタでコラボしてやりたいが、思いつかんからな。どうしようもない。

それでは!」


 
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