No.416048

K-ON!+EXPLORES...第49話・野球大会FINAL前半!

ぎゃーすさん

すいません

遅くなりました

あまりにも字数が多かったので切りました

続きを表示

2012-04-30 00:02:48 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:789   閲覧ユーザー数:767

 

 

審判

「整列!!これより第17回アマチュア野球選手権山門郡大会決勝戦を始めます!お互いに礼!!」

 

全員

「お願いしますッ!!」

 

 

 

 

 

相手は山門軟式野球クラブ対象はなんとほとんど大学生ばかり!!

 

 

 

櫛枝

「キャプテンの櫛枝です。宜しくお願いします。」

 

山口

「キャプテンの山口です、投手をやっています。よろしく頼むよ」

 

お互いにオーダーを交換し合い・・・・・・

 

山口

「君達の準決勝を見させてもらったけど、なかなか見物だったよ、ぜひともお互い全力で頑張ろう!」

 

櫛枝

「もちろんです。やるからには全力で倒しに行き一切我々は容赦しません」

 

山口

「それではお互いに健闘祈ってるよ」

 

 

 

====================================================================

 

 

 

櫛枝

「もうこれで最後の試合だ。皆疲れただろう」

 

確かに・・・・・もう体が自由に動かなくなるほどの疲労

 

櫛枝

「でも、どうせなら勝って終わらせよう。」

 

喜田

「そうだね」

 

櫛枝

「それじゃあ正樹、頼む」

 

正樹

「はいよ・・・」

 

全員円陣を組み肩を組み合って・・・

 

 

全員

「わあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

正樹

「桜高ファイ!!!!!!!!!!!!」

 

全員

「ファイ!!!!!!!!!!!!!!」

 

こうして決勝戦が始まる......

 

ちなみに相手のオーダーはこれ

1、福田・遊撃手

2、新石・左翼手

3、和田・一塁手

4、山口・投手

5、北原・三塁手

6、馬場・中堅手

7、片口・右翼手

8、夏元・二塁手

9、堀之内・捕手

 

控え投手

・石田

・辻元

・内藤

 

ベンチ入りメンバーは残念ながら省略

 

 

こっちのオーダー

1、東正樹・中堅手

2、興津剣・一塁手

3、辻泰広・左翼手

4、能登春人・右翼手

5、喜多村修司・捕手

6、柚木航海・三塁手

7、成宮圭哉・遊撃手

8、喜田傑・二塁手

9、大西帝人・投手

 

控え投手

小鳥遊凛...右投右打

櫛枝浩嗣...左投左打

 

控えメンバー

浅沼千尋・一塁手

川頭騎士・二塁手、三塁手、外野全般

甲斐田彪我・二塁手

×久川潤・捕手

 

 

 

審判

「プレイボール!」

 

アナウンサー

「1番、センター、東正樹君」

 

正樹

「んじゃ、よろしくっと」

 

そう言って右打席に入る正樹

 

山口

「(山門中の神童か・・・・・・なぜこの子はスポーツ推薦を切ったのか俺も知りたいものだな・・・ここは慎重に行くとしよう)」

 

第1球!

 

ビュ!

 

内角低めのストレート!

 

カキーーーーーーーーン!

 

審判

「ファール!」

 

早めに振ってしまいレフト方向へのファール

 

堀之内

「(積極的だな、あなどれない)」

 

第2球!

 

ビュ!

 

正樹

「(もらった!!)」

 

しかし.........

 

ブン!

 

審判

「ストラーイク!」

 

正樹

「ちっ・・・|(今のは高速シュート・・・いや、ムービングファーストボールか?)」

 

第3球!

 

ビュ!

 

地面に落ちるフォーク!

 

ポトッ

 

審判

「ボール!」

 

第4球!

 

ビュ!

 

外角高めのストレート!

 

パンッ!

 

審判

「ボールツー!」

 

第5球!

 

ビュ!

 

内角高めに切れ込むスライダー!

 

ブンっ!

 

審判

「ストラーイク!バッターアウト!」

 

正樹

「クソッ(変化球が多彩すぎる)」

 

堀之内

「やはり君達はすごいな、油断なんて出来やしないよ」

 

正樹

「そりゃどーも、ちっとも嬉しくねーな」

 

 

 

 

正樹は三塁側ベンチに戻っていく

 

次の剣君は四球で一塁に出て...

 

 

 

 

圭哉

「チャンスを広げて来いよ」

 

泰広

「う、うん・・・」

 

 

 

泰広

「宜しくお願いします!」

 

そう言って左打席に入る俺

とりあえずここはバントで繋ごうと俺は姿勢を低めに構える

しかし......

 

興津

「(ホラホラ!投げて来いよ~ピッチャーさんよ~)」

 

泰広

「(ちょ、なんであんなにリード取ってるの!!?)」

 

俺は剣君がかなり一塁ベースに離れている事に気づく

あれじゃ絶対に牽制されたら...

 

ヒュ!

 

泰広

「あっ!!」

 

投手の山口さんが牽制する

 

すると・・・・・・

 

審判

「セーフ!」

 

 

間に合ったようである

 

 

興津

「(ホラホラホラ!どんどん来なさいな~!)」

 

山口

「(仕方ない・・・ここは素直に一回投球・・・・・・)」

 

堀之内

「セカンド!!」

 

山口

「は?」

 

山口が二塁を見るとすでにセカンドベースにいる

 

興津

「だらっしゃい!!」

 

ガッツポーズをする剣君

 

そして俺はバントをして・・・

 

能登

「おっしゃー!!来たぜ俺の時代が~~!!」

 

大振りをする春人君

 

審判

「ストラーイク!バッターアウト!!」

 

圭哉

「二死三塁の場面であいつなにやってんだよ!いくらなんでも雑すぎだろ!?」

 

小鳥遊

「しかもあんなにはしゃいで3球三振という・・・・・」

 

能登

「うるせー!まだ1回だろ、ネガティブになってんじゃねーっ!」

 

正樹

「お前の場合はもう少し反省しろや」

 

櫛枝

「だが・・・能登の言う通りだ、まだあと8回もある、焦らずに攻めていけばいい」

 

 

実は決勝は9回までで延長は12回まで、それで決まらなかったら安打数や三振数、奪三振数で決まるそうだ

 

 

櫛枝

「それじゃ皆頑張ってきてくれ」

 

久川

「私の分も・・・・・よろしくお願いしますね」

 

能登

「任しとけ!」

 

大西

「僕抑えるように頑張るよ」

 

 

==============================================================

 

 

~1回裏~

 

 

審判

「プレイボール!」

 

アナウンサー

「1番、ショート、福田・・・君」

 

福田

「宜しくお願いします」

 

喜多村

「(落ち着いて行けよ、帝人)」

 

 

 

順調に2人の打者を凡打に打ち取り・・・

 

3人目

 

審判

「フォアボール!」

 

喜多村

「(ちっ・・・フルカウントで外すなよ)」

 

アナウンサー

「4番、ピッチャー、山口・・・君」

 

山口

「よろしく」

 

第1球!

 

ビュ!

 

ズバーン!

 

内角高めのストレート!

 

審判

「ストラーイク!」

 

山口

「・・・・・・惜しいね」

 

喜多村

「はぁ?」

 

山口

「確かにこの子は投手としての潜在能力、君は捕手の素質が非常にあるよ、だけどね・・・」

 

喜多村

「な、なんだよ・・・」

 

山口

「やはりあの子は球筋が素直すぎる、そして君も残念ながら経験が少ないからよく配球の把握が出来ていない」

 

喜多村

「(クソ!嫌味なヤローだな!)」

 

第2球!

 

ビュ!

 

内角低めのストレート!

 

山口

「・・・・・・・・・」

 

カキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

 

大西

「そんな・・・・・・」

 

喜多村

「嘘だろ!!」

 

泰広

「場外ホームラン・・・・・・」

 

ワアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

一気に歓声が湧き始める

 

俺はレフトスタンドへ向かいながらボールの行方を追っていた

 

山口

「悪いね、先制させてもらうよ」

 

喜多村

「・・・・・・・・・」

 

 

この後さらに1点を失ってしまい長かった1回裏の守備を終えてベンチに戻ると・・・

 

 

喜多村

「ちくしょう!!なんでいきなり打たれんだよ!!」

 

修司君がキレていた

キャッチャーミットをベンチに投げつけ非常に荒れていた

 

大西

「落ち着いて!打たれたのは僕なんだから悪いのは僕だよ!!」

 

喜多村

「いや、俺が悪い!!お前の球はちゃんとしている!!悪いのは俺だ!!」

 

正樹

「嘆くのもいいが次はお前の打席だぞ」

 

喜多村

「分かってるよ!!行きゃあいんだろ!!行きゃあよ!!」

 

そう言ってバッタボックスへ向かう修司君

 

久川

「やはり経験不足が仇となりましたね」

 

櫛枝

「仕方ない・・・むしろ今までよくあそこまでやってきた事がすごい方だ」

 

正樹

「・・・・・・しゃあない、最悪俺が捕手をするしかない」

 

櫛枝

「大丈夫なのか?」

 

正樹

「ああ、これでも中学で全部守らせられたからな、しかも捕手は練習もさせられずによ」

 

 

 

 

この回は結局0点であった

修司君が三振、航海君がセンターフライ、兄さんがサードゴロ

 

 

 

~2回裏~

 

 

カキーン!

 

大西

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

大西君が同様し始めている

この回連打を浴びてしまい0-3

 

 

~3回表~

 

 

カキーン!

 

大西

「よし!」

 

大西君が安打で出塁

 

カキーーーーーーーーーーン!

 

正樹

「ちっ、あまり芯に当たらなかったな」

 

左打席に入った正樹の打球は左中間を破り・・・

 

0死2,3塁のチャンス!

 

次の剣君

 

審判

「ストラーイク!バッターアウト!」

 

興津

「ゴメンね、やっちゃん」

 

泰広

「仕方ないよ、行って来る」

 

 

アナウンサー

「3番、レフト、辻泰広君」

 

時沢

「やっちゃん!ここで打ちなさいよ!」

 

「チャンスだぞ!泰広」

 

「やっくん!頑張れ~!」

 

折笠

「打たなかったら明日許さないよ~!」

 

アナウンサー

「3番、レフト、辻泰広君」

 

桜高女子

「かっとばせ~!!!やーーーーーーーーーーっちゃん!!!!!!!!!!」

 

第1球!

 

ビュ!

 

バシッ!

 

ボール気味の内角のスライダー

 

審判

「ストラーイク!」

 

第2球!

 

ビュ!

 

ブン!

 

外角低めのストレートに空振り

 

審判

「ストラーイク!」

 

泰広

「(やはりストレートを狙うしかないか……)」

 

第3球!

 

ビュ!

 

クイッ!

 

泰広

「えっ!!?」

 

ブン!

 

空振りしてしまう俺

 

泰広

「(い、今のは……!?フォークにしてはかなり落ちたし、カーブにしてはあまり曲がっていないし…)」

 

堀之内

「悪いね俺達が勝たせてもらうよ、そのためには一切手は抜かないから、ちなみに今のはナックルボールだよ」

 

泰広

「(な、ナックル!!?そんなボールもあるの!?)」

 

第4球!

 

ビュ!

 

ブン!

 

俺はツーシームという手元で微妙に変化するストレートに空振りしてしまった...

 

審判

「ストラーイク!バッターアウト!!」

 

 

 

泰広

「まずいよ、あの人は」

 

久川

「いきなりどうしたんですか?」

 

泰広

「ナックルにツーシーム、それにスライダー、カーブ、シンカーと他にもたくさん……」

 

櫛枝

「厄介だな、俺もここまですごいのは見たことが無い」

 

小鳥遊

「なんでそういう奴がスカウトされてないんだよ!」

 

正樹

「おそらく軟式というのもあるが、俺が思うに『後で努力したタイプ』とかだろ」

 

大西

「とにかくどうするの?」

 

櫛枝

「やはり全員、狙い球を絞るか四球を選ぶしかない、それが1番の近道だろう。」

 

久川

「そうですね。」

 

能登

「あっーーーもう!!なんだよあの回転のかからないものすごく落ちる球はよ!」

 

 

どうやら春人君もナックルボールの餌食になってしまったようだ

 

 

川頭

「ややこしいのが来たな」

 

正樹

「まあとにかく守備に付くぞ」

 

 

~3回裏~

 

 

この回はようやく3者凡退で終わった

しかし大西君の表情は険しく、凛君や航海君が慰めていても一向に表情がとても暗い

 

柚木

「元気出せよ、帝人」

 

小鳥遊

「そうだぞ帝人、まだ6回もある!」

 

大西

「でも………」

 

櫛枝

「………(そろそろ限界…か……?)」

 

 

よっぽど悔しかったんだろう………

 

 

 

~4回表~

 

 

喜多村

「クソッ!!あのヤローナックルしか投げて来ねー!!なんだよあの無回転ボ-ル!」

 

 

喜多村君もナックルポールの餌食になったようだ

 

 

櫛枝

「仕方ない、相手の投球など俺達の意思で決められるわけないだろう。」

 

喜多村

「ぐっ・・・・・・」

 

 

1死無塁

 

 

カーーーーーーーーーーーン!

 

 

柚木

「ちっ!!」

 

航海君がファールボールで粘っている

 

 

ビュ!

 

 

ブン!

 

 

審判

「ストラーイク!バッターアウト!」

 

柚木

「マジかよ!!」

 

泰広

「ああ……」

 

 

せっかくナックルボールを捕らえたかって思ったのに…

 

 

柚木

「すまん!当てることしか出来なかった!!」

 

正樹

「いや、お前がやった事はかなり大きい」

 

甲斐田

「が、頑張って、圭哉」

 

圭哉

「はいよ、んじゃ行って来るわ」

 

川頭

「あいつやる気無いのか…」

 

正樹

「あれは運動嫌いだからしゃあないだろ、だがそうじゃなければとんでもない奴なのによ…」

 

川頭

「えっ?何か言ったのか?」

 

正樹

「いや、なんもねぇや」

 

大西

「??」

 

 

2死無塁

 

 

カーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

 

 

審判

「ファール!!」

 

圭哉

「(あの山口さんとやら…握力どんだけなんだよ、ほとんどナックルじゃねぇか)」

 

 

ビュ!

 

 

カーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

 

 

審判

「ファール!!」

 

圭哉

「(キャッチャーもよく捕れるもんだぜ、だが………!)」

 

 

ビュ!

 

 

カキーーーン!

 

 

山口

「なにっ!!?」

 

 

 

兄さんの打ったボールは右中間へ飛ぶ

 

 

 

ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

喜田

「走るんだ!圭哉!」

 

圭哉

「言われなくても分かってるわ!」

 

 

そして2塁でストップ

 

 

圭哉

「(経験者に同じボールは効きにくいモンなんだよ)」

 

喜田

「よし!僕に任せてくれ!」

 

 

2死2塁

 

 

しかし……

 

 

喜田

「チェ………!」

 

 

敬遠だ、次の投手の帝人君と勝負するつもりらしい

 

 

甲斐田

「敬遠!?」

 

喜多村

「あいつらどう考えてもリードしてるのにおかしいだろ!!」

 

 

相手は俺達の全試合を見てきたらしく特に大西君はチャンスで弱く15人の中でも1,2位を争うくらいの打撃不振である事を見切っているから多分敬遠をしたのだろう

 

 

正樹

「スポーツの世界は勝つためにはやらないといけない事だってあるさ、俺だって敬遠の次の打者になるのは嫌に決まっている、そうだろ?帝人」

 

大西

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

能登

「非常なヤローだな!!帝人!!一発かましたれ!!」

 

大西

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

相変わらず大西君は自分を責めている

表情がほとんどかわっていない

 

 

櫛枝

「大西、お前が決めろ。出るか出ないかはお前に判断を委ねる事にする。どうする?」

 

大西

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

そして・・・・・・・・・

 

 

大西

「・・・・・・・・・よ」

 

浅沼

「え?」

 

大西

「僕・・・・・・・・・・・・出るよ!このまま皆の足を引っ張ったままにしたくない!」

 

櫛枝

「・・・・・・・・・そうか。」

 

久川

「よく言いましたね」

 

正樹

「なら行って来い」

 

大西

「うん!!」

 

 

 

アナウンサー

「9番、ピッチャー、大西帝君」

 

桜高女子

「かっとばせ~~~!!みかど~~~~!!」

 

大西

「(そういや僕ってやっぱりダメだな~・・・・・・いっつも逃げてばかりで皆に迷惑ばかりかけている・・・こんな嫌な自分を変えたい・・・・・・・・・)」

 

 

審判

「ストラーイクツー!」

 

 

大西

「(そんなっ!!いつの間に・・・・・・!)」

 

 

大西はあっと言う間にストライクが2つ取られている事に気づく

 

 

ビュ!

 

 

審判

「ボール!」

 

大西

「(僕は本当に・・・僕だけが・・・・・・何も変わっていない!)」

 

 

ビュ!

 

 

審判

「ボール2!」

 

 

柚木

「良いぞっ!」

 

圭哉

「肩の力を抜け!!」

 

 

大西

「(僕だって変わらないといけない・・・・・・)」

 

 

ビュ!

 

 

ブン!

 

 

カキーン!

 

 

審判

「ファール!」

 

能登

「その調子だぜ!!」

 

喜田

「頑張れ大西!」

 

櫛枝

「(頑張れ帝人・・・・・・!)」

 

 

 

 

山口

「(打撃不振とはいえこの子もすごいな、あまり長く相手はしていられない、次で決めておこう)」

 

 

ビュ!

 

 

大西

「(僕だって………!)」

 

 

カキーーーーーーーーーン!

 

 

山口

「なにっ!?」

 

 

 

 

大西

「僕だってやれる時はやるんだ!!!!」

 

 

 

 

 

打球はセンターの頭上を越えて行き...

 

 

ボンっ!

 

 

フェンス直撃!!

 

 

ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

 

ズササーッ!

 

 

 

 

 

 

 

兄さんがホームインをして次の正樹とハイタッチをする

 

 

大西

「僕だって変わる事は出来るんだ!!!!」

 

櫛枝

「(帝人………もうチャンスが苦手な事を克服したみたいだな。)」

 

泰広

「帝人君すごい!」

 

浅沼

「やるじゃないかあいつ!」

 

能登

「く~~~~~!あいつ良いとこ持って行きやがって!ちきしょー!覚えておけよ~!」

 

喜多村

「嬉しそうじゃねぇか、春人」

 

能登

「おうよ!!俺は1年の頃からアイツをずっと見て来てんだぜ!」

 

 

 

 

 

 

2死2,3塁

 

 

正樹

「・・・・・・・・・」

 

 

カキーン!

 

 

山口

「チィ!」

 

 

正樹が打ったボールはセンター前に落ちる

 

 

 

喜田

「ふぅ~・・・・・・」

 

 

三塁ランナーの傑君がホームイン!

 

 

甲斐田

「早く!帝人!」

 

大西

「うん!」

 

 

2塁ランナーの帝人君もホームインしようとする

 

 

正樹

「あのバカ!間に合うわけないだろ!!無茶スンナ!!」

 

 

ズササァー!

 

 

それでも有無言わずスライディングする帝人君

ブロックする捕手の堀之内君

 

 

結果は・・・・・・

 

 

審判

「アウト!チェンジ!」

 

大西

「そんな・・・・・・!」

 

 

 

 

 

大西

「ゴメン皆・・・ホームイン出来なくて・・・・・・」

 

 

すると・・・・・・!

 

 

能登

「なーに言ってんだよ!バーカ!」

 

大西

「えっ?」

 

浅沼

「大丈夫!帝人は大事な所で打ったんだぞ!」

 

喜田

「まあそりゃホームインすれば同点にはなったが・・・・・・」

 

 

ボカッ!

 

 

柚木が余計な事を言わんばかりの喜田を殴る

 

 

喜田

「いたっ!!」

 

柚木

「それよりよーく打ってくれたぜコイツ!」

 

興津

「みかどちゃんやるじゃん!すごいことよ~!」

 

櫛枝

「大西、良く頑張った・・・・・・この後投げられるか?」

 

大西

「僕・・・出来る分やってみる!」

 

能登

「よっしゃ!!皆気合い入れていこうぜ!!」

 

川頭

「はいよ」

 

泰広

「そうだね」

 

小鳥遊

「よっしゃお前ら行って来いよ!」

 

全員

「おおぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

こうして2-3の1点差で俺達が追っていく展開

 

いよいよ5回へと入っていく......

 

 

 


 
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