No.403333

真✝御使い伝 3

Distinyさん

名乗りの部分が上手く書けそうにないので簡単に書いていこうと思います。

2012-04-05 23:35:35 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4507   閲覧ユーザー数:3684

俺は今森の中を逃げ回っている。最初は7,8人追いかけてきていたのがなんとか撒いて、残るはきれいな黒髪の子、大きな棍棒のような武器を持った子となぜかメンマを食べながら走っている子の3人となっていた。

 

なんで俺こんな必死になって逃げているんだろう?きっとあの人たちも説明すればわかってくれると思う。

 

・・・・・・そう、女子風呂にたまたま入ってしまい、そして蜀王様の風呂を覗く?感じになり、そのまま少し会話をして、最終的に俺は彼女を見つめていたと・・・・・・・・・・・・・うん、逃げよう!どこまでも。

 

劉備さんに説明してもらおうと思ったけど、顔を真っ赤にしたまま動かなかったし、というよりあそこにおいてきちゃったけど大丈夫かな?

 

 

愛紗「おのれー、ちょこまかと逃げて、待たないか!!」

 

この状況で待つ人はいませんって!!見るからに殺気立ってるじゃないですか!!

 

 

焔耶「おのれ、桃香様の風呂を覗くなどなんてうらやま・・・いや、最低な行為を!!五体満足で済むと思うな!!」

 

 

愛紗「こら!!星!!真面目に追いかけないか!!」

 

 

星「何を言うか。我ら将からここまで逃げ、愛紗をいいように翻弄しているこんなおもしろ・・・、んんっ、大変なときに真面目でないわけがない」

 

 

 

愛紗「だったらそのメンマの壺はなんだ!!そんなもの置いていけ!!」

 

 

 

 

星「なんだと、愛紗、お前、命の次に大切なメンマを捨てろというか!!それにこれがなければ何をつまみにこの状況を楽しめというんだ!!」

 

 

 

愛紗「星、お前~~!!」

 

 

星「ほら、早く何とかしなければ逃げられてしまうぞ」

 

 

愛紗「ちぃ、仕方ない」

 

 

一刀「はぁ、はぁ、このままいけばなんとか撒けそうだな。さぁてこれからどうし『ビュッ』ようかな・・・・ひぃぃ」

 

何かが頬をかすめていった。見ると先の木に槍が刺さっていた。

 

 

 

 

愛紗「ちぃ、外したか」

 

星「愛紗よ。勝手に私の槍を投げるな・・」

 

 

一刀「ちょ、何してんの下手したら死ぬよ!!」

 

 

 

愛紗「これでもダメか、次こそは」

 

 

一刀「だあぁぁ!!待て待て」

マジで危ない!!普通に死んじゃうって。止めようと立ち止まると

 

 

焔耶「だありゃぁぁ!!」

思いっきり棍棒を振り下ろしてきた。

 

 

一刀「ちぃぃ!」

間一髪のところで避ける 

 

 

 

焔耶「よくかわしたな!でも次はそうはいかない!くらえ!!」

 

 

 

一刀「(仕方ないか)」

 

そして刀に手をかけ、一閃。

 

 

焔耶「何!?」

焔耶が気づいたら棍棒は真っ二つに割れていた。

 

 

 

焔耶「貴様何をした!?」

 

 

愛紗「焔耶下がれ!!」

 

そう言って黒髪の子がいきなり切りかかってきた。一刀はそれを受け流し、態勢を立て直した。

 

 

一刀「いきなりひどいなぁ」

 

 

愛紗「貴様何者だ。先ほどの一太刀の速さ、普通ではない」

 

一刀「別に大したことじゃないよ、君たちのと違って速さを重視しただけのものだからね」

 

愛紗「殺すつもりはなかったが仕方あるまい」

 

 

 

一刀「いやいや、さっきまで殺す勢いだったからね!(あれ、状況が悪化した?)」

 

 

 

愛紗「はぁぁぁ」

 

黒髪の少女はすごい速さで連撃を放ってきた

 

一刀「(速いな。一太刀、一太刀も力強い、長引くとふりだな。なら、)ここだぁ!!」

一瞬の隙をついてわき腹に一発入れようとした。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   しかし

 

 

 

 

一刀「ちぃ!!」

 

 

横からの槍のせいでそれはかなわなかった。

 

愛紗「星!?邪魔をするな!」」

 

 

星「落ち着かぬか!!愛紗!私がいなかったらお前の負けだった、あの者相当の手練れだ」

 

 

愛紗「っ!?わかった、星いくぞ」

 

 

星「おう!!」

 

今度は一緒に攻めてきた

 

一刀「(まいったな、さすがに手加減してだと、この二人の相手はできない)」

どうするか二人の攻撃をしのぎながら考えていると 

 

 

 

桃香「待って、待って~」

 

 

愛紗、星『桃香様!?』

 

劉備さんが小さい女の子2人を連れて走ってきた。

 

 

桃香「はぁ、はぁ、その人のことをもう攻撃しちゃダメ!!」

 

 

焔耶「なぜです、この男は桃香様のお風呂を・・」

 

 

桃香「それはもういいの!!!」

 

 

 

愛紗「しかし桃香様!!それでは皆が納得しません」

 

 

星「まあ、待て愛紗よ。桃香様にも何か考えがあるのだろう」

 

 

桃香「お兄さん、私は劉備玄徳といいます。あなたの名前は」

 

 

 

一刀「北 という。今はそれだけしか言えない。俺には記憶がほとんどないんだ」

 

 

 

桃香「お兄さん、あなたのその力この国のために使ってくれませんか」

 

 

愛紗「桃香様何を言うんですかどこのものかもしれない者を召し抱えるなど」

 

 

 

桃香「お兄さん、民衆に政治のことや農業のこと色々なことを学んでもらって、もっと国を良くしていきたい。それで何かいい案はある?」

 

 

 

一刀「えっ、ええっと、学校を作ればいいんじゃないかな」

 

 

桃香「ガッコウ?」

 

 

一刀「ええっと、学校というのは・・・」そして大まかな学校の概要を説明した。

 

 

桃香「へぇぇ。ねえ朱里ちゃん、雛里ちゃんどう思う?」

 

劉備さんは一緒に来た女の子二人に話しかけた。

 

 

朱里「そうですね。見直さなければならない点はいくつかありますが、いままでの私塾などとは違った新しい考えです」

 

 

 

雛里「あわわ・・・実現すればきっと国が発展していく礎になります」

 

 

桃香「そっか。愛紗ちゃんそれにみんな、お兄さんには国を変えていける力がある。私ね、実は不安だったの、自分が王様なんかでいいのかなって、でもねお兄さんに会って、考えが変わったの。私たちは成長していかなければいけない。でもそれは、すぐじゃなくていいんだと思う。私はこれから先この国をもっとよくしていくために悩んで、悩んで、悩みまくっちゃう。きっとみんなにも苦労をかけると思う。だからみんなに改めて言わせて。理想の国を私と一緒に作っていってください!!」

 

 

愛紗「当たり前です。皆、桃香様のその優しいお心にひかれ、その理想に夢を託しているのです。言われるまでもなく一緒に歩んでいきます」

 

 

桃香「ありがとう愛紗ちゃん。それでね、お兄さんは私を王としてだけでなく人として支えてくれるそんな大切な存在になってくれる気がするの。それは私にとってだけでなくみんなにとっても・・。お兄さんもう一度お願いします。あなたのその力この国のために・・ううん、私たちとの未来のために使ってくれませんか?」

 

 

心が温かくなる。すごく気持ちがこもった言葉だった。

 

 

一刀「さっきも言った通り、俺には記憶がない。事情で真名も預けられない。そしていづれ記憶と取り戻すきっかけを探さなければいけない。でもそれでもいいって言うなら、俺の力使ってくれ。」

 

 

 

 

 

そう言い終わった瞬間、唇にやわらかいものが触れてきた。目の前には劉備さんの顔、それがキスだってことを理解したのは劉備さんの口が離れてからだった。

 

 

 

桃香「えへへ。私の真名は桃香だよ〈ご主人様〉これからよろしくね!!」

 

 

 

一刀「ふぇ、えええええええっ!!!!!い、今のって、それにご主人様って・・・・」

 

 

 

桃香「私たちの大切な人になるんだもん。それに・・・・・責任も取ってもらわなきゃね」

 

そう言って可愛らしく舌を出した。

 

 

 

 

一刀「あはははは・・・・・」

 

 

これから俺は彼女たちとどんな物語を描くのか・・・・・楽しみだ。

 

 

 

 

あとがき

 

 

ちょっと無理やりしれませんが、一区切りつけることができました。これからもっとキャラを出していきたいと思います。


 
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