No.399457

一刀の晋王転生録 第二章五話

k3さん

連合軍VS董卓軍がついに始まります。
孫堅はほぼ自ら汜水関の先鋒を務める。

2012-03-29 00:07:45 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:6425   閲覧ユーザー数:5458

姓:司馬 名:昭  性別:男

 

字:子上

 

真名:一刀(カズト)

 

北郷一刀が転生した者。

 

 

 

 

姓:司馬 名:懿  性別:女

 

字:仲達 

 

真名:理鎖(リサ)

 

一刀と瑠理の偉大なる母。

 

 

 

 

姓:司馬 名:師  性別:女

 

字:子元

 

真名:瑠理(ルリ)

 

母を目標にする一刀の姉。一刀を溺愛している(?)。

 

 

 

 

姓:張  名:春華 性別:男

 

真名:解刀(カイト)

 

一刀と瑠理の父にして、一刀の師。

 

 

 

 

姓:王  名:元姫 性別:女

 

真名:美華(ミカ)

 

一刀に異常なまでに執着する一刀の妻。

 

 

 

 

姓:鄧  名:艾  性別:女

 

字:士載

 

真名:江里香(エリカ)

 

後の司馬家軍の宿将。司馬家に対して恩を感じている。

 

 

 

 

姓:賈  名:充  性別:女

 

字:公閭

 

真名:闇那(アンナ)

 

司馬家の隠密。一刀のために働くことを生きがいとする。

 

 

 

 

姓:王  名:濬  性別:女

 

字:士治

 

真名:澪羅(レイラ)

後の司馬家の水軍の将。一刀を気に入り、司馬家のために戦う。

 

 

 

 

姓:司馬 名:望  性別:女

 

字:子初

 

真名:理奈(リナ)

 

一刀達親戚で、一刀と瑠理とっては義姉という立場。

第五話

   「反董卓連合 不穏」

 

孫堅軍の陣内にて・・・

 

「さて、どう戦おうかね・・・」

 

実際のやろうとしてもどう攻めるべきか迷っていた。

 

元々汜水関の先鋒を務めるつもりだったとは言え、汜水関を攻略するのは簡単なことでは無い。

 

あくまで虎牢関よりまし、という話なのだから・・・

 

「そうですねぇー、ではこうしてみましょうかぁー」

 

周瑜が不在である現在、軍師を務める陸遜はある策を提案。

 

孫堅はその提案に乗り、行動を始める。

「離せ!、張遼!!」

 

「あかんて!!、わざわざ敵を有利にする必要無い!!」

 

華雄が打って出ようとしているのを張遼が抑えていた。

 

華雄が孫堅に挑発されていたためだ。

 

実は華雄は、前に孫堅に敗れたという過去があった。

 

陸遜はそれを知っていたため、孫堅に華雄を挑発し、華雄を汜水関から打って出させるように進言していた。

 

今、それが実行されている最中であった。

 

孫堅が華雄を挑発。

 

華雄が出撃しようとする。

 

張遼が抑える。

 

しばらくこの構図が続いたが、ついに・・・

 

「もう我慢ならん!!」

 

華雄は張遼の制止を振り切りついに出てしまった。

 

「あんのアホ!!」

 

(今、アンタに死なれるわけにはいかん!)

 

やむを得ず張遼軍は華雄軍の後を追った。

「どうやら成功したようだな・・・」

 

孫堅は華雄が汜水関から出てきたのを確認した後、軍を出撃の合図を出す。

 

「思春!蓮華を頼む!」

 

「はっ!!」

 

「祭!、明命!、ついて来い!!」

 

「おう!!」

 

「はい!!」

 

孫堅は素早く、自分の軍と合流し、甘寧に孫権の護衛を頼むと黄蓋と周泰を引き連れ、華雄軍向かっていった。

 

怒りで突撃している華雄軍。

 

用意周到に準備し華雄軍を迎える孫堅軍。

 

当然、華雄軍は押されていた。

 

そして・・・

 

「孫堅!!、覚悟しろぉ!!!」

 

華雄と孫堅の一騎打ちが始まった。

 

「甘いぞ、華雄!!」

 

だが、さすがは孫堅と言ったところだった。

 

華雄の怒りの一撃も難なく防御に成功した、そして空かさず攻撃を放つ、

 

「はぁ!!」

 

「ぐあ!!」

 

逆に華雄は孫堅の攻撃に耐え切れず体勢を崩してしまった。

 

「勝負ありだな、華雄!!」

 

孫堅は手に持つ南海覇王を振り下ろす。

 

だが・・・

 

「そう簡単にはやらせへんで!!」

 

張遼が割って入って、孫堅の攻撃を弾いた。

 

「張遼!!」

 

「何をしに来た!!、張遼!!、割って入ってくるな!!」

 

孫堅は割って入ってきた人物に驚き、華雄は怒りを示したが・・・

 

「こんのアホ!!、ここで負けて月に何かあったらどうするつもりや!!!」

 

その言葉に華雄の怒りは一気に冷めた。

 

「・・・く、すまん・・・」

 

「ほら、とっとと撤退するで!!」

 

張遼と華雄は汜水関に撤退を始めた。

 

「待て!!」

 

孫堅は追うが、

 

「待たれよ!」

 

「祭!」

 

黄蓋がそれを止めた。

 

「張遼が備えも無しに華雄を救出しに来たとは思えませぬ。」

 

黄蓋はそう進言すると、少し考え・・・

 

「追撃して矢を食らうわけにはいかんか・・・わかった、ここはお前の言うとうりにしよう。」

 

(十分に戦力は削った。これなら汜水関に篭られても勝てるだろう。)

 

勝算も合ったので孫堅軍も一時撤退した。

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、しかし・・・

 

 

 

 

 

 

 

「な、何だと!!」

 

孫堅は焦りを隠しきれず、大声を出した。

 

「明命!!、もう一度確認しろ!!」

 

「は、はい!!」

 

そしてしばらくして・・・

 

 

 

 

 

 

「確認しましたが袁紹は確かにそう聞いている言っています。」

 

「ならば!、なぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

「兵糧が送られてこない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不穏で嫌な空気が連合軍に覆う・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

勝てそうな雰囲気から一気にやばい状況に、

 

そして孫堅の嫌な予感の正体とは、

 

ここまでくると次章予告を考えると大体想像がつく人もいると思いますが、

 

次回で明らかになります。


 
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