~第三者side~
惚れ薬事件の他にもネギは色々と問題を起こした。アスカは自分に実害の無いものは全て無視して、それでも溜まるストレスは近右衛門と高畑に押し付けながら真面目に教師の仕事をしている為、他の先生の印象がネギより良いアスカは今、学園長より最終課題を出されていた。
『最終課題ねぇ。もしかして宣戦布告したのにまだ僕の事“
そう言ってアスカは中身を確認した。そして課題は原作とは少し違い“次の期末試験の2-Aの順位を上位3位以上にすること”という課題だった。
『おいおい。これなんて無理ゲー?っというか本当に無理じゃね。でもまぁ、やってみるか。』
そう言ってアスカは教室に向かった。
「えーと皆さん今日のHRはもう直ぐ期末試験なので大勉強会にします。」
「ネギセンセー何でですかぁー。」
「実は上位3位以上にならないと(僕が)大変なことになるからです!だから皆さん猛勉強してください!」
「はーーーい!提案提案!!」
「はい!桜子さん。」
「英語野球拳が言いと思いますー!」
「それじゃぁそれでいk・・・」
ネギの言葉を、ネギがHRを進める様子を見ていたアスカが遮った。
『渇っ!!!』
ドンッ!!
アスカは一瞬で教室に防音と認識阻害の結界を張り、めだかボックスの阿久根高貴のやった様に肺活量+震脚の合わせ技をして生徒を黙らせた。
『あはっ。ネギ先生なに了承しようとしてるんですかぁ?』
「だって折角提案してくれたから。」
『野球拳て何か知ってますぅ?』
「えっと・・・」
『知らないのに了承しようとしたんですかぁ。まぁ、知ってたらそんなことしないか。それで桜子さん、先の提案冗談ですよねぇ?』
アスカは桜子に笑顔なのに全く笑ってない顔を向けた。
「あっ、ははは。そっ、そう!じょ、冗談だよ!!」
『ですよねぇ。他の皆さん、今日は普通に勉強することにしますけど良いですよねぇ?まぁ、嫌だと言ってまた変な提案したら“O・HA・NA・SHI”でもしようかと思いましたよ。(ボソッ』
アスカは最後の方の言葉を小さな声で呟いたが、教室が静かだったのでその言葉はクラス全員に聴こえていて、全員顔を青くして震えていた、特に言葉の意味を知る千雨達、アスカと公私共に親しい者たちは顔を真っ青を通り越して真っ白だった。
『皆さん分ってくれた様なので、勉強を開始してください。』
「「「「「「「「はっ、はーーーーい!!」」」」」」
そうして2-Aの生徒はアスカの只ならぬ雰囲気に圧されながら勉強に励んだ。ちなみにネギはアスカにビビって無言だった。
~第三者side end~
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※初めて読む方は過度な期待はしないで下さい。(大変ガッカリする恐れがあります。)
基本駄文なので誤字などは受け付けますが、罵詈雑言の感想は受け付けません。