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転生物語 第1章 遊戯王GX編 第1部 セブンスターズ×■■■■■編 第7話

グランドさん

前回の続きです

2012-03-26 18:57:45 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:8141   閲覧ユーザー数:7926

第7話 Rモード VS光と闇の竜

Side遊輝

 

「ここは?」

 

俺は確か、明日香とデュエルをして倒した

その後に寮に戻って寝たはずだ

どうして、こんな真っ白で何もない所に居るんだ?

テンプレだったら死亡して転生なんだろうが俺は既に転生してるし魂が消え去らない限り死なねえし

 

「久しぶりじゃな」

 

この声は下らない運命とやらを名乗って俺等を殺した張本人で

俺等神デモ隊にデモをされて転生させられた駄神じゃないか

 

「駄神ってひどいのお」

 

「事実を言って何が悪い」

 

まさか某時の列車に乗る英雄みたいに時の運航を守るためとか言わないだろうな

運命を捻じ曲げなかった理由は

まあ、今の人生も楽しいから良いんだが

 

「なら別に構わんじゃろうが

じゃったら早速本題に入って構わないじゃろうか?」

 

本題?また何かしたのか?

天使たちがよくミスをするって愚痴ってたし

なあんかそのせいかフラグっぽいのが経ってた気がするんだが…

まあ、それはいい一体何の話なんだ?

 

「いったいなんだ?本題って?」

 

「今、お前が考えていたことにおかしなことがあった気がするがまあいいじゃろう

早速じゃがお前の世界にとある精霊が行ってしまったのじゃ

その精霊を捕まえてほしいのじゃ、その後どうするかはお前が決めていいがのう」

 

精霊を捕まえる?どういうことだ?

たかが精霊1体くらいこの世界でもパートナーを見つけるくらい簡単だと思うんだが

デュエルモンスターズの精霊じゃなく魔法関連の精霊なら別だが

 

「いや、デュエルモンスターズの精霊じゃ」

 

なら、どうしてなんだ?精霊1体だろ?

それほどまでに強力な精霊なのか?

 

「そういう事じゃ、マアトの羽と言えば分るかの?」

 

マアトの羽?

確かマアトは古代エジプトで「法」「真理」「正義」を司ると言われている女神

マァトやマートとも言われており頭上にダチョウの羽を乗せた姿であらわされる

そしてマアトの羽は真理の象徴とされている

そして遊戯王でマアトの羽と言うと…

 

「まさか、あのカードか!?

だが、あのカードは最終決戦で消滅するはずじゃないか?」

 

そう、最終決戦でラスボスであるトラゴエディアを倒した時

白き羽のカー、ハネクリボーと共に消え去る運命にあるはず

ならばどうして?

 

「それがのう、その最終決戦のあとなんじゃがの

本来消えるはずじゃったんだが白き羽のカー、ハネクリボー

悲劇の化身のカー、トラゴエディアと共にお前の世界に行ってしまったんじゃ」

 

チョイ待て!?ハネクリボーとトラゴエディアもだと!?

 

「その通りじゃ

その世界でマアトが召喚できないのもそのせいじゃ

遊城 十代のハネクリボーか白き羽のカーであるハネクリボーと例の精霊を融合しないとマアトはその世界で出せないのじゃ」

 

だとしたら白きハネクリボーも探さなくてはいけないんじゃないか?

あいつの中には千年アイテムのエネルギーが入ってるはずじゃ…

 

「それは問題ないのじゃ

それは既にパックの中に入ってるのじゃ

問題なのはもう1体、例の精霊なのじゃ

その精霊は漫画で万丈目が封印していたところにいるのじゃ

場所はお主も知っているじゃろう?」

 

デュエル・アカデミアの裏か…

だが、何も知らない人に白きハネクリボーが渡っても問題なんじゃないのか?

それにそれよりも問題ってどういう事なんだ?

 

「その精霊は暴走しているのじゃ」

 

暴走だと!?あの精霊がか!?

あいつは神にこそ匹敵しないが強力な力の持ち主だぞ!?

 

「その通りじゃ

お前が起きる時間は調整してある

それに例の場所には人払いの結界が貼ってあるから安心してほしいのじゃ」

 

ならメインデッキを使えるな

規格外且つ普通のデュエルじゃ使えないカードが入ってるデッキがほとんどだからな

少なくとも今の時代では…

 

「そういう事じゃ、くれぐれも頼むぞ」

 

珍しく真面目な顔になって俺にそういう駄神

それじゃあ起こしてもらおうか

 

「うむ!頼んじゃぞ!!」

 

それから俺は光に包まれて気を失った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「厄介なことになったな

まさかマアトの羽とはな、神にかなり近い力を持っているやつだぞ」

 

俺は夢から覚めるとそう愚痴を漏らしていた

まったくもうちょっとしっかり管理しておいてくれよ

 

【どうしたんですか?マスター

まだ、5時ですよ、それにマアトの羽っていったい何が?】

 

そうか、向こうにダイヤは来てなかったんだったな

そう思い俺はダイヤに説明をした

 

「…と言うことだ」

 

【成程、分かりました

つまりあの竜がこの世界に来ているのを捕まえろと言うわけですね】

 

「そういうことだ、早速だが行くぞ

出来るだけ早めに行った方がいい、結界が貼ってあるにしてもな」

 

そう、俺は言い校舎裏に向かって移動を開始した

 

俺が向かっていると…

 

『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』

 

「なんだ!?まさか遠吠えか!?」

 

【そのようです、急いでください

対象が結界を破壊しようとしているようです】

 

マジか!?神が貼った結界を破ろうとしているだと!?

やはり三幻神に限りなく近い存在だという事か

マアトという女神の一部のようなものだからな

 

「ああ、分かってる!ピオリム!ソニックムーブ!!」

 

俺はスピード上昇魔法を重ね掛けして精霊のもとに向かう

 

そして…

 

『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』

 

「くそ!急いで止めるぞ!!

ダイヤ!!」

 

【マスター、分かってます!

位相結界発動!防御結界≪聖王の守護領域《カイゼル・ガーディウス・フィールド》≫発動!!!】

 

俺を中心に世界の色が失われそれが虹色に包まれる

すると精霊、光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》がこちらを向く

 

『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!ジャマヲスルナ!!!

キサマヲケシテヤル!!!!デュエルダ!!!!!』

 

あちらからデュエルを挑んできた!?

まあいい、こちらにとって好都合だ!

だが、マアトの羽である光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》ってこんなだったか?

これじゃあ闇と闇の竜《ダークネスアンドダークネス・ドラゴン》じゃないか!?

本来白いはずの右半身にも黒い線があちらこちらに出ているし黒いオーラも出てる

何よりも某デジタルなモンスターでバースト進化時に暗黒進化させて生まれてしまったシャ○○○レ○○ンRM(ルインモード)そっくりだ

これからは光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)と呼ぼう

 

「いいだろう!

光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)!!デュエルだ!」

 

「デュエル!」『デュエルウウウウウウウ!』

 

『ワレノターン!ドロー!!』

 

そう言うと地面から6つの石板が現れる

間違いなく手札だろう

 

『コウリュウノキラメキヲハツドウ!テフダノドラゴンゾクモンスターヲ2マイステ

テフダノヒカリゾクセイドラゴンゾクモンスターヲショウカンスル!!

コイ!ワガハンシン ライトエンド・ドラゴン!!」

 

マジックカード 光竜の煌めき

手札を2枚捨て手札から光属性ドラゴン族を召喚するカード

それに効果モンスター版のライトエンド・ドラゴン

OCGではシンクロモンスター化していたが原作では効果モンスター

やはり此奴のデッキは…

 

『カードヲ1マイフセターンエンド!』

 

「俺のターン!ドロー!!

俺はモンスターをセット!カードを1枚伏せターンエンドだ!」

 

『ワレノターン、ドロー!

ライトエンド・ドラゴンデコウゲキ!シャイニング・ブレス!!』

 

白い光のブレスが伏せモンスターを包んでいく

そして破壊されたカードは仮面竜(マスクド・ドラゴン)

 

「一見正しいと思えるその攻撃、だがそれは大いなる間違いだ!

仮面竜(マスクド・ドラゴン)の効果発動!このカードが戦闘で破壊された時

自分のデッキから攻撃力1500以下のドラゴン族モンスターを1体特殊召喚できる

来い、神龍の聖刻印!!」

 

フィールドが輝くと不思議な刻印が刻まれた物体が現れる

此奴がこのデッキでは意外に活躍する

 

『コウゲキリョク0デナニガデキル?ターンエンドダ』

 

「俺のターン!ドロー!!

マジック発動!ワン・フォー・ワン!!

手札のレベル・スティーラーを捨てデッキからガード・オブ・フレムベルを特殊召喚!

そして墓地のレベル・スティーラーの効果発動

自分フィールド上のレベル5以上のモンスター1体のレベルを1つ下げ墓地から特殊召喚する!!

俺は神龍の聖刻印のレベルを1つ下げレベル・スティーラーを守備表示で特殊召喚!!」

 

これで準備は整った!さあ、見せてやろう!!

俺のメインデッキが一柱【同調せし竜(シンクロ・ドラゴン)】の力を!!!

 

「レベル7となった神龍の聖刻印にレベル1ガード・オブ・フレムベルをチューニング!」

 

『チューニングダト!?ナニヲスルキダ!?』

 

「漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ!!

シンクロ召喚!!琰魔竜!レッド・デーモン!!」

 

漫画版レッド・デーモンズ・ドラゴンこと琰魔竜レッド・デーモン

その効果の凶悪さはレッド・デーモンズ・ドラゴンを上回る

 

『シンクロショウカンダト!?ナンダソレハ!?』

 

「未来の召喚方法さ!

チューナーと呼ばれるモンスターと普通のモンスターのレベル合わせで出せるな

琰魔竜レッド・デーモンの効果発動!

レッド・デーモン以外のすべての攻撃表示モンスターを破壊する!

真紅の地獄炎《クリムゾン・ヘル・バーン》!!」

 

ライトエンド・ドラゴンの下の地面が裂け炎が噴き出す

その炎はライトエンド・ドラゴンを焼き尽くす

 

『ソウハサセナイ!トラップハツドウ!リュウノキリン!!

ジブンフィールドノライトエンド・ドラゴンヲテフダニモドシテフダカラダークエンド・ドラゴンヲトクシュショウカン!』

 

っち!!

琰魔竜レッド・デーモンは効果でモンスターを破壊していなければ攻撃できない

これならレベル・スティーラーを攻撃表示で出しておけばよかった!

 

「ターンエンドだ!」

 

『ワレノターン、ドロー!

ククク、クハハハハハハハハハハ!!!!ワレノカチダ!

ワレハダークエンド・ドラゴンノコウカヲハツドウ!!

コウゲキリョクトシュビリョクヲ500サゲエンマリュウレッド・デーモンヲハカイダ!

ダーク・クライシス!』

 

「っくそ!レッド・デーモン!!」

 

『マダダ!シシャソセイハツドウ!ウィッシュ・ドラゴンヲソセイ!!

ソシテウィッシュ・ドラゴンノコウカハツドウ!!

コノカードヲイケニエニドラゴン・トークンヲ2タイトクシュショウカン!!!

2タイノドラゴン・トークンヲイケニエニワレジシンヲショウカンダ!』

 

来たか!光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》!!

我自身って言う割には自分自身ででてないが…

 

『ダークエンド・ドラゴンデレベル・スティーラーヲコウゲキ!!

ダークバプティズム!!』

 

ダークエンド・ドラゴンから溢れれる闇がレベル・スティーラーを包み込み潰す

その姿は某忍者漫画で砂漠の愛が使う砂漠葬送のようだ

砂じゃなくて闇だが

 

『ワレジシンノコウゲキ!ネオ・ダークバプティズム!!』

 

通常のダークバプティズムより暗く多くの闇が俺に向かってくる

そして俺を…!?

 

「聖王の鎧(カイゼル・ファルベ)が自動発動している!?

まさかとは思っていたが闇のデュエルか!?

っく、うおおおおおおおおおおお!!」

 

大量の魔力を体から放出する事で闇を振り払う

ヤバかった、一歩間違えたら潰されて死亡だったぞ

 

4000-2800=1200

 

『ワガヤミヲハラウトハ!ダガ、マアイイ

ターンエンドダ!ツギノターンデワレノカチダ!!』

 

「はあはあはあ……さすがに危なかったぜ

だが!まだ勝負は分からねえ!ドロー!!

強欲な壺を発動!2枚ドロー!!」

 

『ワレジシンノコウカデムコウカスル!』

 

「かかったな!カウンタートラップ 天罰発動!!

手札を1枚捨て効果モンスターの効果を無効化し破壊する!!」

 

『ナンダト!?グギャアアアアアアアアア!!』

 

雷が光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)自身と場の光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》に当たる

そして光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》は破壊される

 

「死者蘇生発動!俺の墓地のレッド・デーモンを復活させる

レッド・デーモンの効果でレッド・デーモン以外のすべての攻撃表示モンスターを破壊する!

真紅の地獄炎《クリムゾン・ヘル・バーン》!!

そしてレッド・デーモンのレベルを下げ墓地よりレベル・スティーラーを特殊召喚!

更に2枚目のワン・フォー・ワンを発動!

手札のレベル・スティーラーを墓地に送りデッキからガード・オブ・フレムベルを特殊召喚!

レッド・デーモンのレベルを下げ墓地よりレベル・スティーラーを特殊召喚!!

レベル6となった琰魔竜レッド・デーモンにレベル1のガード・オブ・フレムベルをチューニング!

世界の平和を守りし竜、拘束纏いて力を示せ!!

シンクロ召喚!現れよ、パワー・ツール・ドラゴン!!

パワー・ツール・ドラゴンの効果発動!

自分のデッキから装備魔法カードを3枚選択する

お前が選んだカードを手札に加える!パワー・サーチ」

 

『イチバンミギノカードダ!』

 

まあ、全部同じカードなんだが

 

「残りをデッキに戻しシャッフルする!

手札から3体目のガード・オブ・フレムベルを通常召喚!!

レベル7のパワー・ツール・ドラゴンにレベル1ガード・オブ・フレムベルをチューニング!!」

 

俺がそう言い放った瞬間、右腕が赤く輝きだした

そしてそれは形となって行く

 

「世界の未来を守りし竜、すべての命を救い尽くせ!!」

 

その形は微妙に肉球に見えないことも無い

だが、それはドラゴンズ・ハートと呼ばれているものだ

 

「シンクロ召喚!拘束解放、ライフ・ストリーム・ドラゴン!!」

 

そしてパワー・ツール・ドラゴンは環に囲まれその環がパワー・ツール・ドラゴンの中に入る

そして内側から筋肉が隆起し装甲が、拘束が弾け飛ぶ

そこから現れるのはシグナー6竜の1体、ライフ・ストリーム・ドラゴン

ライフを司る竜、ライフ・ストリーム・ドラゴン

 

「ライフ・ストリーム・ドラゴンの効果発動!

このカードがシンクロ召喚に成功した時自分のライフを4000にする事ができる!

リバース・オブ・ライフ!!」

 

『ナンダト!?』

 

1200⇒4000

 

俺を虹色の光が包み込みライフを回復させる

っ!?俺の魔力も回復しているだと!?

 

「まあ今はそれよりも光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)の闇を払う!

俺は装備魔法発動!団結の力!!

レベル・スティーラー達よ!ライフ・ストリーム・ドラゴンに新たなる力を!」

 

2体のレベル・スティーラーが輝きその光はライフ・ストリーム・ドラゴンに向かっていく

ライフ・ストリーム・ドラゴン自身も輝きを増す

 

『コウゲキリョク5400ダト!?』

 

「その通りだ!団結の力の効果は装備モンスターの攻撃力を自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体につき800ポイントアップさせることだ!!

モンスターの絆がライフ・ストリーム・ドラゴンに力を与える!!!

行け!ライフ・ストリーム・ドラゴン!

闇を払え!ライフ・イズ・ビューティーホール!!」

 

ライフ・ストリーム・ドラゴンの羽に光が集まりそれが光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)に向かっていく

それが光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》RM(ルインモード)を飲み込む

 

『グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

ヤメロヤメロヤメロオオオオオオオオオオ!!

ワレハ、ワレハ、オレハコノセカイヲホロボスノダ!!

ワスレルナ!イツカマタキサマノマエニアラワレテヤル!!!

グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』

 

4000-5400=-1400

 

こいつ、光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》じゃない!?

何者かが操ってたのか!?

 

「ライフ・ストリーム・ドラゴン!

光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》から離れていく闇を焼き払え!

ライフ・イズ・ビューティーホオオオーーーーーーーーール!!!!!」

 

光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》から離れていく闇に向かって

光の奔流が流れていく

そしてそれは闇を捕らえ完全に焼き払った

 

「終わった…か」

 

【そのようですね、まさかこんなことになるとは】

 

「まったくだ

一体何者だ!?光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》を闇に染めたのは」

 

『っぐ!』

 

「今はそれより光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》だ

大丈夫か!?」

 

『ああ、少し休めば回復する

悪いが休ませてくれ』

 

そう言うと光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》は気を失いカードになった

俺は光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》のカードを拾う

 

「今更だけどさ…俺、シグナーになったのか?」

 

【マスター、そのようです

赤き竜の痣も残っているでしょう】

 

それって大丈夫なのか?かなりの原作崩壊の気が…

俺が龍亜の代わりになれってことか?

だとしたら5D’sの時代に此処に来なくてはいけないな

 

「とりあえず一端レッド寮に戻ろう」

 

俺はそう言ってレッド寮に帰って行った

 

そしてレッド寮の中に戻った後

 

『助かった、我はあの闇に操られていたのだ

トラゴエディアを倒し消えようとしたとき謎の闇に飲み込まれ

トラゴエディア、ハネクリボーとともに飲み込まれたのだ

ハネクリボーはなんとか逃がしこの世界のカードに憑依させたのだが…』

 

「お前は捕まってしまったという訳か

それでお前はどうする?

いくら俺といえどもいくつもあるお前の世界の並行世界の中からそれを見つけ出すことは不可能に近いぞ」

 

『お前について行こう

もうマスターには我は必要ない、我がいることはマスターの成長の邪魔になる

新たなマスターになってくれないか?』

 

「分かった、こんな俺でいいならお前のマスターになろう

それから俺の事は遊輝と呼んでくれ」

 

『分かった、遊輝

他に頼みはあるか?」

 

「小さくなったり人間の姿になったりできるか?」

 

『ああ、出来るぞ

今は小竜状態になっておこう』

 

そう言うと光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》は小さな姿になる

人形サイズだな

 

「これからよろしく頼むぞ、光と闇の竜《ライトアンドダークネス・ドラゴン》!」

 

『ああ、よろしく頼むぞマスター

我の事はライネスと呼んでくれ』

 

ライトのライとダークネスのネスでライネスって訳か

 

「それじゃ、飯食って学校行ってくるか」

 

それから俺は飯を食いに行こうとした

すると急に光に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はあの白い空間に居た

 

「助かったのじゃ、遊輝よ

わしらもまさかあのような状態になってるとは思わなかったのじゃ

単なる暴走状態じゃと思っておった」

 

「きずいてなかっただと?

まさか、神の力に匹敵するものがあれをしたのか!?」

 

「そういう事じゃ

あれは間違いなく転生者、もしくは別の神によるものじゃ

これからも気を付けてほしいのじゃ」

 

「分かった」

 

まさか、世界移動系能力者か?

それしかあり得ねえな

本来、転生者は世界に一人しか送られない

転生者が互いに望みあったときは別だが…

 

「それと褒美としてお主がフラグを立ててる天使を送るぞ」

 

は!?今なんて言った

フラグを立てている天使だと?

 

「そういう事じゃ、ちなみに断るのは許さんのじゃ

本人の望みでもあるしのう」

 

おいおいおいおいおいおいおい!ちょっと待てえ!?

何を考えている!?ていうか天使なんて着て大丈夫なのかよ?

 

「問題ないのじゃ

上位存在である天使は転生者にしか基本見えんぞ」

 

基本ってなんだよ!?

例外あんのかよ!?

 

「あるぞ

遊戯王の世界で言えば精霊が見えるものと精霊なのじゃ

それとお主と相思相愛になったものじゃな、具体的に言うと契約したもの

今から契約の魔法陣を体に刻んでおくから問題ないのじゃ

大丈夫、体に刻むと言っても魂に刻むだけじゃから」

 

おい!?

 

「俺の意見はどうなるんだ!?

まあ、俺を好いてくれているやつがいるのは嬉しいんだが…」

 

「じゃったらいいじゃろう?

ちなみにお前のところに行きたがってたのはラジエルじゃよ」

 

はあ!?ラジエルだって!?

あの座天使の長で地上と天界のすべてを知り尽くしているラジエル!?

「ラジエルの書」またの名を「セファー・ラジエール」の持ち主の!?

 

「そのラジエルじゃ

じゃ、さらばなのじゃ」

 

おい待て!?

俺はそう言おうと思ったが俺は光に包まれ消えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『遊輝、大丈夫か?』【マスター、大丈夫ですか?】

 

「ああ、それよりもそこにいるのは…」

 

淡い緑色の髪、同じく淡い緑色の瞳、透けるような白い肌

それに深紅色のドレスと黄金の小手

20歳くらいの年齢でスレンダーなボディ

背中に生える天使の羽

眼帯は無く天使の羽が生えているがダンタリアンの書架のラジエルをそのまま大きくしたような女性がいた

 

『是(ヤー)、その通り私がラジエルよ

貴方に惚れちゃったから来ちゃったわ、悪い?』

 

「いや美人だし嬉しいけど…」

 

『嬉しいけど、何?』

 

「いや、ここにきて大丈夫なのか?

天使としての仕事とか…」

 

『そんなことで悩んでるなんて、ばっかみたい

そんなバカみたいなところも好きなんだけど…

まあ、それより私は天使よ

分霊体を作っておいて来る事くらい簡単だわ』

 

「さいですか

まあいいや、これからよろしくラズ!」

 

『ラズ?』

 

「いや、ほらダンタリアンの書架のラジエルにそっくりじゃん

大人っぽくなってるけど見た目とか

だから愛称もそれでいいかなってさ」

 

『ふぅん、そうかしら?

まあいいわ、じゃあこれからラズって呼んでね

あ、そうそう、貴方がハーレム作っても私は気にしないから好きに作っていいわよ

というか神でも作るのが普通だから作りなさい』

 

何故にハーレムづくり強要される!?

 

『いや、だって…

ラジエルの書で調べたらあなたが絶倫だったからよ』

 

はあ!?前世含めて未経験者の俺が何で絶倫かわかるんだよ!?

ラジエルの書って未来分かったっけ?

ラジエルの書に未来視の魔術でもあったのか?

と言うかさっきから心読まれてないか?

 

『心を読むのは神と天使はデフォルトよ

ラジエルの書に未来視の魔術でもあったのかと言う疑問だけどその通りよ

この世界だけで7人は嫁出来てたわよ』

 

うおおおい!?未来の俺何してる?

しかもこの世界だけでどういうことだあ!

 

『そのまんまの意味だけど

別の世界でも何個もフラグを立てて回収してる未来が見えてるわよ』

 

「もういい、その未来は知りたくなかった

俺はどんだけ女誑しになるんだよ!?

まあいいや、とりあえず飯行こう」

 

『私はいいわ、天界で食べてきたしね

ドローパンでいいから買ってね、貴方と一緒に食べるから』

 

「分かったよ、そこで呆けてるライネスとダイヤ

事情説明は後でするよ」

 

【分かりました】『分かった』

 

それから俺は普通に学校に行って昼飯を食べている時にライネスとダイヤに説明をした

全く、どうしてこうなった?

 

Sideout

天使が嫁として光と闇の竜が仲間として加わった遊輝

そして時は立ち試験の日が…

 

さて次回は 遊城 十代 VS 万丈目 準

 

《光竜(こうりゅう)の煌(きら)めき》漫画オリカ

通常魔法

手札のドラゴン族モンスター2体を捨てて発動する

手札から光属性ドラゴン族モンスターを特殊召喚する

 

《竜(りゅう)の輝鱗(きりん)》漫画オリカ

通常罠

自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を手札に戻して発動する

手札から手札に戻したドラゴン属モンスターと同レベルのドラゴン族モンスターを特殊召喚する

 

《ウィッシュ・ドラゴン》漫画オリカ

効果モンスター

レベル2/地属性/ドラゴン族/攻撃力700/守備力100

このカードをリリースして発動できる。

自分フィールド上に「ドラゴン・トークン」

(ドラゴン族・地・星1・攻/守100)2体を特殊召喚する

 


 
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