No.397033

死にたがりの三十三話 罵倒罵倒また罵倒

民安さんに、私は会いたい

2012-03-24 01:46:44 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2818   閲覧ユーザー数:2676

アニスサイド

 

 

「よし、こんなもんで良いでしょ」

 

 

どもっす、アニスたんだお。

ただ今細工中なのでございます

 

 

この別荘を何処に隠そうか現在検討中。

間違ってもアンクとかに入られたら一発でばれちまいますので、結構大変なんだよね。

 

 

「さて、闇の書ももったし」

 

 

《私も居ますし》

 

 

「……いや、お前は要らんだろ」

 

 

《何故ですか!?》

 

 

「ぶっちゃけ今のお前の存在意義って、俺との暇つぶしできる喋る機械の立ち位置何だよね」

 

 

俺バリアジャケット使えないしな。

それに、まだ喋れせてもらえるだけましだって。グリード何て常にスリープ状態だからな。

 

 

「まぁ、良いけどさ……」

 

 

《ほっ……》

 

 

何でホッとしてんだてめぇは……。

まぁ良いけどさ……。さて、んじゃ行くとしますか!

 

 

俺は魔方陣の中に入り、転移を開始する。

さて、闇の書に魔力収集し終わったら何して暇潰そうかな~。

まぁ、無難にこれからの対策練って、それから少し魔眼のコントロールかな。

 

 

とか考え事をしてたらいつの間にか着いてたみたいだ。

さって~、やりますか。

 

 

俺は浜辺の方まで歩いて行き、闇の書を開く。

そして、その状態のまま、俺は取って来た魔力を変換し、取り出す。

それを闇の書は感知し。

 

 

《Sammlung》

 

 

そのまま魔力を収集した。

俺は闇の書を開き、ページを確認する。

 

 

「……大体7ページか……」

 

 

魔力を取った生物も7匹……。

う、うん……仕方ないよ。だって生物の保有魔力なんてたかが知れてんじゃん。

 

 

《外れだな》

 

 

「そんな鈴ボイスは要らんとです」

 

 

《残念だったね》

 

 

「理樹ボイスも要らんとです。そして佐々美ボイスも要らんとです」

 

 

《……チッ》

 

 

舌打ちすんなし。

それにしても、何か割に合わないな~。結構大変だったのにさ~。

結構ショック大きいよこれ……。

 

 

「……やはりここは血色の良い魔導師から魔力を奪った方が……」

 

 

《今のマスターならすぐに捕まりますね。それに、逃げてる最中に吐血でもしたら、それこそ手が付けられませんので止めてください》

 

 

「ふふふ、吐血って何か厨二臭いよね」

 

 

それは俺の偏見かな?

でもとあるは厨二じゃね?|幻想殺し《イマジンブレイカー》、一方通行(アクセラレータ)、暗黒物質(ダークマター)、超電磁砲(レールガン)、|原子崩し《メルトダウナー》、心理掌握(メンタルアウト)……後の二人はよぉ分からん。

 

 

つか、良くこんな名前とか考えられんな。

まぁ、ただ英語表記にしただけだろうけどね。

 

 

後はハガレン……いや、あれはあれで良いのか?

でも神作である。とあるもな。

 

 

「そして今思った。俺って今軽くスカー状態じゃん」

 

 

錬金術の理解・分解・再構築で、俺は分解で留めてるみたいな。

うわぁ、何それ厄介。

まぁ、魔法を分解出来る時点でかなり厄介だけどな。

 

 

何か二つ名で魔導師殺しとか言われそう。

何その切嗣……魔術師殺しと同等やないか。

 

 

「まぁ良いか……さてと……」

 

 

俺はその場に座り込み、今後の対策を練る事にした。

 

 

「ねぇクイーン、どうしたら良いかな?」

 

 

《丸投げですか……まぁ、マジレスすると。あれです、今のまま秘密裡で収集を行うか。もしくは守護騎士にまかせっきりにするかの二択ですね》

 

 

「いや、ばらさないから。みんなにやってほしくないから俺がやっている訳で」

 

 

《貴方は馬鹿ですか?さっきのペースですと、必ずマスターは途中で動けなくなります。結局は守護騎士任せになってしまいます。浅はかです、馬鹿です、抜かりあり過ぎです、アホです、駄目駄目です》

 

 

「みぃー、そこまで言わなくても~」

 

 

《ホントに抜けてます。この将来合法ショタ&ロリ有望のマスターめが。いい加減自覚してください。貴方一人では対処しきれないんです、いずれ倒れる身なんですよ?確かに抗う事も必要でしょう。ですが、貴方のはあまりにも行きすぎです。血反吐を吐いても何も言わず、自分がもう死にかけの状態なのに何も言わず……貴方はホントに生き残る気があるのですか?》

 

 

「うわぁ、酷い言いよう。そんなに言わんくても……」

 

 

《……はぁ、ホントに自覚があるんですか?貴方が死んだら守護騎士は消え、はやてさんはどうなりますか?アンクもです……貴方の身勝手で、どれほどの人が苦しむのでしょうか?》

 

 

「……ふっふっふっ……あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!あーっはっはっはっはっはっ!!!いやいや、そこまで言いますか。完敗だよ、完敗。くっふふふ……あぁ~、清々しいよね。そこまで言ってくれると」

 

 

《……何を開き直ってるんだか……》

 

 

まぁ、そう取れるね。

でも開き直ってなんかいない。十分俺はそれを受け止めてるんだ。

理解もしてる。

 

 

自分が死に体だと言う事も、いずれ倒れるって事も。

でも、それでも……踏んばらんといかんのよ。

 

 

俺も一応男。男には男の意地ってもんがある。

俺は非力だし、何もできないし、迷惑かけっぱなしだから……。

だから、俺は俺がやれる事をしたいんだ。

 

 

「十分過ぎる位、俺は自覚してるよ。だけど、譲れないんだ」

 

 

《はぁっ……ホント、貴方は馬鹿ですね》

 

 

「ウェヒヒ、俺はマゾヒストじゃ無いんだよ?そろそろ罵倒は止めようぜい」

 

 

《いいえ、何度でも言います。このチビ助が》

 

 

「ヘイヘイ、どうせチビですよーっと。さて、それで今後の事なんだけど。今度は効率良く進めたいから、もうちょい生物が居る世界に行こうと思ってるんだけど」

 

 

《……まぁ、それ位なら大丈夫ではないかと。でも、余り行き過ぎると、管理局に目を付けられますよ?》

 

 

「それは何とかクリアするよ。変装でもなんでもすればいい話だしね」

 

 

《……それが一番手っ取り早いですかね、あ、手っ取り早いと言えば。地球に落ちたジュエルシードを使えば、もっと早く魔力が集まるのでは?》

 

 

「それこそ馬鹿だよ。そんな事したら管理局に早々と目を付けられるだろ」

 

 

《だから変装でもすればいいんですよ。もしくはそれを集めてる人が見つけた瞬間に魔力を吸収してしまえばいいのでは?》

 

 

う~ん。それもそれでやりたくないんだよな~。

それに、ロストロギアにロストロギアを収集させたらどうなるんだか分からんし……。

 

 

「それはまぁ保留にしとこうか」

 

 

あんましそっちの本編には首を突っ込みたくないし。

でも……アンクがジュエルシードの一つを保有してる時点でもう首突っ込んでる感が満々なのは……まぁ深くは考えないようにしよう。

 

 

「まぁ、今後の展開次第かな。さって……これで今後の対策会議は終わりっと。ついは魔眼のコントロールでもしようかね」

 

 

俺は立ち上がり、背筋を伸ばしてから歩き出す。

はぁっ……頑張ろ。

 

 

その後魔眼の使い方を練習しまくって、夕飯食って、また魔眼の練習して、風呂入って寝ました。

そして、次の日には元の世界に戻りました。

 

 

誰も気づいていませんでした、ふふふ、チョロイチョロイ。


 
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