#1　誕生!!水星生まれの水の戦士!!

土星。

???「ふ～ん。地球…ね。他の星に比べたら綺麗なほうじゃない?木星は最悪だったわ。」

???「ケレス、黙れ。」

ケレスは準惑星の１つ。

ケレス「はぁ～い。パラス…」

パラスも準惑星だ。

パラス「何だ?」

ケレス「あたしが行ってもいいかしら?人間の楽しみを奪いに☆」

パラス「好きにするがいい。だが、失敗は許されないぞ。」

ケレス「分かってるわ。」

と、その場から消えた。

そうとも知らず、地球では。姉妹達は、宇宙に行くことを諦め、天体博物館での勤務を選んだ。やはり、天体は姉妹達にとってははずせない存在だった。

勤務が終わった帰り道。家に帰ると天体系の雑誌やら図鑑で埋め尽くされている、瑞穂の部屋にはプラネタリウムのミニキットがある。それを使うんだと楽しみにしながら帰っているときだった。

瑞穂「今日は何座が出てるかな～。冬の星座だから…。」

ケレス「あら、あなた楽しみがありそうな顔しているじゃない。その楽しみ、奪ってあ･げ･る☆メテオーン!!」

ケレスが持っていた茶色い物体を誰もいない家に投げた。すると、怪物っぽいのが現れた。

瑞穂「ひ、ひええええええええええ!?メテオって事は、隕石!?嘘でしょおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

と、逃げる瑞穂。そのときだった。

???「コットンバリア!!」

と、何かが守ってくれた。

瑞穂「コットン!?」

コットン「そうトト!!君、名前は?」

瑞穂「土星　瑞穂。」

コットン「そうだ!!これを使って変身して、戦って欲しいトト!!」

瑞穂「変身?戦う?まあいいや!!」

と、携帯を受け取る。

コットン「01を押して、”プリキュア、スターズアドベンチャー”って叫ぶトト!!」

瑞穂「分かった。」

そう言って、01を押し、

瑞穂「プリキュア、スターズアドベンチャー!!」

と叫ぶ。一瞬にして光が瑞穂の回りを包んだ。

マーキュリー「水星生まれの水の戦士!!キュアマーキュリー!!」

コットン「キュアマーキュリー…!!凄いトト!!」

マーキュリー「なんだか分からないけど、私の楽しみを邪魔しようとしたなら、絶対に許さないからね!!」

と、マーキュリーは走ってメテオーンに向かう。

マーキュリー「隕石は衝突しないでじっとしてなさい!!」

と、空中回転ジャンプ。

コットン「今トト!!手を一回叩いて、”プリキュア、マーキュリースプラッシュ”って叫ぶトト」

マーキュリーは言われたとおりにした。

マーキュリー「プリキュア、マーキュリースプラァァァシュ!!」

メテオーンの顔面直撃。家から離れ、滅びた。

マーキュリー「さあ、名を名乗りなさい!!あんたは一体誰なの!!」

ケレス「私はケレス。」

マーキュリー「ケレス!?ケレスは準惑星じゃ…!!」

ケレス「それじゃあね。」

何の解決もせず、ケレスは消えていった。ケレスはその後、パラスにとことん起こられた。