No.386917

真・恋姫†夢想 夢演義 『第二回!どきっ!?笑ってはいけない二十四時in恋姫!』 その二話

狭乃 狼さん

はいはーい。

笑ってはいけないイベント、その続きですよーw

さてさて、今回はどんな笑いのネタが出てきたのか?

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2012-03-04 22:20:53 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:5085   閲覧ユーザー数:4167

 始めに。

 

 罰ゲーム側で参加しているkarasuさんの名前ですが、本編中では漢字で『鴉』と、今後は表記させていただくことにしました。

 

 ご本人様、その事、宜しくご承諾ください。

 

 であw

 

 

 【pm14:00】

 

 「うー、まだ始まって間もないってのに、これで都合八回か……やべえ、温泉旅行が遠のいていく」

 「こっから先は、もっと気を引き締めていかないとな」

 「そうだな。鴉の独走に追いつかないように、気をつけないと」

 「山羊さんに激しく同意」

 

 これまでに下された数回のオシオキによる、足の裏の痛みを何とか我慢しつつ、一刀、黒山羊、鴉、関平の四人は、自分達を先導する狼の後を、そんな事を呟きながらついて歩き、めひいこ警察署、その建物内へと、ついに足を踏み入れていた。

 

 「さて、諸君。ここが、我がめひいこ警察署の玄関ロビーだ。事件や事故、免許更新や遺失物など、様々な事例の受付場所があるのもここだ」

 「おー。なんかやっと警察らしくなってきた」

 「ほんとほんと。のっけから麗羽のまわしとか桔梗さんの農夫とか焔耶の牛とか、全く警察に関係ないネタばっかだったからなあ」

 「お、ちょうど今一人、何かの届け出に来てる人が居るな。ちっと話、聞いてみるか」

 

 署内の玄関ロビーの一角。『受付』と書かれた看板のある小窓の傍に、なんだかとっても地味な服装の人物が居る事に狼が気付き、一行を伴ってその人物へと近づいていく。

 

 「こんにちわ。今日は何のお届けでしょう?」

 「ん?私の届け出か?……傷害罪と名誉毀損だ」

 「傷害とは穏やかではないですね。一体何をされたんですか?」

 「……これだよ」

 

 と、狼の言葉に反応し、その地味な人間が振り返る。そして、

 

 『く~~~~~~っふふふふ!!』

 【ババーン♪一刀ー、関平ー、アウトー】

 

 その地味人間、もとい、公孫賛こと白蓮の顔には、マジックか何かでびっしりと、『普通』、『影が薄い』、『地味』、『てかあんた誰?』、なんて文字が書き連ねられていたw

 

 「あーくそ。堪え切れなかった」

 「ていうか、こんな普通に良くあるネタに笑ってしまうとは……不覚!」

 「って、あれ?オシオキ役の美以たち……遅いな」

 「さっきまでなら、とっくに来てるタイミングなのに」

 だだだだだだっ!

 「あ、来た。……って、あれ?南蛮’sじゃあない?」

 「普通の黒尽くめだ。手に持ってるのって……鞭か?あれ?」 

 「おいおい。美以達はどうしたんだ?……は?出動ばかりしていたから、疲れて今寝ちゃってる?……しゃあないな。で何?君らが暫く代理?オシオキも、足つぼから尻への鞭引っ叩きに変更?ん、了解」

 『ちょっと待て!代理はともかくオシオキ変更は納得いかんぞ!』

 「苦情は一切受け付けませんー。はい、それじゃあどうぞ」

   

 げしばしっ!!!!『あ゛だっー!?』だだだだだだっ! 

 

 「うう……これ、足つぼマッサージの方がまだ良い……って、一刀くん?どうかした?」

 「……玉に、かすっ……~~~っ」

 

 どうやら、一刀は鞭の当たり所が悪かったらしく、その部分をしっかり押さえ込んで、壁に向かって悶絶してたりしてw……そのままモゲちまえばいいのにね(えw

 

 

 

 それからほんの一寸して、一刀の回復もそこそこに、一同はそこから二階へと上がった。

 

 「えー、この階にはそれぞれ、各担当の部署が入ってる部屋がある。『刑事課』、『交通課』、『生活安全課』、『庶務課』、以上の四つだな」

 「刑事か~。……おれ、結構憧れたんだよな~。『太○に吠えろ』とか『G○ン’75』とか」

 「……ちょっと古臭くない?鴉さんのそのラインナップ」

 「ほっとけ。DVDとかで見て燃えた経験があるんだよ」

 「それじゃあまず、刑事課から見学してくぞー」

 『うーい』

 

 そして、狼の先導で刑事課の部屋へと入っていく四人。だが、この時彼らは見落としていた。刑事課と書かれた小さな看板というか案内板の、その隅の方に、小さな文字でこう書かれてあるのを。

 

 【“特殊”刑事課】

  

 「さ、ここがこのめひいこ警察の誇る、エリート達の集まり、刑事課だ。デカ長さーん、居るー?」

 「デカ長、って。刑事課の課長さん、ってことだよね」

 「ああ。どんな人だろ?」

 「……某ゆう○ろうだったら笑えるけどな(笑)」【ばばーん♪】「あ、しまた」【関平ー、アウトー】

 だだだだだっ!

 「わ。やっぱり鞭来たっ!」【ばしいんっ!!】「んぎゃあっっっっ!!」

 だだだだだっ!

 「お、俺もた、たま、当たっ……おおおおおおおっ……!?!?」

 「うわー……」

 「自爆だし、しょうがないよな、今のは。ん?あれって……自販機……か?なんであんな所に自販機なんかあるんだ?」

 「自販機?刑事課の部屋の中に?なんで?つか、何処からどう見てもドラム缶だろ、それ」

 

 股間を押さえて悶絶する関平を他所に、ふと、“それ”に気付いた一刀がその物体(?)へと近づいていく。

 

 「あ、でもほんとに自販機なら酒、売ってないか?アルコールが切れてきたからそろそろ摂取したい」

 

 と。その一刀に黒山羊がそう言った、その瞬間。

 

 「……警察の中に、酒なんか売ってるわけあるか(若○ボイス)」

 『じ、自販機がしゃべったあっ?!』

 「誰が自販機だ、ごら。俺ぁ、この刑事課の課長、『メ○沢』だ。宜しくな、ひよっこども(若○ボイス)」

 

 そう。一刀達の誰もが自販機と思い込んだ、まるっきりドラム缶に手足の生えた陽にしか見えないその物体は、何を隠そうこのめひいこ警察の刑事課長、メ○沢新一その人だったのである!

 

 「メ○沢って……クロマ○ィ高校、だっけ?」

 「ああ、あの往年の」

 「ところでおいお前ら(うぃーんがしゃ)」

 『う、うぃーんがしゃ、つったぞ今?!(笑)』【ばばーん♪】『げ』【一刀ー。鴉ー。黒山羊ー。アウトー】

 だだだだだっ!【げしばしどげっっっ!!】『うぎゃあーっ!』だだだだだっ!

   

 「ところで、確かお前ら、ウチを見学に来たんだったよな(若○ボイス)」

 「ああ。新人達に、ウチの誇るエースたちを紹介しようと思ったんだが」

 「ちょっとタイミング悪かったな。連中なら全員、今は出払っちまってるよ(若○ボイス)」

 「そうか、それじゃしょうがないな。この“特殊”刑事課のデカたちなら、良い刺激になるとおもったんだが」

 『……?特殊刑事課……?』

 「ほれ、そこに名前の一覧があるだろ?そいつらがウチの誇るエース達、特殊刑事の連中だ(若○ボイス)」

 

 特殊刑事、と聞いて、嫌~な予感がしつつも、メ○沢の指し示すほうへと回れ右する四人。そこにあった名前(写真つき)の一覧はと言うと。

 

 【ヒモパン刑事】   

 【キンニク刑事】

 【ビキニ刑事】    ←全部貂蝉w

 【おさげ刑事】

 【花蝶仮面刑事二号】

 

 『ぶふっ、ふふっ、ふふっ!』

 

 【ババーン♪全員、アウトー】

 だだだだだっ!【ばしっ!「ぎゃっ!」げしっ!「ずおっ!」べしっ!「のがっ!」すぱあんっ!「どぅおっ!」だだだだだだっ!

 

 「ふ。……若いってのは良いねえ。俺も昔は、随分やんちゃしたもんだぜ……。(若○ボイス)」

 「さすがは伝説の男、メ○沢。……言葉の全てが重いぜ」

 「よせよ狼。……照れるじゃあねえか(若○ボイス)」

 

 夕日をバックにタバコの煙をくゆらせながら、尻を押さえて悶絶する四人を他所に、漢を演出しているメ○沢であったw

 

 

 

 【PM15:30】

 

 「じゃあ、みんな。ここが君らがその拠点とする部屋だ。さ、入った入った」

 『……(ずーん))

 

 特殊刑事課を後にした一同は、他の課へは回る事無く、更に階段を上がって三階へ。彼らの今後の拠点となるべき、新人研修室へとその足を運んでいた。

 

 「ほれほれ。気持ちは分かるけど、そんなに落ち込まないの♪じゃ、しばらくちょっとここで待機していてなー」

 『……了~解~』

 

 ぐったりと、脱力している四人をその場に残し、狼は一人部屋から出て行く。

 

 「……とりあえず、座ろう。足も尻も痛い……」

 「だな……」

 

 と。全員がそれぞれに自分の名前の書かれたプレートの乗った机に向かい、一人づつ、腰を降ろしていく。

 

 「よいしょ……っと(ぶうっっっ!!)おわあっ!」

 『わはははっ!ぶーぶークッションとは懐かしいな、オイ!!』【ばばーん♪】『ぁ』【黒山羊ー、鴉ー、関平ー、アウトー!』

 どだだだだっ!『にゃーっ!美以たちの復活にゃー!』『にゃーっ!』

 「げっ!?南蛮’s帰って来た?!」

 ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりっっっ!!←何時もより倍増しております(当社比)www

 『回数多すぎ、あんぎゃーっ!!』どどどどどどどどどっ!!

 

 「美以達……休憩前よりパワーアップしてるな……」

 「ちょ、ちょっと俺も椅子に……足痛え……って、また何か仕掛けられて無いだろうな?」

 

 と、関平が恐る恐る椅子を調べようと、その視線を下に向けたその時!

 

 「《こわあーんっ!》おごあっ!?」

 『何処から振ってきたその金ダライ!?(笑)』

 【ばぼーん♪一刀ー、黒山羊ー、あうとー】

 『にゃーっ!』どどどどどどどっっ!「ちょ、美以!元気なのは良いけど少しは……っ」

 ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりっっっっ!!

 『加減を覚え、って無理かぁーーーーーーーっ!!』

 「勿論無理にゃーっ♪」『にゃーっ!』

 どどどどどどどっ!

 

 お昼寝しておなか一杯な南蛮族は、元気一杯なのでありました、まるwww

 

 「うう……他の椅子はどうだ?」

 「んー、とりあえず、こっちは何も仕掛けて無さそうだ」

 「俺の方も大丈夫っぽい。ん?なんだこれ?DVD?」

 『ちょ!まさかそれは……っ!』

 

 このイベントに付き物。けして欠かす事のできない不変のアイテム。D・V・D!が、鴉の机の上にぽつんとおいてあったりした。

 

 「……見ないと、駄目……なんだろうなあ」

 「……見たくない。けど、見ないとそれはそれで、どんなぺナルティがくるやら」

 「……仕方ない。鴉、それ、かけてみてくれ」

 「おーけー」

 

 一刀に促され、嫌々ながらも手近に合ったプレーヤーに、DVDを差し込む鴉。そして、画面に映し出されたのは。

 

 『雪○国』

 

 「って、ど演歌で、しかも吉○三かよ?!」

 「例の替え歌……なんだろうなあ……」

 「でも誰が歌うんだろ?まさかご本人登場って事は無いだろうけど」

 

 ちゃららら~らら~、ちゃららら~らら~♪

 

 音楽に乗り、画像の中には和服を着込んだ一人の女性が映し出される。そして、振り向いたその顔は。

 

 「あ、星」

 「お。星ちゃんか。これは良いもの聞けそうだ」

 「ひなりんだったら良かったのに……」

 「愛紗だったら良かったのに……」

 

 賛否両論真っ二つに別れた四人の意見だが、それを他所に、珍しく和服を着込み、しなを作った、星こと趙雲の“映像”で歌は始まった。

  

 

 

 注:音声は『若○ボイス』を脳内再生してお楽しみくださいwww

 

 《好き、ぶるわああああ!貴方ぶるわああああっ!》

 

 『どぅははははははっ!!』【既に笑いましたが、最後までお付き合い下さい】

 

 《今でぶるわああああ!いーまでぶるわああああつ!》

 

 『ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、ひっ!』

 

 《暦ぶるわあああああ!もうすこ~しぶるわああああっ!今年ぶるわっ!終わりで~す、ぶるわあああああっ》

 

 『死ぬっ!死ぬっ!死ぬっ!死ぬっ!』

 

 《会いたぶるわあっ!恋しぶるあっ!泣きたくなあ~る、ぶるわあああああっ!

  傍にぶるわあっ!少しぶるわあっ!はーなしを~~~~~ぶるわあああああああっ!!》

 

 『は、腹痛い!もう、いっそ殺してくれえええええっ!』

  

 《……黒山羊のおおおおお、しーり、蹴ってえええええ》

 

 「……は?」

 

 《タああああイキックううううううう、ぶるわあああああっ!!》

 

 

 

 【ばばーん♪黒山羊ー、タイキックー】

 

 「ちょ?!嘘でしょぉ?!」

 

 はい、理不尽宣告その二です♪と言うわけで、出番ですよー。

 

 どんどこどんどこ、どんどこどんどこ♪

 

 『って、ドン○ーコングのBGM?つーことは』

 「ふんっ!ふんっ!よおし、今日も絶好調の俺、降臨♪」

 『アロハ丈二キターーーーーーーーッ!』

 

 フットワークも軽くその場に現れた、サングラスにアロハ装備の、その名も我らが峠崎丈二!

 

 「いやいやいやいや!待って?!お願いだから丈二さんのキックは勘弁して?!」

 「ルールだ。問答無用。と言うわけで、動くなよ黒山羊?動いたら生命の保証は出来ん」

 「軽く!軽くお願いしまs「おうりゃあッ!」あ゛っーーーーーっ!!」

 

 机飛び越え壁に激突。丈二の蹴りを尻に喰らって、そんな感じにきれいに吹っ飛んだ黒山羊さんでした、まーるwww

 

 でもって。

 

 【ばばーん♪全員、アウトー!】

 『あ。そういや笑ったっけ』

 どどどどどどどっ!『にゃーっ!』ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりっっっっ!!!『ま゛あああーーーーーーっ!!』どどどどどどどっ!

 

 「……けつにキックの後に、足つぼは、もう、無理です……がく」

 「う……今、これでどれだけ時間、経ったっけ……?」

 「……時計が無いから分かりません……」

 「……も、や……」

 

 現在時刻、PM16:30。

 

 たとえ嫌でも、まだまだ、このゲームは終らないのであるw

 

 ~つ☆づ☆く~

 

 

 

 と、いうわけで。

 

 笑ってはいけないの、その続編で御座います。

 

 これでユーザーさんから貰ったネタは、前回と合わせて七つを消化。まだ、全体の三分の一ぐらい、ですかねw

 

 自分のネタも込みだと、なかなか消化出来ないものですから、そこはまあ焦らず、ゆっくり一つづつ、ちゃんと消化して行きます。

 

 あ、それから、ネタを下さった方々にお知らせというか、謝罪を一つ。

 

 通常時のお仕置きネタに、漢女二人の似通った罰を送ってくださった方が、何人か被りましたので、漢女関係の罰は一つ二つぐらいに絞らせていただきます事、ご了承ください。

 

 それと、ネタは出してないけど、登場だけすると言うことで、参加を表明してくれた方々。

 

 なかなか出番が回ってこないですが、ちゃんと、登場はしていただきますので、気長にお待ちくださいませね?

 

 それでは今回はこの辺で。

 

 再見~( ゜∀゜)ゞ

 

 


 
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