No.362191

桂花エンド 前篇

初めて書いてみました

2012-01-12 00:17:22 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:8826   閲覧ユーザー数:7198

 

 [桂花side]

 

 

   赤壁の戦いを終え、魏・蜀・呉は三国同盟を組み、そして今は

 

   宴を開いている。とても先ほどまで殺し合いをしていたとは思

 

   えないほどに盛り上がっている。

 

   

 

   (だけど、アイツがいない・・・・)

 

 

   そう思ったら、心が落ち着かない。

 

   なんで?と思ったが、それはもう認めてしまったからかも

 

   しれない。

 

   『私の想いと・・・アイツが背負っているモノを・・・・』

 

   

 

   私はアイツを町中探したがどこにもいなかった、そしてなぜか

 

   アイツは川のほとりにいるような気がして、走った。

 

   

 

   私はハァハァと息を整えながら、アイツのもとに向かった。

 

   

 

   [一刀side]

 

   

 

   俺は川のほとりに来ていた。

 

   なぜ、こんなところに来ているかというと

 

   (やっぱり、もうこれ以上はもたないかな)

 

   

 

   俺は今までのことを走馬灯のように思い出してみた

 

   (最初に趙雲・稟・風に助けてもらったよな~、まあ殺されかけたが。

 

   そのあとすぐに、華琳・春蘭・秋蘭に拾ってもらってさ、食料のことを

 

   聞きに行ったら、いきなり桂花に罵られて、初陣の時に季衣に出会ってさ

 

   城で暴れてるって聞いて行ってみたら、流琉と喧嘩してて、凪・真桜・沙和は

 

   初めての直属の部下だったんだよな~)

 

   「なんで・・・・今なんだよ・・・」

    

   それを呟いたところで意味はないのに

 

   [桂花side] 

      

   「なんで・・・・今なんだよ・・・」

 

   私はアイツの言葉を聞き、足を止めた。

   私はアイツの言っている意味が理解できなかった。

   いや、理解したくなかったのだろう。

 

   アイツの考えてることがもし、私の考えていることと同じなら、

   どんなに辛いのだろう、そう思ってしまう。

 

   そんなことを考えていると、一瞬木が揺れ動いた気がしたが、気のせいだろう。

 

   [???side]

「隊長・・・隊長・・・アナタって人は」ボソボソ

   そんなことを呟いていると、気が付いたら木を殴っていた。

 

   あぶない、あぶない。せっかくバレないように尾行してるっていうのに。

 

   (アナタは笑っている顔が素敵なのに、そんな顔はやめてください。)

    

   [一刀side]

 

「そういや、あれは華佗に頼んだしまかせるか」

 

   ~回想~ 「なあ、華佗」

 

        「なんだ御使い殿」

       

        「天の御使いはやめろって。お前に頼みがある」

 

        「わかった、北郷殿。俺にできることがあったら任せろ」

 

        「あぁ、お前以外に頼める奴なんかいない。呉の黄蓋・周瑜を

         助けてほしい!」

       

        「黄蓋殿は今、魏にいるじゃないか。しかも、俺は医者だがお前に

         とっては敵なんだろ?、周瑜は。お前にとって、利があるとは

         思えないが。」

           

        「これは天の知識なんだが、その二人は赤壁の戦いの後に死ぬ

         んだ。敵だってさ、家族や身の周りに大切な人がいるだろ、

         だからだよ。」

      

        「俺は今、感動している!!。我が針にかけて誓おう、そして俺のこと

         を真名で呼んでくれ、俺の真名は「あぁ、そうそう」どうしたんだ」

 

        「いや、褒美として天の国の医学を覚えてる限り記してみた本さ。

         これでより多くの人を救ってくれ。」

 

        「………っ、いいのか!。ありがとう、これと五斗米道があれば、

         まさに無敵。この恩は必ず返すからな、北郷殿。」

 

        「…今回だけでいいって・・・」

 

        思い返してみると毎日が新鮮だったのかもしれない、それだけで

        笑みがこぼれた。

 

        (そういや、草むらからいつもツンツンな猫耳軍師のネコミミがちらつい

        ている、これは呼ばないと失礼かな?)

 

        「お~い、桂花」

 

 

あとがき とりあえず、前半はここまでです。

      

処女作なんで自信がないんですよねorz ???っていうのは誰かわかりましたか?

絶対にわからいと思いますよ、だって名前がないんですからww

 

???はちなみに前半しか出る予定はないんですが、このお話が終えた後に???目線で

書く予定ですのでお楽しみに

 

最後に誤字脱字がありましたら、おしえてくださいね ノシ

 

追記、コメントをくれるとやる気が出ます!

 

 
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