No.335375

寂しがり屋の女の子のために…… 拠点話

DOWANNGOさん

こんにちわ~
今回は拠点話です。
では、始まり~

2011-11-16 18:58:55 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:3886   閲覧ユーザー数:3307

華琳拠点 

 

 

「師匠、華琳様がお呼びです」

 

廊下で適当に散歩していると秋蘭にそう言われた。

俺としては適当に部屋で寝てたかったんだが華琳の呼び出しならばしょうがない。

 

「分かった。華琳は部屋か?」

 

「ええ、何でも仕事の話しだとか」

 

うわっ、めんどくさ~……

でも、しょうがないかぁ……

 

「分かった、行ってくるよ」

 

そして、俺は秋蘭に別れを告げ華琳が居る玉座の間に向かった。

華琳の部屋

 

「華琳、遅くなってわる…い……」

 

さて、読者の皆さま。

目の前の状況は放送禁止なので下記の四つのワードで想像してください。

 

1.桂花が華琳の前に座っている。

 

2.華琳は玉座に座っている。

 

3.二人の共通点はレズだと言うこと。

 

4.足に奉仕。

 

「失礼しました~」

 

俺はそう言いながら部屋から出て行こうとする。

俺が出て行こうとした寸前に華琳はそれを制した。

 

「劉郷、待ちなさい」

 

「嫌だ」

 

この場に俺は不似合いだと思う。

それに桂花も相当顔を赤らめながらしてるし。

て言うかそろそろやめてくれね?

俺どういう顔をすれば良いのか分からないんだけど?

 

「あなたに仕事を頼みたいのよ」

 

「……分かった」

 

何で人を呼ぶ時に桂花に奉仕させてんだ?

おかしいだろ……

 

「これを見て頂戴」

 

そう言って華琳は俺に竹簡を渡してくる。

そこには『警備隊の効率向上草案』と書いてあった。

 

「これを俺に立てろと?」

 

「ええ、そうよ」

 

華琳は『それが何か?』と言う様な表情で俺を見ている。

 

「何も俺じゃ無くても良いだろ?」

 

ここには桂花や美蓮と言った才女が居るのだから別に俺に限定しなくても良いと思う。

 

「あなたが立てなさい」

 

「なら、もう出来た」

 

「「はい?」」

 

華琳だけでなく奉仕していた桂花も聞き間違いだと思ったのか聞き直してきた。

俺は息を少しだけ吸ってもう一度言った。

 

「もう出来た」

 

「「早すぎよ(です)!」」

 

「いや、警備隊の警備はもう見たし、偶に手伝ってるから問題点は分かってるんだよ」

 

「「いつの間に……」」

 

二人共顔に手を当てて呆れている。

と言うか桂花さん、あなた上に服を着て無いから見えてるんですけど……

教えた方が良いかな?

 

「で、あなたの草案はどんなのなの?教えて頂戴」

 

「あ、ああ。区画ごとに警備隊を分けて隊舍を配置するんだ。

そうすれば警邏の効率は結構上がるだろ?

人手は街にはさ暇そうに休んでいる人が居るからそこから引っ張ってくれば良いさ」

 

「でも、資金はどうするのかしら?」

 

「あ~そこは平気。

俺に宛がある」

 

俺は皇族だから色々な所を動かして資金を金持ちの奴等から出させることは可能だ。

翁ももしもの時はそうしろって言ってたし。

 

「そう、ならそうしなさい。

でも、良くいきなりそんな考えが浮かんだわね」

 

「あ~……何でだろうね。

何かいきなり頭の中に浮かんだんだよねぇ……」

 

華琳に仕事を頼まれたのは今回だけの筈なのに何故だろう……

 

「あ!そう言えば春蘭達に修行をつけないと!」

 

色々あったから忘れてた!

早くつけないと!

 

「それじゃぁ華琳!また!」

 

俺はそう言って部屋から出て行った。

何故か拭えない違和感を抱きながら……

春蘭、秋蘭拠点

 

今、俺は春蘭と秋蘭を前に不殺を構えている。

修行は簡単。

お互いに一撃でも当てられれば失格と言う実践的な修行。

翁曰く『実践的な修行をすれば剣筋も打たれ強さも修行の前よりも格段に上がります』とのこと。

翁が言ったことだから間違いは無いだろう。

さて、話は変わり春蘭と秋蘭の状況だが、いつまで経ってもかかって来ない。

俺の隙を探しているんだろう。

だが、俺の構えは翁さえも『隙がありませんね』と認められた構えだ。

そう簡単には隙を見せない。

 

「……行きます!はぁぁぁっ!」

 

そんな中痺れをきらしたのか春蘭が襲い掛って来た。

秋蘭は呆れた顔をしているがどうやら援護はするらしい。

春蘭は渾身の力を込めて真正面から斬りかかった。

俺はそれを最小の動きでかわす。

するとかわした先に矢が飛んで来た。

俺はそれを斬りおとす。

すると春蘭がその隙に斬りかかって来た。

 

「流石姉妹、連携が上手い」

 

俺は春蘭の攻撃を弾き飛ばし真直ぐ秋蘭に向かって襲い掛る。

秋蘭は俺に向かって矢を放ったが簡単に避けた。

そして、俺は秋蘭に向かって斬りかかる。

が秋蘭はそれを紙一重でかわし矢を放ってくる。

俺は少し身体を動かしてかわした。

すると春蘭が俺の死角から斬りかかって来た。

俺はその攻撃を受ける。

秋蘭からは春蘭の背中が見えている格好だ。

その為秋蘭は矢を放てない。

俺は無理矢理春蘭の剣を弾き春蘭の腹に軽い一撃を入れる。

 

「ぐっ!」

 

春蘭はそんな声を上げてその場に座り込む。

これで春蘭は失格だ。

すると秋蘭が矢を放って来た。

俺はそれを斬りおとす。

 

「流石師匠です。

私の攻撃を受けながら姉者を倒すとは」

 

「春蘭の攻撃は正直だ。

確かに君達二人の連携はすごいけどどこで攻撃が来るのか分かりやすい。

少しは相手の虚を突く様な攻撃をした方が良いよ」

 

俺はそう言って秋蘭に斬りかかる。

秋蘭程ではないが結構身体能力が高い。

でも、捉えきれないほどではない。

俺は秋蘭の避ける先に先回りして軽い一撃を与えた。

 

「さてと……一端休憩。

二人の好きな時に再開するよ。

でも、一刻以上は休憩すること」

 

じゃないと春蘭が『今すぐやります!』とか言い出しそうだしな。

 

「「はい」」

 

そう返事をしたのを聞いて俺はその場に寝転ぶ。

そして、丁度一刻後春蘭が起こすまで休んでいた。

後書きラジオコーナー

 

D(DOWANNGO)「DOWANNGOと!」

 

一(一刀)「一刀の!」

 

D 一「「後書きラジオ!」」

 

D 一「「いえ~い!」」

 

D「はい!始まりました!後書きラジオ!司会は私DOWANNGOと一刀でお送りします!

 今日のスペシャルゲストはこのお二方!夏候惇さんと夏候淵さんです!」

 

春(春蘭)「来てやったぞ!」

 

秋(秋蘭)「呼ばれたの来た」

 

D「お二方どうもありがとうございま~す。

  では、質問に入りましょう!まずはこの質問!

 『この物語をすると決まった時の気持ちを教えてください』

  だそうです。まずは、夏候惇さん、どうだった?」

 

春「うむ、何故一刀に敬語を使わなければいけないのかと思った」

 

D「あ~、何となく分かるよ。

  夏候淵さんは?」

 

秋「私は姉者の可愛い姿を見れればそれで何でも良い」

 

D「流石シスコン……一刀は?」

 

一「いや……また華琳の鎌を首に突きつけられるのが嫌だな~って思った」

 

D 秋 春「「「それは自業自得だ」」」

 

一「ええ!?何で!?」

 

D 秋 春「「「……はぁ」」」

 

一「何なのさ!」

 

D「さて、次の質問は……ああ、僕にだね。

 『一刀が魏に入った事で曹操勢がかなり強化されましたが、他の勢力は強化されるのですか?』だって。

  答えはNOです。それどころか実はもっと曹操勢を強化しようと思ってます」

 

一「何をする気なんだ?てかいい加減次回の台本渡せ。

 練習したいから」

 

D「ああ、これ、一応最終巻まで全部」

 

一「あれ?無計画で台本書いてるって言って無かったか?」

 

D「色々あってね」

 

一「ふぅ~ん……ってこれマジか?」

 

D「うん」

 

春「何なのだ!見せろ!……何と言う展開だ」

 

秋「姉者がそこまで言うとは……私にも見せて……何と言う展開だ」

 

D「やりたかったんだもん……

  さて、次の質問行こうか

  次の質問は『一刀の旗を深紅の劉旗にしたのは何故ですか?』

  これは僕にだね。

  これは簡単です、ほら、一刀の服って盗賊達の血で紅く染まってるでしょ?

  だから、『その剣で多数の盗賊達を裁いた剣神』って言うことにしたんです」

 

一「あれってそう言う意味だったのか。

  知らなかったな……」

 

D「まぁ、言わなかったからね。

  さて、そろそろ時間だ」

 

一「春蘭、秋蘭も一緒に!」

 

春、秋「「うむ(ああ)」」

 

D 一 夏 秋「「「「では、また次回で!」」」」


 
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