第10話
「曹操孟徳」
孫堅達と別れた一刀達は引き続き賊の討伐に乗り出そうとした。
だが一刀達の目の前に映ったものは・・・
「一刀殿!、村が襲われています!。」
「おいおい、ありゃ結構やられてるな。」
「すぐに村に向かおう。」
一刀達はすぐに救援に向かおうとする。
「ん?」
一刀達は自分達とは違う軍団が村の救援に向かおうとしているのが
目に映った。
「あの旗は・・・曹操か。」
その軍団は曹操軍だった。
「一刀殿いかがいたしましょう?」
「見てみぬふりをする訳にもいかないでしょ、俺達も曹操と同じく
救援に向かおう。」
「わかったよお頭。」
一刀達も村の救援に向かった。
「曹操様、司馬昭様、村を救っていただきありがとうございます。」
そう言って二人に顔を下げたのは楽進という女性である。
後ろには于禁、李典という女性もいる。
「いや、礼には及ばないよ。」
「それに村が滅びなかったのはあなた達3人の力が大きいわ」
このあと楽進、于禁、李典の三人は曹操に仕官を誘われ、
曹操の指揮下に入った。
話がまとまった後、
「久しぶりね、司馬昭。」
「君も相変わらずのようだ曹操。」
二人は再会の挨拶をする。
「大将首をこちらに譲ってくれたようだけど。」
「君達が先に救援にしたんだから当然だろ。だから村の防衛に専念した。」
「そう。」
曹操は彼の性格を知っているのでこれ以上何も言わなかった。
「あなたの武と指揮を見させてもらったわ、素晴らしいじゃない、
あの男嫌いの桂花が、荀彧が認めてたわ、それもこの短時間で。」
「そうか、それは光栄だね。」
「あなたが司馬家の人間じゃなければ、なんとしてもわが軍に入って
もらいたいわ、あの二人にも・・・」
と心底残念そうに言った。ちなみに二人とは江里香と澪羅である。
「そういえば、彼女・・・王元姫は私をどう思っているのかしら?」
「・・・相当怒ってるよ、憎しみすら感じるよ・・・」
「そ、そう・・・」
曹操はまたしても残念そうに言った。
「まったく、君達が「それ以上言わないで頂戴。」・・・わかったよ。」
「あれは、私にとっても人生最大の汚点なのよ・・・」
曹操は頭を抱えた。
「いくら麗羽の挑発されたからといっても、あの時の私は相当愚かだったわ。」
「・・・そうか・・・」
あの時を思い浮かべては、お互いため息をつく。
「あの頃はあなたには本当に世話になったわ。ありがとう。」
曹操は礼を言った。
「いやいや、君達が無事でよかったよ。」
(まったく、その顔何とかならないのかしら。)
曹操は少し顔を赤くする。
(彼女が少し羨ましいわね・・・)
そんなやり取りをしていると、
「司馬昭!!」
と声が聞こえ二人の女性が入ってきた。
「二人とも・・・私が言うまで入ってくるなと言ったはずだけど。」
「申し訳ありません。華淋様、姉者が・・・」
「・・・何かな?夏候惇、夏候淵。」
「私と・・・しろ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ちょっと春蘭!?何を言ってるの?」
「姉者・・・あまり言葉を省かないでくれ・・・」
「えっと・・・勝負しろってことでいいのかな?」
「そうだ!!、今日こそ決着をつけてくれる。」
いや、あれは君の負けだろ、と言おうとしたが一刀はやめた。
余計ややこしくなるためだ。
仕方なく彼女に付き合うことにした。
そして結果はぎりぎりで一刀の勝ちだった。
「それじゃ、気をつけてな、曹操。」
「ええ、それじゃまた逢いましょう。」
「姉者のわがままにつき合わせてすまなかった司馬昭。」
「次こそ決着をつけてやる。」
(いや、あんた、負けてるんだけど。)
と荀彧が心の中で突っ込んだ。
そんなこんなでお互い別れた後、
「一刀殿・・・」
「ん、どうしたんだい江里香さん。」
「・・・兵糧が尽きかけてます。」
「そうか・・・いったん洛陽に戻るか・・・」
「まぁ、仕方ないね。」
一刀達は洛陽に戻ることに決めたその時。
「一刀様!」
闇那の声が聞こえると目の前に現れた。
「闇那、どうしたんだい。」
「すぐに洛陽にお戻りください。」
闇那は一刀に帰還するように言った。
「俺達もそうしようとしていたところだけど・・・何があったんだい?」
「王元姫様がもうすぐ、お子を生むとのことでした。」
という訳で曹操軍でした。
次はついに一刀の子が生まれます。
そして一刀の危機?
それでは・・・
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十話です。
予定どうり覇王との邂逅になります。