No.317366

マンスリー・ヒーロー 誌上飲み会「バーナビー モテ化計画!」

つばなさん

ファイヤーエンブレム・ワイルドタイガー・モブ(MH編集長)がバーナビーの男性ファンを増やす方法をだらだら話し合うという飲み会です。バニーちゃんもいます。       みなさんの優しいお声に支えられて調子に乗ってまた書いてしまいました。やっぱり編集長書きやすいわ。ただやりすぎてしまう。今はちょっと反省している。             バニーちゃんまじ天使! と思って書いていたはずなのにオジサマたちのせいで小学生レベルの下ネタになってしもうた。ごめんなさい。                 ★★★★おじさんは人前では屁をこかないけど、バニーちゃんと二人きりのときとか、気が緩んで屁とかこいちゃえばいいなと思った。

2011-10-12 23:54:51 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:830   閲覧ユーザー数:821

 飲みたがりの編集長に再び誌上飲み会のページを奪われた方、シモン・ソシュールです! それでもなんとか前回よりオヤジ率を下げた自分を褒めてあげたい! まあ、会話の内容は結局アレなのですが…。

 

 

編集部新人シモン・ソシュール(以下「新」)「誌上飲み会第三回、今回はファイヤーエンブレムさんと、タイガー&バーナビーのお二人をお迎えして飲みたいと思います」

ワイルドタイガー(以下T)「なんでこのメンバーなの?」

編集長ウラジーミル・バラノフスキー(以下「長」)「なんかファイヤーエンブレムを呼べ! ていう声と、編集長とバーナビーを直接対決させろ! っていう声が多かったので、読者の願いを一気に叶えてあげようというサービス精神」

T「なんで一気に叶えようとすんだよ。絶対収拾つかなくなるよ」

ファイヤーエンブレム(以下F)「うれしいわあ。わたしって愛されてるわね」

新「ファイヤーエンブレムさん、今日のお洋服もステキですね」

F「あら、うれしいこと言ってくれるじゃなぁい!」

T「新人くんはファイヤーエンブレムのファンなんだよねー?」

F「あら、ホントに? こんなかわいいファンがいたなんて、とってもうれしいわ!(と頬にキスする)」

新「うわああ! ありがとうございます!」

T「……ファイヤーエンブレムにキスされて喜んでる奴、はじめて見た……」

長「普通にセクハラだよな」

F「なによ、頬にキスくらい挨拶じゃない! ワロージャ(ウラジーミルの愛称)にもしてあ・げ・るっ」

長「いや、もうホント勘弁してください」

T「バラさんの敬語www かなりレアww」

 

T「ていうか、さっきからバニーちゃん一言もしゃべってないけど、大丈夫?」

B「ええ、大丈夫ですよ」

T「え、バニーちゃん牛乳飲んでるの? ここロゼあるよ」

B「いえ、ちょっとこの前失敗したので、今日はお酒控えます」

T「失敗?」

長「先月号のバーナビー面白かったんだよ。タイガー、先月号読む?」

B「やめてください!」

T「えー、バニーなに言ったの、ちょっと見せて」

B「もうほんとにやめてください!(と無理やり先月号を奪い取る)」

T「え、なに? そんなに? すんげえ気になるじゃねーか」

長「いや、俺も先月号のバーナビーの発言を見て、ちょっと反省したよ。バーナビーも大変だな。読者には対決しろって言われたけど、俺の中でバーナビーへの恨みは霧散したから、みんなの期待には応えられないと思うわ」

T「つーか、そもそもなんでバラさんはそんなにバニーちゃんを目の敵にしてたの?」

長「いや、なんとなくムカつくじゃん、バーナビーって」

T「理不尽すぎるww てか、本人目の前にして『なんとなくムカつく』とか無いわw」

長「いや、仕方ないだろ。バーナビーは同性に嫌われるタイプだって!」

T「…まあ、バニーちゃんのファンって女の子ばっかりだもんなあ」

F「そうねえ。ハンサムで金持ちってなったら、まあ同性にはモテないわね。でも同性のファンが多いほうがこの仕事長続きするわよ。長く応援してくれるから」

B「はあ、そうですか」

T「すごい本人全然興味ない! 野郎のファンはいらないってか」

B「だって同性に嫌われるタイプらしいので、どうしようもないじゃないですか」

F「あらー、そんなのプロデュース次第よぉ。同性に好かれるようなイメージを押し出していけばいいのよ! 私がプロデュースしてあげようか?」

T「ていうかファイヤーエンブレム自身は同性に人気あんのかよ!」

F「あら、私は結構、女性のファン多いわよ」

T「……ですよねー」

長「よし! 今日はバーナビーに男性ファンができるように緊急会議だ!」

F「まあ、いいわね! 私、がんばっちゃう!」

B「…え…いいですよ、そんな…」

長「しかし、男にモテる男ってどんなだろうな…。意外と難しいぞ」

T「バニーちゃんが『いいです』って言ってることについては、完全スルーなのな…」

長「意外と男に人気のある芸能人とか思いつかないな…」

F「あらぁー、目の前にいいのがいるじゃない! 数多のオヤジどもを誑かして、賠償金にまみれながらも十年ヒーローやっちゃえてる男が!」

T「やめて。なんかその言い方変な風に聞こえるからやめて」

長「たしかに、タイガーは男に人気があるよな」

T「うーん。そうかな?」

B「むしろ男性にしか人気がないでしょう」

T「うわ……今なんか、久々にイラってきたよ、バニー」

B「僕は女性に人気があって、あなたは男性に人気で、僕らはバディーとして最高にバランスが取れてると思います」

長「あれ? ツンだと思ったらデレだったww」

F「でもタイガー最近女性にも人気あるのよ? このままだとバランス悪くなると思うわ。ハンサムも男性人気考えたほうがいいわよ」

B「そうでしょうか……」

長「ちょっとやる気を見せはじめた!」

F「そうよー。こんなオジサンでも見習うべきところは多少あるわよ」

T「多少ってなんだよ!」

長「要はタイガーの真似をすればいいってこと?」

B「じゃあガニ股で走ったり、階段を使わずに壁を突き破って突入したりすればいいんですか」

F「……まあ、ハンサムがガニ股で走るってのも面白いとは思うけど、ちょっと違うわね。タイガーの売りは、ずばり隙があるところだと思うの!」

T「…はぁ?」

F「タイガーってね、黙って立ってれば見た目はそんな悪くないのよ。ヒーローとしてもね、仕事に誇り持ってるし、熱いし、そういうところ、本当はもっとかっこよく見えてもいいのよ。でもそれこそガニ股で走るし、口を開けばオヤジ臭いし、ダメなところが先に目に付いちゃうわけ。そういうところが同性から見ると安心するし、異性から見るとチャーミングに見えるのよ。ハンサムは隙が無さすぎるわ!」

T「え? 今オレ褒められたの? 貶されたの?」

長「多分褒めてるように見せかけて、貶された」

F「ハンサムは頭よくて、金持ちで、あだ名がハンサムっていう鼻につくくらいのスペック持ってるから、『この子大丈夫かしら』って思わせるぐらいの隙を見せなきゃダメよ」

長「あだ名がハンサムww」

B「ファイヤーエンブレムとブルーローズくらいしか呼んでませんけど」

F「まあ、ハンサムって呼ばれて返事しちゃうところとか、ある意味隙かもしれないけどね」

T「でもバニーちゃん、結構『この子大丈夫か』って思わすよ? オレハラハラするもん」

F「それは単純にハンサムがあんたには隙を見せてるってだけよ。ハンサム、仕事の上では隙見せないでしょ」

T「うーん? まあ、テレビの前では気取ってるもんな」

B「……具体的にどうすればいいのか全然分かりません」

長「屁とかこけばいいんじゃね?」

B「なっ……」

T「急に何言い出したのこの人ww」

長「バーナビーも屁くらいこくだろ。だから取材中とかヒーローTVの中継中とかに屁をこくんだよ。人間らしくていいじゃん」

B「ぼ、僕におじさんのように、人前で屁をこけというんですか!!?」

T「だっ、お前、なに言ってんだよ! オレだって人前で屁なんかこかねえよ!」

F「んー、なんかいまいちねえ。人前で屁をこくようなデリカシーのなさは、タイガーとキャラが被っちゃうわ」

T「だからこかねえって言ってるだろ!」

長「いや、イケるって! 取材中に屁をこくバーナビーは男にウケるって! よし、バーナビー、今ここで屁をこけ」

B「何言ってるんですか! そんなことできません! だいたいそんな急に……出るわけないでしょう!」

T「炭酸のめ、炭酸。マスター! シャンパン持ってきて!」

F「これだからイヤなのよ、オヤジは…。ねえ?」

 

(結局シャンパンを飲まされているバーナビー)

T「そろそろ出そう?」

B「殴ってもいいですか?」

長「お前ら仲いいなー(と口を尖らせる)」

T「またバラさん不機嫌になってきたw」

長「実際、ヒーローってみんな仲いいの?」

T「仲いいよー」

長「こういう時、『仲いいです』っていう奴らに限って、すんげえ仲悪かったりするんだよ」

T「なんでいつもそういう風に言うかなー」

長「だって年齢とかもマチマチじゃん? そんな話合わないだろ。タイガーとか女子高生となに話すんだよ」

F「あらー、タイガーとブルーローズは仲いいわよー」

T「そうかな? まあ、昔よりはね」

長「ファイヤーエンブレムは誰と仲いいの?」

F「そうねー。まあ、女子組は結構仲良くしてるわよ。一緒にご飯行ったりとか」

長「お前ら二人は誰と仲いいの?」

B「僕はタイガーさんですね」

T「オレはロックバイソンかなー。付き合い長いし」

長「……お前な、そこはバーナビーって言ってやれよ! 今の流れだったらバーナビーって言うしかないだろ!」

T「へ? バニーちゃんとも仲いいよ?」

長「バーナビー、なんか、俺が悪かったよ。今日は飲め! オレのオゴリだから!」

新「いや、経費清算ですよね。変な見栄張らないでください」

T「新人くん、久しぶりに喋ったな。いるの忘れてたよ」

F「ちょっと、タイガー! 私のシモンちゃんに失礼なこと言わないで!」

T「あれ、いつの間にか仲良くなってる…」

B「あえて触れなかったんですが、ファイアーエンブレムさん、ずっとソシュールさんのお尻揉んでました」

T「……新人くん、イヤなことはイヤって言っていいんだよ?」

新「いえ、光栄です!」

F「シモンちゃん、ホントかわいいわ。この後、二人で飲みに行く? もちろん私のオゴリで」

新「いいんですか?」

T「おい! お宅の新人くん、ヤバイぞ! 喰われちゃう!」

長「でも本人嫌がってないから」

F「ねーねー、わたしたちこの後予定あるからそろそろお開きにしてほしいんだけど」

新「じゃあ、そろそろ閉めましょう! お疲れ様でした!」

T「えー、まだバニーちゃん屁こいてないのに……」

B「だから! そんなことしないって、言ってるでしょう?」

長「えー、まだ俺ボトル一本しか空けてないのに」

T「いや、それは十分だろ。なにウォッカ一本まるまる空けちゃってんだよ」

F「もういいわ。オヤジたちはほっといて、行きましょ、シモンちゃん。じゃあお疲れー」

新「お疲れ様です!」

 

 その後、バーナビーさんにメールで確認したところ、オジサマたちにバーナビーさんは延々シャンパンを飲まされていたようですが、結局屁をこいたのかどうかは教えてくれませんでした。(シモン・ソシュール)


 
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