No.311501

海へ行こう!『今度は二人きりで』

珍しくノーマルCPで書きました。リレー小説企画第一弾のものです。青エクのしえみちゃんと燐のお話です。

2011-10-02 17:17:32 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3934   閲覧ユーザー数:3933

『今度は二人きりで』

 

 

「おっ…!か、可愛いな…!しえみっ!」

 

「あ、ありがとッ!」

 

私は今、夏真っ盛りの海で

水着を着て燐にお披露目してます。

とっても嬉しいです。

なぜなら今日はーー…

 

~回想~

 

「えぇ!?一日だけ休みあるん!?」

 

「はい。塾も学校も休みの日が一日だけありますね。」

 

「しえみ、お前その一日なにすんだ?」

 

私はそう聞かれ返答に困った。

だって予定なんて無かったし、何処へ行くかも決めてなかったから…

みんなどこかへ行くって決めてるのに

一人だけ行くところないなんて、変だよね?

 

「えー…そんな急に言われても行く場所なんてないわよ?」

 

「…そーや!夏やしプールいかへん?!」

 

え!?出雲ちゃん、絶対どこか、バカンスにでも行きそうなのに…

って、そこじゃなかった!

志摩君、ぷ、プールって!

 

「おい、志摩!お前は水着みたいだけやろ!」

 

「ちぃっ!ばれてもうたか!」

 

あ、でもプール行きたい…どうしよう…

 

「ねぇ、言い出したのあんた(志摩)なんだから、連れてきなさいよ!」

 

「お、おい!プールよりも海の方がキレーなんじゃねえの?」

 

出雲ちゃん…!なんて堂々と…!え、燐?海なんて…

あ、でも燐とおよげる…?

 

「わ、私も!私も海に賛成ッ!」

 

「…じゃ、海に決定やな!

で、人数は今ココにいる祓魔塾のみんなでええか!?」

 

ここにいる祓魔塾のみんなか…

山田くんと…えーと誰だっけ…

もう一人はお休みだから…

 

「雪男もいいよなっ!」

「じゃ、僕もついていきますよ」

 

 

 

ゆきちゃんも行くんだ!

みんなでお出掛け(?)って

楽しそうだな!

 

「では、また明日!」

 

~回想終了~

 

一日の休みだから!

 

て言う訳で、今私燐に水着お披露目してます!

 

「あ、出雲ちゃん!」

 

「何?」

 

「その水着。似合ってるよ!」

 

「なっ、…あ、ありがと。////」

 

出雲ちゃん、真っ赤だ!

 

「お、杜山さん!かわええなぁ!」

 

あ、志摩くん。

 

「おいおいおい!志摩!さわんなよ!……しえみは俺のだから。」←最後小声

 

燐暴れたら危ないよ……

 

「ブホォッッッ!!!」

 

「うわっ!坊!!汚いですよ!」

 

「わ、わリィ!」

 

わわっ!勝呂君、ジュース吹いちゃった!タオル持って

行ってあげなきゃッ!

 

「あ、あの!勝呂君、タオルっ!」

 

「…ありがとう///(やべぇ、可愛すぎるやないか!)」

 

勝呂君、なんか顔が赤いなぁ。

熱でもあるのかな?

 

「……なぁ、しえみ。一緒に泳ごうぜ!」

 

「わぁっ!り、燐。いいよ、一緒に泳ごう!」

 

「俺も行くで~!」

 

「し、志摩ァ!お前はここ残ってろや!」

(杜山さんがあんなに幸せそうな顔しとんのに邪魔できん)

 

「嫌や!俺は杜山さんの泳ぐ姿…」

 

「志摩。杜山さんと奥村君、どうなるか。見とぅないか?」

 

「せやけど…」

 

「せやけど、なんや?いうてみぃ?」

 

「拳を作りながら言わんとい、ぎゃあぁぁ!!!」

 

この直後志摩君は勝呂君の拳で

ノックアウトされたそうな……

 

…岩陰…~休憩中~

 

「燐、なんか志摩君が叫んでるよ?」

 

「ははっ、面白そうだな!」

 

「そうかなー?」

 

せっかく2人きりだし

ずっと思ってたこの気持ち伝えたいな…

燐の事好きって…

 

「…(燐は私の事、どうおもってるんだろう?)」

 

「…?どうした、しえみ。」

 

「!な、なんでもないよっ?///」

 

やっぱり

言える訳がない、燐の事が好きなんて…

 

「…あのさ、具合悪いのか?様子変だぞ?」

 

「違うよ、ちょっと考え事!」

 

「…」

 

あれ、私なんかいったかな?

 

「り、燐?」

 

「せっかく二人になったんだから、考え事なんてしてねーで遊ぼうぜ?//」

 

「!!な、なんで、そんな事…?/////」

 

そんな事言ったら、私…

 

「いや、その、な?あのー…えー…しえみ!お前が」

「好き//////」

 

自惚れちゃうよ?

 

「、ふっ、あははは!しえみ、同じ事考えてんじゃんか!はは!」

 

「え、え?!」

 

自惚れてもいいの?

 

「だーかーらー!」

 

その後の言葉を聞いたらきっと

私はー…

 

「俺もしえみの事好きだっていう事だよ!/////」

 

きっと私は変わってしまう。

 

「ほ、んとう?」

 

「おう!」

 

「本当に?」

 

「、おう。」

 

「本当に本当に本当に本当?」

 

「だー!そのパターンヤメロ!」

 

「あはは!て、いうことは///」

 

 

「「両想い?////」」

 

あはは…今までの苦労(?)は、

なんだったんだろう…

 

「お、そろそろ約束の時間だぜ!行くか!」

 

「うん!…燐。」

 

「?」

 

 

 

今度は二人きりで。


 
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