No.309569

真・恋姫✝無双 ~平穏への歩み~ 5

yotty108さん

あれっすね今更だけど、真名って大切だよね。
真名がなかったら董卓って言われて真っ先に出てくるのが、あの豚みたいな董卓だし・・・・・・・・・・・

2011-09-29 16:10:00 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2087   閲覧ユーザー数:1168

注意書き

・オリキャラで進めています。なので、北郷一刀は出てきません。

 (自分の空想、妄想なので一刀のイメージが壊れてしまいそうだからです)

・キャラ崩壊があるかもしれません。

・小説とかあまり読んでなく、語学は苦手です。

・ほぼ気分転換とノリで書いたものです、つづくのだろうか・・・・

 

 

 

 

~とある部屋~

 

 

詠「さぁ、一通り屋敷のなかは案内したわよ」

 

 

本当に現代じゃ見られないものばかりだった。

竹簡なんて初めて見たし、ガスではなく薪を使ってた。

なにより、建物のとかの雰囲気が違い過ぎる。

 

 

詠「これで、私の言った事を信じてくれる?」

 

 

手錠に付いている縄は、今は部屋の柱に結ばれている。

屋敷の中を歩いている間、誰一人ともすれ違わなかったからよかったけど、もし誰かに見られたのではないかと考えると赤面ものだ・・・・・・・

 

 

兵藤(なんか、犬みたいに扱われている気が・・・・・・・)

 

 

兵藤「そうだね、信じるしかなさそうだ・・・・・・・・・」

 

 

詠「そう、じゃあ貴方はこれからどうするの?」

 

 

兵藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

詠「見ず知らずの土地で生きていけるのかしら?」

 

 

兵藤「・・・・・・・・・・・・・・・無理です」

 

 

詠「そこで話なんだけど、貴方ここで住み込みで働かない?もちろん出ていきたいならいつでも出て行っていいわよ」

 

 

兵藤(もしここが本当に見知らぬ土地で、オレの考える最悪の場合だとするなら、今はとにかく落ち着ける場所が必要だな・・・・・・・・・・)

 

 

兵藤「うん、今のオレにはどうする事も出来ないし、お言葉に甘えさせてもらうよ。

けど、どうして見ず知らずのオレに優しくしてくれるんだい?」

 

 

詠「??単純に貴方に興味があるだけよ」

 

 

兵藤「!!!!!えっ、あ・・・・いやオレは・・・・・・」

 

 

詠「なんで、そこで顔を赤くすんのよ!そういう意味じゃないわよ!!あんたの持っている物とかの事よ!!!」

 

 

 

そう言う彼女も顔を少し赤くしながら、オレの手錠を外してくれた。

 

 

詠「それじゃ、これからよろしくたのむわね。兵藤」

 

 

兵藤「あっうん、オレ君の名前・・・・・・・・」

 

 

詠「名乗って無かったわね。僕の名前は賈詡、姓は賈、名は詡よ、字は文和。

董卓の軍師よ、」

 

 

兵藤「賈詡!!!てか、とぉぉたくぅぅぅぅ!!!!!!!」

 

 

おいおい、董卓って言ったら暴政の限りをつくした魔王じゃないか

 

(わしの酒池肉林がぁ~)

 

なんだろう、変な声が頭の中に・・・・・・・・・

それよりいいのか?董卓だぞ、てか本当に董卓なのか?もし本当に董卓ならここは三国志の舞台!?!?

 

 

考えていた、恐れていた事態を軽く超えられてしまった・・・・・・

 

 

詠「あら、やっぱり僕達の事知ってるのね」

 

 

兵藤「知ってるって言うか・・・・・・・なんていうか・・・・・・・」

 

 

詠「まぁいいわ、時間はいっぱいあるのだから、これからはあなたの知っていることを少しずつ教えてもらうから」

 

 

兵藤「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

詠「どうしたの?そんなアホみたいに口をポカンと開けて。もしかして、出て行きたくなった?いいのよ、出て行っても。路頭に迷って死ぬのはあなただけど」

 

 

不敵な笑みを浮かべる賈詡

 

 

兵藤(それじゃあ、最初からオレに選択肢はないんじゃないのか・・・・・・・・・・)

 

 

兵藤「いえ、ここに居させてください・・・・・・・・・・・」

 

 

詠「うん♪、それでよろしい」

 

 

董卓軍で働くことになって落ち込んでいる中、部屋の扉が開く。

 

 

「こんなところにいたのですか!!」

 

 

「・・・・・・・・・・・・・詠、動物達の引っ越し終わった」

 

 

最初に出会った二人の娘が入ってきた。

 

 

詠「そう、こっちも話がついたところよ。ほら、あいさつしなさい」

 

 

 

兵藤「えっと、兵藤 新です・・・・・・・」

 

 

「姓が兵、名は藤、字は新ですか??変な名前なのです。ねねは、姓が陳、名は宮、字は公大なのです」

 

 

兵藤「えっと陳宮でいいのかな?(こんな小さい子が?)えっと僕の名前を君達風に言えば姓が兵藤、名が新で、字はないかな?」

 

 

音々音「字がないですと!?ますます変な奴なのです・・・・・・」

 

 

詠「変な名前だとは思ってたけど・・・・・・・・・まさか真名もないの??」

 

 

兵藤「真名?何それ??」

 

 

『!!!!!!!!』

 

 

詠「あんた命拾いしたわね。真名っていうのは、自分が認めた相手、心を許した相手にだけ呼ぶことを許した名よ。もし、許されもしてないのに呼んだのなら首を刎ねられても文句を言えないほど大切なね」

 

 

兵藤「そんな、危険なきまりが・・・・・・≪ガクガク、ブルブル≫」

 

 

兵藤(怖ぇ~、これからは人の名前呼ぶ時は気をつけなくちゃな・・・・・)

 

 

クィクィ

 

 

服を引っ張られ、振り向くと赤毛の娘

 

 

「恋は・・・・・・・・・姓は呂、名は布、字は奉先・・・・・・」

 

 

兵藤「・・・・・・・りょ・・・呂布??」

 

 

恋「・・・・・・・・≪コクリ≫」

 

 

(りょ、呂布だぁああああああ~)

 

 

音々音「恋殿の名を聞いて、さらに血の気が引いたのです」

 

 

当然だ。なにしろ今、僕の目の前に天下の飛翔軍呂布がいらっしゃられるのですから・・・・・

 

 

オレの人生はどうなるのだろう・・・・・・・

見知らぬ世界にたち、まさかの董卓軍に拾われ、今はその董卓軍の重臣が目の前にいる。

夢なら直にでも覚めてほしいものだ。

 

 

 

 

「ふつつか者ですが、よろしくお願いします・・・・・・・・・・」

 

 

(オレ、本当に生き残れるのかな・・・・・・・・)

 

 


 
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