No.302676

君は微睡む…act4

うにょさん

幻想水滸伝 Wリーダーの冒険 (2主人公=マオ・1主人公=ナチ) 続き物です。幻想水滸伝新作の発表にうおおおおおっ!!となってます。ということで(?)別作業中だというのに続きをアップしてしまいましたw Wリーダーの他、幻想水滸伝2の108星の二人がちらほらと見切れてます。一人はすぐわかると思いますが、もう一人は…さて…?

2011-09-18 17:54:51 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:641   閲覧ユーザー数:641

 男が紹介してくれた『風月亭』は、市の立つ通りを抜けて10分ほど行った場所にあった。

 古びた造りの扉を開けると、さほど広くないが明るい感じの食堂に、多数の客がひしめいている。

「あらあら、かわいいお二人連れだこと」

 わざわざカウンターから出て迎えてくれた女将は、ふくふくした感じの笑みを絶やさない中年の女性だった。少年二人だけで旅をしていると知り、それでは何かと大変だったろうと同情してくれた女将は、宿で一番良い部屋をマオ達に提供しようと言ってくれた。

「良いですよ、普通の部屋で。あまり高い部屋だと宿賃払えなくなるし」

 シュウが用立ててくれた金に加え、馬二頭まで売ったので、路銀はたっぷりすぎるほどにあったが、無論それを使い尽くすつもりなどない二人は、穏便に辞退しようとするが、女将はまるで取り合ってくれなかった。

「そりゃあもちろん、普通部屋の料金で良いんだよ。こっちがしたくてそうさせてもらうんだからね」

「え? でも……」

 二人が戸惑っていると、女将は太い腰に手をあてながらころころと笑って見せ、きっぱりと決め付けた。

「あんまり遠慮しすぎるのって良くないよ。そういう子供ってのは可愛くないんだからね!」

 

 

 宿の食堂でたっぷりと食事をとった後、二人は腹ごなしをかねてのルルノイエ見物に出かけた。

 街中あちこちを見て歩いて、最後に皇宮に行き着いた頃には、すでに夕の陽が足下に黒い影をつくる時間だった。

 市場で貰った林檎をかじりながら、少年達は堀端に巡らされている欄干に肘をつき、かつて戦いの場となったその宮殿を眺める。

 巨大な廃城は、在りし日の豪奢さと賑わいがまるで嘘のようにしんと静まりかえり、辺りにもまるで人の気配すらなかった。

(なるほど、こんな様子じゃあ、妙な噂も立つだろうな)

 ここにくる前に街中で仕入れた噂話をマオは思い出して、苦く笑う。

 戦で死んでいった者達の霊が恨みの言葉を呟きながら皇宮内を徘徊しているとか、金色の狼が庭園をうろついていたらしいとか──皇宮に纏わる様々な噂が、街中の至るところでまことしやかに流されていたのだ。

 だがどれをとっても、その信憑性は薄いようにマオには思われた。

 何故ならば、城門から皇宮全体にかけての広い範囲には、封印が施されているからだ。

 それもただの封印ではない。常人の目には映らぬが、魔力あるものが見れば一目瞭然、蟻の子一匹の侵入も許さぬ程、厳重に封じられている。

 なにしろデュナン統一戦争で活躍した大魔術師メイザースが、宿敵クロウリーと対決する前の腕試しとして、ことさら念入りに施していったものだったから、その効果は絶大だ。

 ちょっとやそっとの魔力を持つぐらいではどうすることも出来よう筈がなく、皇宮内への侵入は、限り無く不可能に近い。

(やっぱり噂は、単なる噂なんだ……)

 そうに違いないと、マオは自らのうちに結論づけた。それでいて、すっきりとしない気分に微かな不快をおぼえる。

 残念、と……、どこかで思ってしまっている自分に、うっかりと気付いてしまったのだった。

 そんなマオの心中を察しでもしたように、ナチが言った。

「なんでも、皇王ジョウイとクルガン、シード達の姿を、城内で見掛けたっていう話もあるってさ。中に入ってみようか、マオ。気になるだろ?」

「いや、それは……」

 マオはためらい、苦笑しながら首を左右に振った。

「たしかにナチさんと僕とで力をあわせれば、封印も解けるかもしれないけど、解いたらまた封じなきゃならなくなるし……」

 言い訳じみて並べられた理由の本当の意味は、わかりきっている現実と直面して、終には失望することを避けたいと言う消極的な逃げだった。

「元どおり封印出来るかどうか、ちょっと自信ないな……」

 マオが浮かべた曖昧な笑みを、ナチは謙遜からのものと受け取ったようだった。

「なに言ってんだろうね。始まりの紋章の持ち主が──」

 呆れたようにナチは笑い──だが次の瞬間、ハッとしたように表情を厳しくする。

「ナチさん……?」

 どうしたの──と聞く間もなくナチが身を翻し、手にしていた林檎を勢い良く放り投げた。

 いまだたっぷりと果肉を残していた果実は、するどい勢いで空を飛んでいき、やがて到達した点で炸裂する。

「ぐぉっ……!?」

 押し殺したような悲鳴。ついで地面を平うつような音。どこかで何者かが尻餅でもついたらしい。

 マオが呆気に取られていたのはほんの一瞬──すぐさまトンファーを手に、ナチと背をあわせるようにして身構えた。

 明らかに自分達に向かってのものと知れる害意を感じ取り、少年達が薄闇に目を凝らすと、いつの間に近付いていたものか、だだっぴろく広がる石畳上に、武器を手に低く腰を落とす影がバラバラと散らばっていた。

 ナチの先攻に臆したよう遠巻きにしていた影達は、やがて気を取り直したようにじりじりと輪を詰めてくる。

「何者だっ!?」

 厳しい声音で、マオが叫んだ。

 応えるように、のそりとあばた面をした大男が進み出てくる。二人の目の前に腕組んでたちはだかり、凄むような目線で見下ろしてきた。

「なんのつもりだ、てめえ……。危ねえじゃないか、あんなもの投げやがってよ」

 ドスをきかせた低い声に動じる様子も見せず、ナチがフンと鼻を鳴らした。

「そっちこそ、もっと危ないもの投げようとしてたじゃないか。あいつは僕らに向かって矢を放とうとしてた。だから撃たれる前に、矢をはね飛ばしてやったんだ」

 言いながら少年が指差すその方向に、腰をさすりながら立つ男が居る。足下に転がるボウガンこそが、マオ達を狙っていたものに違いなかった。

「なんのことかねえ?」

 とぼけた様子で男は肩をすくめてみせ、いやったらしい笑みを口許に浮かべながら、値踏みするように少年達を見た。

「ちょっと小耳にはさんだんだけどよお。てめえら、あの『風月亭』で一番いい部屋に泊まってるってな? ガキのくせに随分金持ってんじゃねえか。ちょっとで良いから、俺等に貸してやってくれよ」「そうそう。子供にはそんな大金いらないだろ。俺等に預けてくれたほうが、有効に使ってやれるってもんよ」

「有効…ねえ……、どうだか……」

 呆れ声で繰り返して、ナチは小さくマオだけに聞こえるように言った。

「どうやら君のこと知ってて絡んできてるわけじゃないらしいね」

「そういえば、馬を売った宿場の辺りで、あいつを見掛けたような気がする。きっとあれからずっと着けてきてたんだ」

 ナチに頷き返しながら、マオはようやく闇になれて来た目で、路上に集まっている男達の数をざっと数えてみた。

 背後にある城堀以外の3方向に、4~5人ずつ。おそらく20人近くはいるに違いない……。

「悪い事は言わねえ。おとなしく財布置いてきな。そしたらこのまま無事に帰してやるよ」

「嫌だって言ったら?」

 面白がっているようなナチの物言いが気に触ったらしく、男の額には太い青筋が浮き上がった。

「嫌ならここでたたんでやるよ。いや、それとも二人そろって可愛がってやろうか。俺等はべつに男でも女でも、気持ち良く楽しめりゃあいいんだよ」

 卑猥げな意味合いのこもった男の台詞に追従するように、下卑た忍び笑いが辺りの薄闇の底からわき起こる。

「だってさ、マオ。どうする?」

「たたまれるのも可愛がられるのも、僕は嫌だ」

 のんびり構えている少年達のやりとりに、男達は苛々を募らせたように殺気立った。

「なんだいコイツ等!? 面倒くせえ、とっととやっちまえ!」

「その生意気な口を、二度ときけないようにしてやるっ!!」

 あちこちから怒声が飛んで、それを掛け声にしたように、数人がまとめて飛び掛かって来た。

「どおりゃあーっっ!!」

 右左からバラバラに振り降ろされてきた棍棒を、マオはトンファーでがっちり押さえ、跳ね避けた。 次の手が放たれる前に両者の間をすり抜け、背後から振り向きざま、その後頭部の急所を狙う。

 ガツッと鈍い音が響き、影が二つ、声なく崩れ落ちた。

「たった二人相手に、何人がかりでくるんだよ!」

 苛ただしげに舌打ちしながら、ナチが数人をまとめて薙払う。その背後から、あばた男が近付いて、棍をむずっと鷲掴んだ。

 しかしナチは、先刻男の動きを承知していた。棍に込められた力を逆に利用して空に舞い、高い位置からの足蹴りを、穴ぼこだらけの顔面にくらわせた。

 ぐえっとアヒルがつぶされたような唸り声をあげ、男が地べたに転がる。

 リーダー格の男がつぶされたことで、男達の中には一気に怯んだような気配がひろがった。

「チャンスだよ、ナチさん、逃げよう」

 マオの促しに、ナチが頷く。

「うん。じゃ、行こうか」

 退路を塞ごうとする敵を、打ちのめしながらの会話だった。

 そのまま彼等は薄くなった一方の囲みを突破してひた走り、やがて見えきた市場の人込みの中へと飛び込んでいった。

 となると、もはや身軽さと敏捷さで遥かに勝っている少年達に、愚鈍な大男達が追いつける筈も無かった。

 市の雑踏を目の前にして、追いすがってきた数人が諦めたように立ち止まる。

「くそぉー……、うまいこと逃げやがったぜ」

「大丈夫だって、宿がどこかは調べがついてるんだからよ」

「まあそうだな。まずは、態勢たてなおしてからでも……」

 うっぷんばらしのように石を蹴り上げながら男達が漏らした言葉を、通りすがりにその脇をすり抜けた青年が、実はしっかりと聞いていた。

 市に入ってすぐのところに立つ道具屋のテントの前で青年は立ち止まり、人待ち顔をつくりながら、さりげなく、引き上げていく男達の背を見送った。

「ようやく追いついたと思ったら、さっそくにトラブル引き寄せやがったか、あいつら……」

 呟く口許に、微苦笑が浮かんでいる。

 青年は、マオ達が消えた市の雑踏と男達の去った方向を見比べて、ちょっと考え込んだ。

「仕方ないな……」

 肩をすくめてみせてから、市場とは反対方向に向かった男達の後を追って歩き始める。

 その整ったマスクと運河を渡る風がはためかせる青いマントに、辺りの女達が熱心な視線を送っていたことに、青年はとうとう気付くことはなかった。

「宿を変わりたいって……、どうしてだい?」

 外出から帰ってすぐ、マオ達は他の宿を世話してほしいと、女将に頼み込んだ。

 いきなりそんなことを言われても……と、女将はほとほと困った様子で片頬に手をあてていたが、やがてためらうようにしながら、少年達に訊いて来る。

「……うちの客が、あんたらに何か悪さでもしたかい? それとも部屋が気に入らないとか──?」

「いえ、そういうことじゃなくって……」

 この人の好い女将に、あまり余計な心配をかけたくはなかった。マオはもごもごと口ごもる。

「街で……、柄の悪そうな男達が絡んできたんです。なんとか振り切って逃げてはきたけど、でもあいつら、僕らがここに泊まってるってこと、知っているみたいだから」

 このまま宿泊していると、迷惑がかかってしまうだろうと、ナチが遠慮がちに説明をするが……、

「なんだ、そんなことかい」

 まるで何でもないことのように、女将はけろりとして言った。

「しょっちゅうあることだよ。ハイランドが敗戦して新都市同盟に統合されてから、もう一年以上も立つけど、まだまだ同盟に馴染めない連中が沢山いるのさ。特にハイランドが勝つ方に賭けて流れてきた傭兵なんかはね。ここらで戦争が起こるってことはもう当分なさそうだし、かといっていまさら同盟に行って雇って貰えるとも限らないしで、暇といらいらを持て余したごろつきどもが、旅人や行商人相手に乱暴を働いて金を脅し取ったりするんだ。だからたいていの宿屋では用心棒を最低2~3人は雇ってる。うちには強いのが揃ってるから安心さ、大丈夫だよ」

「でも、あまりご迷惑をかけるわけには……」

 困ったように少年達が顔を見合わせているところに、一人の男が、宿の扉を押して入ってきた。

「おや、お帰り。今日はいつもより遅かったんだね」

 いそいそとカウンターから出て男を迎えた女将は、男が手にしていた荷物を受け取りながら、ニッコリと笑いかける。

「ああ、ちょっとばかり、市場の連中とこの先の店で飲んでたんだよ」

「またろくでもない噂話に花を咲かせてたんだろ。どうせなら、市の連中をうちに連れて来ておくれよ。それでも少しは売り上げの足しになるんだから」「今日は売り上げに貢献したろ。一組お客さんをご案内したんだから」

 女将とそんなやりとりをしながら男は辺りを見回して、そうしてようやくそばに立っている少年達の存在に気付いたようだった。

「おお、坊っちゃん達、居たのかい」

 ニッと歯を見せて笑ったその男は、昼に市場で出会った果物屋、この『風月亭』を紹介してくれた当の本人だった。

 男はヤンと名乗った。なるほど熱心に勧めてくれた筈で、どうやらこの『風月亭』は、ヤンの妻が経営する宿屋であったらしい。立派な宿屋の主人であるにもかかわらず、果物屋などを営んでいるのは、女将曰く、道楽なのだそうだ。なるほどそれであんなにおまけしてくれたのかと、マオはようやくにして納得した。

「どうだね? この『風月亭』の居心地は?」

「それがねえ……」

 と、少年達のかわりに女将が答え、溜め息まじりに続ける。

「この子達ってば、宿を変わりたいっていうんだよ。どうやら街でごろつきどもに絡まれたらしくってね。でもこの宿に居る限りは大丈夫だって、今ちょうど説明してたところだよ」

「絡まれたって?」

 驚いたように目を見開いて後、ヤンは眉をひそめた。

「……そりゃあ難儀だったね。でもうちの客と知って、喧嘩売ってくるような馬鹿はそうそういない筈なんだがねえ……」

「そうだよあんた達、今晩は安心して休んでくれて大丈夫だよ。こうは見えても、この人はハイランド軍で小隊長を勤めていたほど腕が立つんだからね。うちにいる用心棒達だって、元はこの人の部下達だし。そこいらの宿に泊まるより、うちに居た方がよっぽど良いよ」

 口々に熱心な説得を受けてしまうと、マオ達もなんとなくこれ以上断るのも悪いような気分になってくる。

 どうしようかと話し合った上で、とりあえずハイランドに居る間はこの『風月亭』に腰を落ち着けようということになった。

「よろしくお願いします」

 揃って頭を下げる少年達に、ヤンは笑いながら、グッと腕に盛り上げた力瘤をぽんと叩いて見せた。

「もちろんだとも。一晩ゆっくりとくつろいでってくれよ。馬鹿な連中が来たら、この手でこてんぱんにやっつけてやるからさ!」

「たのもしいな」

 顔つきの温和さと表情や言動のひょうきんさに騙されて、初対面の時にはまるで気付かなかったのだが、ゆったりと構えているその立ち姿を良くみると、さすがに元小隊長だけあって、なかなかにすきが見当たらない。

(ゲンカクじいちゃんから、気難しさをとって若くしたら、こんな感じだったかもな)

 かつて目にしていた祖父の物腰を思い起こさせる部分があるような気がして、マオは嬉しくなった。

 自分がマオの観察の対象になっていることなどまるで気付かないヤンは、胡麻塩のように白黒散った頭をがしがしと掻きながら、ぼやいた。

「しかし街のちんぴらどもには、ホント困ったもんだ。皇王ジョウイ殿がいらした頃は、こんなことなかったんだがなあ……」

(ジョウイ……!?)

 その響きを聴いて、マオの心臓は跳ね上がった。

 もともとハイランド国は『彼』が治めていた国だった。どこかでその名を聞くこともあるだろうとそう期待していたのに、意外にもほとんど耳にすることはなかった。

 もちろん『彼』の噂は、あちこちで流されていたのだ。だが人々は、『皇王』と、『簒奪者』と、『彼』のことを呼び、まるで忌避すべきことであるかのように、その名を口にすることを避ける様子だった。

 女将までもが、声をひそめるようにして言う。

「ちょっとあんた、その名を口にするのは不謹慎だよ!」

 軽く背を小突かれて、ほろ苦いような笑みを浮かべながら、ヤンはまた頭を掻いた。

「そうは言うがなあ……、でも皇王殿は本当にハイランドのことを考えて下さってたんだぞ。皆が噂するみたいに、悪い方じゃなかった」

「あんたはホント、ジョウイ様贔屓だったからねえ。その気持ちもわからないではないけど、あまり人前でその話をするのは止したようが良いよ。新都市同盟への批判って思われたら、きっと面倒なことになるよ」

「ああ、そうだな……」

 疲れたようにヤンは笑って、さてまずは風呂にでも入ってこようかね、などと呟きながら、店の奥へと消えていった。

「ごめんよ、坊っちゃん達。今のあの人の話、聞かなかったことと忘れておくれよ。実はあたし達、もうずいぶんと前に子供をなくしててね。その子が生きてれば、ちょうど皇王ジョウイ様と同じぐらいの年だったんだよ。そのせいもあってだろうね……、あの人は、皇王ジョウイ様にものすごく入れ込んでてねえ……」

 ヤンの背を見送りながら、女将はホッと溜め息をついた。

「……なんて言っても、あんた達には関係ないよねえ……。ごめんよ、愚痴みたいになっちまって。ところでお腹すいたろ? 夕食の用意なら出来てるよ。階下で飲んだくれどもと一緒に食事とるのが嫌なら、部屋まで運ばせるけど?」

「いいですよ、そんな……」

 そこまでしてくれなくても──と、最後までマオは言い切ることが出来なかった。

「そうしてもらおうよ」

 と、横合いからナチが口出ししてきたのだ。

「僕はあまり騒がしいのって好きじゃないんで、もし良かったら……」

「ああ、構わないよ」

 女将は、いかにもそうだろうと同意を込めるように頷いて見せ、ちょうどすぐ近くを通り縋ったメイドを、手招きで呼び寄せた。

「すぐに運ばせるからね、部屋で待っておいで」


 
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