No.299235

野原遊戯 DUEL2-2

ヤドンさん

2-1の続きです。デュエルします。オリジナルカードがどんな絵柄をしているとか、その辺はあまり細かく決めてないので説明のしようがないです(笑)。そして決まっていたところで、絵下手の説明下手で結局伝えられません(笑)。(一応2-3に出てくる、ある2枚のカードに関してはほとんど絵柄が決まってます。)感想等ありましたらコメントお願いします。

2011-09-13 12:15:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:471   閲覧ユーザー数:463

「「デュエル!!」」

「俺のターン、ドロー。」

ところでお兄ちゃん、このお二方はどんなデッキを使ってるの?

「セイギはJ・(ジャッジメント)を冠するカード、霧島はMM(マジカルミスト)を冠するカードを使っている。」

「俺はJ・ナイトパラディンを召喚。そしてカードを2枚セットしてエンド。」

え~と、効果は・・・ふむふむ。1ターンに1回だけ手札を捨てることでデッキからJとついたモンスターを手札に加えるのね。で、なんで今のターンで効果を発動しなかったの?

「えっと・・・て、手札を捨てたくなかったからさ。」

なるほど。そして霧島先輩のターンですね。

「私のターン、ドロー。手札よりフィールド魔法ロンドンタウンを発動。」

・・・解説のお兄ちゃん、今のカードは何ですか?

「ロンドンタウンはミストと名の付くカードが墓地に送られるたびにミストカウンター1つ置いていくカードだ。」

「そして、そのカウンターを5個除けばミストと名の付くモンスターを。10個除けばミストと名の付く魔法カードか罠カードを墓地より回収するのっさ~。」

なるほどなるほど。そして霧島先輩はカードを2枚伏せてターンエンドですね。・・・?モンスターがいない?事故ったってやつかな?

「俺のターンドロー。」

「セイギ、お前がドローした瞬間に罠発動、永続罠ミストガーディアン!このカードは相手のスタンバイフェイズの度に相手フィールド上のモンスターの数と同じ数までミストトークンを生成する。」

つまり、セイギ君のフィールドにはモンスターが1体いるから、1体のミストトークンを特殊召喚する、っと。このカードって強いのかなぁ?

「俺はJ・ナイトパラディンの効果発動。手札を捨てることでJ・クエイカーを手札に加え、そのまま召喚。J・クエイカーは召喚成功時にフィールド上に表側で存在するカードを1枚手札に戻す。永続罠ミストガーディアンを手札に戻すぜ。」

「このくらいは想定の範囲内だ。そしてシンクロするんだろう?」

「もちろん。レベル4、J・ナイトパラディンにレベル3、チューナーモンスターJ・クエイカーをチューニング!断罪の雷が不穏の世界で唸り出す。大地の道標となれ!シンクロ召喚、現れろJ・イノセントドラゴン!!」

わぁお、セイギ君ってば大胆。今のセリフで女子がどん引きだよ。うん、痛い子認定。

「バトルだ。J・イノセントドラゴンでミストトークンに攻撃!」

「罠発動!霞障壁。自分フィールド上のミストと名の付くモンスターが2体以下の時、ミストと名の付くカードは全て発動ターンのエンドフェイズまで破壊されない。」

おぉ、なんかデュエルっぽい。こんな感じのやり取りアニメで見たことがある気がする。

「私のターン、ドロー。私はMMイリュージョニストを特殊召喚。このカードはロンドンタウンがフィールド上に存在する場合、手札から特殊召喚することができる。またこのカードとミストトークンをリリースすることで、自分フィールド上にミストトークンを可能な限り特殊召喚する。」

ミストトークンを1体から5体に増やすカードってことですね。そして上級モンスターとかを呼ぶ、と。うん、まだ何とか付いていけてる気がする。

「5体のミストトークンをリリースしMMハイドロキングをアドバンス召喚!」

さぁ、部長出番です。あのカードの説明を!

「ハイドロさん家のキング君は2体リリースでも出せるんだけど、それだとただの攻撃力3000のモンスターに成り下がるのっさ~。」

「3体リリースで召喚時、セットされたカードを全て除外する。4体リリース時、1ターンに1度手札を1枚捨てて、デッキからミストと名の付くモンスターを特殊召喚できる。そして5体リリース時に攻撃力を2000上げる。」

つまり、ハイドロキングは今、セットされたカードを全部除外して、ミストを毎ターン呼んでくる攻撃力5000のモンスターってことか・・・強っ!!

「あぁっ!俺のジャッジメントショックとミラーフォースが。」

罠カードサヨナラ~。

「さぁ、バトルだ。MMハイドロキングでJ・イノセントドラゴンに攻撃。」

J・イノセントドラゴンは、フィールド・墓地にいるJ1体につき、相手フィールド上のモンスターの攻撃力を200下げる効果がある。けど、MMハイドロキングは対象を取らないカードの効果を受けないから、攻撃力は下がらない。つまり、セイギ君が2500ポイントのダメージを受けるってことでいいのかな?

「その通りっさ~。やるねトモッキー、ナデナデしてあげよう。」

セクハラです、部長。存在が。さて、状況を確認しましょう。霧島先輩は手札が3枚、MMイリュージョニストが墓地に逝ったのでロンドンタウンにはカウンターが1つ。ライフは8000のままでフィールドにはMMハイドロキング1体。対するセイギ君は手札が3枚、フィールドには何もなくて、ライフが5500。では続きをどうぞ。

「私はカードを1枚セットしてターンエンド。」

「俺のターン、ドロー。手札抹殺を発動するぜ。」

・・・手札捨てんのかい!!結局最初のは単に効果発動し忘れていただけだったのね・・・。

えっと、セイギ君が3枚捨てて3枚ドロー。霧島先輩が2枚捨てて2枚ドロー。そしてMMクリスタルボールとミストコントロールの2枚のカードが墓地に逝ったからロンドンタウンにカウンターが2つ乗りました。

「俺はカードを3枚、つまり手札全部セットしてターンエンド。」

「私のターン、ドロー。MMハイドロキングの効果により、手札を1枚捨ててデッキから霞の谷のファルコンを特殊召喚、そしてリリースしてMMシールドウォールを召喚。このカードは召喚された場合守備表示になる。そしてこのカードがフィールド上にいる限りミストと名の付くモンスターを効果の対象にとることはできない。」

え?え??えええええええええ!?どーゆーことですか?

「MMハイドロキングが無敵になったってことっさ~。」

「まぁ無敵といえばその通りだが・・・。キングを倒すにはシールドウォールをどうにかするか、攻撃力5000を上回らなければならない。なかなか苦しい状況だ。」

「MMハイドロキングでダイレクトアタック。」

セイギ君のライフが残り500になっちゃった。そしてクラスのテンションが3000ポイントアップした。

「う、美しい・・・。」

「さすがは霧島先輩だ・・・。」

「弱いセイギなど語る価値なしだな・・・。」

まさに四面楚歌。セイギ君の味方は1人もいないのか。もう勝負ありだね。お兄ちゃん部室に戻ろう。2人で。

「まぁ待て。セイギならここからでも逆転できるさ。」

「うむ。あんなのでも全国ジュニア大会の上位入賞者だからな。なんてったって16位!その実力は伊達じゃないっさね。」

すごい・・・のかなぁ?16位・・・。

 


 
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