No.293149

真・恋姫†無双 一刀は麗羽の父親です その参

真・恋姫†無双 一刀は麗羽の父親です その参 を投稿します。

話数は間違いじゃないですよ
00が一話で前回が二話となってます。

2011-09-04 19:54:14 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:10918   閲覧ユーザー数:5966

反董卓連合本陣天幕

 

「・・・不味い事になったな。西園八校尉は皇帝親衛隊だ。つまり奴等がいる方が皇帝の意を得ているという事になる。・・・我らは国賊になったと言う事だ」

 

劉焉の言葉に一同が沈黙する中麗羽が目の前の机を叩き割り

 

「嵌められましたわ。やはり無理矢理でも十常侍を保護するなどやめさせるべきでしたわ」

 

「十常侍を保護ですって!?麗羽一体どういう事なの!?」

 

「・・・ある日張讓が私の城に訪れ、董卓の暴挙の話をし私達に自分達の保護と董卓討伐の連合を組む事を要求してきましたわ。最初は私も張讓達の話を疑いましたが文官達に「十常侍を受け入れるべき」と押切られましたわ。・・・今思うと彼らと十常侍は繋がっていたのでしょうね。完全に私の管理不足ですわ」

 

麗羽の話と彼女の悔しそうな様子に誰もが話しだせない中

 

「・・・でどうするんだよ麗羽?私の記憶が確かなら袁郷様は話せばわかるというお方じゃないだろ?

如何するかはお前が決めろ。少なくとも私は付き合うぞ。先生に今の私を見てもらういい機会でもあるしな」

 

「白蓮さん・・・」

 

「それにこの状況で逃げ出したり投降しようとすれば逆に「太守の器ではない」と立場を追われるだろう?西園八校尉の人達の性格を考えるとさ?」

 

公孫賛の言葉に一部の勢力の代表が動揺する中

 

「・・・分りましたわ、もはや退けません。私達はこのまま董卓軍にいどみますわ。ただしこの様な事態になってしまいましたのは全て私の責任ですわ。・・・今からでも連合を抜けたいと思う方々は申し出なさい。全て私が責任を負いますわ」

 

麗羽の言葉を聞いて幾つかの勢力が連合を去った。

残ったのは両袁家と曹操・孫策・劉備・公孫賛・劉焉の勢力であった。

 

「こんなものでしょうね。・・・これが近い将来の勢力図と言うわけね」

 

「もっとも今回に西園八校尉が関っていなかったらじゃな」

 

「??どういうことですか?」

 

「つまり、今回の董卓討伐がなったとしてもすでに漢王朝の権威はなく群雄割拠の時代が来るということですわ」

 

「その時に残るであろう諸侯がここに残った勢力というわけね?」

 

「ええ、この状況で逃げるような勢力など所詮群雄割拠の時代に消えていくだけよ」

 

「ほぇ~。朱里ちゃん朱里ちゃん。私たちも残ってるってよかったね♪」

 

「(桃香様、そこは自信を持たれたほうが)」

 

残った者達はこれからの方針を話し始めた。

 

一方その頃、汜水関では

 

ドゴーン!!!

 

「たっだいまーっと」

 

「おっつー一刀。っでどうだった「新世代」は?」

 

「まあまあだったよ翡翠」

 

帰ってきた一刀達を迎えたのは緑の袁家鎧を身に纏い、この時代には存在しないはずの銃の様な物を持った馬騰だった。

 

「で、こっちはどうだった?」

 

「そうだな・・・私らはかつての力を取り戻した。董卓軍の将と何進のやつは・・・ほれ、あの通りだ」

 

馬騰が指差した方を見ると

 

「ぜぃぜぃ・・・あかんウチはこれまでや」 バタン

 

「蒲公英ももう無理だよ~」 バタン

 

「おいおい、お前らこんなんでへばるんじゃない。翠ちゃんと恋ちゃんを見習え」

 

そこには一メートルほどあろう歯をした一本歯鉄下駄を履き、巨大な鉄球を引っ張りながら走らされている女の子達がいた。

 

「ふふ、懐かしいわね「第1地獄カイーナ」私達も苦労したわ」

 

「だけどよこれを終えた時の自身の力の上がり位はすごかったな」

 

「そうですね。お~い、そこのへばってる二人!!ここでへばってるようじゃあ後の三つの特訓は耐えれないよ~」

 

「「そんな~」」

 

二人がリタイアした頃他の二人は

 

「はぁはぁ、母上がやれっていうからやってるけどさ、こんなんで本当に強くなれるのかよ?」

 

「・・・分らない。だけどお義母さんは昔これで強くなったって言ってた。・・・だから恋の頑張る」

 

「・・・そうだな。母上もそういってたし頑張るか」

 

馬超と呂布が頑張って走っているところを

 

「「うおー!!」」

 

猛スピードで華雄と何進が走っていった。

 

「あの二人は化け物かよ?」

 

「・・・・・・」

 

「うん?どうした呂布?」

 

「二人が身に着けてたの恋達と違って金だった」

 

「そういえばそうだったな。それが?」

 

「昔お義母さんが言ってた。「金は鉄の約3倍重い」って」

 

「ええ!?じゃあ華雄と何進様は私等の三倍も重いのであの速さで走ってるのかよ!!」

 

「・・・今恋が華雄と戦ったら恋が負ける?」

 

翠と恋は、華雄と何進の様子を見て思わず動きを止めてしまった。

 

その何進と華雄は

 

「大丈夫か  よ。無理はするなよ」

 

「大丈夫です、藍玉(らんぎょく)様。・・・今度こそ袁郷様に認めてもらうんだ!!」

 

「・・・はは、そうだったな。あの時は大蓮さんに負けたから西園八校尉になりそこねたんだモンな  は」

 

「はい・・・あの時の悔しさは今でも忘れません。今度こそ孫堅殿に勝ってあの方に認めてもらう。その為だけに我が真名を封印してまで生きてきたんです」

 

「純粋だな華雄は。今も昔も。・・・私とは大違いだ」

 

「そんな藍玉様」

 

「いやいいんだ。大将軍に任命され舞い上がり鍛錬を忘れ落ちぶれてしまった。本来の任務も忘れな。こんな自分をまだ「大切な味方」といって救っていただいた先輩方のご恩に報いるため。そして巻き込んでしまった董卓殿達にわびるためにも、かつての力取り戻す!!一刀様考案拷問的超特訓「ジュデッカ」なんとしてもクリアするぞ華雄」

 

「もちろんです!!」

 

「あれ?なあ翡翠、シャオはどこだ?」

 

「シャオちゃんならあの装備自体に耐えれなかったから紫水と共に外で走り込みをしてるぞ」

 

「なんだよ。せっかく父親にあえるってのによ。そういえば翡翠の娘も?」

「ああ、一刀の子だぜ。・・・・・・どういう経緯で授かったかは聞かないでくれ」

 

「・・・そうか麗琳(れいりん)絡みか」

 

「・・・うん」

 

「あー、あの時はすまん翡翠。ウチのかみさんが」

 

「いいさ一刀。・・・あんたに抱かれたのは嬉しかったし///」

 

「・・・なにか面白くないわね」

 

三人の話を聞いてた一刀に抱かれていない組は機嫌が悪くなっていた。

 

後書き

続き書きました。

 

双方のその後の様子です。

 

次回から戦闘に入りますのでお楽しみに

 

 

 

 

 

一刀の最後の娘判明しましたww

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
57
5

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択