NERV（その３）の続きです。

アメリカの新聞連載4コマは日本とは違い、
ある意味連載漫画の手本となる作りをしています。

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日本の新聞4コマは初見で読んで面白いものが
メインですが「ピーナッツ」はキャラの
バックグランドや性格といった「世界観」を予め
知っていないと初見では分からない部分が多く、
一つのイベントを一週間以上かけて描かれたりします。

日本の新聞4コマは社会世相や最近起こった
出来事などをネタに描かれたりしますが
、
ピーナッツはそうした「時代の流れ」とは外れた
位置に存在します。

だからこそ、50年も連載を続けられて、かつ今読んでも
時代を感じさせない普遍的な面白さがあります。

連日深刻なニュースが乗っている新聞の傍らでは、
相変わらずライナスは安心毛布をなくして慌て、
ペパーミントパティは校長室に呼び出され、
スヌーピーは夏時間になったのを忘れ
ご飯を食べ損ねる・・・。

例え世界がめまぐるしく動いても、
片隅にはいつも変わらない世界がある。

それが「ピーナッツ」の魅力なのではないでしょうか。