No.227211

√蜀続き8

ryuさん

久しぶりです!
第8話目です
グダグダですが批判はなしで

2011-07-09 21:45:58 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:3791   閲覧ユーザー数:3140

家 居間

「そろそろ鹿児島に行った方が良いよな?」

「そうね・・・一刀!沙耶!」

「ん?」

「何か言った?」

「鹿児島に行くから」

「分かった・・・で、具体的に何時頃?」

「ん~3日後ってことで」

「分かった」

「りょーかい」

一刀の部屋

一刀視点

「と、言うことでお盆だから爺ちゃん家に行くことになった・・・三人も準備して」

「お盆?・・・盂蘭盆のこと?」

「ん~要するに先祖の霊を迎えるって行事だけど・・・そうなのかな?」

「こちらでもその様な行事があるのですね」

「それにお兄ちゃんのじじ様にも会えるのだ」

「それで・・・鹿児島とは何処にあるんですか?」

「えっと・・・」

俺は地図帳を出して日本地図のページを出した

「今居るのがここで鹿児島は・・・ここ!」

「うわぁー遠いのだ」

「それに途中に海があるけど船を使うの?」

「それでも行けるけど飛行機を使うんだ」

「「「飛行機???」」」

「飛ぶ乗り物だよ」

「「飛ぶの!?」」

「はぁ~本当に天の世界は凄いのですね」

「まぁね!」

機内

「うわぁ~本当に空飛んでるよ」

「こんな鉄の塊が浮くなんて本当に凄いです」

「とにかく凄いのだ」

「確かに凄いよね・・・でももう少し落ち着こうね?」

「は~いなのだ」

「ごめんなさ~い」

「・・・すみません」

実家

「やっと着いた・・な」

「爺ちゃんと婆ちゃん、元気かな?」

「お父様は元気だろうけど」

「婆ちゃんは分らないな」

「とりあえず行くか ただいま~」

そう言って入ると

「うーん・・・どうしたら・・・あら?刀矢!お帰りなさい」

婆ちゃんが1人で頭を抱えていた

俺の婆ちゃん、北郷雪は近所から良妻賢母と言われる人物だ

「ただいま!お袋、また親父のことか?」

「そうなのよ!あ!沙姫さんに一刀、沙耶もいらっしゃい」

「お邪魔します!お母様」

「婆ちゃん!邪魔するよ」

「婆ちゃん、邪魔する」

「・・・で、そっちの三人は?」

「あ・・俺の彼女達で」

「水地桃香です」

「瀬木愛紗です」

「登張鈴々なのだ・・・です」

「遂に一刀にも出来たのね」

「・・・・何も言わないんだね・・・3人連れて来ても」

「たった3人ぐらいで騒いでたらあの節操なし・・・じゃなくってあの人の妻はやってられない」

「「「「(まぁ・・・確かにね)」」」

爺ちゃんを知る人はその一言で納得する

「で、その親父は・・・道場か?」

「そのはずだね、刀矢、一刀久しぶりに打ち合ってきなさい」

「「・・・分かった」」

その時

「あ、あの~」

「ん?どうしたの?」

「私達も見学させて頂いてよろしいでしょうか?」

愛紗がそう言いだした

「・・・構わないと思うけどどうして」

「少々武の心得があるので・・・」

「なるほどね」

道場

道場に入ろうとしたその瞬間

「!!」

ガンッ

「本当にいきなりだよね・・・爺ちゃん」

「ふぉっふぉっふぉっ!どんな時に敵がくるかは分らんからな」

「一刀!・・・反応早くなったな」

「まぁね(伊達に乱世を過ごしてないからね)」

俺の爺ちゃん、北郷刀護は鹿児島で道場をしている

「さて、それじゃあ始めるかの」

「「「いざっ!」」」

そして始まった家族3代の仕合

結果は

「よし!勝ったぞ」

「ふむ・・・強くなったのぉ一刀」

「はぁ~仕事にかまけ過ぎたか」

俺の勝利だった

「まさか、一刀に負けるとはのぉ」

「俺としても意外だよ」

「俺自身信じられないよ 彼女達のお蔭かな?」

「彼女達?」

「はじめまして!水地桃香です」

「瀬木愛紗と言います」

「登張鈴々・・・です」

「おお!一刀の嫁候補か!!・・・ふむ!可愛いし良さそうな子じゃな・・・血が滾る」

「「「「「こら」」」」」」

「大丈夫じゃよ!手は出さん」

「「「(やっぱりこの人もなんだ)」」」

「・・・あ、一刀様ご勝利おめでとうございます」

「おめでとう一刀様」

「おめでとうなのだ」

「へへ・・ありがとう」

「しかしですね?あなたはもっと高みに行けます 不肖私がご指導します」

「え?」

「あー!ずるいのだ!!鈴々もやるのだー!」

「ええ?」

「「いいですね?(よね?)」」

「・・・はい」

その後、愛紗と鈴々によるリンチ・・・ではなく修行を受けた

「はい!そこ!!脇が甘いですよ!」

「油断大敵!!なのだ お兄ちゃん」

「ぐはっ!!・・・冗談抜きで死ぬ」

どうやら俺は強くならないと死ぬようだ

ちなみにその時の外野の反応

「なんとまぁ~強い子達じゃのう」

「北郷家も安泰のようですね」

「一刀・・頑張れ! 北郷の男ならこのぐらいの状況耐えきれるさ」

「そうね~私達が一刀ぐらいの時は刃物とか銃弾とか飛んできたものね~」

「水地さんはやらないの?」

「あはは~私は武力とかないからね」

誰も止める気はないようだ

夕食前

「これで良いかな」

あの鍛錬の結果、俺はかすり傷を作った

我ながら頑丈になったと思う

「瀬木ちゃん!それはこっちに・・・水地ちゃん!それはあっちだよ」

「「はい!」」

「登張ちゃんはつまみ食いしない!」

「うう・・・分かったのだ」

「沙耶!そっちの用意は?」

「大丈夫~」

女性陣は台所で夕飯の準備中だ

「今日はごちそうじゃな」

「「だな」」

「「3人も手伝う!!」」

「「「・・・はい」」」

そして出来たのが

赤飯

刺身

ゆで卵

うなぎのかば焼き

サソリのから揚げ

すっぽん煮

など以下略

確かにごちそうだけど・・・何か違う意図を感じないか?

「それじゃあ」

「「「「「「「「「いっただきま~す」」」」」」」」」

「隙ありなのだ!お兄ちゃん」

「あ!俺のおかず」

「こら!鈴々!人のおかずを、それも一刀様のを取るなど」

「良いのよ!瀬木ちゃん・・・・食卓は弱肉強食、早いもん勝ちだもの」

「そうだぞ!油断している一刀が悪いのさ・・・・あ!」

「ふっふ~油断大敵だ!刀矢」

「ふぉっふぉ!二人共まだまだだな・・・あれ?」

「あはは~楽しいね~」

「慣れって怖いなぁ~」

こうして騒がしく夕食は続いた

食後寝る前に飲めって赤黒いドリンクを渡され、実際に寝室で何があったかは推してしるべし・・・ということで


 
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