No.219470

恋姫外史・あるところに一刀第8と2/3話

アキナスさん

おまけその2

ちょっと短いかも・・・・・

2011-05-29 20:02:59 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:11420   閲覧ユーザー数:8514

「ちょっと!どういうつもりよ!」

 

怒りをあらわにして一刀に食って掛かる賈駆

 

「どうも何も、聞いての通りだよ」

 

しかし当然とばかりに言ってのける一刀

 

この言い争いの原因は、真名であった。

 

霞の真名を受け取ったのち、武官として働いていた一刀

 

その働きには非凡なものがあった。

 

まずは指揮に関してだ

 

周りを良く見て的確な判断を下す一刀

 

模擬戦なども行われ、荒削りではあるが軍師にも劣らない才気を見せた。

 

その特徴としては、相手のペースをかき乱し、混乱させる策を好んで用いた。

 

そして味方の士気を上げることに関しても優れており、それを見ていた賈駆により軍師としての勉強も義務付けられたほどであった。

 

ちなみに文字は読めるのか?と思われるだろうが、それに関しては陳宮によるスパルタ語学教室が開かれ、政務が出来る程度にはなった。(生活で使われる文字は、旅の途中人和に教わった)

 

もっとも、それにより仕事が増えてしまったため本人と先生はどちらも不機嫌であったが・・・。

 

そして政務

 

コレに関してはアイデアが評価された。

 

自分の世界の制度の中からこの世界で実行できそうな物を提出して行き、それを賈駆達が論議して実行すると言う形だったが・・・・

 

ともかく、董卓軍の中で短期間の間に、かなり重要なポジションに来ていた一刀にそれぞれが真名を許そう、といった流れになったのだ・・・・・

そして、すでに真名を許していた霞を除き、月、恋と真名を伝えていったのだが・・・・

 

「月が許したのなら仕方ないわね・・・・」

 

と言って詠も真名を許したのだが

 

「・・・賈駆」

 

「何よ?」

 

「アンタの真名は受け取らん」

 

「なっ!!」

 

一刀が真名の受け取りを拒否したのだ。

 

周りは大騒ぎになった

 

真名は他人が呼んだら生死に関わるほど重要な物

 

それを拒否するなど、常識的にありえないことであった。

 

 

 

 

と言うわけで話は最初に戻る

 

「・・・どういうつもりだ?」

 

ジャキッ!と武器を一刀の喉元に突きつける華雄

 

「ちょ!落ち着きい華雄!」

 

「しかし!」

 

そのままの体勢で言い合いを始める霞と華雄

 

そこに

 

「・・・・何故ですか?」

 

月が悲しげな声で語りかけてきた。

 

それはそうだ

 

親友の真名を拒絶されて悲しくないわけが無い

 

そして一刀はこう言った

 

「賈駆、真名ってのは死ぬほど大切なものだよな?」

 

「あたりまえじゃない!」

 

「だったら親友が渡したからなんて理由で預けるんじゃねえ!迷惑だ!!」

・・・・・・・

 

一刀の怒声に周りはシーンと静まり返った。

 

「もしも、あんたが俺を真名を預けるのにふさわしいと思って預けてくれるなら心して受け取る。けどな、誰かに乗っかるような言い方でそんな大事な物預けられても腹が立つだけなんだよ!」

 

その言葉に、一刀の拒否した理由が賈駆にもようやく分かった。

 

真名を大事な物だと思っているからこそ、いい加減に預けられる事を拒否しているのだと

 

恥じるべきは、いい加減に聞こえる言い方で真名を渡そうとした自分であったのだと・・・・

 

「・・・華雄、武器を降ろしなさい」

 

「・・・ああ、分かった」

 

華雄は一刀に突きつけていた斧を降ろす

 

「ゴメン、僕が悪かったわ。」

 

賈駆は一刀に謝った

 

そして

 

「改めて、ボクの真名は詠。賈文和から一刀へ預けたいと思う・・・受け取ってくれる?」

 

その言葉に一刀は

 

「ああ、心して受け取らせてもらうからな、詠」

 

ニコリと笑顔を浮かべ、真名を受け取ったのだった・・・・

 

 

 

 

なお、陳宮は一刀を認めていないという理由で真名を預ける事を拒否した。

 

華雄はもともと真名が無いため、参加できず寂しそうだった・・・・・・

おまけその2です

 

うーん、裏技使おうかな~~~

 

もうちょい書きたい気がするんですよね・・・・

 

ちょっと考える事にします

 

それでは次回に・・・・・

 

 

 

 

 

 

「スーパー、イナズマ、キィィィィック!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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