No.213472

恋姫無双 ~約束最終話~

この拙書を読んでいただいてありがとうございました。

連続投稿になりますが、引き続き読んで下さい。

では最終話どうぞ。

2011-04-25 23:08:10 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:8752   閲覧ユーザー数:7167

一刀の姿を見るなり、愛紗が大声を出そうとしたので、星が慌てて手で愛紗の口を塞ぎ、小声で

 

「愛紗よ待つんだ、もう少し様子を見るんだ!、貂蝉が言っていた「疑・偽」の言葉を忘れたか!」

 

と言うと愛紗もそれを思い出したか、力を緩めると、星も愛紗の口から手を離し、愛紗が星に

 

「すまん、ご主人様の顔を見て我を忘れてしまった」

 

と言うと星が

 

「頼むぞ愛紗、あれが主だったら、言うことはないが多分あれは偽物だろうな」

 

と言うと翠と蒲公英が

 

「「なんであれが偽物だって分かるんだ(の~)」」

 

星が

 

「考えてみろ、本当の主が消えて、そんな都合よくここに帰って来れるか?

更に貂蝉の鏡を持っている男の話に「疑・偽」の言葉、それに皆の愛情が試されている話もあっただろう。

更に、今回は魏や呉に知らされずに更に民には新しい御遣いが来るという噂を流し歓迎する雰囲気を作り、民に中には本当の主の顔を知っている人物が少ないはずだ」

 

と言葉を切った、愛紗が

 

「そうすると何らかの形でここに帰ってきたことにして、何も知らずにご主人様と再会してしまうと・・、さっきの私みたいに騙されてしまう可能性が高いな」

 

と言うと翠と蒲公英は星の話に内心、心の中で

 

((お~))

 

と納得していた。

 

すると広場では冷苞が男に

 

「これで御遣い様を発見したと知らせを出し、御遣い様を引き連れ、民に見せながら成都に向かい

そして無事発見された御遣い様を劉備たちに引き会わせ、そして御遣い様の術など皆を操り、何れは蜀を征服するという形に、そして我らは最初は御遣い様の親衛隊という形で入り込むという訳ですね・・そしてこれは新たな蜀征服の第一歩に・・」

 

と言い終えると、冷苞の前に槍が地面に突き刺さり、星の声で

 

「それはどうかな、冷苞・劉潰、それに偽物の北郷一刀よ!」

 

と言うと冷苞が

 

「何者だ!」

 

と槍を投げた方向を見ると、見張りを倒した星・愛紗・翠・蒲公英が武器を持って立っていた。

 

 

 

すると偽一刀が4人に

 

「初めましてと言うべきですかね、皆さん」

 

と言うと、星が冷静に

 

「一応初めましてと言うべきだろうな、それで偽物、今回の目的はどういうことかな」

 

と殺気を込めながら効くと偽一刀が苦笑しながら

 

「この世界を1人の男のお陰で3国を平和にしたのであれば、今度は同じ1人の男になり済まし、そして今度はこの男の力を使って、3国を1つに纏め、この世界を乗っ取ろうと考えたわけよ。

この冷苞らはお前らに国を滅ばされた遺恨があるから、俺の話に乗って協力している訳よ。

でもこれは俺に取ったらお遊びみたいなもんだがな、フフフ・・」

 

と言い切ると、星が鬼のような表情に変わり

 

「貴様に取ってお遊びかもしれんがな、我らに取っては大事な愛する人、その人をなり済まし、国を乗っ取るなど万死に値する、我ら4名で貴様を成敗する!」

 

と言うと偽一刀は

 

「ちょうどいい、ここで4人を殺し、新たな4人を新しい武将に加えましょう。皆の者、姿を見せて戦え」

 

と言うと、フードを被っていた4名がフードを取ると星・愛紗・翠・蒲公英の瓜二つの人物が現れた。

 

偽一刀は

 

「これは俺が術で作った偽物だよ、しかし戦闘能力はお前らと一緒だ。ただし区別するために声を出さないようにしているがな、お前らが死んだら、改めて声を付けさせて貰うよ」

 

と言い終わると翠が偽一刀に向かい

 

「ふざけるなー、死ね!」

 

と掛って行ったが、偽翠が目の前に現れ、翠の槍を塞いだ。

 

すると自然とそれぞれの本物と偽物が対峙し、戦闘態勢に突入した。

 

 

星が偽星に槍を突いて行くが、偽星は槍の動きを読み、星の動きが止まるとすかさずカウンターで

 

反撃され、戦いが膠着状態になっていた。

 

一方、愛紗と翠は偽一刀の話に逆上し動きが単調になり、逆に偽愛紗・偽翠に押され、蒲公英は冷

 

苞が応援に呼んだ兵たちが来て場が密集状態になり、機動力を生かした戦いが殺され、これも偽蒲

 

公英押されている状態になっていた。

 

そして、4人対4人の動きが膠着状態になり、本物の4人は目配せでわざとじりじり後退し、4人

 

は背中越しで小声で話しをし、愛紗が

 

「星、このままじゃあ、まずいぞ、何か流れを変える手立てはあるか」

 

と言うと星が蒲公英に

 

「蒲公英、お主、以前主に教えて貰った煙玉を持っているな」

 

と聞くと蒲公英が

 

「あるよ、結構多めに作って、破壊力も増やしているよ~」

 

と言うと、星が

 

「よし、今から作戦を言うぞ、今から蒲公英から煙玉を貰い、まずそれを3,4個地面に叩きつけ

 

場を混乱させる、そして今、偽主がいる横にある鏡を奪いに一斉に突っ込み、蒲公英お前が鏡を奪

 

い取れ、そしてお前はすぐにこの場離れて、桃香様のところに戻って、事の顛末を伝えるのだ。反

 

論は許さぬ、いいな」

 

と強い口調で言うと蒲公英は

 

「分かったよ、皆、無事に帰って来てよね」

 

と言うと翠が

 

「安心しろよ、そんな簡単に死ぬような連中じゃあないだろ、まずは鏡を取り返すのが先決だろ」

 

と言うと愛紗

 

「そろそろお喋りも終わりだ、敵が寄ってくるぞ、準備はいいか」

 

と言うと、4人は一斉に号令を上げ、蒲公英から貰った煙玉を一斉に地面に叩きつけ、場は白煙を

 

上げて始めた。

 

場は冷苞・劉潰が大声で同士討ちを避けるように叫んでいたが、その間にも星らが兵の間に突入し

 

更に煙玉を更に叩き付けたため、場が混乱し、声が出ないため偽星らも動きが取ることができず、

 

星らは偽一刀のところまで、突入した。

 

偽一刀は咳を出しながら

 

「くそ、何だこの煙は」

 

と言いながら、鏡がある机に手を掛けて鏡の方を見ると、鏡を奪取しに来た蒲公英と目が合い、蒲

 

公英は笑顔で

 

「へへん~、これ貰って行くね♪」

 

と言って、鏡を奪い去ると持っていた煙玉を叩きつけ、その場を逃走した。

 

偽一刀が血相を変え大声で

 

「冷苞・劉潰、傀儡の者よ、馬岱が鏡を奪った!すぐに取り返せ!」

 

言い放った。

 

蒲公英が3人の元に戻ると、愛紗が

 

「蒲公英、ここは我らに任せろ、そしてお前は桃香様のところに戻ってくれ、そして最悪の場合は

 

ご主人の救出はお前に任せたぞ」

 

と言うと蒲公英は泣きながら

 

「分かった、でも絶対に帰ってきてね」

 

と言うと、近くにいた敵兵が蒲公英がいることを叫ぶが、翠がその敵兵を倒し

 

「早く逃げろ、蒲公英!」

 

と強い口調で言い放ち

 

「お姉様も無事でいてね」

 

と行って、この場を立ち去った。

 

星が

 

「優しい姉であること」

 

とからかうと翠が

 

「よせやい、足手まといがいると迷惑なんだよ」

 

と言いながらも顔は綻んでいた。

 

 

やがて煙は晴れ、周りを見たら、兵は半数くらいに減っていたが、まだ敵は将全てを残しており、

 

星らの体力も限界に近付いていた。

 

星が

 

「愛紗・翠、まだ行けるか」

 

の声に愛紗が

 

「ご主人様と会うためには、まだ死ぬ訳には行かない」

 

と言うと翠も

 

「愛紗と同じだな」

 

と言うも疲労の色が見えていた。

 

偽一刀が

 

「くそ、馬岱を逃がしたが、こいつらを片付けたら、すぐに追って鏡を取り返すぞ、皆の者かかれ!」

 

と叫ぶと星は心の中で

 

(愛紗・翠すまぬ、詫びはあの世でさせて貰うぞ)

 

思いながら、再び槍を握りしめると、敵兵らを向かい討とうとしたところ、急に敵兵が弓で倒れ、

 

更に爆発音がすると敵兵が倒れていた。

 

偽一刀が

 

「何者だ、どこにいる」

 

と叫ぶと星の後方から、聞き覚えのある声で

 

「ここにいるぞ!」

 

と蒲公英と弓を放った紫苑と轟天砲を放った桔梗の姿がいた。

 

紫苑と桔梗が

 

「やれやれ間に合いましたね」

 

「まったく無茶をするわ、雑兵どもの相手はわし等に任せてろ」

 

と言うと、その姿を見た冷苞が

 

「黄忠、厳顔め、邪魔をする気か、俺が相手になってやる」

 

と言うも桔梗が

 

「当たり前じゃ、お主らの企みは蒲公英から聞いているわ、お主の相手はわしではなく、この2人

 

が相手してくれるわ」

 

と言うと横にいた鈴々・恋がおり、更に4人より遅れてこの場に到着した桃香・朱里・雛里を護衛

 

して来た焔耶もやって来た。

 

3人の姿を見た桃香が

 

「皆、無事だったんだね」

 

と言うと、星が

 

「無事です、皆が来てくれたからにはこれで負けはなくなりました、あとはこいつらを倒し、主を

 

取り返すのみ!」

 

と言うと朱里が

 

「鈴々ちゃんと恋さんはあそこにいる冷苞・劉潰と兵たちを、紫苑さんと桔梗さんはその援護に、

 

焔耶さんはこちらに流れてくる敵兵の相手と本陣の守備を、蒲公英ちゃんは星さんらと協力して偽

 

者を討ちとって下さい」

 

と言うと鈴々・恋が

 

「お前たちの相手は鈴々がするのだ、掛ってこいのだ」

 

「ご主人様を消した・・お前ら皆殺し」

 

と言うと冷苞・劉潰や敵兵の中に突入した。

 

そして、再び戦列に戻った蒲公英に

 

翠が

 

「何で戻ってきたんだよ」

 

と言うも蒲公英が

 

「何でそんなこと言うかな、ちょうど山から下りたら、皆がそこまで来てて、よく聞いたら愛紗か

 

らの手紙を見た朱里と雛里がちょうど星の占いでこちらの方に何かあることと思ったらしく、それ

 

で思い切って皆を連れてここまで来てところ、私と会って皆をここまで案内した訳♪、鏡は桃香様が

 

持っているから」

 

と答えた。

 

それを聞いた翠が

 

「ありがとうよ、蒲公英」

 

と言うと蒲公英も自慢そうな顔で答えていた。

 

 

しかし、以前偽者たちの攻防は依然互角の状態であり、対峙していると遠くの方から

 

「星・・、愛紗・・、翠・・、蒲公英・・」

 

と数回、小さい声でそして聞き覚えのある声が、そしてその声がはっきり聞こえた時に皆は一斉に

 

「「「「主!、ご主人様!」」」」

 

と声を出し、愛紗が

 

「ご主人様、どこにいますか!」

 

と言うと、一刀は

 

「今、元の世界にいる、皆の戦いを見ていた貂蝉のお陰で1度だけ僅かながら皆と会話をできる機会をくれた、星・愛紗・翠・蒲公英、そして桃香・朱里・雛里・鈴々・恋・紫苑・桔梗・焔耶ありがとう、俺は皆を信じている。俺を連れ戻しに来てくれることを・・時間がないが最後に今、声しか掛けることができないけど、皆、愛している頑張ってくれ!」

 

と言って声が切れた・・。

 

この言葉聞いた4人は勇気が出て、最後の気力を振り絞り最後の勝負に売って出た

 

まず星がいつもより姿勢を小さくし、無謀とも思える突撃行為に出た、そして偽星の槍を最小限度

 

の動きで反射神経で交わし、そしてその槍を捌き切ったあと、偽星の懐に入り込むと星は槍を下か

 

ら上へ突き刺すと偽星は苦悶の表情を浮かべ、そして煙の様に消えた・・。

 

愛紗は青龍堰月刀を上段から偽愛紗に振り下ろしていたが、偽愛紗はそれを刀を横にして両手塞い

 

でいたが、愛紗はそこから身体を後方に反転してすぐさま刀を下から上に叩き上げると偽愛紗は持

 

っていた刀を離してしまうと、愛紗の袈裟切りに合いと煙の様に消滅してしまった。

 

翠は残った体力をすべて使い果たす覚悟で、偽翠に対し、体力勝負に討って出たところ、翠の一撃

 

が偽翠のバランスを崩し、それを見逃さなかった翠が偽翠の左胸に刺さるとこれも煙の様に消滅し

 

てしまった。

 

蒲公英は最後に残っていた煙玉を偽蒲公英の前に叩きつけ、偽蒲公英が煙で動きが止まっている間

 

に背後に回り、これを背後から討ちとりこれまた煙の様に消滅してしまった。

 

4人が偽者を討ち取った時には、鈴々が劉潰を恋が冷苞を討ち取り、そして配下の兵も鈴々・恋・

 

紫苑・桔梗・焔耶によって全て討ち取られていた。

 

星・愛紗・翠・蒲公英が放心状態の偽一刀のところに行き、愛紗が

 

「お命覚悟」

 

と刀を向けると偽一刀に向けると、偽一刀は愛紗に向かって

 

「どうして、たった1人のためにここまで命を掛けられる・・どうしてだ」

 

と言うと星が出てきて

 

「それは私ら愛する人と約束していたからだ、愛する人から約束で助けて欲しいようなことを託されいたら、それを果たすのは女冥利に尽きると言うものだろう」

 

と言うと偽一刀は

 

「愛する者の強みか・・負けたよ。しかし俺はお前らには殺されるのは自分の誇りが許さない、そ

 

して元々「疑・偽」の人生、姓も何もないから無に帰るだけだ、ではさらばだ」と言って自分の歯

 

に仕込んでいた毒薬を飲み込むとその場で倒れこみ、そして死亡が確認されると身体が砂に変わ

 

り、そして風に浚われて消えてしまった・・

 

これを見ていた桃香が

 

「あの人は、今回の事は決して許されるわけじゃあないけど、悲しい人生を送って来たんだね」

 

と言うと星が

 

「確かに、でも我らには愛する人がいますので、このようなことにはなりませんからな」

 

と言うと皆が頷いていた。

 

そして蒲公英が

 

「そんなことより~、まずはご主人様のところに行きましょうよ」

 

と言うと、桃香が

 

「じゃあ皆で、鏡の周りに集まって、貂蝉さんが言っていたようにご主人様のところに行けるように念じましょう」

 

と言うと皆が一斉に思いを一つに願いはじめると鏡から強い光を放ち、そして皆を包みこんで、光

 

の中に連れて行った・・。

 

 

 

~一刀の部屋~

 

皆の戦いが終わって、貂蝉が皆の邪魔するのは野暮というものと言って、部屋から出て行ったが、

 

「しかし俺の偽者までが出てくるとはな・・」

 

と一刀がベットで寝ながら呟いていると、部屋の中が急に光に包まれて、光が徐々に溶けてくると

 

「うん・・何か俺の身体が重いぞ・・」

 

薄らと目を開けていくと一刀の身体には星・愛紗・翠・蒲公英が乗りかかっており、更にベットの

 

周りには香・朱里・雛里・鈴々・恋・紫苑・桔梗・焔耶が一緒に来ていた。

 

すると星が

 

「主、約束通り、皆を引き連れて討ち入りに来ましたぞ」

 

と言ったが、一刀は笑顔で

 

「この場合は違うだろ、星、迎えにきただろう」

 

と言うと愛紗が泣きながら

 

「ご主人様に星!そんな話はよい!ご主人様無事だったのですね、助けに参りました」

 

と言うと蒲公英が

 

「そうだよ、私も助けに来たのだから、お礼のキスを~♪」

 

言いながら、一刀にキスをしたのだから、それを見た皆が我も我も言いながら、一刀は助けに来て

 

くれた全員にキスをした。

 

そして一刀は改めて皆の前で

 

「こんな俺を助けに来てくれてありがとう、皆と離れる前は正直この世界にも未練があった、しかし星・愛紗・翠・蒲公英をはじめ、桃香・朱里・雛里・鈴々・恋・紫苑・桔梗・焔耶そして成都に

残っている皆が力を合わせて助けに来てくれた。こんなに俺は愛されていることが改めて分かったよ。だから今度こそ、一生掛けて皆と一緒に居たいんだ」

 

と言うと桃香が

 

「ご主人様が居なくなって、私たちも改めてご主人様の存在が大きいことが分かって、そして星ちゃんにご主人様を助ける命を下していたことを・・。だから今度は星ちゃんだけでなく、皆と約束して、さっき言った一生掛けて皆と一緒に居たいということとご主人様が何かあった時は全員で助け来て欲しいという約束を」

 

と言うと一刀は

 

「分かったよ桃香、私、北郷一刀は一生掛けて皆と苦楽を共に誓い、そして何かあれば全員で助けに来て欲しいをここに約束します」

 

と言うと、桃香は

 

「うん、ありがとう、ご主人様」

 

すると朱里が

 

「名残惜しいですけど、そろそろ帰らないと・・時間が」

 

星が

 

「残念だな、主の世界の酒とかが飲みたかったのだが」

 

翠や鈴々、恋も同じようにここの世界の食べ物を食べたかったとぼやいたが、愛紗の一喝に合って

 

しまった。

 

そして再び全員で、元の世界を変えることを願うと再び鏡から強い光を放ち、そして皆を包みこん

 

で、光の中に連れて行った・・。

 

~エピローグ~

 

一刀がこちらの世界に戻ってきて1月くらいが経過し、満月の晩、久しぶりに城の中庭で星と2人きりで酒を飲み交わしていた。

 

一刀が

 

「正直言って、星が俺を助けに来てくれるとは思わなかったな」

 

と言うと星が

 

「おや、主は私が約束を破るような女に見えましたか」

 

と言うと

 

「そういう意味じゃないんだ、あの時普通、助ける方法なんて分からなかっただろう。貂蝉が手助けしてくれたから、良かったんだろうが」

 

「主、私だけだったら多分無理だったでしょう、主は翠に、私への依頼を託し、そしてそれを聞いた愛紗・翠・蒲公英が探す協力してくれて、桃香様や皆の後押しがあり、そして貂蝉の協力があって、こうやって主を助けに行くことができたのです」

 

「そうか、皆に改めて感謝しないといけないな」

 

「でも皆はすでに違う意味で主の感謝の気持ちを受け取っていますが」

 

「そうか、星、本当にこんな命を受けて実行してくれてありがとう、でも星にはやはり何か特別にお礼をしたいのだが、どうかな」

 

と一刀が言うと星が恥ずかしながら

 

「では主、今晩はこのまま私と付き合って下され・・」

 

「分かったよ、星」

 

「今夜は離しませんぞ、主・・」

 

と2人は抱擁を交わしていた・・

 

 

 

~完~

 

 

後書き

 

初めて書きましたが、何せ話を繋げようとするもなかなか大変で、特に戦闘シーンなんかは、全然

 

思いつかないので、省略気味に書いてしまい、更に魏や呉の人間を出すと余計に混乱すると思った

 

ので、今回は思い切って出しませんでした。

 

今度、何か作品出す時はもう少し、話の幅や戦闘シーン、登場人物ももう少し増やして、皆から見

 

て貰えるような作品したいと思います。

 

こんな駄作を読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 


 
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