No.211152

真・恋姫無双~武神の兄~ 第8話

ガルGCさん

第8話、9作品目!!
前回凪が登場しました。
ということは、勘が鋭い人、すぐにわかります。

そうでないかたも、わかります。

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2011-04-11 01:16:31 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3529   閲覧ユーザー数:3079

side刃

 

俺は凪の叔母の家に住み込ませてもらい数日が経過した。

凪は俺に、氣を教えてくれた。

 

氣はまだまだうまく使えないがすこしずつ使えるようになっていた。

凪いわく、氣の才能はもともとあったみたいだ。

この数日の修行で、氣が使えるようになった……ほんの少し。

 

俺はそのかわり凪の武の修行に付き合っていた。

凪はみるみる強くなっていた。

 

そんなある日………

 

……

 

 

 

 

「よし、今日もがんばるか」

 

「よろしくおねがいします」

 

俺と凪は今……厨房に立っている。

俺は凪に料理を教えていた。

 

「今日は何を作るのですか?」

 

「今日は……………」

 

と、いつものように料理を教えているときに……

 

「凪~元気にしとったk………」

 

「凪ちゃん~お久しぶr………」

 

「沙和に真桜どうして此処に!!」

 

玄関から、二人の女の子がいた。

凪の反応を見た限り凪の知り合いだな。

 

「凪が叔母さんの家に男が……」

 

「凪ちゃんが男の人と料理を……」

 

「沙和、真桜これは……その………」

 

二人は凪の友人みたいだから自己紹介をしておくか……

 

「俺の名前は関轟、字は龍焔。

 今は、凪の叔母の家に住ませてもらっています」

 

「刃様今の二人にそれは………」

 

「凪の叔母さんの家に住ませてもらっている?」

 

「凪ちゃんが男の人を様で呼んでいるの~」

 

あれ~なんか空気がおかしく……

 

 

突然二人がコソコソ話し出した。

 

「(なぁ、沙和あれって凪のこれちゃうか?)」

 

「(きっとそうなの、だから凪ちゃんが叔母さんの家に暮らして……)」

 

コソコソ話す二人をよそに、凪に声をかけた。

 

「凪あの二人は?」

 

「あの二人は私の友人の干禁に季典です」

 

へ~あの二人が……

と、考えていたときに。

 

「えぇ~と、関轟の兄ちゃん。

 ちょっと聞きたいことがあるんやけど?」

 

「何かな?」

 

「凪ちゃんと何処で会ったの?」

 

「近くの山で…」

 

「凪とどれくらい一緒に暮らしとったん」

 

「数日…「もっと詳しくなの!」……十日ぐらいです、はい……」

 

「沙和ちょっと」

 

また、二人でコソコソと話し出した。

 

「(山、山やで、なんで山なん。

  そこから何で、二人で暮らし始めるなんておかしいやろ!!)」

 

「(でも、でも!!山で運命的な出会いが~なんて、阿蘇阿蘇に載ってたの~」

 

「……真桜…沙和………」

 

おや~

俺の隣で、凪が氣を溜めていた。

そして……

 

「いいかげんに、しろーーーー!!」

 

と、同時に氣弾を飛ばした。

 

「「キャァァァァァァァァァァァ……………」」

 

二人が星になった。

 

 

凪が二人に事情を説明しております。

 

しばらくおまちくだい。

 

…………

 

………

 

……

 

 

 

 

「なんや、そんなことやったやったら早く言ってくれてもよかったやん」

 

「そうなの~仲間はずれなんて酷いの~」

 

二人は、納得してくれた。

なんでも、二人は、凪が六日で帰ってくると言ったのになかなか帰ってこないから心配して迎えに来たみたいだ。

友達思いのいい子たちだ。

俺はそれよりも……

 

「星なってからすぐに戻ってきた二人驚いたんだが」

 

「関轟の兄ちゃん、気にしたら負けやで」

 

「そうなの~気にしたらだめなの。

 女の子には、秘密が多いの~」

 

「いや、気にするだろ」

 

思わず、つっこんでしまった。

 

「おお、関轟の兄ちゃんええツッコミするな~」

 

「ツッコミをさせたのは君たちだよ!」

 

いろいろと漫才が続いてしまった。

 

「まぁ、凪も、真名を許しとるみたいやしうちの真名も教えとくわ。

 うちは季典で、真名は、真桜やよろしゅうな」

 

「沙和も教えるの~

 沙和は干禁で、真名は沙和なの、よろしくなの~」

 

「俺の真名も預けるよ、俺の真名は刃。

 よろしくね、真桜、沙和」

 

「「よろしゅうな(よろしくなの~)」」

 

「よろしく」

 

その後4人で、楽しく話しあった。

 

 

話しているとき。

 

「あぁ!!忘れとった」

 

真桜がなにか思い出したのか話を切り替えた。

 

「どうしたの真桜ちゃん?」

 

「どうしたの?じゃないやろ!

 凪に伝えることがあるから此処にきたんやろ」

 

「あぁ!!そうだったの~すっかり忘れてたの~」

 

沙和もなにかを思い出したようだ。

 

「沙和、真桜いったい何を思いだしたんだ?」

 

「村長が凪ちゃんを連れて帰るように言ってたの~」

 

「凪が行ってから賊の数が増えたからな~村長が連れて帰るよう言っとたわ」

 

「そうか……わかった。

 すぐ支度するからすこし待ってくれ」

 

凪が村に戻る準備を始めた。

 

「刃の兄ちゃんは、どないするん?」

 

「ん、俺か?」

 

「そうなの、刃さんが行ってくれるなら心強いの」

 

「ん~ん、どうしようかな……」

 

「沙和、真桜、いつでも行くことができるぞ」

 

「お!凪ちょうどいいところに」

 

「真桜どうかしたのか?」

 

「聞いてよ~刃さんが悩んでいるから、凪ちゃんに説得してもらいたいの~」

 

「刃様は今、武者修行の旅をしているんだ。

 あまり無理を言うな」

 

凪の言葉で俺は決意した。

 

「凪、沙和、真桜……ごめん」

 

「いえ、いいのです。

 これは、我々の村の問題ですから」

 

「刃さんが来なくて寂しいの~」

 

「まぁ、刃の兄ちゃん自身のことやから、かまわんで」

 

「三人とも、ありがとう」

 

さすがに話が長かったせいか外は、暗く出発は明日となった。

 

 

翌日

 

「三人ともがんばれよ」

 

俺は三人を見送っていた。

 

「刃様もがんばってください」

 

「刃さんまた服について語り合うの~」

 

「刃の兄ちゃんまた知っとる絡繰りがあったら教えてな~」

 

そして、俺もまた旅を再会する。

 

「三人ともまたな~」

 

彼女たちも歩き出した。

 

「さて………旅を再開するか……」

 

俺は歩き出した。

 

「今度は、どうしよう」

 

確か近くにバカでかい川があるみたいだし……

 

「行ってみるか一回見てみたかったし」

 

そう俺は、中国大陸2大河川の長江に向かって歩き出す。

 

 

あとがき

 

どうも、こんにちわ。

 

もといこんばんわ、次回からまた新しい話になります。

 

長江と聞いた時点で勘が鋭い人は、わかります。

 

それでは、また次回

 

 


 
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