No.206246

真・恋姫†無双  江東戦記 第8記・出会いと別れ-2

赤銅さん

半年も更新できずすいませんでした。
なんとか完結まではがんばりたいと思いますので宜しくお願いします。
誤字修正しました。

2011-03-13 18:56:41 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5037   閲覧ユーザー数:3298

「雪蓮さん! 私達の仲を認めてください!!」

 

「お願いお姉ちゃん!!」

 

「え~と……、いいわよ♪」

 

「いいわけあるか!!」 

 

 

孫呉独立の宴会が明けた次の日の朝、いつもと変わらず玉座の間に冥琳の怒り声が響いた。

しかし、今、と言うか今日は昨日の二日酔いで頭が痛いのだから余計頭に響く。

ただでさえ朝起きるきっかけも枕元で二人分の女性の叫び声で目覚めたのだから……。

 

 

「ぶ~~、何でよ冥琳!」

 

「なんでも何もまだこちらが何の事かわからないのにいきなり許可を出すな!!」

 

「何の事ってようするに

 『愛する二人の仲を認めてください。

  認めてくれないならシャオは絶望の余り長江に身を投げちゃうんだから』

 ってことでしょう?」

 

「………小蓮様の所だけいやに具体的だな」

 

「第一、私と冥琳だって同姓の娘を娶ってるじゃない」

 

「そ、それはそうだが……」

 

ああ……、劉備と孫尚香の結婚話か。

たしか史実ではもっと後だったはずだし忘れてた。

何か問題もあったはずだけどそこはこの頭痛が治ったら考えよう。

とにかく今…は、ね…む……い………。

 

 

「それにシャオが桃香と一緒になれば家族が増えるじゃない。

 もっとも蓮華と愛紗はすでに竿姉妹に「「姉様!!!・雪蓮殿!!!」」」

 

こうして話はすり替えられ、ぐだぐだのうちに小蓮は桃香の元へと嫁いだのであった。

 

 

 

 

それから数日後。

城内の東屋で雪蓮・蓮華・小蓮・冥琳・大喬・小喬それに桃香・愛紗・鈴々がそろい、一人除いてお茶をしていたのであった。

 

「それじゃあ新しい妹達にかんぱ~い!!」

 

「はぁ、もう何度目の乾杯だ雪蓮?」

 

一人酒を飲み、ご機嫌な雪蓮に冥琳は呆れた声を出した。

 

「いいじゃない、それに私には今まで〝可愛い妹〟がいなかったんだから」

 

その言葉に小蓮は怒った反応を示し、蓮華は拗ねた反応を示す。

 

「ほんと桃香みたいに性格の可愛い娘が妹でうれしいわ。

 大喬ちゃんは可愛いけど妹じゃなくて奥さんだし」

 

「「そ、そんな、可愛いだなんて。-///-」」

 

同時に照れる桃香に大喬。

その時雪蓮は心から思った。

『私の嫁と義妹がこんなに可愛いわけがない』と。

 

「それに冥琳だって妹達が増えて嬉しいでしょ?」

 

「なに?」

 

「だって冥琳は私の義姉妹で大喬の妹の小喬の伴侶。

 ということは小蓮の姉も同じだからその伴侶は妹じゃない」

 

「だとしたら長女がこれでは私の苦労は一層厳しくなりそうだ」

 

「酷いわね冥琳ったら。

 けど蓮華と愛紗はどちらが姉になるのかしら?

 やっぱり先にされた「「姉様!!!・雪蓮殿!!!」」

 

「いい加減その話は止めて下さい!!」

 

「そうです!! 大体あの晩は二人共抱きしめられただけで何も無かったと言ってるではありませんか」

 

 

あの晩、独立の宴会で酔った一刀は確かに蓮華と愛紗を自分の部屋に連れ込んだのだが。

二人を片腕づつに抱きしめてベットの倒れこむなり寝てしまったのだ。

二人も何とか抜け出そうとするのだが一刀の力が強く、おまけに自分達も飲んでいたのですぐに体力が無くなりそのまま寝入ってしまい。

結局、朝同時に目を覚まして自分達の置かれている状況に気付いて大声を出し、一刀の部屋から逃げ出したのっだった。

 

 

「まったく一刀ったら、せっかく蓮華を女にできる好機だったのに………あら?」

 

「おや? これは揃ってお茶とは楽しそうですな」

 

少し蓮華の事でがっかりした雪蓮が星の姿を捉えた。

その姿にはなにやら荷物がたくさん積まれている荷台の姿もあったが。

 

 

「わぁ~~すごいね! それどうしたの星ちゃん?」

 

「いやなに孫呉独立という事で城下にたくさんの商人が来ておりましてな。

 その中から面白そうな物を買い占めてきました」

 

「へ~~~、面白そうね私にも見せて」

 

「これは…、怪鳥の羽で出来た羽毛扇?」

 

「こっちはいくら切っても刃こぼれしない剣って書いてあるのだ」

 

「これは100年の眠りから覚ます薬とあるな」

 

などと結局皆で星の買ってきた物を楽しんでると雪蓮がある瓶を取って何かを企んだ顔をするのであった。

 

 

 

 

その頃、一刀は……。

 

 

「それじゃあ、この件はこの条件で呑んでくれるかな?」

 

「は、はい! わかりました!!」

「でしゅ!!」

 

朱里・雛里と俺・穏の四人で今後の劉備軍の進行と蜀を取ったさいの領土の話をしていた。

このまま行くといずれ桃香と蓮華の仲が悪くなるのは目に見えている。

 

そのため荊州の分配を穏が呉に有利な条件で提示し、それに俺の天の知識という無形の財を出すことで天秤のバランスをとっておく事にした。

 

「それじゃあ俺は冥琳にこの事を報告しに行くから」

 

「はい~、お疲れ様です~~」

 

さてと、冥琳はどこかな?

 

 

 

 

しばらく歩いてみると冥琳を含むたくさんの姿が見えた。

 

「お~~~い」

 

「おや、どうした北郷?」

 

俺は皆の方にむかって行き、話し合いが終わった事を告げた。

そうすると雪蓮が…、

 

「お疲れ一刀。

 まあ、お茶でも飲みなさい」

 

と俺にお茶を勧めてきたのであった。

そして丁度喉も渇いていたので俺は出されたお茶を飲み干し…、意識が遠くなった。

 

 

 

 

「どうしたの一刀?」

 

「一刀様?」

 

ついこの間あんな事があって暫く一刀を避けていた二人であったが一刀の様子が変だと気づいたら心配ですぐに近づくのであった。

 

そして……。

 

ガシッ!!

 

「!? か、一刀!!」

 

「一刀様!?」

 

この前と同じ様に二人の手を握り城内へと連れて行ってしまった。

 

 

「「「……………?」」」

 

「………なにを飲ましたんだ雪蓮?」

 

一刀の様子がおかしくなったのが雪蓮の渡したお茶を飲んでからだったので冥琳は何かを諦めた口調で尋ねた。

 

「何って媚薬?」

 

先ほど星の買ってきた物の中にあり、雪蓮が手に取った四聖獣の肝やら血などで調合されたとある媚薬だった。

そしてそれをお茶半分と媚薬半分を混ぜて一刀に飲ませたのである。

 

「さあ蓮華、しっかり大人になってきなさいね♪」

 

こうして此処には頭を抱える冥琳と小蓮・小喬。

 

一緒に連れて行かれた愛紗の事を思って嬉しさ半分、不安半分の桃香。

 

そして媚薬の入っていた瓶を手に持つ鈴々と説明書を読む大喬が残るのであった。

 

 

 

部屋に入るなり二人をベッドに投げ出しその上に一刀はのしかかるのであった。

 

「や…一刀さ…ま」

 

「んん!!?」

 

愛紗はいきなり服の上から身体を撫でられ、蓮華はキスされるのであった。

 

蓮華は無理やりのキスの中、絡まれた舌から甘い塩味を感じ、一刀の顔を見る。

そこで涙を流し離した唇からかすかに漏れる声を聞いた。

 

「ご…め…ん……。

 れん……ふぁ、あ…いしゃ。

 二人……とも、だい…すきなのにご……め…ん」

 

大好き、その言葉と涙で蓮華と愛紗は自分達も望んでいるんだと知り。

一刀を優しく抱きしめ、一刀と1つに結ばれたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「雪蓮様この媚薬、説明には30倍に薄めるよう書いてありますが大丈夫ですか?」

 

「えっ!!?」

 

 

 

このページは少しエッチィです。

苦手な方は次のページへどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪蓮のせいで暴走した一刀を止めるため立ち上がったその場に居た星以外のメンバーの話。

 

1日目・断金の姉妹丼

 

「あ…こ、こら。

 二人……がか…りは、んん、ひきょ…う…だぞ」

 

「あら♪ 冥琳ったら正面と裏口を力尽くで突破されると弱いのね♪」

 

 

2日目・二喬の姉妹丼

 

「ああ、お姉ちゃんとあいつのが同時に突いてくる~~」

 

「ふふ、小喬ちゃんたら嬉しそう♪

 一刀さんもっと深く突いてあげて下さい」

 

 

3日目・休み

 

 

4日目・新婚夫婦丼

 

「やぁ…二人でそんなに吸っても何も出ないよう~~」

 

「チュプ、はぁむ、シャオも絶対桃香様ぐらい大きくなるんだから!!」

 

 

5日目・呉王の夫婦丼

 

「や、あん。

 一刀さんのが私を深く突いて来てます」

 

「はっ…、はっ…、一刀のが大喬ちゃんを通じて私まで突いてるよう」

 

 

6日目・呉の石柱夫婦丼

 

「いいぞ、一刀は太ももを小喬はもっと足の指を綺麗にしなさい」

 

「ふぁい…、レロレロ、綺麗にしましゅ~」 

 

 

7日目・休み

 

 

8日目・桃園の三色丼

 

「にゃ~~、おまた、痛ぁいっ、のだ、ん!?」

 

「これで鈴々ちゃんも大人だね♪」

 

「ああ~、鈴々」

 

 

9日目・孫呉の三色丼

 

「ああ……、姉様やシャオの前でこんな………」

 

「ふふ♪ 蓮華ったら胸がどんどん大きくなってるわね」

 

「む~~、雪蓮姉様の胸も欲しいけどお姉ちゃんのお尻も絶対手に入れてやるんだから!!」

 

 

10日目・豪華九色丼

 

「……………む、俺…は?

 何で皆…裸で?」

 

 

 

あとがき

 

久しぶりに書いたと思ったら何を書いてるんだか……。

最後のページはギリギリOKだよね。

と不安に思っとります。

 

次回で桃香達は蜀へ向かいます。

 

そんな訳でまた次回、バイバイ。

 

 


 
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